計画

 306にはH4バルブという,1つの管の中にハイビーム用にフィラメントとロービーム用のフィラメントの2つが封入されているハロゲンランプが使われています。

h4bulb.jpgH4バルブの構造。

 HIDに交換する場合,HIDは2つの発光部を持たせることは出来ませんのでどちらかが使えなくなることを覚悟せねばなりません。

 町中で使用するのは普通はロービームですし,ロービームで光量が上がればハイビームを使用することも少なくなるはずということから,このHIDをロービーム専用として搭載することにしました。

 ただし,当然車検はパスしませんし,何かあったときにすぐに戻せる必要があるということから,元の配線には手を入れないようにしました。

 306の場合にも他と同じく,H4バルブを上向きに取り付けていますので,ロービームの時には下向きの光を遮光して上向きの光だけを出すようにする必要があります。

 また,ランプASSYそのものを加工してしまうことは,もとのH4バルブに戻せなくなってしまいますので,これも出来ればそのまま手を入れずに使用し,HIDの取り付けはH4バルブと機械的寸法を出来るだけあわせるようにしました。具体的にはH4バルブから座金を外してこれをHIDに取り付けます。この場合,幸いにしてロービームの発光位置とHIDの発光位置はほぼ同じ位置に来ます。

 あとはバラストと呼ばれる点灯回路ですが,これを格納するスペースを探して取り付けねばなりません。もちろん,それまでH4バルブがついていた電源コネクタからバラストに接続するケーブルも作成する必要もあります。


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