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ユーザー「gshoes」の検索結果は以下のとおりです。

地デジPCの安定稼働

 地デジPCを新調してしばらく経過しましたが,ようやく安定してきた感じがあります。

 録画そのものは8月1日の夕方から失敗することなく行われていたのですが,細かい調整は毎日のように繰り返していました。

 その内容について,ここに書くつもりはなかったのですが,せっかくですので備忘録として,簡単に書いておくことにします。

(1)Bon_Driverの設定

  PT3の導入を説明した先人達のサイトをみていると,多くはBonDriver_PT3-T.dllを複製,リネームしてBonDriver_PT3-T0.dllとBonDriver_PT3-T1.dllにし,それぞれのBonDriverのチューナー数を1に設定しているようです。

 しかし,BonDriver_PT3-T.dllは,このファイルネームのままであれば,自動的にあいているチューナーを割り当ててくれるので,本当ならBonDriver_PT3-T.dllのチューナーの数を2に設定すれば,問題はないはずです。

 私も,最初はチューナー数を2にして,自動割り当てを行っていました。こうすると,EpgDataCap_BonとTVTestを同時に起動してもちゃんと動作するからなのですが,後述するようにドロップが発生したため,その原因追及の一環として,BonDriverを分けて,それぞれのチューナー数を1にする設定にしました。

 ドロップについては全く改善しなかったのですが,こうすることでどの番組がどのチューナーで録画されるかが固定されるので,計画が立てやすかったり,安心出来るというメリットがあります。まあ気分の問題でしょうが,単なる試聴と違い,録画についてはチューナーの固定の方がよいとは思います。(私の場合TVTestは自動割り当てのままにしてあります)


(2)ドロップの発生

 EpgDataCap_Bonの人柱10.xxを初めて使ったのですが,番組表が統合されたり,設定項目に変化があったりと,最初は慣れずに右往左往しました。

 もうすっかり慣れたのですが,これまでのバージョンでは録画済み一覧でドロップした番組を赤で反転表示する機能はなかったと思います。

 おかげさまでドロップの発生を意識するようになったのですが,TOKYO MXで頻発することが気になり出しました。

 10程度ならいいんですが,300とか400になることもしばしば,連日続くとなにか問題があるんじゃないかと不安になります。

 あれこれと試行錯誤を繰り返すことになるのですが,先のチューナー割り当て数の話もその1つです。

 次に書きますが,瞬間的にCPU付加が増えているのではないかと疑い,自動メンテナンスの時刻を前倒しするとか,タスクの優先度を上げてみるとか,いろいろやりましたが,効果はありません。

 そんな中ログを見ていると,ドロップが発生した時のアンテナレベルが非常に低いことがわかりました。普段は37dBくらいのレベルが,ドロップ発生時には20dBくらいまで急激に下がります。

 ということで,ドロップの発生原因は,CPUやOSにあるのではなく,アンテナレベルが何らかの理由で一時的に下がってしまうことにあるようです。

 もう少しログを取る必要がありますが,ログを取り始めてからドロップが発生しなくなってしまったので,根気よくみていこうと思います。

 ちなみに,こういう急激なアンテナレベルの低下には,同じ周波数帯を使っているタクシーのデジタル無線による妨害があるそうです。たまたま無線を使っているタクシーが通りかかったりしているのかも知れません。

 現実問題として,100未満のドロップなら気が付かない場合もあるし,400のドロップでも一瞬の話ですので,目くじらをたてて対策をしないといけない事態になっているとは思いません。ドロップが長時間続くようになるとさすがにまずいですが,こういうこともあると,割り切って考えた方が楽だと思います。


(2)自動起動

 Windows8からスタートメニューがなくなりましたが,そのことで自動起動させることの出来る「スタートアップ」フォルダの位置がわかりにくくなりました。

 ここに,時計やランチャーなどのショートカットを入れて自動起動するようにしたのですが,残念な事に自動起動しません。Windows8.1から仕様が変わったのかも知れませんが,タスクスケジューラを使って自動起動を設定する方法で問題を回避しましたが,ちょっと気持ち悪いなと思います。


(3)管理者権限での起動

 Windows7からですかね,アプリケーションの起動に管理者権限を明示しなくていけなくなったのは。起動後に「管理者権限で」と怒られるのも面倒くさいので,私は主立ったソフトはすべて管理者権限で起動することにしました。


(4)USB3.0を前面パネルに

 N3150-ITXは,背面4ポートに加えて,前面パネル用に2ポートの合計6ポートが用意されています。私のケースにはUSB2.0の端子しか出ていないのですが,やはりUSB3.0が出て欲しいです。

 幸か不幸か,フロッピー用のポートがカードリーダーで埋まっており,そのカードリーダーが壊れて閉まっているので,ここにUSB3.0の端子を用意することにします。

 作業は簡単で,1000円ほどでUSB3.0が出ているパネルを購入し,これをカードリーダーの代わりに取り付けます。そしてケーブルをマザーに差し込んで終わりです。

 ただ,USB2.0のコネクタと排他になるので,注意が必要です。というか,私は失敗してUSB2.0の前面パネルのコネクタが動かなくなってしまいました。


(5)自動メンテナンス

 Windows8.1では,自動メンテナンスなるものが,夜中に2時だか3時だかに走るそうです。びっくりしたのはスリープ中でも勝手に起き上がってメンテナンスを走らせるらしく,それはやり過ぎだろうと思ったのですが,それくらい「メンテナンス」をユーザー任せにするとWindowsのパフォーマンスが落ちるということなんでしょう。

