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NIKKOR Z DX 24mm f/1.7とフード病

 久々の艦長日誌なのですが,NIKKOR Z DX 24mm f/1.7を発売と同時に買ったので,そのレビューです。

 Zfcを購入して手元に置いて,ぱっと撮影に使えるようにしてあるのですが,撮影時のレスポンスとか,撮影後の画質を考えるとやっぱりD850の方が何段も上であることを思い知り,結局元の場所に戻してしまうという事が続いています。

 撮影というユーザー体験を考えた場合,Zfcはなんだか楽しくないということです。

 その原因の1つに,明るい単焦点レンズが「ボディキャップ」の代わりに常時装着されていないというのもあると考えていました。いや,キットレンズの28mm f/2,8もいいんですが,これはちょっと好みが違います。40mm f/2は画質は好みなのですが,焦点距離が35mm換算で60mmとちょっと長いです。

 D850の「ボディキャップ」が相変わらずシグマの35mm f/1.4ですから,これに近い撮影感覚を得るものが欲しいと思っていたら,DX専用の24mm f/1.7が出るというじゃありませんか。これは期待しないわけにはいきません。

 価格も手ごろ,フードも付属となかなか良い条件なので予約して買いましたが,実際には予約しなくても買えるくらい,今ひとつ人気のないレンズだったんだなあと実感します。それもそのはず,ZでDXで単焦点で24mmが欲しい人など,そんなにいるはずないです。

 前置きはこのくらいにして,さっとレビューです。

(1)質感

 持った感じはとてもしっかりしていて,質感はとてもよいです。これを実売36000円ほど(しかも純正)で買えるというのは,今どきなかなかない話だと思います。こういっては反論を受けるかも知れませんが,プラスチックがカメラに普通に使われるようになった1980年代後半のレンズに比べて,同じプラスチックを主体とする最近のレンズというのは,本当に質感も良くなったし安っぽくなくなったと思います。

 なんなら,AiAF24mm f/2.8とか,SMC PENTAX35mm f/2なんかと,NIKKOR Z DX 24mm f/1.7を並べて比べてみてください。これは単純はデザインの流行の問題とは違う話だと思います。

 マウント径が大きいZですので,レンズ自身を小さく作る事には限度があると思います。それでもぱっと手に取ったときの馴染み方は,やはりかつての手軽な単焦点レンズです。

 フォーカスリングは実に滑らか。回してもフォーカスが動かない最近のフォーカスリングを,手慰みで無意識に回してしまうのは,このレンズが初めてです。

 しかし,どうにも許せないのがフードです。フジツボフードがついてくるというので期待していましたが,こんなにごっついフジツボフードというのは,かなり不細工です。取り付けるともう一回り大きなレンズに化けてしまいます。

 さらに残念なのは,フィルターを取り付けたあとにフードを取り付けると,キノコみたいになってしまうことでしょう。この不細工さは筆舌に尽くしがたい。

 きっと,フィルターなしの状態での一体感を求めるあまり,フィルターのあとにフードを取り付けたときの美しさをあきらめたんだと思いますが,それにしてもこれは恥ずかしくて使う気になりません。

 当然このフードは金属製ではなく,プラスチックです。それも本体の質感とは裏腹に実に安っぽい,本当にオマケ感覚満載です。デザインした人も,設計した人も,きっと心のどこかで「これでいいのか」と思っていたんじゃないかと思います。

 そのフィルターの直径は46mm。まあ,デザイン上は46mmにするのも手だったとは思いますが,28mmにしても40mmにしても52mmというニコン伝統のサイズですから,これを踏襲するのが自然な発想だったと思いますし,その上で共通項のあるデザインにまとめてくれた方が,私はうれしかったです。


(2)画質

 安いレンズとは言え,そこは外れなしの誉れも高いZの純正レンズですし,非球面を2つも奢る今どきのレンズですので期待をしていたのですが,結論から言えば,Zとしてはそれなりのレンズだと思います。声を上げるほど高画質でもないし,写真がうまくなったと錯覚するほどのレンズでもないということです。

 誤解を受けたくないのですが,低画質かといえば全くそんなことはありません。20年前のこのクラスのレンズだったらもっと性能が低い(というか当時のフィルムの世界ならそれで十分高画質だった)でしょうから,このレンズの性能は間違いなく高く,これがこの大きさとこの価格で手に入ることには,驚きさえあります。

 しかし,絞り開放ではコントラストも低く,中央はともかく周辺の画質低下が大きいので全体として眠い画像になります。周辺光量の低下は私は気にしない人なのですが,35mm換算で周辺の光量が落ちるというのは,ちょっと考えたことがないと感じた人も多いんじゃないでしょうか。

