結果の良く分かる写真がなかなかとれなかったのですが,下の写真を見て下さい。

この写真は左側にHID,右側に純正のH4(フィリップス製でした)を取り付けて点灯し,その照射位置付近を撮影した物です。光軸切り替えスイッチは最低の3となっています。
右側がぼんやり黄色くなっているのに対して,左側は白く,非常に明るいものとなっています。
また,照射位置の中心も左右でほぼ同じ高さに来ています。これなら改めて光軸の調整をする必要はないでしょう。
明るさは申し分ありません。焦点付近の鋭さもすばらしいです。
色については,多くの方が言ってらっしゃるように,やはり標準搭載車のような「青い」色ではありません。比較論でしょうけど,やや黄色く見えます。
しかし,私の場合はそれほど「青」にこだわっていませんでしたし,もとのH4に比べて明らかに白くなっていますから,これでよし,大満足ということにしました。
青い色も魅力的ですが,個人的な好みもあって,もう少し白くてもいいなと思っていましたから,この結果は私には非常にうれしいものでした。
さて,試運転です。
やはり若干光が漏れている(遮光部分の漏れもそうですが,HIDの先端から強烈な光がでてます)ようで,信号待ちで前の車を照らす光が,やや上を向いているようです。この状態で遠方を照らすと,明るさも手伝ってかまるでハイビームのような気にさえなります。
これでは迷惑だろうということで,光軸切り替えスイッチのお世話になることにしました。
ステアリングの右下にあります。私がフランス車が好きなのは,こういうどうでもいいことにこだわって,へんなギミックを本気で付けてくれるところにあります。シトロエンDSも,ステアリングにあわせてヘッドランプの角度が変わりますもんね。
しかも最低のグレードに,ですよ。ドアミラーも手動なのに・・・
説明書によると0がもっとも上で,前の座席に人が乗っている程度,番号が増えるに従って下を向きます。
早速試してみると,私の場合のベストポジションは1でした。荷物の具合では2や3でもいいでしょうし,0にするとハイビームの変わりになってくれますから,H4の車にHIDを付けた人の中で,おそらく私が世界で最初にハイ/ロー切り替えを実現した人なんじゃないでしょうか(笑)。
この状態で帰省先から戻ってきました。全部で6時間ほどの運転で,点灯時間はそのうち2時間ほどでしたが,全くトラブルもなく,対向車からのパッシングもありませんでした。
点灯時の外観の美しさも特筆物で,フロントにネコ科の鋭さが増しました。ボディー色の紺のメタリックによく似合う色です。
なによりその明るさと白さで,まるで路面が昼のよう。夜の運転に不安がなくなり,楽しくなったことが最大の成果でしょう。
今は自分で手を汚さないと装着できないわけですが,HIDがもっと広く普及すれば,夜の事故が減るんではないかと,本気で思ったりしました。