Nikon F100

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2009年1月 オークションで落札

2009年1月 サービスセンターで点検,異常なし

2009年1月 裏蓋,グリップのゴムをすべて交換

2009年1月 リチウム電池CR2で動くように電池ケースを改造


艦長日誌にも書きましたが,高性能一眼レフとしてD2Hに慣れてしまうと,やはりフィルムカメラも同じ機能,同じ操作系を持つものであって欲しいと思うものです。

F6は高価すぎる,F5は大きすぎる,そんな私にぴったりだったのは,F100でした。F5やF6に比べてRGB測光が出来ない点は残念ですが,それほどの差になるとは思いませんし,使いやすさと高機能のバランス,扱いやすさはそのデメリットを補って余りあります。

そんなわけで,中古の価格が暴落しているなか,オークションで落札して入手しました。アマチュアの方が使われていたようで,酷使された感じはなく,程度はなかなかよさそうです。手に入れて考えてみたのですが,やはり今のF100は底値です。これ以上安くなっても,すでにその時には程度の良いものは払拭しているでしょうから,程度の良いものを手に入れるなら今しかないと思います。

実際に使ってみると,これは抜群によいカメラです。一応中級機という位置付けにはなっていますが,当時20万円もしたカメラだけあって質感もよく,小気味良くシャッターが切れます。

この価格で購入できたことは大変に満足なのですが,この倍の価格でももっと早くに買っておけば良かったと思わせるカメラでした。

わざわざ古いカメラで1枚1枚を大事に撮影することも面白いですが,最大で36枚しかないフィルムを湯水のように使うF100も実に面白いです。私の場合,フィルムカメラは手動式の古いものを実用機としてもつかっていたわけですが,F100を手に入れたことで,古い手動式のカメラは,そのカメラを使う事を目的とする場合だけが出番になってしまいそうです。


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