 なので,少し絞って使うことになるのですが,f/2ではまだまだ,f/2.8でももう一歩,f/4くらいで鮮鋭度も上がって満足な画質になるのですが,それだと背景をぼかすのに一工夫が必要になるので,無理にこのレンズを使う必要があるのかと思うようになります。

 全体のバランスは良いレンズなのですが,拡大して眠い画質のレンズは,全体でもシャキッとしないレンズだったりしますから,私個人の印象としてはキットレンズの28mm f/2.8と同じ傾向かなあと思っています。


(3)操作感

 ここは別に不安を感じてはいなかったのですが,期待通りAFも素早く,小気味良く撮影が出来ます。ホールド感も良くて,これは鏡筒をマウント径に対して細く作っているからだろうと思います。Zマウントは大口径ですので,小柄なレンズのデザインは難しくなりますよね。

 操作とは違うのですが,絞りの最小値がなんとf/11までしかありません。f/16やf/22まであるのが普通だと思っていましたから,f/11なんていう常用域で打ち止めとは,Zの思想が透けて見えてきます。

(4)特筆すべき事

 これは書いておかないといけないことなのですが,寄れます。ニコンの広角レンズは「寄る」ことにこだわりが強いレンズも多く,また寄れることを性能の1つとして考えている節がありますが,このレンズもまさにそうで,レンズの先端から被写体まで,なんと12cmまで近づけます。

 これくらい近づけると,35mm換算で36mmとはいえパースを強調したり背景のボケをコントロール出来たりするので,本当に表現の幅が広がります。ニコンを使っていて良かったなあと思うことの1つです。


(5)まとめ

 まず,とにかく値上がりが激しいカメラ/レンズの世界において,実売36000円で買える明るいレンズというのはありがたいと思います。DXと割り切ったせいでもあると思うので,今年秋に予定されているフルサイズのクラシックデザインモデル(仮にZfとしましょうか)には使えませんが,私はZはAPS-Cでいいんじゃないかと思ってもいるので,これはこれでありだと思っています。

 D850くらいの画素数と画質であれば,ラフに撮影してトリミングで切り出しなんてことをついついやってしまうのですが,Zfcではそういうずるいことは出来ません。写真の基本の立ち返る良い機会のように思います。

 質感も高く,手触りも幸せなレンズですが,画質はZとしては凡庸で,最低でもf/2.8まで絞らないと後悔しそうな画質だと思います。

 そして最大の難点は,フードです。ついでにいうとフィルター径です。これだけはもう少しよく考えて欲しかったと思います。


(6)そんなわけでフード病

 そんなわけで,久々にフード病を発症しました。35mm換算で36mmですから結構深いフードが必要になるので,付属のフジツボフードが随分先に伸びているのも頷けます。

 なら無理にフジツボフードにする必要はありません。もっと美しいフードにしないといけないでしょう。

 そこで,お気に入りの,takumar28mmの角形フードを取り付けようと考えました。フィルター径を49mmにするステップアップリングを使って角形フードを取り付けて見ますが,これだと見た目はよくても,肝心の遮光特性が今ひとつで,もっと深いフードでないといけません。

 手持ちのPENTAXの50mm用の角形フードがはデザイン面でも遮光特性でも100点なのですが,これはフードをしたままレンズキャップを取り付けられないので,常用は厳しいです。

 あれこれを試行錯誤を行ったところ,PENTAXの50mm用の丸形フード(35年前に買いました)を取り付けています。そんなに深いフードではないのですが,細いので十分な遮光特性が得られています。

 見た目も悪くないですし,キャップもフードを取り付けたままで出来ます。当分これでいこうと思います。

 そうそう,保護フィルターをどこに付けるかでフードの選択肢も変わってくるのですが,出来るだけ有害な反射を減らしたいので,前玉に近い場所に取り付けることにしました。

 そうするとフィルターは46mmで取り付ける事になるわけですが,これもまたフード選びを厳しいものにしています。もしステップアップリングの後の49mmで取り付けるように出来ると,手持ちの関係でもう少しいろいろなフードが選択肢に入ってくるだけに,随分迷いました。(そんなに迷うところか?)

 もう少し試行錯誤をやってみても面白いでしょう。もう一段49mm-52mmのステップアップリングを入れて,純正の35mm用フードを取り付けても面白いでしょうし,もしかしたら45mm f/2.8Pのフジツボフードを付けてみてもいいかも知れないです。

 フード病が治るには,もう少し療養が必要みたいです。


 

microKEY AirとJupiter-XmをワイヤレスMIDIで繋ぐ

  • 2023/06/15 13:03
  • カテゴリー:散財

 私が気晴らしの1つは,シンセサイザーを演奏することです。なにも本気で演奏するのではなく,さっと電源を入れて,5分か10分か音を出すという気軽さが,気晴らしならではの楽しみ方です。