 自動メンテナンスには,いろいろなメンテナンス項目があるようなのですが,すべてが明らかにされているわけではないようです。だから,もしかすると非常に負荷が大きかったり,メモリを占有してスワップが発生したり,なにかハードウェアリソースを食いつぶしてしまったりと,可能性だけ考えるとなかなか心配です。

 少なくとも,デフラグを勝手に走らせるのは問題で,これはタスクスケジューラから無効にしました。

 私としては,自動メンテナンスそのものを無効にしたいところですが,その方法も良くわからず,発生する弊害も明確ではありません。せめてこの時間を前倒しにしたいのですが,設定を変えようにもグレーアウトしてクリックできません。

 どうも,自動メンテナンスが走っているいる間は設定が変えられないようなのですが,問題はこの自動メンテナンスがずっと終わらないことです。

 気が付いたら自動メンテナンスが走っているし,いつまで経っても終わらないばかりか,中止をクリックしても止まる気配がなく,不安になっていました。

 調べてみると,ほっときゃそのうち止まる,と言うことでしたので,一晩放置したら,翌日の夕方には終わっていました。これだけ時間がかかったのは,どうも初回のメンテナンスだったからのようです。

 以後は19時頃に設定をし,1時間から2時間程度で終わるようになっています。デフラグをしないように設定してこれだけの時間がかかっているのですから,一体なにをやってるんだと不思議なわけですが,まあ実害が出ていないので許しましょう。


(7)シャットダウン抑制条件

 EpgTimerでは,録画終了後の動作として,シャットダウンを行うことができます。経験的に,スリープやスタンバイでは,復帰し損ねる可能性が否定できないので,私はシャットダウンを行い,毎回きちんと起動させています。

 ところが,シャットダウンされては困る場合にもあるわけで,その条件を設定するのが抑制条件です。以前はここにTeraPadを設定してありました。

 文書の編集中はもちろんですが,シャットダウンしたくない時にダミーで起動しておくことを行っていました。しかし,これが有効になりません。抑制条件を指定しても,シャットダウンしてしまいます。

 WindowsVista以降は仕組みが変わったということですが,有効に出来ないという話はお目にかからず,管理者権限でEpgTimerを起動しているので本当ならシャットダウンは抑制されるはずです。

 これはもう,あきらめました。


 ということで,この状態で安定稼働するようになりました。EPG取得の時間がかなり短縮されたこともそうですし,PT3の信頼性の高さからくる安心感も,Windows8.1の軽快さも,Ethernetの高速化もメリットがありますが,以前の地デジPCではCDの高精度なリッピングシステムを構築してあったり,他にもちょっとしたWindows上での作業に対応出来る用意があったのですが,それらの構築はまだです。

 これらは,必要になったときにその都度設定していこうかと思っています。それ以前に,Windows10への以降をどうするかも考えないといけません。時間のあるときに移行させていくべきと思いますが,なかなか落ち着かないものです。


 

地デジPCを新調する

  • 2015/08/03 16:16
  • カテゴリー:散財

 先週木曜日のことですが,寝る前に本を読んでいたら,傍らの地デジPCから,なにやら爆音がします。

 最初はNASのファンが唸っているのかなあと思っていたのですが,よく見るとPCがだんまりになっています。あわててLCDの電源を入れてみますが,画面は出てきません。

 熱暴走かもなと,一度電源を切り,再起動。しかし,いきなりファンがMAXで回転し,起動時のBEEPも鳴りません。

 うーん,壊れたようです。

 地デジPCですから,稼働できない時のペナルティが大きく,これはもうあわてて修理するしかありません。しかし引っ越しを機にいろんなパーツを処分した私としては,交換や故障原因の特定をするようなものが何一つなく,結局途方に暮れて終わりでした。

 その後,電源切断の時間を長くするとブラックアウトまでの時間が長くなることを発見しますが,BIOS設定画面でこけたり,Windowsが起動する途中でこけたりと,なんとなく熱暴走っぽいんです。

 しかし,過去には電源の不良でこういう現象に見舞われたこともありましたから,一応電源を確認します。テスターで電圧をみると問題なし。波形もオシロで見ますが,これも問題なさそうです。

 そうなるともうマザーが死んだと考えることになるのですが,この地デジPCはATOM330というなつかしのCPUを搭載した,ベアボーンキットのマザーです。

 Mini-ITXの省電力マザーに交換を考えますが,何せここ数年自作から完全に離れていましたし,PC周辺に事情にも疎くなり,さっぱりどうなっているのかわかりません。

 調べて分かったことは,WindowsXPが動くマザーは,今はもう手に入らないことです。

 ということは,マザーをさっと交換して復旧という話はなく,もうOSの入れ替えが必須になるという事です。

 そういうことなら,最新のマザーにWindows8.1,そしてあの「PT3」が使えるようにしちゃいましょうと,私は腹をくくりました。

 この地デジPCは,2009年の6月に作りました。FOXCONNの激安ベアボーンで当時人気のあった,R11S4MI-BAというもので,前述のようにATOM330でした。Mini-ITXですがそれなりに大きいケースで,3.5inchのHDDを内蔵でき,これ以外に3.5inchと5inchのドライブベイがあります。電源はTFX電源で150W,かなり心許ないですが,地デジPCですから,容量と速度で有利な3.5inchのHDDを内蔵できることは,非常に大きいポイントです。

