TDS3054Bのファームウェアアップデート
- 2017/04/19 19:07
- カテゴリー:make:
我が家に縁あってやってきて,修理の結果元気になったTDS3054Bですが,54645Dの故障原因の特定にも活躍し,その実力を私に見せつけてくれました。トリガのキレも良好で,操作レスポンスもよくて,キビキビ動いてくれます。
この時代のLCDですので,見やすいとはちょっと言えないのですが,確かにこの使い勝手ならアナログオシロから移行する人も多かったろうなと思います。
あれ以後起動不良も起きず,全くストレス無しに使えているのですが,そうなると気になるのはファームのアップデートです。
以前も書きましたが,最新のファームは3.41で,このセットは3.19でした。機能が増えたわけではないようなので,バグ対策でしょう。ならばアップデートしたいですよね。
アップデートの手順は簡単で,用意するのは1.44MBのフロッピーディスクを4枚です。これをフォーマットし,disk1からdisk4までのラベルをつけておきます。そしてダウンロード下ファイルを解凍して出てきた4つのフォルダのそれぞれに入ったファイルを,フロッピーディスクにコピーします。
disk1をTDS3054Bのドライブにいれて電源を入れれば,後は指示通りにすすんでいくという手はずです。
しかしですね,このフロッピーディスク4枚というのが,なかなか今どき高い壁になってます。私も手持ちのフロッピーディスクを2枚しか見つけることが出来ず,。あとの2枚は保存用のフロッピーディスクからとってきました。
古いものなのでエラーが心配ですが,やってみるしかありません。
で,周りを見渡すと,フロッピードライブのあるPCが全くありません。これも壁ですね。出てきたのはUSB接続のドライブです。これをノートPCに繋いで使ってみましょう。
ところが,WIndows8のマシンではどういう訳だか動作せず,昔のWIndowsVistaのマシンを引っ張り出す羽目になりました。
なんとかここまで来ましたが,フォーマットをしようとすると,書き込み禁止になっていると怒られます。確認してもそうはなっていないので,ドライブの故障です。ライトプロテクト検出スイッチの不良で書き込み禁止になってしまうということは,実はありがちなことです。
なんどかガチャガチャと出し入れすると,書き込みが出来るようになりました。
フォーマットからデータの書き込みをやって,TDS3054Bに突っ込んで電源ON。
disk1とdisk2は読み込まれることなく交換を促されました。disk3は何度もゴゴーゴゴーっと長距離のシーク音が繰り返されて,もうダメかもと思いましたが,なんとかパス。
disk4も冷や冷やしながら読み込みを待ちましたが,トータル10分弱でアップデートが完了しました。
再起動すると,ちゃんと3.41になっています。なっていますが,どこが変わったのかわかりません。その上,ありがちなことですが,保存して置いたセットアップが消えてしまっていました。トホホ。
心配していたFFTなどの機能もちゃんと生きていて,なにも問題はありません。うまくいったのでほっとしました。
この過程で少し気になったのが,垂直軸のDCオフセットです。オシロスコープには付きものの問題ですので不良でもなんでもないのですが,起動直後は中央から少し下がっていて,15分ほどかけて真ん中に来ます。
また,4つのチャネルで中央の揃わないのも気持ち悪いです。こういうことがあるということを,頭に入れて測定を行わないといけないですね。1時間ほど放置した後,自己校正を欠けておきました。
ということで,TDS3054Bについてやるべき事は,全部終わりました。特に故障も問題もなく,私の武器になってくれると思います。
プローブをもう2本ほど買い足さないといけないなあ。