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ユーザー「gshoes」の検索結果は以下のとおりです。

54645Dのドナーを手に入れた

  • 2017/07/04 10:13
  • カテゴリー:make:

 今年の春に高速コンパレータの部品不良による,CH2のトリガがかからないという問題が修理された,私の愛機HP54645Dですが,さすがに20年近く経過したクラシックマシンだけに,あちこち具合が悪くなってきます。

 ツマミのロータリーエンコーダがおかしくなっているのはもう仕方がないことではあるのですが,不良のままではこれがまた使いにくくて,とりあえずあまり使わず劣化の程度がましなものと入れ替えて,垂直軸と水平軸とカーソルのエントリだけは,元の快適な操作に戻すことができました。

 そのあおりを食らって,ロジックアナライザのロータリーエンコーダがクリック無しのものに交換されていて,しかもこれが汎用品だったりするので,操作感覚が全然違ってしまいました。

 しかし,実際にはほとんど使わないツマミなので,実害なく一応修理は終わったことにしてあったのです。

 とはいえ,機会があれば交換可能なロータリーエンコーダを手に入れて交換しようとずっと思っていましたし,先日の修理の際にも「ここが壊れたらもうおしまいだなあ」と思うものも多数あったので,できればもう1台,壊れていてもいいので部品取りの個体を確保しておいた方がよいなあとも思っていました。

 余談ですが,2465Aの部品取りとして,2445を確保してあります。とはいえ,もっとも壊れやすい垂直軸のハイブリッドカスタムICには互換性がないので,あまりうれしくないのですが・・・

 そんなこんなで,偶然54600Aというデジタルオシロを安い値段で手に入れました。ジャンクなので故障していることが前提で買いましたが,筐体の割れ具合から落下があったようです。ひどいなあ。

 まあ,欲しいのロータリーエンコーダです。CRTも手に入ればうれしいし,メインボードもOP400などの入手の難しい部品がのっているので,この値段ならうれしいです。

 届いた日にとりあえず様子を確認してみます。雨風に晒されていたと思っていたので汚れがひどいことを覚悟していましたが,実際にはそれほどではありません。ただ,もともとの筐体の破損以上に,輸送中の破損もあったようで,これは残念です。

 つまみもロータリーエンコーダも機械的な破損はありませんし,パネルは全体に綺麗なのですが,CRTは焼き付きがあります。長時間使われたんでしょうね。

 とりあえず筐体をあけて,中を見てみます。ホコリはすごいのですが,泥や水の進入はなさそうで,おかしなサビも粉もみあたりません。これはいいかも。

 一か八か電源を入れてみると,あっさり起動しました。しかし波形はぐちゃぐちゃ。CH2の垂直感度を変えてもほとんど変化がないので,アッテネータがおかしいのかと目処を立てたのですが,なんとバーニヤモードになっていただけでした。波形がぐちゃぐちゃなのはトリガがかかってなかっただけの話で,これも正しく設定すると問題なく波形が出てきます。

 セルフテストも全部パス,セリフキャリブレーションも問題なく通ってしまい,普通の問題なく動く良品になってしまいました。

 使えそうな部品だけ取ったらすぐに捨ててしまおうと思っていたのですが,これだけ動いてしまうと,捨ててしまうのも可愛そうです。いろいろ考えたのですが,しばらくこのまま置いておくことにしました。

 仮に部品の交換をするにしても,動作している個体から外せば部品が死んでいるのか生きているのか,疑う必要がなくなりますからね。部品レベルにまで分解してしまうと,交換前に部品単体のテストが必要になったりします。

 で,54600Aを触って見たのですが,これってやっぱり54645Dよりも前の世代だけに,全体に速度が遅い上に,メモリも少ないんですね。1990年代の半導体の進歩というのは強烈なものがあって,この時代の数年はもう数世代の差になると言ってよいです。

 MegaZoomがないのはまあいいとして,一番困ったのはリアルタイムベクターが使えないことでした。RUNモードで波形がリアルタイムで出ている間は点と点が繋がらず,どうも見にくくて仕方がありません。

