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2025年11月05日の記事は以下のとおりです。

MacBook Air 2025 M4に買い換えました

  • 2025/11/05 15:32
  • カテゴリー:散財

 これまで使っていたMacBook Airは2020年発売のM1で,発売と同時に注文し12月から使い始めました。13インチで8MB/256GBの一番安いモデルだったのですが,まだ円高だったこともあり,10万円ちょっとで買えたことが今となっては信じられません。

 今回買ったのも13インチのMacBook Airですが,M4搭載の現行機種で16MB/512GBですので,GPUも10コアとなりますが,お値段は194800円と一声20万円にもなります。

 買い換えた直接の理由は,音楽制作環境を整えるなかでストレージが一杯になってしまったことですが,今このタイミングで買い換えないと古いMacBook Airの買い取り金額が二束三文になるだろうという焦りもありました。

 AppleM1という素性の分からない謎のCPUの将来性を盲目的に信じ,発表と同時にMacBook Air2020を買って5年が経ちました。

 CPUの変更という大きなリスクに私は賭けたわけですが,想像を遙かに超えた性能の高さに当時驚きましたし,5年を経てほとんどのソフトがAppleSiliconネイティブになりました。

 そしてこの5年間,ちょうどコロナ禍にあり家にいる時間が長くなった毎日を,共に過ごしてくれた頼もしい相棒でした。まさに一緒に駆け抜けた感じです。感謝しかありません。

 発売と同時に買った私は,いわば評判が定まる前の人柱です。しかし結果は大成功で,5年経過した今もパワー不足を感じません。この使い心地のマシンを10万円で買うことは円安の進んだ今やあり得ず,使い潰すのが一番良い選択肢ではないかとも思っていました。

 ただ,バッテリーの性能は否応なく低下しますし,ストレージも換装できませんから,どこかで必ず限界が来ます。5年はマシン買い換えの目途でもありますし,今後値段が下がることも難しいだろうという事で,M4のマシンを買うことにしたわけです。

 繰り返しになりますが,今回購入したのは,13インチMacBook Airの2025年モデルです。16GB/512GBで,GPUも10コアになる竹モデルになります。お値段が194800円とMacBook Proに迫るお値段ですが,MacBook Proにしなかった理由は後述します。

 今回の買い換えは,10月末に搭乗したMacBook Proの14インチモデルを見た事がきっかけでした。M5が搭載され16GB/512GBでも248800円というのはかなり魅力的で,同スペックのAirとの価格差を考えると,絶対こっちだなと思っていました。

 しかし,私がMacを買うときには大きな問題があります。キーボードです。USキーボードにこだわっている私は,いちいちカスタマイズをしないといけないのです。

 なので私はいつもAppleストアで買うことを余儀なくされていたわけですが,これも発売直後に限られた話で,半年もすれば一部の量販店ではカスタマイズを受け付けてくれますし,キーボードの交換などの定番のカスタマイズについては在庫を持ってくれていて即納だったりすることもあります。

 USキーボードのモデルが即納でポイントも返ってくるなんて,夢のようです。

 ただ,出たばかりのMacBook Proでは,まだカスタマイズも受け付けていません。どうしても欲しいならAppleストアでカスタマイズをすることになるでしょう。

 そこで他の選択肢を探してみます。ヨドバシ.comを探してみると,なんと奇跡的に13インチのMacBook AirのUSキーボードモデルの在庫が見つかりました。

 のちの我が家にやってくることになるこの在庫は,10コアGPUで16GB/512GB,色はミッドナイトで1948800円で売られていました。USキーボードのモデルが明日届く・・・これは魅力的です。

 55000円の差は,憧れのProを標榜するMacBookであり,かつM5という最新のCPUを搭載するモデルであれば十分に小さいと思ってましたので随分悩んだのですが,初代のM1だって十分現役が務まるのに,Proであること,しかもM5であることを実感することがどれだけあるだろうと考えた時,やっぱり大きな金額の差だなと冷静に考え直しました。

 それより,USキーボードのモデルが今すぐ手に入ること,最新のMacBook Pro(と初代のM1のMacBook Air)を見ると,ちょっと割高だなと思いつつも,私が必要としている512GBのSSD搭載というスペックのMacにおける最安値のモデルであることを考え,買うことにしたのです。

