腰を痛める
- 2010/03/30 14:15
- カテゴリー:どんくさいはなし
4月に引っ越しを予定しており,現在その準備に大忙しです。
そんな中,とても困った事がありました。3月21日に,腰痛を再発させてしまったことです。
若いときにぎっくり腰をやって以来,2,3年おきくらいに繰り返しては,その度に不自由な辛い生活を送っているのですが,ここしばらくなりを潜めていて,腰痛のない生活を満喫しておりました。
3月20日,ちょっとはき慣れない靴を履いて歩き回り,その結果腰に負担がかかっていたんでしょう,翌朝,寝ぼけたまま雨戸のシャッターを開けようと屈んで持ち上げると,右の腰から「ピキピキ」という嫌な音が・・・
火箸を押し当てられたような熱さと痛みを感じた私は,そのまま後ろに転がってしまいました。油断しました。
どんなもんかな,と恐る恐る起き上がろうとしますが,やはり痛くてダメ。引っ越し作業もあるし,ここで動けなくなるというのは最悪だと,焦りと痛みが私に嫌な汗をかかせます。
5分ほど横になっていたでしょうか,すこし動けるようになったので,直ちに前回腰痛になったときにお医者さんにもらった湿布薬(ミルタックス)を張り,同時にもらったベルトを巻き付けます。
腰痛で怖いのは,椎間板ヘルニアとか腰骨の骨折です。これらは不可逆なものなので,ほっとけば治るとか,そういうものではありません。お医者さんにかかっても痛み止めが基本で,手術も大きなリスクを伴います。我慢できるなら手術はしないで,痛みと付き合う方法を考えるのが最善と言われるくらいです。
私の場合,腰の筋肉あたりに衝撃が走ったので,おそらく筋肉を痛めたんだと思います。だから,時間はかかっても,いずれは治ります。そう思うと少しは気が楽になります。
そうこうしているうちに,湿布が効いてきて,腰を伸ばして歩けるようになってきました。痛み止めの効き目をこれほどありがたいと感じた事はありません。
そこそこ自由に動けるようになって,翌日は外出も出来るようになったわけですが,それもやはり痛み止めのおかげでしょう。その日の夜など,寝返りを打ったときに痛みで目が覚め,「うっ」と声を上げてしまったほどですので,やはり痛み止め問いのは重要です。
用事があって外出した3月22日,薬局へ行って痛み止めの貼り薬を探してみることにしました。もし,いいものがなければお医者さんにかかって,今効いている湿布薬と同じものをもらってくる他ありません。
薬局の棚を見ると,第一類から第三類まで区分された棚に,テレビCMでおなじみのものから,耳にしたことのないものまでいろいろ列んでいます。とにかく今回,良く効くものでなくてはいけません。
そんな中,私が買ったのは「薬剤師不在の場合は販売できません」と書かれた,なにやら完全プロ志向なストイックな文言と共に置かれていた「ボルタレンACテープ」という奴です。一応薬剤師に効くと,痛み止めとして一般に手に入るものとしてはダントツとのこと。
なかなか高価な薬なのですが,この際そんなことは言ってられません。2週間ほど使える分量を買い込んで,帰宅します。ついでに同じ成分を含むゲル剤も買っておきました。
調べて見ると,バンテリンで有名なインドメタシンが,ボルタレンの有効成分であるジクロフェナクナトリウムなど強力なお薬によって処方薬の座を追われ,市販薬に転向してヒット商品になったのも束の間で,ジクロフェナクナトリウムも市販薬として手に入るようになったのがここ数年のこと,と言う話です。
翌日から使ってみますが,サイズがやや小さかったこともあり,痛みの取れ具合は今ひとつな印象でした。しかし,ミルタックスが休日の楽な姿勢で使って良く効いたと思っていたのに対し,ボルタレンは会社で使っているわけですから,この印象はあまりあてになりません。
実際,ミルタックスを会社で使ってみても,似たような痛みは残っています。ということは,どちらも同じくらい効いているということです。
私の場合,朝が辛く,午後になるほど楽になり,夜はほとんど痛みもないような状態です。また,椅子に座っていると,立ち上がってしばらくは痛くて腰を伸ばせませんし,立ってばかりだと座ったときに痛みがあります。どうも状況の変化を嫌うようです。
そうして1週間が経過,痛みも随分取れ,日常生活に不自由しなくなってきた土曜日,調子に乗って引っ越しの荷造りをしていると・・・またやっていまいました。
少し大きな箱を,よいしょと抱えたのですが,幸い軽いものだったので別のはこの上に積もうと思ったのです。ところがその箱の上に,ガムテープとペンが置かれており,横着者の私はこれを持っていた箱で下に落とし,積んでしまおうと考えたのです。
今にして思うと,これが大失敗で,ちょっとよろけた拍子に持っていた箱の角が下の箱にぷすっと刺さり,箱をスライドさせようとひねった腰に大きな負荷がかかりました。ここでまた稲妻が走り,その場で倒れこんでしまったのでした。
重い荷物を持ったわけではなく,むしろ軽かったことが油断の原因となったのですが,治りかかっていた全く同じ場所を,もう一度悪化させてしまうと言う,悔やんでも悔やみきれない状態を引き起こしてしまいました。
1週間前に逆戻りといいますか,傷みの程度はそれ以上です。これは非常にまずいです。
そんなわけで,現在もボルタレンとミルタックスを使い分ける毎日ですが,おかげで引っ越し作業は進まないわ,悪いことに職場の席替えにも支障を来すわで,つらいところです。
自分の引っ越しは,他に誰も手伝ってくれませんから頑張るしかありませんし,荷造りの後は荷ほどきがあるわけで,あと2週間でどこまで程度を軽くできるか,不安です。
しかも,今朝,鼻をかんだら腰の左の筋肉にもいやな傷みが・・・これは本格的にまずいことになりそうな予感です。
こういうことを書くと不謹慎なのかも知れませんが,自分の体がいう事を利かない状況に悔しい思いをすると,例えばお年寄り,例えば体の不自由な方の視点を少し意識するようになります。つくづく健康であることはありがたいと思う一方で,まだまだバリアフリーな世の中にはなってないところがあるな,と気付かされます。
皆さんもお気をつけ下さい。腰は,誰でも痛めるものです。