 この気晴らしは昔から続いていますが,現在の機材はJupiter-Xmです。さすがにカシオトーンと同じ大きさではありませんが,気軽さはまさにカシオトーンといっていいくらいで,電池で動くことも,スピーカーを内蔵していることも,気晴らしにはとても大切な機能だと思います。

 音も良いですし,弾きやすく強弱を付けやすいミニ鍵盤も気に入っていますが,1つだけ気に入らないことがあるのは37鍵しかない鍵盤です。

 37鍵だと両手で弾くピアノやオルガン,シンセパッドなんかも狭すぎて演奏に幅が出ませんし,片手で弾くリードなどだって,この音域では窮屈です。もし49鍵のJupiter-Xmが出たら買い換えようと思っているくらい,不満です。

 もともとJupiter-XmはJupiter-Xの音源モジュールにPC用のミニキーボードがついたくらいの製品なので,37鍵という鍵盤は本気で演奏するようなものではないのでしょうが,なかり良く出来た鍵盤だし,ハードウェアシンセの楽しさや魅力,機動力を考えると49鍵や61鍵のモデルがあってもよいと思います。

 発売から4年経過しましたが,49鍵モデルが出るような話もなく,どうしたものかと考えていると,49鍵の外部キーボードを使うことを考えました。外部キーボードですから,ミニ鍵盤でなくとも標準鍵盤も選択肢に入ってきます。

 しかし,本体より大きなキーボードというのもなんだかもったいないので,今回はミニ鍵盤から選ぶ事にしました。

 ミニ鍵盤の定番と言えば,コルグのmicroKEYシリーズです。安い,小さいだけではなく,演奏のしやすい高品質な鍵盤であることも耳にしています。しかもBluetoothLEを使ったワイヤレスMIDIにも対応したモデルも用意されていて,さすがコルグだなと思います。

 49鍵のmicroKEY Airはお値段が15000円ほど。これでJupiter-Xmが49鍵モデルになるなら安いです。繋ぎ方など調べ切れていない(説明書を見ても判断出来ない)ので不安もありましたが,まあどうにかなるだろうと購入することにしました。

 翌日には届いたので早速接続を試みます。最初はBluetoothです。しかし,残念な事にJupiter-XmとはBluetoothによるワイヤレスMIDIでの接続は出来ませんでした。説明書には記載がなかったと思うのですが,Jupiter-XmのBluetoothはSource機器にはなれないようで,SinkデバイスであるmicroKEY Airに繋げることはできないのでした。

 そうなると有線接続なのですが,これも結論を書くとアウト。microKEY Airの有線接続はUSB MIDIだけで,通常のMIDIは出ていません。一方のJupiter-Xmについては,USB MIDIは基本的にはDEVICE側だけの対応です。USBメモリ接続用にHOSTも搭載されていますが,USB MIDIが通るかどうかは取説には書かれていません。

 試してみたところ,音は出ました。しかし,あまりにレイテンシが大きいことと,発音タイミングがばらつき,全く使い物になりません。シンプルな4つ打ちが随分と跳ねてしまうので,笑ってしまうほどです。

 こうなると標準のMIDIで繋ぐことを考えないといけないのですが,この段階でmicroKEY Airは使えない事になります。そこで,USB MIDIを通常のMIDIに変換するコンバータを探してみましたが,こういうものはなかなか売られていません。自作された方もいらっしゃいましたが,ファームが非公開だったり,ちょっと大げさだったりしたので,この方向はパスです。

 microKEY Airを返品して別の品種に買い直そうかと思っていた所,ふと目に入ったのが標準MIDIをワイヤレスMIDIに変換するアイテムです。これが上手くいけば,microKEY Airとワイヤレスで繋ぐことが出来るでしょう。

 問題は相性です。ローランドやヤマハからも出ていますが,一番信頼出来そうだったのが,CEGというシンガポールのメーカーが作っている,WIDI Masterという製品でした。

 電源が入ればとにかく自分から繋ぎにいくので,本当にケーブルではないMIDIケーブルとして扱えるだそうです。2,3年ほど前にすでに有名になっていたものですが,当時に比べて若干価格も上がっているみたいです。

 これを6000円ほどで購入することにしました。今回の目的に使えなくても,汎用のワイヤレスMIDIならいくらでも使い道があるでしょう。

 これも翌日届いたので早速試してみました。

 すると,なんともあっさりと,Jupiter-XmとmicroKEY Airが勝手に繋がって音の出る状態になってくれました。いやー,これは画期的です。

 この,「勝手に」というのが実は面倒な場合もあり,タイミングによってはJupiter-XmのBluetooth MIDIと繋がってしまうこともあります。そうなると接続を切る作業が発生するのでなかなか面倒なのですが,この場合はJupiter-XmのBluetoothを最初からOFFにしておけば問題は解決です。