 ATOM330は2つのCPUを本当にのっけたデュアルコアで,TDPは8Wで1.6GHz,当時としては実用的な速度と低電力で人気がありました。

 あれから6年,暑い日も寒い日も,よく頑張ってくれたと思います。

 不満があるとすれば,オンボードのグラフィックパワーが小さすぎて,地デジの再生もカクカクすることと,Etherが100Mbpsということでしょう。それにWindowsXPですので,HDDも2TBの壁があります。

 でもまあ,地デジ録画だけですから,別に大した問題ではありません。このまま動き続けていたら,きっと使っていたと思います。

 ただ,USBチューナーであるMonsterTVHDU2の調子が年明けから調子が悪く,寒い日には動作しなくなることがあり,しばらく通電し暖まった頃にUSBを挿し直すと動き出すということが続きました。

 調べてみるとこれはHDU2の持病らしく,どうも寒いときにはクロックの発振が止まってしまうようです。水晶発振子の問題を指摘する人もいましたが,私の場合水晶発振子を交換しても改善しませんでしたので,発振回路を内蔵するLSIの劣化が原因と考えて良さそうです。

 いずれにせよ,このままでは録画に失敗する不安が常につきまといますし,最終的には寒くなくても動かなくなるということですので,これは対策をしないとまずいです。

 まずいのですが,春の訪れと共に暖かくなり,トラブルが収まってしまったので,まあそのうちに,と忙しさにかまけ,ほったらかしにしてありました。この問題は冬になるとまた悩むことになるので,今のうちに片付けておく方がいいです。

 チューナーは,やはり評判を調べると圧倒的にPT3です。変な改造をしないでいいのは当然のこととし,壊れたという話も聞かないし,感度も十分,設定も比較的楽という事で,これは是非使いたいのですが,問題はPCI-Expressであることです。

 今のシステムではPCIしか使えませんし,それもロープロファイルしか使えません。

 USBでチューナーを買い換えると,実はもう選択肢がないんですね。改造が出来なくなっていたりしますし・・・

 ということで,もう6年も使ったんだし,WindowsXPも心配だし,一気にPCを作り尚することにしました。

 マザーはATOMの後継がいいんですが,どうなっているのかさっぱりです。これもあわてて調べて6年間のギャップを埋めると,AMDはこの分野から手を引いていて,すでにインテルしかやっていないという事と,ATOMの後継は現在でもちゃんと出ていると言うことがわかりました。

 特に,CeleronとPentiumという懐かしい名前が使われているN3000シリーズというワンチップタイプを使ったマザーがこの6月頃に出たばかりらしく,これが最新ということでした。

 どれだけ性能アップされているのかなと思っていたら,CPUそのものはそれほど性能アップされている感じではなく,クロックも1.6GHzですし,要するに6年前から省電力システムに要求される処理能力は,そんなに変わっていないということなんでしょう。

 ただ,グラフィック周りは当時に比べると随分良くなっているようです。DDR3に対応していることや,SATA-3に対応していることも,さすがに現行のCPUだからということでしょう。

 TDPは6Wです。ATOMが8Wですから,そんなに下がっている感じはありませんが,25%も下がっているのに性能は悪くなっていないのですから,やっぱり大したものです。それに,ATOM330のTDPはCPU単体で,チップセットの発熱もかなり大きかったですから,これらが統合されたN3000が6Wというのは,実は驚異的な数字なのかも知れません。

 ただ,このN3000を使ったマザーはそんなにたくさんのメーカーから出ているわけではなく,先行するASRockから7種類ほど,あとは数社からポロポロと出ているような感じです。

 値段は1万円前後とこなれており,買いやすいのは確かですが,気をつけないといけないのは32bitOSには対応しないという点です。Linuxは知りませんが,Windowは64bit専用です。

 と,ここまで調べた段階ですでに金曜日。この状態でもっとも迅速なのは,店頭に買いに行くことです。通販では土曜日の午後になってしまうでしょう。

 ということで,意を決して土曜日の朝からアキバに出向くことにしました。1年ぶりのアキバです。今回はPCの復旧を急ぎたいので,必要なものをさっさと調達し,速やかに帰宅しないといけません。余計なものは買わずに,まっすぐ帰りましょう。

 買ったものは以下です。

・マザーボード:N3150-ITX

 ASRockのマザーで,Celeronのクアッドコアを搭載するファンレスのマザーです。パラレルポートを持たない代わりに,USB3.0が6つもあったり,DVI出力があったりします。PCI-Expressも1つあり,PT3もOKです。

 ツクモで買いましたが,デュアルコアのパラレルポート版であるN3050B-ITXが8500円,デュアルコアでいいのでDVIのあるやつが欲しいなあと思っていましたけど,取り扱いなし。

 でも,クアッドコアのN3150-ITXでも11000円ほどですので,これでいきます。


・メモリ:低電圧DDR3の4GB

 N3150-ITXはメモリスロットが2つあるので,同様量・同一ロットのメモリを差し込めばメモリアクセスも高速化されるという事です。でも,私の用途では8GBもいらないし,メモリによる高速化がどれほどあるか不明なこともあり,とりあえず4GBでいいことにしました。

