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2006年11月07日の記事は以下のとおりです。

実家の庭に居着いた猫たち

 フィルムスキャナーを手に入れて片っ端から昔のフィルムを取り込んでいるのですが,驚いたことに10年経つと退色が始まるんですね,カラーネガって。

 補正も出来るので別に慌てる必要はないのでしょうが,取り込んだ画像を見ていろいろ思い出したり懐かしんだりするのもまた楽しく,気長にぼちぼちやっています。

 私の実家は2000年に建て直しをしたので,それ以前に撮影された写真は結構貴重で,特に今はなくなっている広い庭が写っていると,いろいろ思うところがあります。

 その建て直し前の実家の庭で撮影した写真の中に,当時勝手に住み着いていた猫を撮影したものがあり,それが非常にかわいかったのでここで紹介しておきます。

ファイル 55-1.jpg

 カメラは父親のペンタックスSP(すでに私が壊してしまったもの)にSuperTakumar50mm/F1.4(放射能レンズ)にSMCTakumar200mm/F4という貧弱な機材です。

ファイル 55-2.jpg

 一般の評価は低いのですが,私個人はこのSMCTakumar200mm/F4というレンズは気に入っていて,このレンズでようやく人並みの写真を撮れるようになったと実感した記憶があり,良い印象をもっています。おそらく今回の猫の写真も,大半がこれで撮影されたものでしょう。

ファイル 55-3.jpg

 ところで,ここに写っている猫ですが,残念ながら詳しいことは覚えていません。当時うちには飼い猫がおり,そのこともあっていつのまにやら入れ替わり立ち替わり住み着くようになったのですが,居着いた時間が短かったことも手伝って,ここには出てきていない人なつこい真っ白な猫の記憶を除いては,あまり記憶に残っていません。

ファイル 55-4.jpg

 実家の猫がなくなって,不思議なことにぱったりと猫が住み着かなくなった庭は,その数年後になくなってしまいます。実家の周りではあれほどいた野良猫がすっかり姿を見せなくなり,今の子供たちは野良猫を見ることなく大人になるのではないかと,ちょっと怖い気もします。

ファイル 55-5.jpg

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