 そうそう,私は色にはこだわりがなく,むしろその時に手に入る色を楽しむ人です。ミッドナイト,初めての色ですが面白そうじゃないですか。

 さて,約束通り翌日に届いたMacBook Airですが,いつものようにファーストインプレッションです。


・外観

 M2のMacBook Airからデザインが変わったので,M1を使っていた私はこのデザインが初めてです。Airといえばくさび形という私にとって。この弁当箱のようなもっさりしたデザインは普通過ぎて,Airであることを主張していないなあ,という印象です。

 とはいえ,パッと手に持った感じはAirそのものです。カバーを付けてしまえば流麗なくさび形もスポイルされてしまいますから,これはこれでいいのかも知れません。

 キーボードもこれまでとそれほど変わらず,若干しっとりとした感じがあるものの,大きく打鍵感を変えるような物ではありません。

 最上段のファンクションキーが大きくなっているのが美しくないと思いましたが,ESCキーが大きくなっているのは歓迎です。

 これまでのM1モデルでは,充電はUSBコネクタで行うことになっていました。貴重なUSBが充電ごときで埋まってしまうことに不満がありましたが,今回のモデルは,充電はMagSafe3として独立し,USBは温存されることになりました。しかも,従来通りUSBからも給電できるので,拡張性も充電の便利さも両立できて便利になりました。


・LCD

 M1のMacBook Airとちがい, LCDは角が丸くなっていて,カメラをよけています。その分狭くなって,かつ見にくくなるだろうと思っていたのですが,画面が狭くなった感じはしません。調べてみるとピクセル数が減ったわけではなく,LCDをカメラの位置まで広げたということで,むしろ広くなっていました。

 カメラを避けるということについても,この場所はメニューバーなので,コンテンツを見るわけではありません。メニューバーならOSの支配下にある訳ですし,統一された使い勝手を提供してくれているからか,思ったほど違和感を感じませんでした。

 それから,色も良くなっていますよね。私はいつも,どのマシンでもカラーマネジメントを行っていたのですが, ColorMunkiが最新のOSに対応しないという現実に落胆したものの,信じてTrueToneをONにすると,カラーマネジメントを行ったLCDとほぼ同じ色味になってくれました。

 X-RITEのソフトはちょっと怪しいところもあり,出来れば使いたくないというのも本音で,TrueToneが使い物になることはうれしい誤算でした。


・音

 M1のMacBook Airもなかなか良い音がしましたが,新しいMacBook Airはもっと良くなっているようです。ただ低音が出すぎていることと,高音がさっぱり出ていないので,使い物になるかと言えば,まだまだそこまでの実力はありません。


・処理能力

 M4はTSMCのN3Eという,第2世代の3nmプロセスで作られていると言われています。M3と違い,M4はCPUコアそのものにも手が入っているらしく,行ってみればフルモデルチェンジのようなものです。

 280億のトランジスタが集積されていて,クロックはピークで4.4GHzだそうです。コアはM1から高効率声が2つ追加されて全部で10コアです。Appleは公式にはM4はM1に比べて2倍高速と言っていますが,もっと差がついてもいいんじゃないかと思います。

 L2キャッシュは20MBですが,これは28MBのM5に比べて小さく,メインメモリの帯域が120GB/sに対しM5の153GB/sであることとあわせて,重い仕事をさせた時の速度低下に聞いてきそうな気がします。

 GPUについては,私があまりGPUを使うことをやってませんので差はわかりません。加えてAIもほとんど当てにしていないので,M5のメリットはそれほどなかったかも知れません。

 体感的には,M1とそんなに違いません。新しいマシンを買うと,WEBブラウザの速度やGUIの動きでCPUパワーの向上を体感する物ですが,今回は全く差を感じる事がなく,拍子抜けしました。

 それほどM1のMacBook Airが良く出来ていたということでしょうし,今でもM1のMacBook Airが現役で使えると言うことなんだと思いますが,それでもmacOS26 TahoeのGUIが重たいのは,きっとM1には荷が重いからだと思っていただけに,M4でも大きく改善しなかったことが残念ではありました。

 ただ,重い処理でもへこたれず,涼しい顔をしてサクサクと動くところがさすがで,速度低下がない頼もしさは感じます。

 それから,ffmpegでx265をエンコードすると,M1くらべて2倍から2.5倍くらい高速です。これはなかなか大したもので,CPUのコアが増えたこと,クロックが上がった事,メモリ帯域が広がったことがこの差に繋がっているのでしょう。