 SO-DIMMなので若干高めとはいえ,4300円ほどでした。


・OS:Windows8.1(通常版)

 土曜日(8月1日)は,なんとWindows10の発売日でした。それでもWindows8.1はまだ買えるだろうと思っていたところ,ツクモでは64bitのDSP版が売り切れです。他のお店も似たようなものだと思いますし,それまでOS単体で買えたDSP版が,8月以降はパーツとのバンドルでしか買えなくなったという情報も耳にしていた関係で,まずいことになったなあと思っていました。

 店員さんに相談すると,通常版なら在庫があるということでしたが,やっぱり値段が高いです。でも10%のポイントがつくので,DSP版との価格差は小さくなるということでした。

 あちこち探し回るのも嫌でしたし,パーツとのバンドルが本当の話なら面倒ですので,ここはもうツクモで買うことにします。


・PT3

 BUYMOREで買いました。BUYMOREは始めていったんです。9800円でした。


・TFX電源

 マザーボードが死んだとふんで,システムの入れ替えに踏み切ったわけですが,それでも電源ユニットが死んだという可能性を否定できません。もし電源が故障の原因だったら,マザーを交換したマシンがまともに動かないという事になります。

 それはさすがにまずいので,TFX電源も買って帰ります。本当にマザーが原因で故障していたのであれば,電源は予備です。6年も使い続けた電源ですから,いつ壊れてもおかしくありません。300Wで,AOpenのものでした。5500円。


 これだけの買い物をして,ざっと1時間。昼頃に帰宅できました。それにしても,暑くて死にそうでした。アキバの太陽は別物です。


 昼食後,作業に取りかかるのですが,その前に念のため電源を交換し,以前ボードを動かしてみます。

 すると,まったく暴走しません。この日も暑い日だったわけですが,2時間近くも安定動作しています。時間がもったいないので,もう古い電源は試さず,捨てることにします。6年も使って故障疑惑がある電源を,大事にする理由もありません。

 マザーを入れ替え,さっさと組み立てます。HDDはMacでしばらく使っていた,今はすっかり珍しくなった2.5TBのWDGreenです。2TBでもいいんですが,せっかくですから余っている2.5TBを積みます。

 OSをDVDドライブにいれてインストールをしようとしますが,どうも変です。

 インストール領域に,200MBほどのゴミがあり,また2TBを越える容量を確保出来ないのです。

 ここで1時間ほどはまったのですが,調べてみるとインストールDVDをSATAではなく,UEFIとして64bitで起動しないといけないんだそうです。そんなもんわからよ・・・

 それも,DVD-ROMをドライブにいれてからでないとUEFIでは起動できないらしく,DVD-ROMを入れてからUEFIの設定画面で起動させました。みんな,こんなノウハウはすでに常識なのかなあ。

 こうして,ようやく2TB以上を確保出来ました。Macで使ったせいで,おかしなことになっているのではと何度もMacでフォーマットしたりして試行錯誤をしましたが,なんとかなりました。ついでに200MBのゴミは,まさにMacで使ったせいで強制的に確保される領域だったらしいです。ですが,これはさっさと消去できました。

 インストールに時間がかかったものの,動き出せばWindowsです。

 しかし,なかなかすんなりいきません。SMバスのドライバが入っていないとか,グラフィックがやたら遅いから調べてみるとインテルのグラフィックドライバを自分で入れないといけないとか,いろいろありました。

 また,スタートアップに入れたソフトが自動起動しないとか,管理者権限でないとうまく動かないとか,いちいち作業が止まります。

 しかし,PT3はトラブルもなく,あっけないくらい簡単に動き出しました。

 古いHDDのデータをコピーし,細かい調整を済ませて,ようやく完成したのが翌日の夕方です。

 その間,RTCのアラームでマシンを起動する設定にしても起動しないとか,長年使っているマウスのゴム塗料が連日の猛暑で解けて手が真っ黒になったりとか,久々のPC自作(というか新規インストールですが)に,ワクワク感を感じながらもなかなか前に進めないフラストレーションに,イライラさせられた土日でした。

 Windows8.1はXPとは全然違うOSなので戸惑いますし,改悪されているところも多いですから,馴染むのに時間はかかりそうです。N3150も本当にクアッドか?と思うくらい,普通のCPUですし,1GbitのEtherも実力はその7割程度と,正直なところ手間とお金をかけても,得られたものは少ない気がしました。

 ただし,それもチューナーが問題なく動いているという条件付きで,HDU2がいつ壊れるかわからず,冬は確実に動かなくなるという状況から,抜群の安定性を誇るPT3に移行できたことは,なによりメリットがあると思います。

 結局,信頼性に不安があるのは中古の2.5TBのHDDということで,えてしてこういうところから壊れていくものですから,気をつけないといけません。

 音楽CDをリッピングするEACなども,後日入れておこうと思いますが,ともあれ土日で作業が済んで良かったと思います。

 結局OSまでいれて4万円ほどかかってしまい,正直なところ安いメーカー製のPCを買った方が手間も価格も安かったんじゃないかと思いますが,TDPがわずか6Wの小型PCで,PCI-ExpressでPT3が繋がるものなんてそうそうあるものではなく,確かに自作しないと手に入らないような,個性的なマシンになったかなと思います。