 さて,繋がっただけではダメで,ちゃんと演奏に耐える物かどうかを調べないといけません。まずレイテンシです。レイテンシはアタックの強いピアノでは結構気になりますが,アタックの弱い音ならまず問題になりません。

 ただ,Jupiter-Xmの鍵盤と弾き比べてみると,やはり音が出るまでの時間が短い方がダイレクト感があります。この楽しさは言葉に出来ないです。

 鍵盤自身の評価もしないとです。Jupiter-Xmのミニ鍵盤比べて,長さが短いのが1つ,それから白鍵と黒鍵の間隔が少し広めになっています。また,ストロークも短いように思います。

 長さが短いこと鍵盤は,想像以上に弾きにくいです。そのせいもあってか,強弱もつきにくいように思います。Jupiter-Xmの方が支点までの距離があるので,キーを押す位置によって重さや押し込みの速度に違いが少なくて済むせいでしょうか,とにかくmicroKEY Airの鍵盤は思い通りに演奏出来ないのです。

 強弱がつきにくいのでのっぺりとした演奏になりがちですし,かといって意識して強く演奏するとミスを連発します。慣れているのが一番の原因だとは思いますが,Jupiter-Xmの鍵盤は本当に良く出来ているなあと思いました。

 ということで,一応microKEY AIrを使って49鍵という広さをJupiter-Xmに持たせる事ができました。確かに演奏しにくく強弱も付けにくいですが,49鍵という広さはやはり期待通りの心地よさで,最初からこの鍵盤数で発売して欲しかったなあとつくづく思いました。

 それと,ワイヤレスMIDIは実に快適です。レイテンシも小さいとは言えませんし,気にならないわけではありませんが,実用レベルだとは思います。むしろ有線で繋がった不自由さから解き放たれることが最大のメリットな訳で,今回のような外部キーボードでさえもその利便性は強く感じる事が出来ました。

 そんな中でこのWIDI Masterという製品は評判通りの安定性です。繋がるのも簡単,繋がってからも安定しているので,これはよい製品に巡り逢ったと思います。


 

スタンバイ電流が極端に多いPC-1251

 私が所有するPC-1251のうち,最後に入手した,最も程度の悪い(ゆえに常用機)の電池が切れてしまいました。

 まあ,電池が切れることそのものは普通の事なのですが,その電池の減りが随分早いのです。修理してまだ2ヶ月ほど,その間ほとんど使っていないわけで,それでこれだけ早く電池が切れてしまうと,1年間に6回も電池を交換しなければならなくなります。

 これはおかしいと調べてみると,スタンバイ電流がやっぱり120uAと大きな値を示しています。正常なPC-1251は大体20uAから多くても30uAくらいですから,これはやはり多すぎます。

 動作そのものに問題はないので,どこかにリークしているのでしょう。これはなかなか厄介です。

 ちょっと難しい修理になるだろうと思いつつ分解します。目処を立てたのは,LCD周りです。このPC-1251は,付けっぱなしになっていたCE-125のNi-Cd電池の液漏れと,ケースからの謎の液体の染み出し(おそらく可塑剤)によって「汁まみれ」になっていて,かなり基板にも被害が出ていた個体です。LCDも水没に近い状態になっていて,基板の金メッキも剥がれていました。LCDを交換した時もなかなか上手く表示が出てこず,散々苦労した覚えがあります。 

 圧電ブザーを外して分解,この段階でスタンバイ電流は少し減って60uAから80uA程度。続けてLCDを取り外し,導電ゴムを交換します。古いものは粘り気が出ていて,もしかしたら絶縁不良からリークが出ているかも知れないと思ったからです。しかし結果はNG。交換してもスタンバイ電流は減りません。しかもまた表示不良です。いやー,困った。
 
 導電ゴムはこのままオリジナルを使うこととし,今度はLCDとベゼルを固定する両面テープの厚みを稼ぐために,テープを貼ることにしました。両面テープは剥がしてあるので,その分だけ厚みが減っています。なので,よく似た厚さのテープを貼って厚みを調整するわけです。

 もともと基板は薄く,しかもベークの安い両面基板です。ここに液体が染み込んでいるので厚紙みたいにふにゃふにゃになっていますから,ベゼルを無理に固定すると,基板がたわんで端子が浮いてしまいます。

 なんどか調整を行って取り付け完了。一応表示は出るようになりました。(後述しますが,時間が経過すると表示が乱れたりする問題が後になって出てきました。)

 さて,スタンバイ電流が多い理由はLCDではなかったわけで,ここからがリーク探しの旅になります。次に疑ったのは基板の不良です。電解液によるレアショートが原因になることが多いので,まずは目視です。しかし,見た限り金メッキの腐食箇所も大丈夫そうです。

 さらにチェックを進めます。テスターで手当たり次第に抵抗値を見ていきます。ここで1MΩ以下になっている箇所が見つかったら,回路図と照合してその値が正しいかどうかを確認していきます。すると,拡張コネクタの隣り合う端子の両端の抵抗が1MΩ以下になっている箇所が見つかりました。

