壊れたMacのACアダプタを買う
- 2014/02/17 13:32
- カテゴリー:散財
2008年6月に購入した,私のMacBookPro。Ealry2008と呼ばれ,ユニボディになる前の最終モデルに該当するこのマシンは,購入から5年半を経過した現在でも主力機として,私の日常を支えています。
バッテリーが取り外せるという事は,取り外せる機構がなければ駆動時間の短さや電池の寿命そのものが尽きることが問題なんだという裏返しで,すなわちこのMacBookProの弱点を物語っているといえるわけですが,その後出たモデルが電池をはめ殺しにした構造になっても,特にそれが大きな問題を起こしていたり,不評を買っていたりしないことを考えると,当時は交換が出来ない事を疑問視する声が大きかった事を考えると,アップルはちゃんと技術的な裏付けを行っていたんだなと,感心します。
電池交換可能,光学ドライブ,アイソレーションタイプではない旧式のキーボード,FireWire400/800を標準搭載,ExpressCardスロットがある,MagSafe,などなど,やはり古いマシンなんだなと思う一方で,それらレガシーなものを便利に使っている私などは,最新のマシンに移行するのがためらわれてしまいます。
6年近くも使っていますが,OSは幸い最新になりますし,それなりの処理能力があるので,快適とは言えなくても,ちゃんと私の期待に応えてくれる,頼もしいやつです。
いつものように,ちょっと重たい処理を続けていた私は,ふと画面上の電池残量表示が50%近くになっていることに気が付きました。ACアダプタで使っているのに,電池が減るとはこれいかに。
おかしいと思ってMagSafeを見ると,ランプが緑にもオレンジにもなっていません。消灯しています。一度抜いてもう一度刺しますが,状況は変わらず。Mac本体はACアダプタが挿されていない状態となっているようです。
ACアダプタが動いていないと言うことですから,AC100Vを確認しますが,これも問題なし。代わりにMacBookAirのACアダプタを刺してみると,ちゃんと動きます。
ということで,とにかくACアダプタ自身が壊れたことだけはわかりました。そうこうしているうちにどんどん電池が減ってしまって困るので,嫁さんのMacBookのACアダプタを借りてきて,これでしばらく使う事にします。
MacBookPro付属のACアダプタは85W。MacBook付属のものは60Wで,Air付属のものは45Wです。うちにはこの3つがあるわけですが,さすがに45Wでは充電は出来ず,本体の動作が精一杯です。60Wなら処理の軽いときに充電をちょっとずつ行うようで,充電完了までに5時間以上もかかると出ています。
6年近く前とはいえ,メモリは6GB,SSDに入れ替えてあるMacですから,まだまだ使うつもりです。ACアダプタが壊れたくらいでマシンを買い換えるのは,あまりに早計です。そこでACアダプタを買い直すことにします。
事情通の方なら,そのアダプタはリコールかかってるよ,と親切に耳打ちしてくれるかも知れません。確かにMagSafeはコネクタの根元の設計が悪く,ねじれると網線が露出してショートすることから,無償で交換される場合があります。
私も一瞬考えましたが,私のACアダプタを見るとねじれた様子も網線が露出している様子もなく,とても綺麗です。しかもこの交換プログラムは日本では結局アナウンスされなかったようですし,アメリカでも2012年頃に終わっているそうです。
そもそも,大電力を扱っていた電子機器が5年以上も動き続けていたわけですから,さすがにこれをメーカーの責任にするのは気が引けます。
交換の交渉はアップルストアに出向く必要がありますし,急いでいたこともあって,今回は新しいものをさっさと買うことにしました。
純正品は7800円です。高いですね。以前,PowerBookで安価な互換品が出回っていたことを思い出し,amazonを探してみます。
有名なメーカーの互換品は全然見つかりませんが,ノーブランドのものが2000円台で買えたりするようです。
レビューを見ていると,すぐに壊れた,煙が出たなど,散々な評判です。いかに安いとはいえ,こんなものに手を出したら火事を出してしまいます。
4000円くらいで有名メーカーの互換品があったらいいなと思っていた私は,価格と信頼性の大きな開きに,めまいを起こしていました。
調べてみると,MagSafeの仕様が公開されなかったため,有名メーカーは互換品を投入出来なかったそうで,純正品かアングラ品の二者択一という困った状況になっているようなのです。困りました。
もうこの際新しいMacを買うかなーとつぶやくと,嫁さんが鬼の形相で「またそういう極論を」と言いながら,私を睨んでいます。新マシン導入計画はわずか数秒で頓挫しました。
仕方がありません。根気よくもう少し調べてみます。
amazonを見ていると,5000円台の商品が時々目に付きます。正規品ではないのですが,互換品というわけでもないという微妙な商品です。いわく,純正のバルク品だと。
ものが純正品なら別にどんなものでも構わないのですが,本来出回らない形でなぜ純正品が出てくるのかちょっと不安を感じつつ,3000円近く安いという現実に目が眩み,アップル純正という触れ込みの商品をポチりました。
しかしながら,amazonのレビューは,特にマーケットプレイスの場合には,複数の業者が1つにまとめられているので,どの業者のレビューなのかわからない仕組みになっているんですね。まともな業者はとばっちりを受けるだろうし,そうでない業者は労せず良い評判を得られることになるので,我々利用者も気をつけないといけません。
最初にお願いした業者は海外からの発送という事で,納期が2週間近くもかかってしまうことから,申し訳ないけどキャンセルさせてもらい,国内発送の業者に再度お願いすることにしました。
途中で祝日を挟んだことと,違う住所に配達されるという事件のせいで受け取りが遅くなりましたが,なんとか入手しました。
開けてみれば,間違いなく純正品です。ドキドキしました。もしパチモンが入っていたら,泣くに泣けません。
当然,普通に使えます。充電もばっちり,システムプロファイラーによる診断でも,ちゃんと85Wの純正品として認識されています。発熱や発煙もなく,なんら問題なく使えています。
価格は送料込みで5200円でした。これも少し前なら5000円未満だったらしいですが,ここのところの円安傾向で,値上がりしたんでしょう。こうしてジワジワと物価が上がっていく感じがこわいです。
毎日酷使していますが,1週間ほど経過した現在のところ,なんら問題はありません。もうしばらくこのMacを使い続けることになりそうです。