 このまま初期不良がでないことを祈ります。

念願のKENWOODのFMチューナーをレストア

  • 2015/07/24 09:12
  • カテゴリー:make:

 今でこそFMラジオなんて見向きもされませんが,ステレオ放送が始まった1960年代以降,30年から40年くらいは,それはそれは貴重な音楽ソースでした。

 スイッチを入れておくだけで,その道のプロが選んだ曲を,解説やコメントと一緒にどんどん流してくれるFM放送は,当時高価だった音楽を無料で手に入れる機会だったと同時に,自分からは買うことがないだろうと思うような,様々なジャンルの音楽に触れる,お試しの場でもありました。

 ここから,どれだけの音楽を知り,聴く事になっただろうか・・・

 書いていて思ったのは,これと同じメリットを声高に,今のAppleMusicやAWAなどのサブスクリプション音楽サービスが,叫んでいることでしょうか。音楽との出会いに,詳しい人の力をあてにしているというのは,いつの時代も変わらないということです。

 で,1980年代は日本がバブル景気にわいた時代で,ものを作って並べれば,なんでも飛ぶように売れた時代でもあります。オーディオ機器もしかり。今だと考えつかないですが,FMラジオを超高級化してHi-Fiオーディオ機器とした「FMチューナー」が,各社から発売されていました。

 安いものはラジオの毛が生えた程度のもので2万円くらいから,超高級機だと20万円近いものまでピンキリだったのですが,高級機と呼ばれる5,6万円程度くらいのものを買えば,放送局側がしっかりしていれば,かなり良い音でFM放送が楽しめました。

 楽しめました,と過去形なのは,もうこうしたFM放送を音楽を愉しむ道具として新品を購入することはほぼ不可能だからです。特に評価の高かったケンウッドは完全撤退しています。

 ケンウッドはもともと通信機のメーカーですから,FMチューナーに得意なのはなんとなく分かっていましたが,高周波機器としてのチューナーの性能以上に,オーディオ性能が卓越していた事実を私は21世紀になってから知る事になります。

 1990年頃だったか,展示品が安く買えるという理由でパイオニアのF-757を買いましたが,これはそれなりの値段がした割に,回路構成も音も高級機とは言えず,後日がっかりするわけですが,そのころから「やっぱケンウッドのチューナー欲しいなあ」と思うようになりました。

 ある友人が,私の持っていたSGをあてにして,KT-3030を持ってきたのですが,どうも呼称しているらしく調整が追い込めません。それでもその端整なデザインと高級機にふさわしい回路構成に,私はすっかりクラクラしてしまい,ずっと手に入れる機会を狙っていました。

 ふとしたことから,KT-1100Dという,定評のある高級機の中古品が手に入ったのが2週間ほど前です。値段は1万円ほどですが,ちょっと高かったかなあと思います。

 傷あり汚れありで外観は程ほどですが,無改造の完動品ですし,うまく調整をして性能を追い込めたら1万円の価値はあると納得しました。なにより欲しかったケンウッド,欲しかったKT-1100Dです。

 さっと動作確認とデータ取りを行い,正常動作をしていることを確認します。そして,この時期のケンウッドに多いとされる,電解コンデンサのショートや容量抜けを警戒して,すべての電解コンデンサを交換します。

 大した価格差もありませんので,出来るだけ音響用として売られているものを使います。今回は秋月で買えるものという理由で,ニチコンのFineGoldを使いました。バイポーラについてはこれも秋月で買えるMUSEですが,FineGoldで揃えられなかった容量も,このMUSEを使う事にしました。

 また,1uFや0.33uFや0.22uFなど,フィルムコンデンサが使えるところはあえて電解コンデンサから変更しました。

 もう1つ大事な交換作業として,半固定抵抗があります。友人のKT-3030もそうだったのですが,プラスチックの部分が割れていて,値が不安定になることがありました。こういうものは言うまでもありませんが,正常なものであっても,調整のしやすさから多回転型を使いたいところで,可能な限りベックマンの25回転型に交換します。

 OP-AMPの交換も行います。KT-1100Dには安価なNJM4560Dが大量に使われていますが,これはあんまり特性が良くないとされているのですね。もっとも,このOP-AMPで音作りをしているんだとしたら,無闇に交換するのは考え物ですが,気分の問題ですから,ちょっと高級なものに交換しましょう。

 検波基板は,NJM5532にします。上位機種ではこの部分に5532を使っているという話を聞いたからですが,私はあまりこの5532というOP-AMPが好きではありません。

 他の4560は,4580DDに交換です。回路構成やファミリーとしても似ているし,4580DDの低歪みは私も体験済みということもあり,その割に安いことから,もうあれこれ考えずに交換です。

 そして,4558相当とされている割に案外高音質なM5218も,4580DDに交換です。

 これで,OP-AMP自身が性能を劣化させている部分があるとすれば,かなり改善されることでしょう。


 そうそう,FMのアンテナ入力端子も交換です。この時期のケンウッドのチューナーは,F型コネクタとはちょっと違う端子を使っているので不便です。そこでこれをF型コネクタに交換するのですが,元々RCAプラグが先端についた同軸ケーブルが基板から出ていますので,RCA-F型の変換コネクタを使ってやれば,問題は解決です。

