リビングのテレビでandroid
- 2015/07/13 13:18
- カテゴリー:散財
テレビやBDプレイヤーに,ネットワーク機能やコンテンツの再生機能がつくようになって久しいです。新しい機能は,生活を便利に豊かにする物という全席前世紀の価値観で言えば,テレビがコンピュータが入り込むという予測に従い,本当はこの機能が私の生活を激変させるはずでした。
残念な事に,使い物にならず,私の生活は前世紀のままです。
ネットワークに繋がり,写真や動画をネットワーク上のストレージに入れてあるのに,これを表示出来ません。遅い,対応フォーマットではない,バグでこける,など,とにかく使えないのです。
結局,放送はテレビで,写真と動画はPCで,という棲み分けが20年も30年も続いているのです。バカバカしいったらないです。
しかし,PCをテレビにしまえばもう無敵なんじゃないかと気付いた人も当然いて,HDMI端子に直接差し込むスティックPCというのは,その最右翼といっていいでしょう。
私も,なかなか便利に使っているandroidタブレットが,そのままテレビになってくれればいいのになと思った事がありますが,ハズレが多そうなので手を出しませんでした。
しかし,テレビは1920x1080の解像度を持ち,うちの場合は自発光のプラズマディスプレイで42インチの大きさです。これで写真や動画見たら楽しいでしょう。
やっぱり,スティックPCを導入しようと,ずっと以前から考えていました。
しかしなかなか良さそうなものがなく,何ヶ月も経過しました。
使い物にならないかも知れないのに,1万円を越えられないとか,OSとしてWindowsはやっぱ慣れてないし,かといってandroidもあてにならん,そもそもハードウェアのスペックとして,これで十分なのかどうか。
わからんことだらけです。
実は,うちには,嫁さんの所有物であるAppleTVがあります。これってiOSが入ったスティックPCみたいなもんなのですが,自分で用意したコンテンツを再生する力がないために,ほとんど稼働していません。もったいないですね。
そこで,私は使い慣れたandroidで勝負です。なに,アプリを追加できれば,なんでも出来るし,最終的にはどうにかなるものです。
ということで,目標をandroidに絞り,1万円未満のものを探してみました。結果,MK809IVという,androidのスティックPCを買うことにしました。過度な期待はしていません。アプリが追加できて,動画と写真が見られればそれでいいです。
このシリーズの第4世代ということですが,Cortex-A9の1.6GHzで,クアッドコアのSoCを搭載しています。A9ですから世代は古いですが,1.6GHzでクアッドですから,まあ大したものです。
OSはAndroid4.4です。RAMは2GB,ストレージが8GBというのもやや心許ないですが,まあ大したことはしないですから,いいでしょう。LANは802.11nの2.4GHzですが,結果から言うとMIMOではなく,最大72Mbpsです。
画面付きで1万円で売っているのに,画面無しで8000円というのはおかしいと釈然としない気持ちを抑えつつ,とりあえず届いたものをセットアップです。
起動はコールドブートからだと結構かかります。起動してしまえばストレス亡く,さくさく動くのですが,これはまあ,OSがandroidだがらでしょう。
マウスやキーボードがありませんので,USBで繋ぎます。問題なく動くのですが,やっぱり有線だと使いにくいです。ここは,Bluetoothのマウス,キーボードを買うのが良さそうです。
各種アプリをガシガシ入れていくのですが,やりたいことはNASのコンテンツにアクセスし,動画なり写真を再生することです。ESファイルエクスプローラにMX動画プレイヤーを入れ,Chromeを入れればもうほとんどのコンテンツを再生可能です。
日本語の入力も,購入済みのATOKを入れて見たのですが,うまく動かずあきらめました。
こうして,一応当初の目的を達成したわけですが,使いづらいのは,やはりキーボードとマウスがUSBだからです。
そこで,小型のBluetoothのキーボードを探します。
と,いいのがありましたよ。RT-MWK02というミニキーボードです。わずか3000円です。最近はいいのがあるんですね。
これ,ちょっと大きめのリモコンサイズで,押しやすいフルキーボードに,3cm四方程度のタッチパッドまでついている優れものです。キーボードにはバックライトまで装備されています。電池はリチウムポリマーで,乾電池と違って小さく軽く,LA音源薄く出来るのがありがたいです。
非常に好印象なインプットデバイスですが,慣れてしまうまで使いづらくとも,慣れてしまえばとても快適です。MX動画プレイヤーは,スペースキーが再生/一時停止ボタンに割り当てられていますし,その他のマルチメディアキーのたぐいも,ちゃんと正しい機能にアサインされています。これは便利です。
ただ,レーザーポインタだけはいただけません。スイッチが横についているので,ぱっと手に取ったときにふいに押してしまい,人に向けて光ってしまうことがあります。私は,シールを貼って塞ぎました。
このミニキーボードを買った理由はもう1つあって,それはスタンバイの復帰がBluetooth経由なら確実に出来たという,どっかのレビューを読んだからです。
本体には電源ボタンはなく,このあたりがタブレットやスマホと違う所なわけですが,画面の電源ボタンのアイコンをクリックし,ここからスタンバイに入ることは出来ても,復帰することが出来ないのです。
正確に言えば,復帰しないわけではないのですが,どうしたら復帰するかわからず,キーボードなりマウスなりを適当にガチャガチャいじっているうちに,勝手に復帰しているという感じなのです。
ずっと電源を入れっぱなしにするというのもありですが,発熱がそれなりにあり,ゆえに消費電力も無視できるレベルではないだろうと考えると,やぱりスタンバイに入れておきたいところです。電源を切るという手もありますが,前述のように電源ボタンがないので,ACアダプタを引っこ抜くという荒技しかありません。
Bluetoothなら,復帰は確実というのですから,試して見ようということになったわけですが,結果を先に書くと,やっぱり復帰はすんなりいきません。気が付いたら復帰している感じです。
しかも,ミニキーボードの電源を本体がスタンバイ中に切ってしまうと,次にミニキーボードの電源を入れても本体とは切断されたままになるようで,どうやってもスタンバイからの復帰はしてくれません。
てなわけで,どうせこれを使うのは週末だけでしょうから,平日は電源を切り,週末の2日間は電源を入れっぱなしにするという,なんとも鈍くさい方法で逃げ切ることにします。
総じて面白いオモチャであるし,対応フォーマットや使い勝手などは本体の作り込みよりもアプリのでき次第ですから,そこは使い慣れたandroidの世界なので,特に不満もありません。
しかし,先の電源ボタンがないことや,スタンバイからの復帰のことなど,中華製ならではのツメの甘さがここ一番にきいてきます。こういう部分で寛容にならねば,この手の製品の面白さに気が付く前にあきらめてしまうかも知れません。
当初の目的であった画像と動画以外にも,天気予報や地図,交通情報も大きなテレビで確認出来る面白さにも気が付いて,とりあえず,買い物は合格としましょう。