エントリー

2024年10月22日の記事は以下のとおりです。

そういや前輪のあたりってなにもやってないんちゃう?

 20年以上も前のプジョーブランドの自転車COM70Mをまた乗れることが出来るようにしたプロジェクト,これで終わりかと思っていたのですが,最後にもう1つだけ残っていた作業を行いました。

 ハンドルがついている前輪の上の部分をヘッドセットと言うそうですが,この部分の分解とグリスアップです。

 20年も経過している自転車ですから,どう考えてもグリスは抜けているでしょう。グリスアップは必須なのですが,修理や交換が必要ない部分だったのであまり意識していませんでした。

 交換する部品はありませんので,分解と組み立てだけの作業です。

 COM70Mはママチャリベースのクロスバイクですし,古いですから現在の規格や標準にしたがっていない箇所も多いです。ヘッドセットまわりもそうで,基本はママチャリのそれです。こういうものを,ネジ付き(またはスレッド)ヘッドセットというそうです。

 まずハンドルバーを外し,続けてハンドルステムを抜きます。ここから先は初めての作業ですが,次に大きい袋ナットをはずして,ブレーキのアウター受け,ワッシャーを抜きます。すると上玉押しを緩めることができるので,左回りで緩めて抜きます。

 するとベアリングが出てきますが,私の場合リテーナーが使われていたので玉が転がり出ることはありませんでした。黒いシールを外すといよいよ上ワンが出てきました。

 ここまで来ると,フロントフォークが抜けます。初めてフロントフォークを外しますが,とうとうこんな面倒な事まで自分でやるようになったのかと,感動するやら呆れるやら。

 フロントフォークを抜いたら下側の軸受の分解です。フレームに圧入されているのが下ワンです。次にリテーナー月のベアリング,そしてシールのついている下玉押しです。

 それぞれ古いグリスを拭って清掃,と行きたいところですが,もはや古いグリスは全く残っておらず,そこにあるのは黒い汚れだけです。これは危なかったです。幸いグリス切れによるキズもほとんどなく,これ以上は致命傷になったかもしれません。

 早速クリーナーで清掃し,グリスをたっぷり塗って組み立てます。ただ,しっかり覚えて順番に並べてあったのですが,組み立てる時に順番や裏表に自信がなくなり,なんどか組み直す羽目になりました。こんなこと,写真を1枚とっけおけば解決したはずなのに,こういうところで手を抜くから時間も手間もかかるし間違いにも気が付かなくなるのですよ。アホですね。

 予定していた時間の倍を浪費して,ようやく組み上がりました。上玉押しの絞め具合が重要で,ゴリゴリ感がないように,かつグラグラしないように,手でそっとゆっくり締めて,少しでも抵抗を感じたところで固定するといい感じで調整出来ました。

 あとはハンドルステムとハンドルバーを取り付けて完成です。試走しても違いはわかりませんが,安心感が違います。やって良かったです。

 安心感と言えば,今回COM70Mをほぼ全部バラしました。部品の交換もやりましたし,点検も主だったところは全部やりました。その結果,シャキッと走れるようになりましたし,安心感も出てきました。

 1つ1つは小さい変化でしょうが,これがいくつも重なると大きな変化になってきます。その結果が体感できるほどの快適性なんだろうと思います。

 実際,以前なら5kmも走れば息が切れていたのに,今はいくらでも走れそうなほど疲れ知らずで快適に走れます。特にペダル,ギア比の影響は大きくて,力が効率よく使われている感じです。そして気楽になるため,体を起こした姿勢です。

 速度は出ませんが,長時間街乗りをするには楽な姿勢に広い視野が必要で,これだけでも随分快適になるものです。ハンドルバーは特に強く合う合わないがあると思うので,デザインや格好の良し悪しに左右されるのではなく,我慢せず楽な物を選ぶのがいいと思いました。

 これで本当にCOM70Mのレストアは終わりです。もうすることがないのか,寂しいなあと思いきや,次の自転車の改造に乗り出すことにしました。次号にて!

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

2024年10月

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着画像

過去ログ

Feed