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2014年12月の記事は以下のとおりです。

久々のG-SHOESのさっと一品

 2008年に3Lの圧力鍋,WMFのパーフェクトプラスを手に入れてから6年,圧力鍋は私の良き相棒になってくれています。

 毎日使うほどではないにせよ,圧力鍋でないとできない料理もあるし,圧力鍋を使えば楽の出来る料理もあるので,手放せません。

 しかし,問題が1つ。3Lでは大きさが足りないのです。

 家族が増えた,翌日も食べるなど,作る量を増やさねばならなく鳴ったことが直接の原因ですが,じゃがいもなどを丸ごと入れる事が出来ずに,切る必要があったことも,やはり一回り大きな,深い圧力鍋が欲しいと思っていた理由です。

 ちょうど,パーフェクトプラスのパッキンや取っ手が劣化してきたこともあり,その部品を交換する時に,一緒にサイズの大きなものを検討してみました。

 すると,パーフェクトSという1ランクしたのものであれば,4.5Lのものが17000円ちょっとで買えるんですね。これは驚きでした。

 上位機種のパーフェクトプラスと比べて見ると,取っ手の材質が違うことと,付属品にスノコがつかないという点が大きいのですが,それ以外の基本性能に全く差はありません。使い方もお手入れ方法も一緒です。

 安全バルブは,2012年から日本仕様に変更されているという事で,おそらくパーフェクトプラスも変更されているのではないでしょうか。その点ではクラスによる差はほとんどないと言っていいでしょう。

 並行輸入物の可能性もあったのですが,結論からいうと,私が手に入れたものは国内正規品でした。もうこれだと何の問題もありません。

 ただし,パッキンは旧仕様のものがついてきました。現行のパッキンは形状と材質が改良され,さらに機密性が上がっています。これだけ別に買い直しても2000円ちょっとですので,私は早速部品を注文して交換しました。

 ということで,新しくついてきたレシピブックから,早速1つ作ってみたので,紹介しましょう。

 

・豚肉とごぼうの味噌煮(4人分)

[用意するもの]
 豚肩肉・・・300g
 ごぼう・・・150g(1本から1本半)
 しょうが・・・ひとかけら
 和風だし・・・300ml
 味噌・・・大さじ2
 みりん・・・大さじ2
 醤油・・・大さじ1
 酒・・・大さじ1
 砂糖・・・大さじ1


[作り方]
 1.豚肉は一口サイズに切る。肩肉ってこんなに脂がすごいとは知りませんでした。
 2.ごぼうを2cm程度の輪切りし,水にさらす。しょうがは千切り。
 3.材料を全部投入。フタをして中火で圧が上がるまで待つ。
 4.圧力が「強」になったら,5分間加圧。
 5.自然冷却が終われば,もうすぐに食べられる!

[注意]
 肩肉は脂がすごいので,間違っても汁をご飯にかけて食べたりしないこと。
 あと,和風だしは味を決める要素だが,普通にほんだしを水に溶かしてもよい。

 

 そういえば,五目豆のレシピも出ていましたが,以前ついてきたレシピとは違うものでした。新しいレシピでも作って見たのですが,これは以前の方が断然美味しかったです。

 あと,ビーフシチューを作ってみたのですが,いくらでも入るからと調子に乗ってじゃがいもを入れすぎました。水は1Lしか入れていないのに,じゃがいもがとけてしまい,1L以上の水かさになっていたのですが,おかげでシチュー味のマッシュポテトになってしまいました。何事もほどほどにしないといけません。


 大きさの違う圧力鍋を揃えたことで,いろいろ便利になることは間違いないでしょう。娘は小さいくせにごぼうが好きなのですが,圧力鍋で柔らかくしたごぼうは特に美味しいといって,食べてくれました。

 2つの圧力鍋を上手に使って,美味しく,効率よく,料理をしたいものです。

EWIデビュー

  • 2014/12/15 14:48
  • カテゴリー:散財

 何か新しい事をしたい,そういう刺激が欲しい時ってあります。しかし,迂闊に手を出すと,「やらなきゃ」という気持ちが負担になり,しんどくなるのも事実です。

 新しい事を楽しむには,2つの方法があることに気が付きます。

 1つは,すでに扱う事が出来る技術を持っている場合に,新しいものを買い,そのものが持つ面白さを堪能するもの。

 もう1つは,扱う技術も持っておらず,その習熟から始めねばならないもの。

 前者は,大人の楽しみ方ですね。経験豊富で出来る事もたくさんあるから,道具を買い換えてその違いを楽しむというやつです。自動車の買い換えなどはこれにあたるでしょうか。すでに習熟しているのですから,手に入れたらすぐに楽しめます。

