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2022年10月12日の記事は以下のとおりです。

SuperSerialCardの問題,完結

 9月末に頼んでいたRockwell製のR6551が昨日無事に届きました。

 Aliexpressは最近早くて,安い代わりに1ヶ月という話が変わりつつあるなと思います。

 届いたR6551は92年製,なんと足のフォーミングも行っていない新品が届きました。いやいや,リマークした偽物の可能性もありますし,実際に動かして見るまで安心出来ません。

 早速自作のSuperSerialCardに取り付けてAppleIIを起動します。USB-シリアルケーブルを繋いだMacに繋いでADTProを起動して,Sppdibootを使ってProDOSとADTProクライアントを転送します。

 今さら詳しい説明で恐縮なのですが,SppedibootではProDOSが2段階,ADTProが1段階の合計3つの段階を経て起動します。一番最初は小さいローダーをモニタから16進のコードをキャラクタベースで転送し起動,以後はProDOSとADTProを119200bpsでバイナリ転送します。

 最初のローダーはW65C51でも問題はなかったのですが,そこからが全く動作しませんでした。しかしR6551にすると嘘のようにさくっと転送が始まります。これまでの検討でわかってはいましたが,実際に自分の自作のカードで動いているのを見ていると,これまでの苦労はなんだったのかと,うれしいと言うよりがっかりしました。

 結論として,ADTProはW65C51では動かないことが確定しました。

 ソースコードを面倒くさがらずにもっと早くに見ていれば,W65C51を予備も含めて2つも買うんじゃなかった,どうしてALiexpressでR6551を最初に探してみなかったのか,といろいろ後悔するわけですが,まあそれも済んでしまった事です。

 すでにADTProはUthernetIIを使ったEthernetでの運用が定着していますし,速度的にもシリアル接続のメリットはありません。純正SuperSerialCardIIと自作品の2つのシリアルカードを持つ事になってしまいましたが,その必要性は随分下がってしまいました。

 技術的に面白いチャレンジとなるのは,やはりADTProを修正してW65C51でも動くようにすることだと思いますが,以前書いたようにビルド環境の構築も大変ですし,すでにR6551を手に入れた今となっては動機もありません。なので,これはもうやめておきます。

 さて,6月下旬から3ヶ月もかかってしまったSuperSerialCardの自作プロジェクト,ここに完結しました。オークションでうっかり純正品を買い逃したことに端を発したものでしたが,W65C51の非互換を確かめるために結局純正品を買うことになってしまったりしましたし,お金も時間も随分かかってしまいました。

 しかもADTProを使うという当初の目的はUthernetIIで完遂できているので,技術的な納得感を得ただけのプロジェクトとなってしまいました。それが得がたい経験であることは分かっていますが,どちらかというと最初にSuperSerialCardを買い逃すことがなければおそらくスムーズに事が運んだと思いますので,なかなか上手くいかないものだなあと思います。

 

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