電源ケーブルの作成

 次にバラストと電源をつなぐケーブルを作成します。

 306はマイナスアース車ですし,回路もマイナス側がH4バルブのコモンになっています。従ってバラストには,H4のロービームの端子をプラスに,コモンをマイナスに接続してやればいいわけです。消費電力もH4バルブよりも低いわけですし,問題はありません。

 極性が変わっていたりややこしい回路になっているなら(私が持っている資料では,イギリス仕様のためか変な回路が入っていました)リレーを入れることも考えていましたが,用意はしたものの,結局使うことがありませんでした。

 H4の端子は,こんな風なアサインになっています。

assign.jpgH4バルブを底面から見た図です。

 前述のように,バラストへの電源供給は306の配線に変更を加えずに,すぐにH4に戻せることを目標にしています。ロービームでHIDを点灯させたいわけですから,コモンがマイナスに来ていることを確認できれば,バラストへはコモンをマイナスに,ローをプラスにつないでやれば良いだけです。

 この場合,もしハイビームに切り替えてしまった場合でも,バラストに給電されなくなるだけですので,ランプが消灯します。従ってバラストの破損はありませんが,ハイビームで行われるパッシングが出来なくなってしまうことも頭に入れておくべきでしょう。

 バラストには元々電源コネクタが付いていますが,このコネクタと,先にばらして用意したH4バルブの端子部を太めの電線でつなぎます。H4の端子側はハンダ付けします。

plug.jpg

 ちょっと見にくいですが,上の図が作成した電源ケーブルの先端部です。


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