 背面のコネクタ繋がりで,ACコードも直出しからインレットに交換しました。これだけで随分メンテナンスが楽になります。

 あとは分解し,可能な限り洗剤と水で荒いって汚れを落とします。

 買い忘れや間違いがあり,交換作業に1週間ほどかかってしまったのですが,とりあえず作業は終了。ドキドキしながら電源を入れ,SGで動作確認をしてみますと,問題なく動いているようです。

 この流れで調整を始めます。

 VTの電圧が随分狂っていたりしたのですが,これは調整点がずれたと言うよりも,どうやらトリマーが壊れてかかっていて,大きく値が狂ってしまったことにあるようです。交換すべきなのですが,なんだか面倒になって,再調整で今回はすませます。

 案外スムーズに調整は進んだのですが,最終的な性能をみて私はがっかりしました。

  WIDE
歪率 MONO:0.025% L:0.12% R:0.12%
セパレーション L->R:53.7dB R->L:53.6dB
S/N MONO:72dB L:63.2dB R:63.2dB
キャリアリーク 67.3dB

 NARROW
歪率 MONO:0.035% L:0.12% R:0.12%
セパレーション L->R:50.2dB R->L:50.3dB
S/N MONO:72dB L:63.2dB R:63.2dB


 悪い数字です。モノラル時の特性は,この機種としては良くないとはいえ,許せる範囲です。しかしステレオ時の特性,特に歪率とセパレーションの悪さは信じられないレベルで,F-757よりも劣っています。

 信じられなくなり,もう一度調整をやり直しましたが,やはりこのくらいです。しかも,筐体を閉じて機内温度が上がると,特性が急激に悪くなり,セパレーションなど40dB近くまで悪化します。

 ハズレを引いたのか,それとも部品の交換に失敗しているのか。どっちにしても作業前に再調整をきちんと行っておくべきだったと反省しています。まさかこんなに悪いとは思わなかったもので・・・

 実際に音を聞いてみました。F-757と比べるまでもなく,実に心地の良い音です。サシスセソも濁らず,ノイズも少なくて,ギュルギュルというマルチパス妨害によるノイズも出ません。

 F-757はざらざらと荒っぽい音で,これは聞いた瞬間にわかる違いなのですが,数字で見るとF-757の方がちょっと良い成績なんですよね。

 モノラルの時の性能はきちんと出ている(歪みもKT-1100Dが0.025%,F-757が0.056%)のですから,これはやっぱり,FMステレオモジュレータの問題だろうと思います。

 私のVP-7635Aは非常に疑わしいもので,まずはっきりしている点としてパイロット信号の位相が調整しきれず,ずれたままになっています。なんとかしたいのですが,回路図もないし,あれこれと内部の半固定抵抗をいじっても変化がないので,もうあきらめています。

 パイロット信号の位相がずれていると,セパレーションが極端に悪くなり,歪率も悪化します。スペック上は,1kHzで歪率0.01%以下をうたっていますので,実力でも0.05%くらい出て欲しいところです。セパレーションも,スペック上は66dB以上ですから,やっぱり60dBくらいは出て欲しいです。

 ステレオ時の歪率とセパレーションは,F-757でもKT-1100Dでもほとんど同じ程度ですので,やっぱり測定器の問題だろうと思います。

 ここで,滅多に使わないけども,ないとどうにもならないFMステレオモジュレータを買い直すのが良いか,それとも今の環境で最良点になっているはずなので,実力はもっと上のはず,という勝手な予測でこのままにしておくか,大いに迷うところです。

 もう1つ,やっぱり東京FMが歪みます。これこそマルチパスじゃないかと思うのですが,どうにもなりません。F-757でも出ていた問題ですし,F-757ではNHK-FMでもダメでしたから,KT-1100Dで改善していることは間違いないのですが,これ以上はもうアンテナの向きを調整するなりしないと,手に負えない思います。

 どっちにしても,KT-1100Dの実力は噂通りのものがあり,聞いていての心地よさ,人の声のリアリティなど,アナログ技術の集大成とも言えるFMステレオ放送の送受信システムのポテンシャルの高さに,納得するという結果になりました。

 9月に毎年放送されるTokyo-Jazzも,これで録音することになるでしょう。昨年までは,F-757でも十分と思っていても,実際に聞いてみるとやっぱり悪いところが耳についたものですが,KT-1100Dであればそれもないでしょう。楽しみです。

リビングのテレビでandroid

  • 2015/07/13 13:18
  • カテゴリー:散財

 テレビやBDプレイヤーに,ネットワーク機能やコンテンツの再生機能がつくようになって久しいです。新しい機能は,生活を便利に豊かにする物という全席前世紀の価値観で言えば,テレビがコンピュータが入り込むという予測に従い,本当はこの機能が私の生活を激変させるはずでした。

 残念な事に,使い物にならず,私の生活は前世紀のままです。

 ネットワークに繋がり,写真や動画をネットワーク上のストレージに入れてあるのに,これを表示出来ません。遅い,対応フォーマットではない,バグでこける,など,とにかく使えないのです。