 そこでVectorをONにするのですが,わざわざ「STOPモードにしないとONにならないよ」と警告されます。確かに表示画面はベクター表示されていません。STOPボタンをおして画面を止めると,昔の8bitパソコンのLINE命令のように,せっせと点が繋がって,ベクター表示が出てきました。

 なんじゃこりゃ。

 これでもないよりましでしょうけど,これではおよそアナログオシロの代わりにはなりません。なに,昔のデジタルオシロってこんなにひどいものだったのか???そりゃ,アナログ原理主義者が跋扈するはずだわ。

 これが数年後の54600Bになると,どうやらリアルタイムベクター表示が可能になっているらしく(とカタログに書いてある)ので,もしかしたらファームウェアを入れ替えたら動いたりするかもしれません。

 しばらく使ってみたのですが,私がかつて酷評していた横河のDL1500シリーズの欠点として挙げていた点が,ことごとくこの54600Aにも存在しました。この当時の水準としては,こんなもんだったんでしょうね。

 ということで,まずは54645Dのロータリーエンコーダを交換します。分解し,54600Aを綺麗に掃除してから部品を外します。54645Dの部品と入れ替えて,組み立てるのはとても簡単で,1時間ほどで完了です。問題なし。

 しかし,これで終わらないのが私です。54645Dのツマミが突然割れて外れてしまいました。綺麗に半分になっています。他のツマミも見ていると,ひびが入っているものが2つほどありました。うーん,傾向的な破損ですね。

 接着剤で割れが進まないようにした上で,54600Aのツマミと交換しました。しかし54600Aのツマミの色は54645Dの色とちょっと違うのですよ。このまま交換しても不細工なので,どうしたものかと思案中です。

ゴミ処理機の本質とはこれだ

  • 2017/06/21 10:14
  • カテゴリー:散財


 梅雨の季節になり,本格的に雨やくもりの日が続くようになりました。元来雨が好きな私は,梅雨はそれほど嫌なものではないのですが,それでも衛生面の問題は気になります。

 浴室やゴミ箱のカビ,食中毒,ゴキブリや蚊など害虫の発生,布団やカーペットのダニ,生ゴミの腐敗など,寒くなるまで心配なことが出てきます。

 私は毎日の料理を楽しみにしている人間ですが,買い物から片付けまでを料理と置いている私にとって,最後の未解決問題が生ゴミの始末でした。

 これは現在,嫁さんが寝る前にやってくれています。ゴミの始末をお願い出来るからと言って,好き放題ゴミを出していいかと言えばそういうものではありませんし,誰がやっても生ゴミの衛生面の問題は解決しません。

 肉や魚,野菜を冷蔵庫の外に出しておく人は誰もいないと思いますが,生ゴミになるとそれを抵抗なくやってしまうんですよね,不思議なことに。口に入れないと言うだけで,それは普通に腐り,ウジがわき,ハエが飛び交い,激しい異臭を放つようになります。

 毎日ゴミが出せるならそれも許せるでしょうが,週に2回のゴミ収集だと,生ゴミは不衛生状態の起点となります。隠せば目に見えなくなっても,悪臭だけはどうにもならず,私は昨年から冷凍庫の一部に専用のスペースを設けて,ゴミ出しの朝まで冷凍しておくことで,この問題を回避してきました。

 しかし,冷凍庫にゴミを入れるという気分的な抵抗も,一度常温に出してぐちゃぐちゃと触ったものはすでに痛み始めているわけで,それを冷凍しておくというのも問題の解決になっていません。冷凍庫の中に血や肉,雑菌が付着していれば,それらを後生大事に冷凍保存していることになってしまいます。

 冷凍されたものもいずれは常温に出して口に入れるわけで,その時問題を起こすことは容易に想像が出来ます。

 これはまずい。

 実は,この問題を根本解決するために,料理の出口をきちんと整備することを計画していた時期がありました。衛生的で快適な生活を設計すると言う一連の流れの中で,ゴミ処理機を導入しようと考えたのです。

 当時は自治体の補助もありましたが,いかんせん価格が高く,10万円近くしていました。しかも大きく重く,粉砕による騒音が大きい,堆肥を作るための発酵で異臭が立ちこめる,長時間運転による電気代が結構大きいと,かなり問題があり,当時は断念したのです。