 後者は子供の頃には,何をするにもこういう状態だったことを思い出します。見る物聞くものみな新しいもので,それはワクワクするものあれば,イライラしたり,がっかりしたりと,いろいろです。

 これを大人になってからやるというのは,なかなか冒険です。まとまった時間が必要で,しかもどれだけの時間がかかるか分かりません。

 久々に,そういうワクワクが欲しいと思った時に,私が選んだのが,新しい楽器の練習です。

 私は管楽器には全く手を出しておらず,知識として知っているだけで体験した事はありません。義務教育でリコーダーをやったくらいです。

 以前から,管楽器をやってみたいなと思っていましたが,高価だし音は大きいしアンサンブルをするチャンスもないしで,結局ここまで機会に恵まれませんでした。

 そんなある日,たまたまEWIが安くなっていることを知ってしまったのです。

 EWIはアカイが電子楽器をやっていた時代から作っているウインドシンセサイザーです。海外メーカーが撤退し,アカイが電子楽器を別会社に移管してからも,ヤマハと共にウインドシンセサイザーを続けています。

 かつては高価で扱いにくかったウインドシンセサイザーですが,今は音源も内蔵され,電池で動いて,軽くて扱いやすいものになっているんですね。

 EWIについては,最新のEWI5000というモデルがありますが,これはPCM音源にワイヤレス機能を持つと言うことで,専用のアナログシンセサイザー音源と一体で使う事が前提だったEWIとしては,新しい世代のものになった感があります。

 1つ前のEWI4000Sは,3000シリーズまでのアナログ音源をデジタルのモデリング音源にして内蔵したという,言ってみれば従来型EWIの最終形態と言えるものですが,どうも商品の入れ替え時期と重なっているようで,価格改定されて6万円という値段に下がっています。

 調べてみると,昨年あたり,円高の影響もあってか並行輸入物が5万円台で入ってきたことで,10万円で売っていた国内代理店がだいぶ困ったとのこと。新製品が出たタイミングで,値段を引き下げるというのは,私から見るとなんと自然で良心的なものかと思います。

 59800円という価格も安くなったなあと言う印象ですが,これがカメラ量販店だとさらに10%のポイントがつくので,実質54000円ほどです。これなら並行輸入物の値段にも十分張り合えるんじゃないでしょうか。

 ということで,しばらく悩んだのですが,結局買うなら今だろうという事で,ぽちってしまいました。土曜日の午前中に注文,日曜日の午前中に届くという感じでした。

 まだ数時間しか触っていない状態ですが,ファーストインプレッションとしては,思っていた以上に吹ける,ということでした。

 EWIの先輩方がいろいろとアドバイスを書いて下さっていますが,私も相応の覚悟をしていたのです。しかし実際には案外なんとななってしまっています。


(1)息が抜けない

 本物のサックスをやっていらっしゃる方からすれば,EWIの息の抜けなさはかなり大変らしく,マウスピースを噛んだ唇の両側に隙間を作って,ここから息を抜くというテクニックが必要となるんだそうです。

 で,ここからよだれがボトボトでるということで,これを吸い込むようなゴムバンドを取り付けたりするプレイヤーもいるという話ですが,私はどういうわけだか,最初からこれが自然に出来ていて,息が吐けずに苦しい事もなく,唇の隙間から息を適度に抜くことも出来ていて,よだれも全然出てきません。

 その代わり,マウスピースを噛んでビブラートをかけるのがちょっと難しいなあと感じています。


(2)オクターブローラー

 EWIに定番の壁として,オクターブローラーに慣れることがあります。確かに,オクターブローラーには常時触れていないといけないですし,オクターブローラーの操作無しで演奏出来る音域が狭いことを考えると,これはマスターしないといけないものです。

