08 Wide Zoomの修理~戻ってきたが残念な事に
- 2021/12/15 16:19
- カテゴリー:カメラに関する濃いはなし
08 Wide Zoomですが,実は先週のうちに戻ってきていました。
もう一度リペアサービスを依頼し直し,宅急便で同じ場所に送り直してから数日後,シリアルナンバーのシールを貼り直すために,シリアルナンバーが変わってしまうが構わないかとメールが届きました。
それは避けようがない事で,私は了解をしました。
そして数日後,私の手元に戻ってきたというわけです。
くしゃくしゃになったシリアルナンバーシールを,そのまま貼り付けて知らん顔をし,それをお客に指摘されるというプロとして恥ずかしいことをやらかしたわけですので,もう完璧に仕上げてくれると信じていました。
だって,指摘したところがきちんと治っているかどうか,見るのは当たり前じゃないですか。
しかし,私の期待は残念な事に,打ち砕かれてしまいました。
以前よりましになったとはいえ,相変わらず貼り方が汚く,指で触るとデコボコとした感触があります。これでOKなんですかね,PENTAXの基準としては。
おそらくですが,目の悪い方が修理の担当をされたのでしょう。私もそうだからわかりますが,目が悪いと気が付かないかも知れません。でも,目がいい人,メガネをしている人には完璧にわかるお粗末さですし,なんといっても指で触れば感触でわかります。
うーん・・・PENTAXの修理にはいい印象がこれまで全然なかったのですが,今回はもう決定的です。
まず,人のものだという意識が薄いです。バレないだろう,バレたら対応すればいい,という製造業に関わる人間として最悪のことが起きています。
それから,修理の品質が低いです。私のレンズはQのレンズですから数万円,修理代金も13000円ほどですが,金額の大小ではありません。
こんな人たちに30万円も40万円もするものを安心して預けることは出来ませんから,PENTAXの高額な製品など,恐ろしくて買うことは絶対に出来ません。
K-1もかなり心が動いたのですが,本当に買わなくて良かったです。
ニコンは以前と違って壊れるようになりましたし,修理に出すと一悶着あるにはありますが,双方が納得した後の修理は完璧で,期待を裏切られたことはありません。扱いも丁寧ですし,安心して預ける事が出来ます。
意識の違いは,もはやいかんともしがたい。
私の中では,もうPENTAXは潰れて存在しなくなったことにします。
さようならPENTAX,これまでありがとう。
私は,この08 Wide Zoomを,自分の手でなんとかすることにしました。
まず,シリアルナンバーシールを丁寧に剥がします。このシールはベースがアルミですので,シワが付くともう取れません。
指にゴロゴロした感触があったのは,どうも両面テープが綺麗に剥がれていなかったからのようで,テープとレンズの両方をアルコールで丁寧に拭き,両面テープを完全に剥がします。しかし,やっぱりシワもあります。これは困った。
シリアルナンバーシールを何度も指でしごき,平面の板の上で爪楊枝の先端をこすりつけて,出来るだけシワを伸ばしていきます。
シワはなくなったのですが,途中で曲げてしまった折り目を付けてしまった事と,しごきすぎて表面の色が黒くなったこと,それから保護層が若干めくれてしまったことで,綺麗にはなりませんでした。
もう後戻りも出来ませんので,このまま薦めます。LCDを貼り付けるための極薄の両面テープをシールに貼り付けて,ボディに貼り付けます。
これで指のゴロゴロとした感触はなくなりました。シワも目立たなくなり,黒ずんだところがあることを除けば,なかなか綺麗になっています。
もうこれ以上は無理でしょう。見た目だけの話であれば,Qのレンズのジャンクでも買ってきて,そのシリアルナンバーシールを剥がしてやれば綺麗に出来るでしょうけど,それがシリアルナンバーとして機能するのかと考えると,そんなことをする気にもなりません。
ということで,08 Wide Zoomも,私の手でなんとか,納得出来るところまで仕上げました。レンズそのものはちゃんと動くようになっていますし,そのうちこれも修理可能な期間を過ぎてしまうことでしょう。
そうなればもう,私はあの残念なPENTAXとは縁が切れます。
思い出話をすればきりがありませんが,私のカメラの原体験はASAHI PENTAXですし,SPです。カメラの面白さや楽しさをこれで学びました。しかし,K10Dの品質の悪さ,FA43mmの修理不良,そして今回の08 Wide Zoomのいい加減な使いと,もううんざりです。
ファンを囲い込んで,あれこれと画策しているようですが,そういうことをする前に,きちんとやるべきことをやって,今いるファンを大切にすることを,PENTAXには考えて欲しいと思います。