 しかし,先日ある家電量販店のメールを偶然見ていると,安価なゴミ処理機がある事に気が付きました。価格は2万円ちょっと。ポリバケツほどの大きさです。

 「パリパリキューブライト」という,なんだかよくわからない名前のこのゴミ処理機,調べてみると私の生活に実にフィットしていることが分かってきました。

 小さい,安い,は当然として,粉砕機能がないのでとても静か,発酵させるわけではなく,水分を飛ばして衛生的にゴミを減らす,150W程度の低消費電力で,運転時間は6時間から9時間と電気代もそんなにかかりません。これはいい。

 なんでこんなに問題が改善するのか,と冷静に考えてみると,従来のゴミ処理機がゴミを再利用することに目的置いているのに対し,パリパリキューブライトはゴミを再利用しないことに徹しているからです。

 ゴミ処理機とはいいますが,従来のものはむしろ肥料製造マシンです。その原料に生ゴミを使うと言うだけの話であり,家庭菜園をする人に取っては肥料代がゴミ処理費用を上回っていれば,完全にペイするわけです。

 しかし私のように,作った肥料も結局ゴミになってしまう人に取っては,大変に無駄なことをやっていることになります。都会に暮らす標準的な家族のどれだけが,肥料を欲しているでしょうか。

 ここに,家電メーカーの誤認識があります。

 パリパリキューブライトは,その前の機種であるパリパリキューブで見せてくれたコンセプトは,ゴミはゴミのままでいいが,そのゴミを衛生的にして体積を減らし,ゴミ処理の負担を減らしていこうというものでした。

 これは素晴らしい。ゴミはゴミでいいのです。無理に利用しなくてもいいのです。ただ,衛生的で,退席を減らして,我々も改修する自治体も,そのゴミ処理の負担が減ればそれが一番なのです。

 この結果,粉砕機能と発酵機能はなくなりました。脱臭機能を備える乾燥機であれば役目を果たし,小さく安く静かに,そして電気代も安くなりました

 今回のパリパリキューブライトは,さらに小さくポリバケツとうり二つの形状をしています。置き場所を裏から表に出すことも意図した大きな発想の転換があるようですが,この結果処理量が少し減っています。

 ただ,仕様を比べて見るとヒーターのパワーを上げて短時間で処理できたり,選択出来る運転モードを2つに絞ったり,生ゴミを触らずにそのまま処理できたり,消耗品が安くなっていたりと,随所に前向きな改良が見て取れます。

 これはなかなかやり手だな,と設計者や企画担当者の顔を想像しながら,ポチってしまいました。ポイントまでいれて,2万円ちょっとです。

 昨日届いたのですが,見た目も大きさも本当にポリバケツか,ゴミ箱くらいのものです。ACケーブルも長すぎず短すぎずで,150Wくらいの消費電力なのに太いケーブルが使われていて,こういうところもちゃんと目が行き届いています。

 組み立てが若干ややこしいのですが,それも説明書を見ながらなら問題なし。説明書に従って試運転もしましたが,問題はなさそうです。うむ,期待出来そう。

 我が家の場合,三角コーナーの生ゴミ入れを置いていませんでしたが,いろいろ思案した末,パリパリキューブライトのバスケットをそのままシンクに置き,ここにどんどん生ゴミを入れる事にしました。寝る前にこれを本体に入れて,仕掛けて寝てしまうと言う作戦です。

 結局嫁さんの仕事が減らず,むしろ増える方向になるのですが,それでも水分の多い生ゴミを毎日毎日始末するのに比べると,気分的に楽になるのではないかと思います。

 で,早速試してみました。

 昨日出たのは,一玉買ったキャベツの外側の葉っぱ数枚,にんじんとじゃがいもの皮,茄子のへた,ぶどうの軸といったところです。バスケットにほぼ一杯になったので,9時間の運転を行いました。

 朝見てみると,見事にかさが減っています。異臭もしません。見た目も汚くありません。よく乾いています。これをそのままゴミ箱に入れても問題はないんじゃないかと思います。大成功です。