 結局,放送はテレビで,写真と動画はPCで,という棲み分けが20年も30年も続いているのです。バカバカしいったらないです。

 しかし,PCをテレビにしまえばもう無敵なんじゃないかと気付いた人も当然いて,HDMI端子に直接差し込むスティックPCというのは,その最右翼といっていいでしょう。

 私も,なかなか便利に使っているandroidタブレットが,そのままテレビになってくれればいいのになと思った事がありますが,ハズレが多そうなので手を出しませんでした。

 しかし,テレビは1920x1080の解像度を持ち,うちの場合は自発光のプラズマディスプレイで42インチの大きさです。これで写真や動画見たら楽しいでしょう。
やっぱり,スティックPCを導入しようと,ずっと以前から考えていました。

 しかしなかなか良さそうなものがなく,何ヶ月も経過しました。

 使い物にならないかも知れないのに,1万円を越えられないとか,OSとしてWindowsはやっぱ慣れてないし,かといってandroidもあてにならん,そもそもハードウェアのスペックとして,これで十分なのかどうか。

 わからんことだらけです。

 実は,うちには,嫁さんの所有物であるAppleTVがあります。これってiOSが入ったスティックPCみたいなもんなのですが,自分で用意したコンテンツを再生する力がないために,ほとんど稼働していません。もったいないですね。

 そこで,私は使い慣れたandroidで勝負です。なに,アプリを追加できれば,なんでも出来るし,最終的にはどうにかなるものです。

 ということで,目標をandroidに絞り,1万円未満のものを探してみました。結果,MK809IVという,androidのスティックPCを買うことにしました。過度な期待はしていません。アプリが追加できて,動画と写真が見られればそれでいいです。

 このシリーズの第4世代ということですが,Cortex-A9の1.6GHzで,クアッドコアのSoCを搭載しています。A9ですから世代は古いですが,1.6GHzでクアッドですから,まあ大したものです。

 OSはAndroid4.4です。RAMは2GB,ストレージが8GBというのもやや心許ないですが,まあ大したことはしないですから,いいでしょう。LANは802.11nの2.4GHzですが,結果から言うとMIMOではなく,最大72Mbpsです。

 画面付きで1万円で売っているのに,画面無しで8000円というのはおかしいと釈然としない気持ちを抑えつつ,とりあえず届いたものをセットアップです。

 起動はコールドブートからだと結構かかります。起動してしまえばストレス亡く,さくさく動くのですが,これはまあ,OSがandroidだがらでしょう。

 マウスやキーボードがありませんので,USBで繋ぎます。問題なく動くのですが,やっぱり有線だと使いにくいです。ここは,Bluetoothのマウス,キーボードを買うのが良さそうです。

 各種アプリをガシガシ入れていくのですが,やりたいことはNASのコンテンツにアクセスし,動画なり写真を再生することです。ESファイルエクスプローラにMX動画プレイヤーを入れ,Chromeを入れればもうほとんどのコンテンツを再生可能です。

 日本語の入力も,購入済みのATOKを入れて見たのですが,うまく動かずあきらめました。

 こうして,一応当初の目的を達成したわけですが,使いづらいのは,やはりキーボードとマウスがUSBだからです。

 そこで,小型のBluetoothのキーボードを探します。

 と,いいのがありましたよ。RT-MWK02というミニキーボードです。わずか3000円です。最近はいいのがあるんですね。

 これ,ちょっと大きめのリモコンサイズで,押しやすいフルキーボードに,3cm四方程度のタッチパッドまでついている優れものです。キーボードにはバックライトまで装備されています。電池はリチウムポリマーで,乾電池と違って小さく軽く,LA音源薄く出来るのがありがたいです。

 非常に好印象なインプットデバイスですが,慣れてしまうまで使いづらくとも,慣れてしまえばとても快適です。MX動画プレイヤーは,スペースキーが再生/一時停止ボタンに割り当てられていますし,その他のマルチメディアキーのたぐいも,ちゃんと正しい機能にアサインされています。これは便利です。

 ただ,レーザーポインタだけはいただけません。スイッチが横についているので,ぱっと手に取ったときにふいに押してしまい,人に向けて光ってしまうことがあります。私は,シールを貼って塞ぎました。

 このミニキーボードを買った理由はもう1つあって,それはスタンバイの復帰がBluetooth経由なら確実に出来たという,どっかのレビューを読んだからです。

 本体には電源ボタンはなく,このあたりがタブレットやスマホと違う所なわけですが,画面の電源ボタンのアイコンをクリックし,ここからスタンバイに入ることは出来ても,復帰することが出来ないのです。

 正確に言えば,復帰しないわけではないのですが,どうしたら復帰するかわからず,キーボードなりマウスなりを適当にガチャガチャいじっているうちに,勝手に復帰しているという感じなのです。

 ずっと電源を入れっぱなしにするというのもありですが,発熱がそれなりにあり,ゆえに消費電力も無視できるレベルではないだろうと考えると,やぱりスタンバイに入れておきたいところです。電源を切るという手もありますが,前述のように電源ボタンがないので,ACアダプタを引っこ抜くという荒技しかありません。

 Bluetoothなら,復帰は確実というのですから,試して見ようということになったわけですが,結果を先に書くと,やっぱり復帰はすんなりいきません。気が付いたら復帰している感じです。

 しかも,ミニキーボードの電源を本体がスタンバイ中に切ってしまうと,次にミニキーボードの電源を入れても本体とは切断されたままになるようで,どうやってもスタンバイからの復帰はしてくれません。

