野菜工場を我が家に
- 2014/12/01 15:44
- カテゴリー:散財
生活環境の構築という大きなテーマには,ほぼやるべき事を終えた昨今ですが,何か1つ忘れているような気がしていました。
水耕栽培です。
狭い土地なので,庭になにかを植えるという事は出来ないのですが,小さい子供もいることですし,できれば種を蒔き,芽が出て,わさわさ生えてきた葉っぱを食べるという一連の流れを,長い時間軸で体験してもらうことは良いことだろうと,思っていました。
そもそも水耕栽培は,土の代わりに水を使うものですから,太陽の光が届かないといけないわけですが,これを人工光にするにはお金がかかるため,あまり現実的ではなかったと思うのです。
白色のLEDの登場は,まさに植物工場における人工太陽を現実にしたといってよく,その低消費電力っぷりと長寿命っぷりで,ようやく実現した世界だと言えます。
能書きはどうでもよいのですが,数年前に引きこもり達の間でちょっとしたブームになったのが,ユーイングのGreen Farmでした。約2万円の商品ですが,早くしっかり育ち,何度も収穫できるとあって,あちこちで目にしたものです。
これなど,考え方そのものは最新の野菜工場と同じで,養分を溶かした水をポンプで循環させ,タイマー制御でLEDの点灯と消灯を管理,風の代わりにファンを回して空気を入れ換えるなど,良く出来た機械だなと思っていました。
ただ,ちょっと大きいというのが私の印象で,もう少し小さなものがあればいいのになと思っていました。
そうすると見つかるものですね。Green Farmの新機種に,Cubeというのがありました。
見た目はそう,まるであのPowerMacG4Cubeのようです。
大きさも30cm四方あれば設置できるようですが,高さが17cmまでという事ですので,背の低い植物しか育てることが出来ません。まあそれは仕方がないでしょうね。
タイマーは16時間固定で,ファンは回りっぱなし。ポンプはありません。しかし,定期的な水の交換なども必要がないようで,とにかく1ヶ月放置しておけば,収穫出来るというのがすごいです。
お値段は約1万円。実際には9000円程度で手に入ります。他のモデルとも比較しましたが,割り切って使うならこれが一番と,購入しました。
届いてすぐに行ったのは動作チェックです。
電源を入れるとLEDが思った以上に明るく光ります。サングラスをして発光面を見ると,あれ,2箇所LEDが消えている部分があります。不良に当たったと,ここで一気にテンションが下がります。
こういうことは一人で考えていても解決しないので,メーカーに確認することにします。あいにく土曜日ですので,サポートページのフォームから問い合わせです。きっと月曜日に返事が来るだろうと思っていたら,日曜日に来ていました。
結構ぶしつけな感じのメールでしたが,要するにこの2箇所は,常夜灯モードで電球色に光るLEDなので,通常モードで光らないのは正常という事でした。うーん,取説に書くか,WEBに書いて置いてくれればいいのになあ。
実は,回答が来る前にあれこれいじっているうちに,光っていなかったLEDが電球色に光ることを確認していたので,不良ではないことはなんとなくわかっていたのですが,これがはっきりしたという感じでした。
ということで,とりあえず不良でないとわかりましたから,早速種まきです。
説明書はとても詳しく,これで失敗する人などいないだろうと思うほど丁寧ですが,決して冗長になっているわけではありません。
水を容器に入れ,液体肥料を投入します。いかだのような穴の開いたプレートにスポンジをねじ込み,容器の上に浮かべます。
そして付属のバジルの種を2粒ずつ,スポンジのくぼみに蒔きます。種まきは娘にやってもらいました。
そして本体を被せて,電源を入れておくだけです。簡単です。
数時間後には,種が2つに割れていました。水を吸って種を保護している部分が剥がれて,種が露出したのでしょう。これで種にスイッチが入り,光のある方向を目指して芽が出るはずです。
芽が出るまでと,芽が出てしばらくはゆっくりとした変化らしいのですが,その後グングン成長するという事なので,とても楽しみです。娘にとっても,自分の蒔いた種が芽を出し,やがて食べるようになるという体験は,すぐに意味が分からなくとも,面白いものであると感じるでしょう。
さて,お試しキットでうまくいくのは,まあ当たり前の話です。
私の次の目標は,やっぱりミニトマトです。
最近は背の低い品種があるそうで,これを使えば小さいトマトがもぎたてで食べられるはず。トマトはなんだかんだで高価ですし,備蓄が難しい野菜ですから,必要な時にぱっと収穫し,それをそのまま食べるというのは,実にうまい方法です。
なにせ相手は生き物です。焦らず楽しくやっていこうと思います。