 コネクタの外観は問題ないのですが,実はこのコネクタには液体が染み込んでいて,CE-150側のコネクタはレアショートしていて,プリンタが動かなくなっていました。本体側のコネクタも内部でショートしているのではかいかと思います。

 そこでコネクタを基板から取り外して再度抵抗値を測定,やはり1MΩ以下になっています。IPAにつけ込んで揺すると,青いサビがポロポロと出てきました。コイツが端子間をショートさせていたんでしょう。

 洗浄後に抵抗値を測定すると,600MΩ以上。これで絶縁は保たれました。このコネクタを外した状態で本体のスタンバイ電流を測定すると40uAから60uAくらいで,少し減っています。これが原因だったことは間違いなさそうです。

 これで組み上げて再度測定したところ,なぜか80uAから100uAに増えていました。スタンバイ電流は不安定なのでこれくらいは増えるかもなあと思ったのですが,冷静に考えると100uAならやはり数ヶ月しか電池が持ちません。他の個体が20uAから30uAですので,まだどこかおかしいはずです。

 そして問題がまだ2つあります。10分ほどすると表示がおかしくなる問題と,メモリが化けるもんです。短いプログラムは問題ないのですが,大きなプログラム,特にマシン語をロードすると暴走します。

前者はベゼルのカシメを少しずつ緩めてなんとか解決しました。2つ目はメモリ基板とメイン基板を繋ぐ導電ゴムを面倒くさがらずにその都度アルコールで拭くことと,内部のフレームをきちんと取り付け,かつ圧電ブザーの配線を上手く取り回して,部品で挟んでしまわないようにすることで,メモリ基板を浮かないように取り付けることで,なんとか解決しました。これ,なかなか大変です。

 ROMのアドレスと低位のRAMアドレスがきちんと繋がっていれば,とりあえずマシンは起動します。しかし,高位のアドレスへのアクセスが発生すると暴走するわけですから,とりあえず起動しました,ではダメなのです。

 メモリ基板の取り付け方でもスタンバイ電流が変わります。メモリのエラーが出るときは多めですし,上手く取り付けられた時などは20uA程度まで下げる事が出来たりしますが,こういう時はメモリエラーは出ません。アドレスが浮いたりするんでしょう。

 スタンバイ電流が30uAくらいになってきたので,いよいよ本格的に組み上げます。しかし,最終チェックで60uAから80uAに戻ります。一晩経つと100uAを越えているので,絶望的な気分になりました。

 スタンバイ電流が増えたときの差分を冷静に考えると,圧電ブザーを取り付けたのが差になっています。もしやと思い,圧電ブザーを付けたり外したりすると,やはりスタンバイ電流が大きく変わります。

 さらに元々の圧電ブザーの直流抵抗を測定すると,数百キロΩと異常に低い値です。正常なものは無限大でなければなりません。

 たぶんこれが原因です。新品の圧電ブザーに交換するとスタンバイ電流は20uA程度になりました。この後,メモリチェックも完了,ようやく修理が完了しました。

 結果として,リークはコネクタのレアショートと,圧電ブザーの不良でした。基板やLCDには問題がなかったということになります。どちらも単純な構造の部品ですし,寿命はないようなもので,壊れてしまうことも想像しなければ,壊れた後に何が起こるかは,接触不良や音が出ない程度の想像はできても,スタンバイ電流が増えるという事まで想像出来る人は少ないでしょう。そもそも圧電ブザーって壊れるんですねぇ。

 今回も苦労しました。液漏れが本体のあらゆる箇所を蝕むという,恐ろしい病気のような元凶になっていることをまざまざを見せつけられました。多くのポケコンがこうした深刻な事情で故障しているkとをを考えると,修理など一筋縄ではいかず,結局修理出来ていないまま使われているものや市場に流れているものも多いのではないでしょうか。

 世の中には,ジャンクのポケコンを修理して売って小遣い稼ぎをする人がいるようですが,彼らがここまできちんと見ているとは思えませんし,仮に見ていたとしても修理出来るだけのスキルを多くの人が持っているとも思えません。

 もし,ポケコンが欲しいなら,やっぱり自分で修理出来るだけの技術を持つことが重要だなあと思いました。

 

PB-100をPCに繋げる

 PB-100の新鮮な使い心地を楽しんでいますが,そうなってくると必要なのはプログラムのロードとセーブを行う仕組みです。苦労して入力したプログラムを保存する,OCRで雑誌のプログラムを入力するなど,ロードとセーブは使いこなしの第一歩です。

