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2024年07月04日の記事は以下のとおりです。

CherryMX2Aの銀軸はどうかね

ということで,今度はCherryMX2Aの銀軸です。

 銀軸はスピードシルバーとも呼ばれていて,全体のストロークは赤軸とそれほど変わらないものの,接点がONになるまで(アクチュエーションポイントといいます)が浅く,それだけ早くにキーが入ります。

 だから,底まで押し込むならば赤軸と同様であって,なにも銀軸を選ぶ必要はないと言うことになるのですが,実際に文字が入力されるのは銀軸の方が早いわけで,結局の所使ってみないとわかりません。ちょっとしたタッチで入力出来ることに慣れてしまえば,その分高速でタイピング出来ることは間違いないわけで,ひょっとしたら私は新しい世界を知るかも知れません。

 一方で,少し触れただけでキーが入るというなら,正確なタイピングをしないとミスが連発するという事になります。特にJISとUSで大きさが異なるENTERキーなどは,赤軸でもミスタイプしがちですので,しっかり意識して狙って打たないとダメですし,結局投げ出してしまうかも知れません。

 てなわけで,先日買った「MAGIC-REFINER K68ワイヤレスキーボード」をCherryMX2Aの銀軸にしようと手配をしたのですが,私はここで勘違いをしました。前回買ったCherryMX2Aの赤軸が静音赤軸だったことをどういうわけだか忘れていました。

 MX2Aの銀軸が届いてから,はて同じCherryMX2Aでもこんなに感触が違うものなのか,もしかして今回の銀軸はMX2A ではなかったりするんじゃないのかとか,余計な心配をしたのですが,CherryMX2AはCherryMXよりもスムーズになったことを除き,音の大きさはそれ程変わりません。(とはいえ,その音質は全然違っています。CherryMX2Aの方がやや重たい音ですので,私はこちらの方が好みです。)

 さて,交換作業が終わり,早速CherryMX2Aの銀軸を試してみます。

 なるほど,スムーズで引っかかりがありません。CherryMXもスムーズでしたが,MX2Aはさらにスムーズですし,指先にかえってくる反応にばらつきがありません。とても整っています。

 ただ,静音赤軸のMX2Aが大変良く,違いも大きかっただけに,同じMX2Aでも銀軸はMXとの差が小さいなと言う印象です。だからといってMXでもいいという判断はないと思います。

 スコスコ入力出来る軽快感はさすがで,このあたりは安いスイッチでは味わえないでしょう。

 加えて銀軸の使い勝手の良さです。総ストロークも赤軸に比べてやや短くなっていますが,アクチュエーションポイントが0.8mmも浅いので,それだけ早くに入力が終わっているわけで,これだけ感覚的な違いを生むとは想像もしませんでした。

 ということで,今回の交換に必要だった70個の費用は送料まで入れて6000円弱。もともとが安いキーボードだったのでこれだけのお金をかけられましたが,結果なかなかよい仕上がりになったと思います。いやあ,銀軸は疲れにくいし,肩に力が入りません。これはいいですよ。

 

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