 しかし,これでは野菜ばかりですのでまだわかりません。肉や魚でどこまで衛生状態が保てるのか,水分が完全に飛んでいない場合はどうするかなど,まだまだ課題はあります。

 しかし,スイカの皮であるとか,魚の骨であるとか,卵の殻であるとか,そういうものも一気に処理できるのは素晴らしく,使いこなしを考えるのもまた楽しいでしょう。

 これでどうにか,料理の入り口と出口に目処が立ちました。消耗品がどれくらい供給されるか分かりませんが,長く使えればいいなあと思います。

電子温度計,その後

  • 2017/06/08 13:44
  • カテゴリー:make:

 秋月八潮店の温度計,その後です。

 訳ありとのことで,1つ100円で売られていた温度計を3つ買ってきたのはいいんですが,結局まともに動いているのは1つだけで,2つはおかしな温度を表示しているということで,がっかりしました,というところまで書きました。

 この温度計,DTM0503という名称なのですが,通販でも普通に購入出来る在庫品でした。1つ600円という値段なのですが,問題は性能が今ひとつな事。更新周期が3秒に1回というのはまだ許せるとして,分解能が0.2℃というのは,ちょっと寂しいです。

 600円で動作保証を行ったものでも,電池端子が腐食していますと注釈があります。ということは,100円で売られているこの特価品は・・・基本的に動作しないものだと考えて差し障りがないようです。

 むー,訳ありとはこういうことか。

 とりあえず,まともに動いているものを大事にし,いじったら壊れたものを修理することから始めます。C2というコンデンサを外してその容量を測定し,再度付け直してから調子が悪くなったので,クラックがあった場合の修復をねらって,このコンデンサをハンダゴテでいじってみます。

 すると,ポロッと壊れてしまいました。

 そこで,2200pFの新しいコンデンサに交換すると,問題なく動作しました。このコンデンサが壊れていたようです。

 これで動くようになったとはいえ,もう1つの動作品とはちょうど1℃くらいの温度差があります。気持ち悪いですね。そこで,修理した方の,温度センサ(サーミスタ)に入っている分圧抵抗の値を半固定抵抗で調整出来るようにして,-1.0℃くらい調整出来るようにしました。

 2つのセンサ部を接触させて同じ温度を表示するように調整します。分解能が0.2℃程度ですし,あんまり追い込んでも仕方がありませんから,ほどほどにしておきます。

 さて,壊れているのは残り1つとなりました。これも少し頑張ってみたのですが,どうにも直すことが出来ません。壊れ方は修理が出来たものが壊れていたときと同じ様子なのですが,コンデンサを交換しても直りませんし,センサの故障も疑いましたがそれもハズレ。結局原因がわからず,修理は断念しました。

 ということで,結局2つの温度計が使える状態になったのですが,この温度計はセンサ部が本体から離れているので,屋外の温度を測定するとか,そういうことが出来る事がポイントです。
 
 これから夏になり,気温も上がってきます。室内と室外の温度を同時に計測するというのは,なかなか面白いことだと思うので,まずはそれからやってみたいと思います。

MacBookAirに240GBのSSD

  • 2017/06/05 12:00
  • カテゴリー:散財

 ここのところ,生活マシンであるMacBookAir(Late2010,4GB/64GB)の動作が緩慢で,使うのが億劫になってきました。新しいMacBookProを買った時に,どうしても比較してしまうだろうから,MacBookAirへの不満が強まるだろうなとは思っていましたが,感覚的な問題と言うよりも,実際に待たされるシーンが増えてことで,作業が中断することが必ず起きるようになったのです。

 もともと,最新のMacBookProでも,キビキビとした動作を感じないのが近頃のMacOSで,これで数年先にはどうなっちゃうんだろうと不安もあるわけですが,一方で古い機種が最新OSの対象に入ってくるのもまた事実で,OSが対応しなくなったら買い換え時だという基本方針の私にとっては,体感上の問題は出来るだけ辛抱しようという力が働きます。

 そうはいっても限度はあり,Safariを起動するのに10秒ほどかかり,URLを打ち込もうとすれば最初の3文字以降が補完されるのにレインボーサークルがクルクル回り続けるという状況は,もはや私を自然に遠ざけるのに十分なものがあります。

 しかし,私のMacBookAirは,メモリこそ4GBになってはいますが,それ以外はボトムの仕様。しかも拡張性は皆無であり,どうにかしたいと思っても,どうにもならないので,もうあきらめていました。