 PB-100のロードとセーブは,原則的にカセットインターフェースで行いますが,専用のカセットインターフェースは高価ですし,滅多にお目にかかれません。ならば自作となるわけですが,PB-100のカセットインターフェースはカスタムICが搭載されているので,入手が容易な部品でさっと作るわけにはいきません。

 それは12ピンの拡張端子が特殊なプロトコルであるからですが,ここを解析してP`B-100からはカセットインターフェースに見える,シリアルポートを作った人が海外にいます。

 いやー,こういうのは助かります。PB-100くらいだと波形を見ていればなんとなく解析も出来て,マイコンでさっと作る事も出来るかも知れませんが,時間も手間もかかりますし,何より本物のカセットインターフェースを持っていなくては解析が出来ません。

 作例ではAT90S2313という,これまた懐かしいAVRを使っています。私も手持ちが2つほどあり,使い道がなくて正直どうしようかと思っていた所だったので,好都合でした。

 オリジナルは,外部のEEPROMへの読み書きやプリンタインターフェースも持つ重装備でしたが,私はとりあえずシリアルポートさえ出ていればよかったので,回路を大幅に削減し,最低限のものだけにしました。するとAVR意外には抵抗が数個,10MHzのクリスタルにコンデンサが3つほどと,本当に簡単なものになってしまいました。AVRとクリスタル以外はチップを使ったので表からは見えません。

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 30分ほどで組み立てが終わり,AVRの書き込みもデジットのAVRWRTでさっさと済ませて,完成です。USB-シリアル変換基板をくっつけてテストをします。

 ところが,なかなか上手くいきません。最初はTeraTermでの送受信もおぼつかない状況でしたが,これはフロー制御をXon/Xoffにすることで解決。これでSAVEコマンドで読み込んだプログラムをLOADコマンドで書き戻せるようになったのですが,あくまでこれはバイナリでの話。

 バイナリをテキストに変換し,編集してまたバイナリに戻して転送という目標を達成するには,専用のツールを作られた方がいるのでこれを使います。

 しかし,これも複数のエリアにまたがる変換には対応しないなど,なかなか大変でした。ある方が修正版を出してくださっていたので,これを使ってどうにかやりたいことが出来るようになりました。(とはいえ複数のエリアへの書き込みは手動で一部テキストを修正しないといけないのですが・・・)

 しかしそれでも,実行すると原因不明のエラーで止まりますし,場合によってはリセットをしないと復活しないこともあります。しばらく悩んだのですが,結論はPB-100のバグでした。

 なんでも,変数のクリアを行うVACコマンドにはいろいろ深刻なバグがあるらしく,この命令の後にマルチステートメントでコマンドを書いてしまうとエラーになったり暴走したりするんだそうです。

 こんなバグは後のモデルでは解消されていると思いますが,これもPB-100ならではです。分かってしまえばなんということはありませんし,むしろ味わい深い個性です。

 ということで,PB-100がPCと繋がり,プログラムの保存が可能になりました。これが出来ないと実用に供することは現実的に不可能で,PB-100がそのハードルを越えてくれたことがうれしいです。

 

ようやくPB-100を手に入れた

 中学生の時に選んだポケコンがシャープのPC-1245だったことで,今日に至るまでポケコンはずっとシャープのものを使ってきました。もう1つのポケコンメーカーであるカシオのものは,結局一度も使う事はありませんでした。

 1980年代のパソコンブームがやってきても,5万円も10万円も,もちろん20万円もするパソコンを大した目的もなく買ってもらえる子どもはそう多くなく,ゲームがやりたいなら15000円のファミコンが最善の選択肢になることは,子どもにとっても親にとっても必然だったと言えます。

 しかし,プログラムを作るという目的に目覚めた子どもたちは,どうしてもパソコンを欲することになるわけで,そこには価格と携帯性という2つの高い壁が立ちはだかっていました。

 この2つを一気に打開するのが,ポケコンでした。関数電卓に端を発するBASICでプログラムが出来るポケコンは,もともとビジネスツールとしての性格が強く,価格も高いし子どもたちが目にするような場所にはありませんでした。

 しかし,カシオがPB-100という革命的なモデルを発売したことで,子どもたちの選択肢が1つ増える事になりました。価格は14800円,文字通りポケットに入る小型のマシンであり,しかもカシオの電卓を売っているところならどこでも買えるという入手性の良さもあり,パソコンは無理でもこの値段ならと,買ってもらった子どもたちが多くいました。

 実はBASICの走るポケコンはシャープの方が早く,PC-1210がその第一号と言われています。カシオも追随してプログラム関数電卓の発展型としてfx-602pを発売するのですが,前者はビジネス向け,後者は理系学生やエンジニア向けという特殊なマシンで,子どもたちの目に触れることはありません。

 これが一変したのがPB-100で,子どもたちが目にする雑誌にも広告が掲載されたり,テレビCMが頻繁に放送されたりと,子どもに対するアピールが行われるようになったのです。