 とまあ,心して練習を始めて見ましたが,案外どうにかなるものです。まず基準となるオクターブにしっかり固定できるように,1オクターブ分の運指をひたすら練習。

 その後,範囲をオクターブ広げてさらに練習。この時オクターブローラーをスムーズに操作できるように繰り返し練習します。

 また,Cスケールだけではなく,FスケールとGスケールも練習し,必ずオクターブローラーを操作するようにします。

 こうしていくと,それなりに吹けるようになりました。


(3)タッチセンサ

 本物のサックスを吹く人にとっては,キーがタッチセンサ担っていることに違和感があるんだそうです。指を置くだけでONになるのですから,キーから指を放さないといけないというEWIは,確かにサックスとは違う流儀が必要になりそうです。

 しかし,これもリコーダーと比べてみれば,触っていればONになるという点で,同じなんですね。実際リコーダーの感覚だと,本当に違和感がありませんでした。

 もちろん,まだまだ速く吹くことは出来ません。しかし,タンギングとうまく同期させれば,結構楽しく吹けるものです。


(4)ピッチベンド

 実は,ピッチベンドは簡単にできるものと思っていました。キーボードでサックスやリードシンセをプレイするときに,ピッチベンドをつかって演奏することに何の抵抗も障害も感じていないし,頭の中で鳴っている音を再現するのに手が勝手に動くくらいの感じになっているので,きっとEWIでも大丈夫だろうと思ったのです。

 ところが,これが思った以上に厳しいのです。

 もちろん,その操作が難しい(ピッチベンドプレートに触れるという操作)こともありますが,一番危機的だと思ったのは,ピッチベンドをかけなくても,違和感を感じないという点です。

 その点でいえば,ビブラートもあまり必要性を感じず,どちらかというと息の強弱で変化出来る音量と音色だけを操っていれば,それで問題がないと感じてしまっているのです。

 これは,私の頭の中では,ピッチの変化が鳴っていないということです。

 ということは,私はEWIをピッチの変化する楽器,つまりサックスのようなものではなく,リコーダーのようにピッチの変化がない楽器として吹いているということです。

 これでは,進歩がありません。なんといっても,頭の中で音が鳴っておらず,違和感も感じず,本当はこうしたいのに,という目標も置けずに終わってしまいます。

 そうかといって,頭の中で出ていない音を無理に操作だけで演奏するというのは,どうしても白々しいものになりますから,私の場合練習で解決すると言うよりも,EWIの音と表現力をしっかりすり込むことから始めないといけないです。


(5)音色

 アナログモデリングということで,アナログに近いいい音が出ていると思いますが,これは先輩達が指摘しているように,音の太さはちょっと寂しいです。アンサンブルをしたら,きっとギターに負けてしまうでしょうね。

 音色リストとしては,EWI4000SWで新たに追加された音色に素晴らしいものがあります。宮﨑さんが本気で作ったという,彼の名前を冠した音色名はどれも素晴らしく,実践的です。曲名を関したあの音色もよく出来ていて,息の強弱に対する音色の変化が小さいこともあり,初学者の練習にもぴったりのような気がします。

 てな感じです。

 リコーダーと思って吹けば,1時間ほどで吹けるようになる,あとはひたすらいろいろなスケールを繰り返して練習する,そしてそれがまた結構楽しかったりするので,ちょっとした時間で随分遊べるなあというのが,印象です。

 ただし,リコーダーですから,前述のようにピッチの変化を付けて吹こうと思わないので,EWIという楽器で考えてみると,表現力不足があるように思います。これもまあ練習あるのみ,ですね。

 しかしながら,EWIの他の人の演奏を見ていると,ここまで出来ないといかんのか,とため息が出ます。まだ鍵盤で演奏した方がよほど速く演奏が出来るレベルですから,EWIの個性を発揮できるようになるまでは,やっぱり辛抱して練習かなと思います。

 そうそう,そうですよ。そもそも,その練習を楽しもうと思って買ったのに,最初からうまく演奏出来たら,つまらんじゃないですか。

野菜工場を我が家に

  • 2014/12/01 15:44
  • カテゴリー:散財

 生活環境の構築という大きなテーマには,ほぼやるべき事を終えた昨今ですが,何か1つ忘れているような気がしていました。

 水耕栽培です。

 狭い土地なので,庭になにかを植えるという事は出来ないのですが,小さい子供もいることですし,できれば種を蒔き,芽が出て,わさわさ生えてきた葉っぱを食べるという一連の流れを,長い時間軸で体験してもらうことは良いことだろうと,思っていました。