 そんななか,前回のOSのアップデートの際,SSDの空き容量が少ないので出来ません,と言うエラーが発生,データを消したり待避したりして捻出した空きスペースで,ようやくアップデートを行った経緯がありました。

 生活マシンですから,1日生きていれば1日分の情報が集まり,蓄積していくわけで,いずれSSDが一杯になっていくことは避けようがありません。そうやって7年ちかく,生活の澱が溜まっていったのですね。

 SSDが不足することと動作が緩慢になったこととの関係は,私はSSDを使って日が浅いので断言出来ませんが,HDDど違った仕組みで動いているSSDは,容量が少なくなるとパフォーマンスが急激に悪化すると言われていています。データのアクセスもそうですし,OSのスワップの足を引っ張ることもあると思います。

 緩慢になったMacBookAirから遠ざかると,日々溜まっていくデータを整理せずついつい放置するようになり,それがますますSSDを圧迫して,ということを繰り返すようになり,実は私のMacBookAirのメールボックスは,6000通近い未読メールが溜まっています。(もちろん,他のマシンで読んでいるので本当の意味での未読はありません)

 これではいかんと,手を打つことを考えました。

 生活マシンをMacBookProにし,マシンを集約するというのも手です,これは快適な環境を今すぐ得る事が出来る良い方法なのですが,生活マシンを別に確保してあることを前提に15インチを選んだと言うこともあり,どこでも持ち運んで手軽に使うという使い方にはちょっとしんどいものがあります。電池寿命も短いので,Airの代わりにはなりません。

 新しい生活マシンに買い換えるというのも手なのですが,11インチのAirはすでになく,12インチのMacBookは14万円とやや高価です。個人的には,初代12インチMacBookを触った時の印象が最悪で,これは強がって使うマシンだなあと思った事が,2世代目のMacBookを「色眼鏡」でどうしても見てしまう真因になっています。

 iPadProという手もあるじゃないかと言う人もあるでしょうが,MacBookとiPadは別物です。iPadにTimeMachineはありません。iPadで自宅のNASをマウントして使うことも出来ないでしょう。Terminalを起動し,コマンドラインでNASをメンテすることも出来ないですし。(あ,アプリを入れればと言う話は,ちょっと別ですよ。)

 日々発生する情報の最終保存場所としての生活マシンとして,母艦が必要なiPadはそもそも不適切です。

 ということで,ここで話が止まっていたのですが,SSDを増やすという方法がある事を,ちょっと忘れていました。なんとなくですが,MacBookAirのSSDは特殊なもので,簡単にそこら辺のSSDと入れ替えることは出来ない,と思い込んでいたせいもあります。

 調べて見ると,その認識は正しく,HDDのように電気的あるいはメカ的な仕様が決まっているものが使われているわけではないので,基本的には専用品です。ただ,専用品がサードパーティーから複数出ていることを知りました。

 OWCという,PoweMac7600のころに随分世話になった会社から安価なものが出ているのと,フラッシュメモリで有名なトランセンドから出ている事もわかりました。トランセンドのものは入れ替え作業に使い,その後は外したSSDを入れて使う事が出来るケースや特殊なねじ回しも同梱されているキットになっていて,メーカーへの信頼度も相まって,最善の選択しだと思いました。

 価格も,そんなに高いものではないのですが,MacBookAirは世代ごとに専用品が必要なので,ものによっては安いものも,高いものもあるという感じです。

 私のモデルは約が厳しいLate2010ですので,やや高いことは仕方がないとして,それでも240GBで25000円ほど。もうちょっと安ければとは思いましたが,OWCからは120GBしか出ておらず,ケースもねじ回しもないのに130ドルですから,やめました。

 ですが,悪いことに在庫がない店が多いです。最安値で2万円を切っていた店には当然在庫がなく,ヨドバシも在庫切れ,amazonでも非常に高価な店しか残っていません。

 どうせ数日で入荷するだろうとヨドバシに頼んだところ,納期未定という返事で,当面かかるとの見込みでした。そこで慌てて探したところ,あるお店に24800円で見つかりました。こういう機種限定のアップグレーキットというのは,旬を過ぎると値段以前に入手が出来なくなるものなので,あわてて購入です。

