わくわくしながら箱から取り出し,とりあえずしげしげと見てみます。感想ですが,
・プラモデルみたいなちゃちな感じ。
・銀色の派手な塗装,しかも結構雑。
・ボタンの感触が悪い。
やばいですね。これを日本で10000円を超える値段で売るんですから,なかなか根性があります。
では,各部の説明です。
カードスロットにはコンパクトフラッシュのTypeIを入れます。正面から見て,裏返しに入れるというのが結構はまります。TypeIIは物理的に干渉するので刺さりません。AKIBA PC Hotline!によれば,仮にこの干渉をなくしても,先頃IBMが発売したマイクロドライブは使用できなかったということでした。スケベ心丸出しのみなさん,ご注意ください。
電池ブタが正面から見えるというのも言語道断ですが,これが本体からはずれてしまうというのも問題でしょう。なくしてしまいそうです。端子を溶着したえるのですが,この溶着も雑で,小学生の夏休みの工作みたいです。
LEDは緑色で,電源を入れると点滅し,再生状態で点灯に変わります。停止させるとまた点滅します。
電源スイッチは左側についていて,小さく動かしにくいスライドスイッチです。
ホールドスイッチも同様ですが,誤操作を防止するという機構を設けたことはなかなかいい線ついていると思います。
再生・停止ボタンは,普通ですね。ただ,半導体メディアらしく,ポーズと停止ボタンの区別がありません。従来の言い方をするなら,再生・ポーズボタンという感じでしょうか。
音量調整は+と-のボタンで行います。デフォルトの音が大きいので,ワンダースワンの起動のようにちょっとびっくりします。
選曲ボタンですが,一曲送りと一曲戻しだけで,押し続けることで早送り再生が出来たりという特殊再生機能はありません。
ストラップをつけるピンですが,この部分,専門用語で「ヒケ」というのがでてますね。成形技術の未熟さを感じます。