 ライバル機であるPC-1245を知らない子どもも多く,実際私もお店で買うまでPC-1245の存在を知りませんでした。

 私の親はPB-100を渇望していた私を無視し,やがてPC-6001,数年後にPC-1245を買い与えることになるわけですが,あのときPB-100を買っていたらマシン語で遊ぶことも,ハードウェアの改造を行うこともなかったわけで,偶然とは言えシャープのマシンを選んだことは幸いだったと思います。

 シャープのファンからみたPB-100は,とにかく安かろう悪かろうなマシンという印象です。PC-1245が17800円,PB-100が14800円で,その差は3000円もありましたが,この差はスペックの差を考えると十分おつりが来ます。

 メモリはPC-1245の半分しかなく,PC-1245並に増設すると6000円もかかります。しかも標準のメモリでは足りないシーンがほとんどで,増設しないという選択肢はありません。

 表示桁数はPC-1245が16桁あるのに対しPB-100は12桁です。電卓なら十分ですが,文字やゲームではかなり厳しいです。

 BASICの仕様についても,PC-1245あ上位機種のPC-1250とほぼ同じの強力なものを搭載していたのに対し,PB-100は命令数も絞り込まれていていましたし,PC-1245には上下キーがありプログラムの編集が楽に出来たのに,PB-100ではいちいちLIST命令でリストを表示させる必要がありました。

 PC-1245はVRAMへのアクセスが許されていたのでグラフィック表示が可能だったのですが,PB-100は完全なキャラクタベースのマシンでした。表現力が圧倒的に違いました。

 極めつけがマシン語です。PC-1245では非公式にマシン語が使えて,高速なゲームはもちろん,コンパイラやアセンブラなどの開発ツールも作られました。PB-100は基本的にBASICのみで動かすマシンでしたので,高度な使いこなしが出来ず,マシンの限界がすぐに来てしまいます。

 ハードの改造もそうです。PC-1245はメモリの増設や周辺機器の製作などがマニアの間で行われていましたが,PB-100にはそうした手を入れる余地がなく,ハードウェアを触ると言う文化が育ちませんでした。

 総じて,PB-100は電卓の延長,PC-1245はそれでもパソコンを踏襲するアーキテクチャを持つもので,PB-100の対抗機種としてPC-1245が17800円で登場したことは,その内容を考えるとかなりのお買い得だったと言えると思います。

 PB-100が優れていたのは,BASICで作ったプログラムが高速で動いたことでしょうか。PC-1245は当時から遅いマシンと言われていましたから,PB-100のサクサクとした動作は,初心者がゲームを作るには最適だったと思います。

 個人的には,MODEが整理されていないことが嫌でたまりませんでした。RUNとWRTがMODEに分かれていることはよいとして,なぜ小文字の入力やグラフィック文字の入力にMODEの切り替えが必要なのか,DEGやRADの切り替えがモードで切り替わることも納得が出来ず,とにかく雑多な機能の切り替えをただただ割り当てただけという乱暴な設計がどうにも馴染めませんでした。

 PC-1245はその辺が綺麗に整理されていましたから,悩むことも忘れることもありません。このあたりも計算機上がりのPB-100との違いだったように思います。

 そんなわけで,ポケコンの人気を二分するシャープとカシオですが,私はシャープのポケコンに不満を感じることなく,現在まで使い続けています。

 しかし,カシオのポケコンにもファンが多くいます。PB-100で育った人たちは今どんなポケコンを使うのか,そんなにファンが多いマシンなら,きっとなにか魅力的なところがあるに違いないと,新品でVX-4を買ってみましたが,やっぱり馴染めずにほとんど触っていません。

 それでもPB-100は評価の高い大ヒットモデルです。VX-4がPB-100から(UIやアーキテクチャ,設計思想などひっくるめて)建て増ししてきたことから使いにくくなっているだとしたら,PB-100なら楽しく使えるかも知れません。なにより,評価の高い大ヒットモデルで,私自身もあれほど欲しかったマシンです。一度はきちんと使ってみなければ,その実力を公平に測ることはできないでしょう。

 そこで出来ればオリジナルをと,PB-100を探してみました。程度の良いものは少ないですし,値段もやや高めで,カシオの人気というのも根強いものがあるなと感じました。

 ふとしたことから,某オークションで2台落札,先に届いた1台は程度が悪く,動作試験をするも裏側を軽く抑えないと表示の一部がかけてしまいます。

 嫌な予感もしますが,分解掃除を行います。再度組み立てますが,表示されない部分が更に増えています。

 何度も組み直しを行っているうちに,どんどん表示されない部分が広がっていきます。もうどうにもなりません。もったいないですが,廃棄することにしました。

 なんとまあ,脆弱なことよ。シャープのマシンはこのくらいの分解掃除でダメになったりすることはあり得ません。今回の破損の原因はLCDと基板を繋いでいるカーボンフレキの断線です。切れやすく,交換不可能,基板だけ,あるいはLCDだけを再利用することも出来ず,本当に困った部品です。