 この話,後日談があるのですが,あわてて購入したその3日後に,amazonで在庫が復活し,マケプレからではなくamazonからさらに安い値段で買うことが出来ようになっていました。1000円ほど安く買えたことになっただけに,ちょっと悔しい思いをしました。

 で,SSDの入れ替え作業はTimemachineを使うのが楽で,ちょうど手元にあった64GBのコンパクトフラッシュにバックアップを長時間かかけて取ったのですが,改めて付属の説明書を見て,SSDを外付けのドライブとして認識させるためのケースが付いているこのキットであれば,直接新しいSSDに複製をすれば済む話と,気が付きました。

 何かあったときの安心材料にはなりますが,基本的な無駄な時間でした。

 ということで,240GBのSSDをケースに入れ,MacBookAirをリカバリモードで起動,ディスクユーティリティを起動して復元処理を行いました。これで内蔵SSDが外部の240GBのSSDに複製されました。

 電源を切り,MacBookAirの裏蓋をあけて,SSDを入れ替えます。この作業はあっという間ですね。元の通りに裏蓋を閉じて電源をON。

 ちょっと間がありましたが,全く問題なく起動しました。起動後も元の環境が完全に再現されています。成功ですね。

 空き容量は大きく増えて,180GBを越える勢いです。これってMacBookProと同じだけ入っているわけで,そりゃもう当分心配ないでしょう。

 期待した速度は全然改善されず,相変わらずもっさりとした動きなのでがっかりしたのですが,実はSpotlightがインデックスを再構築していて,CPUパワーをほぼ全部使っている状態でした。ファンもブンブン回っていたのですが,これが収まってから,改めて速度がどれくらい改善したかを確かめてみました。

 確かに体感速度はわずかに上がっているとは思います。しかし,メールのもっさり感は解決せず,ゴミ箱のメールの整理という大事業に乗り出しました。

 届いたメールの大半はゴミメールなのですが,それをゴミ箱にいれて捨てた気分になっていても,大した容量ではないと消去まではやっていませんでした。おかげでゴミ箱には6万通近いメールが溜まっており,ゴミ箱の中身を見るだけでも一苦労です。

 そもそもゴミ箱なんですから,問答無用で消去すればいいだけの話なのですが,少し見ていくと,本来消してはいけないような大事なメールがあやまってゴミ箱に入っていたことが何度かあり,そのまま消してしまうとまずいことになっていました。

 で,例えばニュース関連のメールや,ダイレクトメールなんかは消しても問題ないでしょうが,ヨドバシやamazonなど,差出人だけでは購入時のメールや案内などと区別出来ないので,一応きちんと見ていく必要があります。

 滅多に使わない楽天やYahooなんかも,ほとんどDMだと思ってポイポイ捨てていると実は注文メールだったりします。しかもこの2つはお店から直接メールが来るので,もはや記憶にないような店からのメールだからといって,捨ててしまうわけにもいきません。

 差出人でソートをかけると4時間ほどかかってしまうほど重かったのですが,頑張ってゴミメールは消去して,随分動作を軽くしました。でもまあ,これはSSDにはあまり関係がないかも知れません。

 SafariのURL補完は相変わらずもっさりで,イライラします。いろいろ探っていくと,履歴を消去するともとのサクサク感が戻りました。SSDの問題ではなかったんですね・・・

 25000円の投資に対し,期待した結果が得られず少々がっかりですが,信頼性の向上や空き容量増加のメリットは確実にありますし,外部ケースも付いてくるという事で,価格分のメリットはあったと思います。

 

ニッケル水素電池,その後

  • 2017/05/31 09:40
  • カテゴリー:make:


 先日の秋月電子八潮店の激安ニッケル水素電池ですが,進展がありました。

・充電可能だった11本について

 最初から充電が可能だった11本については,その後の放電と充電の繰り返しで,1Aで1時間ほど引ける程度の復活をしてくれました。仕様上は2500mAhの電池が,1000mAh位だという事ですから半分以下の容量しかないのですが,まあ安いですし,それはあきらめましょう。