 そもそも水耕栽培は,土の代わりに水を使うものですから,太陽の光が届かないといけないわけですが,これを人工光にするにはお金がかかるため,あまり現実的ではなかったと思うのです。

 白色のLEDの登場は,まさに植物工場における人工太陽を現実にしたといってよく,その低消費電力っぷりと長寿命っぷりで,ようやく実現した世界だと言えます。

 能書きはどうでもよいのですが,数年前に引きこもり達の間でちょっとしたブームになったのが,ユーイングのGreen Farmでした。約2万円の商品ですが,早くしっかり育ち,何度も収穫できるとあって,あちこちで目にしたものです。

 これなど,考え方そのものは最新の野菜工場と同じで,養分を溶かした水をポンプで循環させ,タイマー制御でLEDの点灯と消灯を管理,風の代わりにファンを回して空気を入れ換えるなど,良く出来た機械だなと思っていました。

 ただ,ちょっと大きいというのが私の印象で,もう少し小さなものがあればいいのになと思っていました。

 そうすると見つかるものですね。Green Farmの新機種に,Cubeというのがありました。

 見た目はそう,まるであのPowerMacG4Cubeのようです。

 大きさも30cm四方あれば設置できるようですが,高さが17cmまでという事ですので,背の低い植物しか育てることが出来ません。まあそれは仕方がないでしょうね。

 タイマーは16時間固定で,ファンは回りっぱなし。ポンプはありません。しかし,定期的な水の交換なども必要がないようで,とにかく1ヶ月放置しておけば,収穫出来るというのがすごいです。

 お値段は約1万円。実際には9000円程度で手に入ります。他のモデルとも比較しましたが,割り切って使うならこれが一番と,購入しました。

 届いてすぐに行ったのは動作チェックです。

 電源を入れるとLEDが思った以上に明るく光ります。サングラスをして発光面を見ると,あれ,2箇所LEDが消えている部分があります。不良に当たったと,ここで一気にテンションが下がります。

 こういうことは一人で考えていても解決しないので,メーカーに確認することにします。あいにく土曜日ですので,サポートページのフォームから問い合わせです。きっと月曜日に返事が来るだろうと思っていたら,日曜日に来ていました。

 結構ぶしつけな感じのメールでしたが,要するにこの2箇所は,常夜灯モードで電球色に光るLEDなので,通常モードで光らないのは正常という事でした。うーん,取説に書くか,WEBに書いて置いてくれればいいのになあ。

 実は,回答が来る前にあれこれいじっているうちに,光っていなかったLEDが電球色に光ることを確認していたので,不良ではないことはなんとなくわかっていたのですが,これがはっきりしたという感じでした。

 ということで,とりあえず不良でないとわかりましたから,早速種まきです。

 説明書はとても詳しく,これで失敗する人などいないだろうと思うほど丁寧ですが,決して冗長になっているわけではありません。

 水を容器に入れ,液体肥料を投入します。いかだのような穴の開いたプレートにスポンジをねじ込み,容器の上に浮かべます。

 そして付属のバジルの種を2粒ずつ,スポンジのくぼみに蒔きます。種まきは娘にやってもらいました。

 そして本体を被せて,電源を入れておくだけです。簡単です。

 数時間後には,種が2つに割れていました。水を吸って種を保護している部分が剥がれて,種が露出したのでしょう。これで種にスイッチが入り,光のある方向を目指して芽が出るはずです。

 芽が出るまでと,芽が出てしばらくはゆっくりとした変化らしいのですが,その後グングン成長するという事なので,とても楽しみです。娘にとっても,自分の蒔いた種が芽を出し,やがて食べるようになるという体験は,すぐに意味が分からなくとも,面白いものであると感じるでしょう。

 さて,お試しキットでうまくいくのは,まあ当たり前の話です。

 私の次の目標は,やっぱりミニトマトです。

 最近は背の低い品種があるそうで,これを使えば小さいトマトがもぎたてで食べられるはず。トマトはなんだかんだで高価ですし,備蓄が難しい野菜ですから,必要な時にぱっと収穫し,それをそのまま食べるというのは,実にうまい方法です。

 なにせ相手は生き物です。焦らず楽しくやっていこうと思います。

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