MacBookPro(Late2016)15inch TouchBar,買った!
- 2016/11/22 09:00
- カテゴリー:散財
MacBookPro,届きました。そう,先日発売になったばかりの,TouchBar搭載の15インチモデルです。色はスペースグレイにしました。
スペックは,
2.6GHz Quad-core Intel Core i7
16GB 2133MHz LPDDR3 SDRAM
Radeon Pro 450 with 2GB VRAM
256GB PCIe-based SSD
Four Thunderbolt 3 ports
です。まあ要するに,上下2つのランクがある15インチのTouchBarモデルのうち,階の安い方を選んだという事です。
しかも,見ておわかりのように,キーボード以外はすべて標準構成です。私はどうも最近,自分であれこれとカスタマイズをすることを避けるようになりまして,時間も手間もお金もかかるわ,それでもトラブルは発生するし,今きちんと動いていても次のアップデートでどうなるかわからん,という苦労を相殺するほどのメリットが,もう見つからなくなってしまいました。
CPU性能だってグラフィック性能だって,私が重視するバスの速さだって,このスペックであれば十分すぎるでしょう。それになんといっても,プロの期待に応えるMacBookProです。
ただし,キーボードだけは,長く使い慣れているUSキーボードにしたいと思いました。基本的にBTOであり,注文時のカスタマイズ対応なのですが,一部のお店には店頭在庫を持っている場合もあるくらい,普通のカスタマイズです。ですが,いつも手に入るとは限りませんし,どっちかというとカスタマイズが必要ということを言い訳にして,安い店を探したり買う時期を慎重に吟味することを避けAppleStoreで買ったといってもいいでしょう。
話は逸れますが,分解記事でも分かるように,今回のMacBookProはユーザーによる拡張やカスタマイズが出来ないようなハードウェアになっています。メインメモリもSSDもマザーボードに直づけですし,キーボードだって交換するには上ケースごとごっそり交換になります。
ExpressCardは随分昔からなくなっていて,内部バスがそのまま外に出てくることはくなっていますし,その代わりThunderbolt3が4つ用意されています。つまり,基礎的な体力は買った時のまま固定されるので,買うときに失敗出来ないという事です。
こういう傾向は私がMacBookAirを買った時にも感じた事ですが,
よく知られているようにMacBookProは長い間基本的なアーキテクチャが変更されないまま販売されてきました。確かにPCは進化が遅くなり,マーケットも小さくなったのですが,それはコンテンツを消費するスマートフォンやタブレットの普及のためであると言えて,コンテンツを創る道具としてのPCへの期待はこれまで通りか,それ以上のものがきちんとあります。
コンテンツを創る人の多くはプロであり,収入を得る手段としてPCを使う人であり,それは趣味の道具ではなく生活を支える道具です。経済的にも創造的にもそれは妥協が許されないものです。
にも関わらず,MacBookProのユーザーは妥協を強いられてきたと言って良いでしょう。もちろん,彼らの期待を支えるだけの底力は一世代前のモデルでもあったという評価が高いですし,私の目で見て,今回のMacBookProでも最先端の創造に耐えうるだけの強烈なパワーを持っているとは思いません。
ですが,Macがクリエイターの道具であり,その中でも特にクリエイターが望むプロモデルの進化が止まっていたことに,私は大変不満でした。お金になるiPhoneに集中するのは結構だが,そのiPhoneのユーザーが楽しんでいるコンテンツの多くはMacで作られていることをもっと大事にして欲しいと,そう思っていたわけです。
とまあ,偉そうなことを書いていますが,私は趣味でMacBookProを使っている気楽な人です。私の歴代のMacは,これまでにただの1円も生み出さなかったですし,またその徹底した割り切りが,私のMacとの付き合い方です。
ただ,大昔にも書いたことですが,本質的にコンピュータが人間の創造性をアシストするものであるならば,コンピュータの性能不足によって創造性にブレーキをかけるようなことがあれば,その段階で存在の全否定になります。
作品がお金になるかならないかは別のドメインの話で,アマチュアだろうがプロだろうが,自分の作業をよりスマートに,より創造的にやりたいと思うのは共通ですから,そのための道具としてMacBookProには常に最強であって欲しいし,そうしたアピールをメーカーであるAppleには続けて欲しいと思っています。
閑話休題。新しいMacBookProの話ですね。