・カツ入れで充電出来るようになった電池

 残った9本の電圧を測定すると,完全にゼロ。意味があるかないかは別にして,直流抵抗を測定すればこれも完全にゼロになるという,もうどうしようもない状態でした。

 そこで,ダメモトで俗に「カツ入れ」というやつをやってみました。

 5Aくらいの電流を一気に流し込むと復活することがあるんだそうですが,うちにはそんな電源はありませんし,仮に出来ても5Aという大電流ですから,爆発がこわいです。

 とりあえず,手持ちの電源器の限界である3A(2.7A)で試してみます。最初は0,2Vとか0.3Vで電流がリミットに引っかかるくらいだったのですが,徐々に電圧があがり,1.5Vで1Aくらいになった電池も出てきました。

 電圧を測定すると,1.2Vくらい出ています。こうなってくると充電器で充電をスタートできるはずなので,早速充電開始です。

 すると,10分で充電が終わるものもあれば,3時間ほどかかるものも出てきました。長時間の充電がなされたものはさすがに発熱が大きかったのですが,これも放電特性を調べると40分くらいで放電してしまう程度に,充電が出来ていました。

 何度か充電と放電を繰り返し,とりあえずまともに使えそうな感じになった電池の本数が,6本です。このうち1本はあやしく,すぐに放電しきってしまうのですが,もう少し充放電をくりかえしてみようと思います。


・いよいよだめだった電池

 さて,カツ入れもダメだった電池が3本残りました。このうち1本は,カツ入れをすると電圧も上昇し,もしかすると充電可能かと思わせるのですが,電源を外すと急激に電圧が下がり,数秒でゼロになってしまいます。

 内部ショートか,プラスとマイナスの電極の隙間に電解質の結晶かサビが付いているのかもしれません。

 後の2本は全然ダメで,カツ入れもなんのその,全然電圧が上がってきません。これも内部ショートかも知れないです。

 それこそ,もっと大きな電流をバチンと流せば復活するかも知れませんが,逆にボカンと爆発するかも知れず,そうなると怖いし面倒なので,もうこの3本はあきらめます。


 すでに,11本の充電出来た電池と,6本の無理に充電した電池の管理だけで手一杯で,どの電池がどのくらい放電したかとか,どのくらい充電時間を確保出来たかなど,もうわからなくなってきています。

 きっと,厳密なデータを取るとがっかりしますし,適当な所でもう実戦配備して,駄目になったらさっさと捨てることにしようかと,そんな風に思っています。

 思えば,初めて手に入れたニッカド電池も,9本組みのジャンクでした。この時も9本もある,こんなにたくさんどうしよう,ムフフ,などと皮算用していたのですが,結局どれも使い物にならず,ニッカド電池ってよく分からないという印象を植え付けたにとどまりました。

 ドリルや掃除機に内蔵されたニッカド電池についてもその印象はあまり変わらず,エネループを使うようになってから,ようやくこの手の二次電池が生活の中に違和感なく入ってきたという感じがしました。

 ニッケル水素もそうなのですが,なかなか初期投資や充電の手間をペイするほど,繰り返して使う事って難しいものです。素直に安いアルカリ電池を使った方が安く付くし面倒な事を考えなくていいし,それがアルカリ電池がまだまだ電池の主役にいる理由になっていると思います。

 私の場合,高価なアルカリ電池はもったいない用途が多く,かといって安いアルカリ電池は簡単に液漏れがおこってしまうので,使えません。

 そこでニッケル水素なわけですが,さすがに危険性のある電池だけに,液漏れについてはしっかりと対策がされ,普通に放電で使っている限り,液漏れで困るという事はありませんでした。

 ですので,ニッケル水素を使う理由として,大電流が引けるということ以外に,小さい電流での液漏れが少ないことをあげてもよいのではないかと思います。

 しかし,仮に17本全部の電池が実用的に使えるようになったとしても,そんなにたくさんのニッケル水素電池を,どこにどうやって使おうかと,ちょっと考え込んでしまいます。

 容量は半分以下で1000mAh程度,自己放電も大きく,劣化の個体差が予想され,混在して使って大丈夫かどうかも怪しいこの17本の電池。もうなんだか面倒になってきました。

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