魔法のトースター
- 2022/01/20 16:09
- カテゴリー:散財
新年があけてしばらくたちましたが,今年はどういう訳だかヨドバシの福袋(正しくは「夢のお年玉箱2022」だが面倒なので以後福袋)があたりました。
毎年外れるので期待していなかったのですが,毎年応募しているのがキッチン家電の夢,というものです。お値段は毎年1万円で,ヨドバシだけに最終的に損をすることはないのですが,使わないものやダブったものがあると1万円だけに笑って済ませるわけにいかなくなるのが,購入者の忠誠心を試されていると感じています。
で,てっきり1月1日に届くものだと思っていたら,なんと12月28日のクソ忙しいタイミングで届いてしまいました。ほろ酔い気分で品定めと思っていた所が,なんとまあ年末のドタバタの中で開梱することになって,お年玉気分もあったもんじゃありません。
果たして,届いたものは主に3つでした。
まず,アラジンのトースター。ここ最近某社が発売した高級トースターによって,数千円の商品に万単位のお金を出せる人が多くいることがわかり,大手を含んだたくさんの紫綬を参入があった分野ですが,アラジンもその1つでしょう。
あれこれとうんちくを語っていますが,結局トースターですので,熱源の違いはあっても機能は同じ。もっといえば美味しく出来ればそれでいいのです。
うちは,場所の関係でオーブンレンジのトースト機能を長く使っていました。これ,おそらく世界中の誰も使っていないと思うのですが,時間はかかるし裏返さないといけないし,あげくに美味しくありません。
パンを製パン機で作っているのですから,ぜひ美味しくトーストを食べたいわけですが,やっぱり場所というのは大きな壁で,なかなか買うことができていませんでした。
しかし,強制的に送りつけられれば話は別です。なんとか場所を作って設置,早速1枚目を焼いてみたところ,これがなんとまあ美味しいことか。
美味しいことはわかってましたが,それ以上にうれしかったのは短時間であること。朝の忙しいときにわずか2分でトーストが焼けるというのは,実にありがたいのです。
美味しいので食べる時間も大幅アップ。いいことずくめのトースターでした。
次に焼き肉のグリル。ファミリー用の大型のものは出すのも片付けるのも面倒で,肉が美味しく焼けるのは分かっていても,ついついガスで焼いてしまいます。
そこへこのグリルです。個人向けなので小さく,肉を焼くことに特化したものなので変な付属品もありません。試してみたところ上手く肉が焼けました。
残念なのは,丸洗いできないことです。まさか網とヒーターが一体化しているとは思わないですよね。紙で拭いて終わり,なんて,そんな汚い片付け方は許せません。
昨今,牛肉が高いので気軽に焼き肉というわけにはいきませんが,これもなかなかあたりだったと思います。
最後はちょいなべ。
もし私が独身だったらうれしかっただろうと思いますが,今の私は家族の胃袋を預かる大役を担っています。自分だけ調理して食べるなんてのは許されません。
湯沸かしケトルで料理をしたら,というコンセプトなんだろうと思いますが,私にはいまいち使い道が思いつかず,開封前に嫁さんの妹さんに所に旅立っていきました。
ということで,個人的にはトースターの強制というお年玉に大満足だったわけですが。もう欲しいものはないと思っていたキッチン家電でさえも,まだまだ入手可能だったりするんだよなと,大量消費時代の怖さを感じたのでした。