MR730ccにMFP6000が使えた
- 2016/06/28 14:45
- カテゴリー:散財
離乳食作りの負担を減らしてあげようと,嫁さんにプレゼントしたブラウンのブレンダー「マルチクイックMR730cc」は,夕食を毎日作る事になった私にとって,大変便利な調理家電になりました。
なんといってもコードレス。たかがコードを差し込むだけの手間を惜しんで・・・というなかれ。濡れたり汚れた手でACコードを差し込むのはなかなか手間ですし,危険です。調理家電こそコードレスにすべき物だとつくづく思います。
MR730ccはブレンダーですので,先端がベルのように広がった部分に高速回転するカッターが付いている状態が標準ですが,そこはさすがにブラウンだけあって,アタッチメントを交換することで,様々な調理が可能です。
2013年に購入した際には,小型のチョッパーでみじん切り,それと卵などの垣間関が付いてきました。これだけでも随分楽ができそうなものですが,実はこのチョッパーが今ひとつでした。
大きさがやや小さいことで,多い場合には2回に分けないといけないです。また,切れ味もあまり良くないのか,均等にみじん切りが出来ません。大根おろしは綺麗に出来ますが,玉葱やにんじんは厳しいです。
それに,フードプロセッサーとは違うので,千切りやスライスは出来ません。こうした手間のかかる調理こそ,機械でやると早いんですよね。
で,いろいろ調べて見たところ,他の機種に付属しているフードプロセッサーアタッチメントが,MR730ccにも使えそうなことがわかりました。機種名はMFP6000と言います。
かなり高価で,本体よりも高いとはこれいかに,という感じではあるのですが,調理家電にとって収納を含む場所の問題というのはお金以上の深刻さであり,いくら楽が出来るからと行って安価な専用機を買い増しするほど,うちは広くありません。
それに,アタッチメントで機能拡張なんて,男の子はもうワクワクですよ。
そんなわけで,約13000円とちょっと高かったのですが,便利になることを期待して買いました。心配なのは,本当にMR730ccに使えるのかどうかです。構造的に勘合するかもそうですが,実はMR730ccにはスピードコントロールがありませんので,低速回転で使うことが前提なら,まともに使えないと言うことになります。
それに,MFP6000を付属する機種というのはパワーのあるAC駆動モデルです。コードレスだとパワー不足で,途中で止まるなどの問題があるかもしれません。
さて,届いたMFP6000は,いかにも部品扱いという感じの無地の箱に入ってきました。想像以上に大きなバスケットがあり,またよく切れそうなカッターが4枚ついてきます。どれも片付けが面倒な印象です。
取説も簡単なコピーが1枚付いてくるだけですので,初めて使う人には難しいかも知れません。過度な親切を期待するとがっかりしますので,そこは気をつけないといけません。
カッターは4種類ついていて,千切りの大と小,スライスの大と小があります。これをローターにはめ込んで使うのですが,これ以外にチョッパーもついていて,みじん切りに使うようです。このチョッパーの刃がとても鋭利で,MR730ccの付属の物とは一味違う感じです。
早速試してみましょう。私はにんじんの千切りが苦手なので,これが手早く安全に出来ると革命的です。
千切りの大をセットし,にんじんを適当な大きさに切り,投入口に突っ込みます。MR730ccのスイッチを押して,上から棒で押し込みます。もうちょっと回転速度が遅いと綺麗に切れると思うのですが,トルクは思った以上にあり,にんじんを突っ込んでも全くへこたれません。ものの数秒で1本のにんじんが,5mmくらいの太さになりました。
これをわずかな塩でもみ,オリーブオイルでさっと炒めると一品完成。「うまい」「じゃがいものような香ばしさがする」「どんどん食べられる」と,絶賛です。
確かに,ほくほくとした香ばしさはにんじんではないような香ばしさです。これはかなり美味しいです。包丁で千切りにしたときとは明らかに味が違うのですが,これだけ違うなら,調理方法をその都度選択する必要さえあるでしょう。
実際に,後日作った春巻でにんじんの千切りをしましたが,包丁で作った千切りと違い,無理にこそげてカットしている関係から,断面はザラザラしており,ねじれています。そのせいか水がたくさん出てしまい,具材がオレンジ色に染まり,皮から染み出してしまいました。またほくほくの食感と香ばしさが勝ってしまい,春巻の味のバランスが完全に崩れてしまいました。これは,手間がかかっても包丁で切らないとダメです。
にんじんはスライスもやってみましたが,これも美味しく食べられました。キャベツはスライサーを使って千切りを試みましたが,これは3cmくらいの長さのみじん切りに近い物になってしまいましたが,味は悪くありません。
フードプロセッサーは準備と片付けに手間がかかるので,これを固定費と考えると,損益分岐点は案外手軽ではなく,にんじんなら最低1本,キャベツでも半玉,キュウリなら2本という所が,使って便利になる分量じゃないかと思います。
片付けは,ローターとカッターだけを食洗機で洗っています。バスケットは大きすぎて洗えません。でも,カッターだけでも食洗機で洗えると全然楽ですし安全です。
ということで,MFP6000は,思った以上に使えます。MR730ccでも問題なく使えますし,MR730ccの能力を大きく拡大します。
意外だったのは,包丁の代わりというのではなく,フードプロセッサーだからこその味が得られることです。省力化ではなく味で調理家電を選ぶ事になるとは,思ってもみませんでした。
片付け場所の確保は確かに大変でしたが,それさえなんとかなれば,これは確かにいいです。ブレンダーとフードプロセッサーを別々に買うよりずっといいですし,なによりコードレスです。フードプロセッサーでコードレスなんてのは,そんなに選択肢があるわけではないと思います。
調理家電にまだまだ抵抗のある人は多いと思います。手間がかかる,面倒,自分でやった方が早いなどなど。でも,世の中確実に進歩しています。便利な物はどんどん使って,楽をしながら美味しくご飯を食べましょう。