 このあたりも電卓上がりなんだよな,と悪態をつきつつ,私はふと高校生の時に同じような失敗をしたことを思い出しました。

 友人が,PB-80を私に譲ってくれたことがありました。なんでも一部のキーが効かず,捨てるというので周できるかもともらってきたものです。

 PB-80はさらにコストダウンを行ったモデルで,キーはフィルムキーです。これが壊れているなら,もう修理方法はありません。

 この時は効かないキーを銅箔テープかなにかで動くように出来たのですが,LCDのカーボンフレキを傷つけてしまい,結局廃棄したのです。その時もPC-1245に比べて壊れやすい,分解したらもうおしまいだ,と言う印象を持ったのです。

 同じことを30年も経ってから思い出すことになりました。つくづくカシオのマシンには縁がないものです。

 気を取り直してもう一台のPB-100が届くのを待ち,こちらを本命としました。

 届いたもう1台のPB-100は非常に程度が良く,ソフトケースも付属してきたことから,いつもケースに入れて使われてきたんだろうなあと思わせるような,綺麗さでした。

 そもそも,このソフトケースも綺麗で,傷んでいません。ということはあまり使われなかったのかも知れないですね。

 ただ,LCDの偏光フィルムは劣化が進んでいるようで,中央部だけ色が変わっていますし,コントラストも下がっています。

 分解前に動作確認をしますが,全く問題ありません。そこで早速分解,丁寧に作業を行い,まずはRAMを移植します。さくっと作業を済ませてテストをすると,ちゃんとRAM容量が増えています。これでOR-1内蔵のPB-100になりました。

 続けて分解してハンドソープで洗浄します。キーの程度も良くて日焼けがほとんどありません。いやー,気持ちのいいものです。

 すべてを洗浄し終えたら今度こそ慎重に組み立てて完成。今度は問題なく組み立てることができました。

 ソフトケースも若干臭いがあったので洗浄したので,これで気持ちよく使えるようになりました。

 さて,実際にPB-100を使ってみると,まず処理速度が速いことにびっくりします。これだとアクションゲームをつくることも確かに簡単です。

 計算の精度については,PB-100の方が上という声もあるようなのですが,どちらも基本的には電卓ベースですし,内部は当然BCD演算ですので違いがあったら困ります。表示文字数の関係で表示桁数に違いがあるのは確かなようですが,内部の演算はどちらもきちんと行われているはずですので,私は同じようなものだと考えています。(でも,有効桁数を設定して四捨五入を行うことができるのはPB-100の勝ちですね)

 それから慣れないと面倒だったプログラムエリアの考え方ですが,これも慣れてしまえば結構便利です。SHIFT+数字キーですぐに実行可能,異なるプログラムエリアからジャンプしたりできることも便利,ただし変数はグローバル変数というのが悲しいですが,バッテリーバックアップでメモリが保存され,電源ONですぐ動かせるというポケコンの特色は,小さい便利なプログラムをさっと使える事にあるわけで,これが10本も登録出来るというのはなかなか便利な仕組みでしょう。

 もちろんPC-1250でもこうした運用は可能なのですが,プログラムエリアという考え方がありませんので,単一のプログラムのジャンプ先をキーに割り付けることで一発で実行するという仕組みを取ることになります。どっちも結局同じようなものなのですが,どっちが便利かというと実は私はPC-1250の方が便利だと思っています。

 とまあ,カシオらしい独特のキーの押し心地が実は一番気に入っているんですが,12桁しかないLCDでこれだけ面白いゲームが出来ているというのもすごいことで,もう少し真面目に使い込んでみようと思っています。

 その際に必要になるのは,やはり外部との通信手段です。せっかく打ち込んだプログラムが消えてしまう,PCからプログラムを流し込みたい,雑誌のプログラムもOCRで一発!という話は,PB-100が外とやりとりが出来るようになっていることが前提です。

 そこで必要になるのが,カセットインターフェースです。PB-100の12ピンの拡張端子に差し込むオプションですが,PC-1250のようにレベルコンバータだけの簡単なものではなく,専用のLSIが乗っかっています。高価なのはそのせいです。(余談ですが,PB-100の拡張メモリは汎用の非同期SRAMではなく,特殊なプロトコルのメモリで,端子数は少なくて済むのですが,高価でした。PB-100は本体価格が安いのに,オプション類が高価だったのは,こういう理由があるのだと思います)

 しかし,世の中にはこのカセットインターフェースを解析してUSBでPCと繋いでしまう人もいるんですねえ,すごいです。私も手持ちのAVRを使ってさっさと作ってしまうことにしました。続きは後日。

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