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5月の修理びより その2 PENTAX Q7と防湿庫

 お次はPENTAX Q7です。

 モードダイヤルの接点が悪くなっているみたいで,モードの切り替えが不安定です。こういう場合は分解して接点をアルコールで拭いて汚れを落とすと簡単に復帰します。

 簡単にいかないのが分解ですが,これも30分ほどで分解。モードダイヤルの接点は黒く汚れており,これをアルコールで拭いて修理はできました。

 ついでにシャッターボタンの削れも見ておきましょう。PENTAX Qのシャッターボタンは筒の内側にすれて,メッキが剥げるという問題があります。もしかしたら汚れかもしれないと,分解して拭き掃除をします。

 しかし汚れはなく,やはりメッキの剥げでした。なすすべなく組み直します。

 修理出来たら動作確認です。モードダイヤルは完全復活です。他の機能も問題ありません。

 これでPENTAX Q7も元気になりました。


 最後は防湿庫です。

 私は20年ほど前に買った,乾燥剤式の防湿庫と,10年ほど前に買ったペルチェ方式の防湿庫の2つを持っています。高価なレンズを後者の防湿庫に入れているのですが,最近どうも湿度が下がりにくくなっています。

 ペルチェは寿命があるので,いずれダメになるとはきいていましたが,さすがに10年ですから劣化も進んでいるのでしょう。

 分解して通電すると,ちゃんと冷えていますし,結露も出ています。一応機能しているのですが,その能力が低いのは事実です。予防的な意味も込めて,ペルチェ素子を交換しておく事にしました。

 外したペルチェ素子には,TES1-4902という刻印があります。この刻印をそのままamazonで検索すると,全く同じものが出てきました。20mm x 20mm,6V2A,6.5Wという小型のペルチェ素子ですが,1つ1300円ほどと思っているほど安いものではありません。

 この刻印,私は知らなかったのですが,型名というよりはスペックに由来した記号のようなものらしく,メーカーや作り方が違っても同じ刻印になるそうです。とはいえ主要なスペックは同じなわけですから,互換性はあると言えるでしょう。

 翌日に届くのがamazonの素晴らしいところ。届いたペルチェ素子に交換し,念のためパッキンも新しくして組み直して通電すると,湿度がどんどん下がります。

 これまで頑張っても36%だったものが,26%まで下がるようになりました。下げすぎもまずいので30%程度に調整して修理完了です。元通りFマウントの大三元を心して収納し一段落です。

 ペルチェ素子は10年もすると交換しないといけませんから,予備をもう1つ買っておきました。ここから20年持つ計算ですが,先に私がくたばるかも知れないなあ。

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