 てなわけで,どうせこれを使うのは週末だけでしょうから,平日は電源を切り,週末の2日間は電源を入れっぱなしにするという,なんとも鈍くさい方法で逃げ切ることにします。


 総じて面白いオモチャであるし,対応フォーマットや使い勝手などは本体の作り込みよりもアプリのでき次第ですから,そこは使い慣れたandroidの世界なので,特に不満もありません。

 しかし,先の電源ボタンがないことや,スタンバイからの復帰のことなど,中華製ならではのツメの甘さがここ一番にきいてきます。こういう部分で寛容にならねば,この手の製品の面白さに気が付く前にあきらめてしまうかも知れません。

 当初の目的であった画像と動画以外にも,天気予報や地図,交通情報も大きなテレビで確認出来る面白さにも気が付いて,とりあえず,買い物は合格としましょう。

USBコンセントが2口に進化

  • 2015/07/01 11:05
  • カテゴリー:散財

 壁に埋め込んだコンセントがUSBコネクタになっていて,5V2Aまでの電源供給が可能という埋込形コンセントがパナソニックから出たのが昨年の今頃です。

 5V2Aという供給能力はタブレットやスマートフォンにも対応出来るもので,ゴロゴロと面倒なACアダプタがなくても,PCなどのUSBコネクタ搭載機器がなくても,さっと壁から充電出来るという便利さと面白さから,IT系のメディアでも取り上げらレル程話題になりました。

 WN1471SWという型番のこの製品,ACアダプタとして考えると非常に高価な価格で,しかも電気工事士の資格が必要,コンセント2つ分の大きさを占有する割に,出てくるUSBコネクタは1つだけということで,ちょっと考えるだけで欠点が目に付き,一般家庭で導入されるケースはほとんどないんじゃないかと思います。

 私は面白さと実用性から,発売と同時に購入,自分で取り付けましたが,カウンターテーブルの前の壁にさりげなく出ている5V2Aが,思いの外便利であったことに大変気をよくしておりました。

 しかし,やっぱりUSBが1個しかないというのは問題で,同時に1台しか充電出来ないという制約以上に,いちいちケーブルを差し替えないといけないという不便さが気になりました。

 というのは,うちにあるUSBから充電する機器が,microUSBとiPad2,そしてWalkmanの3種類あるからです。

 私の持ち物はmicroUSBで統一をしてあるので,microUSBさえ出ていればそれで事足ります。しかし嫁さんがまたこのあたりに無関心というか野放図というか,iPadとWalkmanという独自路線を突っ走るものを常用しているのです。

 いずれも専用のケーブルで充電するものだけに,1つしかないUSBで充電するには,いちいちケーブルを差し替える必要が出てきます。

 だから,供給能力は従来通りでもいいけども,コネクタの数が増えてくれればというのが,私の希望でした。

 きっとこういう要望が出ていたんでしょうね,今年になってパナソニックから,コネクタの数を2つに増やした新製品の発表がありました。WN1742SWです。

 外形やACの端子位置は変わらず,WN1471SWから簡単に置き換えができます。しかし価格はさらにアップし,私が買った値段で5000円ほどでした。電力供給能力は5V2Aと変わらず,ただUSBコネクタが2つになっただけというあまりに地味なアップデートで,ニュースになることも少なかったようです。

 おかげで取扱店舗も少なくて,手配するのにちょっと苦労しました。

 1週間ほど前に手配を行ったところ,メーカーに在庫があるという話で,取り寄せてもらいました。昨夜届いたので早速取付です。

 なにせ交換するだけですから,時間も手間もかからず,壁に穴を開けたり削ったりする必要もありません。

 箱から取り出すと,1ポートのWN1471SWと取説が共用です。WN1471SWは廃番にならないんですね。

 取り付け作業はとても簡単,なはずだったのですが,思いの外WN1471SWを取付枠(WTF3710K)から外すのに手こずりました。2コマ使いますから,爪も2箇所で引っかかっています。同時に緩めないと外せないのですが,私はこの樹脂製の取り付け枠が苦手でして,ちょっと広げすぎると割れてしまうため,実に精密な作業を要求されるんですね。

 うまい方法があるんだと思いますが,マイナスドライバーを差込,内側に倒して爪を広げる方法でも,外側に広げる方法でもなかなかうまくいかず,結局爪を割ってしまいました。あーあ。

 在庫していた物と交換して作業を進めましたが,悔しいので他の部屋の取り付け枠で,割ってしまった中段の爪を使っていないものと交換しました。

 作業時間は10分ほど。これでUSBが1つ増えたのですが,見た目に賑やかになった事以外に,特になんということはありません。ただ,実際の使い勝手は良くなるはずですので,そこは期待したいところです。

 さて,もう1つの問題は,外した1口のUSBコンセントをどこに使うかです。なにせ2コマも使うものですし,USBが出ていてうれしい部屋も限られます。これを取り付けるために新規に壁に穴を開けることは面倒だからしたくないし,AC100Vが2口消えるのに見合うだけの便利さがなければいけないのですけど,そんな場所ってそうそうあるわけではないです。

 とりあえず寝室に持っていこうかと思っていますが,どうでしょうね。ふいにタブレットの電池が切れたりしたときに便利かもしれないなと思っていますが・・・

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