・電池の持ち

 M1のMacBook Airと変わりません。電池の容量も少し増えているようですが,メールやWEBなどの普段使いでは,そんなに違いは感じません。


・WiFi

 WiFiはWiFi6Eに対応し,WSR3600BE4P/NWHの最高速である2882Mbpsでリンクします。有線が1Gbpsですから,このあたりでもう頭打ちでしょう。WiFi7には対応しませんが,うちの環境ならべつに構わないと言ったところです。


・環境移行

 環境の移行は,今回はThunderboltを使いました。最初に試みたTimeMachineからの書き戻しは,OSのバージョンが合わない(新しいMacの方が古いOSだった)ためすぐに出来ず,新しいMacを最新のOSにするためにダミーのアカウントを作ってログインが必要になるので,無理に初回起動の移行アシスタントに頼る必要がなくなったためです。(初回起動時のアシスタントではThunderboltでの移行が出来ないのです)

 移行アシスタントのアプリを,出し側と受け側の両方で立ち上げ,Thunderboltのケーブルで繋ぎます。さすがに40Gbpsフルの速度は出ませんでしたが,ピークで25Gbps程度は出ていたでしょう。あっという間に100GBを越えるデータが移行出来ました。

 これはもう,WiFiやUSB3なんかで移行をやってる場合ではないです。この用途のためだけに,Thunderboltのケーブルを1つ手元に置いておくことをお進めします。


・まとめ

 M1の時に味わった圧倒的な性能差による感動は,5年経ったM4では感じる事が出来ませんでした。普通に使っている限り,M1とM4の違いは見えにくいという事でしょうし,それだけM1がすごかった,以後の進化は少しずつだったという事がわかります。

 その意味では,M1のMacBook Airはまだまだ使えるマシンで,これを10万円で買ったことは本当にお得だったと思います。新しいM4のMacBook Airは2倍の値段がするわけですが,2倍の差を味わえますかと言えば,それは難しいでしょう。

 もちろん速度は上がっていますし,メモリもストレージも倍増ですから,重いアプリも膨大なデータもこのMacBook Airなら不安はありません。しかし,そんなシーンが誰にでもあるかと言えばそんな風にも思えず,今後エントリーモデルとしての役割も担うMacBook Airが,どんな性能でどんな価格で出てくる事になるのか,気になってきました。

 厳しい言い方をすれば,M1でぐっと底上げされたマシンパワーをOSやソフトが使い切れていないと言うことになります。見た目の美しさにCPUパワーを使うのではなく,もっと本質的な使いやすさの向上にCPUパワーを使って,M1からM4に買い換えたら自分のやりたいことにすぐに手きストレスが半減した体験が提供出来ていないというのも,心配になりました。

 加えて,Proとの差をもっと広げないといけないと思いますし,エントリーモデルであることを主張する本国での$999という最下位モデルの価格が,日本では164800円になってしまうのも,やむを得ないこととはいえ,残念だなと思います。

 そんなわけで,5年前の10万円のMacと,最新の20万円のMacで,それほど大きな差を感じる事が出来ませんでした。同じ値段でも5年経てば感動する暗いの違いがあるものだったのに,いろいろなところで停滞感を感じてしまいます。

 もちろん,器は大きく,重い処理もこなしますし,512GBになったSSDは外海に出たような開放感です。それをこれまでの同じ手触りで楽しめるのですから,そこはとても満足です。

 こういうことだと,MacBook Proを買っていたらどうなっていたんだろうと思います。サーマルスロットリングがないこと,少し画面が広がったことで,M1のMacBook Airとの価格差15万円と大きくなったことをすっと受け入れられたでしょうか。

 

2025年11月12日追記

 ヨドバシで査定してもらったMacBook Air 2020ですが,なんと49000円になりました。査定が39000円,キャンペーンが10000円で合計49000円です。かなり状態が良かったので,と言うお話も頂いたので,誠実に査定をして下さったんだなあとおもいます。
 どうせキャンペーン分だけ査定を割り引くんだろうとか,あれこれと難癖を付けて(たとえばUSキーボードだからとか)査定額を下げるんだろうとか思っていたんですが,私の間違いでした。
 少なくともAppleストアで下取りに出すよりは高いんじゃないかと思います。5年使って残存価値が約5万円というのは,11万円で購入したマシンとしてはかなり高いと思います。さすがリセールバリューの高いApple製品です。
 天下のヨドバシから5万円もの現金を持ち帰るなんて芸当は,なかなか出来るもんやないです,ほんま。

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