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2006年11月24日の記事は以下のとおりです。

まさかこれほど写るとは

 MZ-10ですが,テスト撮影をしました。

 結果に私は驚きました。MZ-10,確かにちゃちですが,これほどの基本性能とは。

ファイル 62-1.jpg

 これは,テスト用にと2000円で買ってきたSMC PENTAX A 80-200mmなのですが(実はAFレンズと形がそっくりで,家に帰ってよく見るとマニュアルフォーカスのレンズでした),いかにも廉価版の素人さん向けズームレンズ,という見てくれとは裏腹に,なかなかしっかり写っていると思います。

 主観的ではありますが,立体感があって,安いのに非常にまじめな写りに,期待以上のものがあります。設計や製造にどれくらいペンタックスが関わっているのか,この時期のレンズには怪しいものもありますが,それでもSMC PENTAXを名乗るレンズであるからには,一定の基準を満たし,かつ,そこに何らかの意志が込められているのでしょう。

 SuperTakumar55mmと,500円で買ってきたSMC PENTAX FA35-80mmも試してみましたが,どれも露出はばらつかず,AF精度もばっちりで,意外だった1/2000秒の正確さを考えると,うちでF70DやF3並に高性能なカメラということになってしまいそうです。

 構造的に壊れやすいというのが気になるところですが,私の知るM42時代のペンタックスの良心は,少なくとも1990年代後半までは生きているのだと分かった次第。

 ニコンとは違った方向性が垣間見え,大変に良かったと思います。いいなあ,ペンタックス。

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