発表になったのが日本時間の10月28日深夜です。私は今年の春に,今使っているMacBookProのメモリが壊れてしまい,少ないメモリ容量で運用を続けることになった時に,買い換えを決めました。予算も確保し,その価格からはみ出さない限りは機械的に買うと決めていました。
問題はいつ買うかだったのですが,欲しい時が買い時を座右の銘にする私も,モデルチェンジが確実視されているモデルを待たずに買うという冒険までは出来ません。
すぐに買えばたまりにたまったD800のRAWデータを効率よく処理できると思いますし,あらゆる作業が楽しくなるだろうと思いますが,最新のOSが無料で配布されるMacでは,アップデート対象機種から外れるかどうかが新しいユーザー体験を逃すかどうかを決める要素ですから,出来るだけ最新の,特に基本アーキテクチャが大きく変わるなら変わった後のモデルを手に入れないと,Macの進化についていけません。
私がこれまで使っていたMacBookProは2008年のモデルですが,先日のSierra(10.12)で対象機種から外れました。これが買い換えの大きな動機になりました。USB3.0の未サポート,メモリ不足,Lightroomの動作にストレスがあるという実害と共に,OS面からも旧世代になったというこのタイミングはそんなに悪くはありません。
ということで,最新アーキテクチャ,15インチ,予算25万円である程度の枠を決めましたが,この範囲内なら何も考えずに発注するとして,発表された朝にAppleStoreに注文をしました。
11月17日から11月24日に届く予定というメールが届き,実際に届いたのは19日でした。出荷は16日だったので17日にはとどくじゃないかと喜んでいたところ,まさか上海から発送されていて,それで19日になるとは思ってませんでした。
届く前に事前に準備したものがあり,それがUSB Type-Cコネクタ関係です。新しいMacBookProでは,電源コネクタさえもType-Cコネクタに統合されてしまいました。本体から出ているコネクタはこのType-Cコネクタが4つと,後はヘッドホンジャックだけという潔さです。
個人的にはこのすっきり感は歓迎なのですが,実用上の問題としてうちにはType-Cの周辺機器が1つもありませんから,とりあえず変換ケーブルを用意するしかありません。
とりあえず必要なものは,Type-Aのコネクタで出てくるUSB,外付けHDD様のFIreWire800,GbitEtherです。とりあえずこれだけあれば即稼働させることが出来ます。
まずType-CとType-Aの変換ですが,Appleが年内の緊急値下げを行った関係で品薄になっているようで,私もあわてて渋谷のAppleStoreに買いに行きました。
FireWire800についてはちょっと厳しいです。Thundebolt2からFiewWire800にする変換コネクタはAppleから用意されているのですが,あいにくThunderbolt2とThunderbolt3は物理形状に違いがあり,そのままではささりません。
そこでMiniDisplayPortと同じ形のThunderbolt2を,Type-Cと同じ形のThunderbole3に変換するケーブルを間に挟んで,FiewWire800に変換します。ここに一番お金がかかった感じです・・・
はっきりいって,FireWireはもう終わった規格です。最大で800MbpsではUSB3.1に足下にも及びませんし,Thunderbolt3とも全く勝負になりません。
かつてはUSB2.0に比べてオーバーヘッドも小さく,高速で信頼性も高いストレージ用のインターフェースとして重宝しましたが,すでに生みの親であるAppleでさえもFireWireのサポートを切っていますので,こんなものに投資をするのは無駄だと思います。
ただ,今私がとても大切にしてあるデータがFiewWire800のケースに入っていることと,ひょっとしたら古いマシンからの移行にFireWireがあった方が楽かもしれないと思ったのがあります。
GbitEtherは,きっと純正品があるものだと思っていましたが,ないんですね。Thunderbolt2と100MのEtherはあるんですが,Thnderbolt3とGbitというのは,Belkinのものを推奨しています。とはいえこれは在庫がありません。
仕方がないので,ヨドバシで色が黒のものを買いました。形状は全く同じですが,本当にAppleストアで売られているものと同じ動作をするかどうかはわかりません。信頼性を求めるが故にわざわざ有線でネットワークに繋げるんですから,不安定な動作しかしないというのは困ります。
とまあ,これだけ準備をして届くのを待っていたわけです。
長くなってしまったので,インプレッションは次回に続く。