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2024年06月26日の記事は以下のとおりです。

RealForceのキートップ交換でUS配列に

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 私が現在愛用しているキーボードの1つに,東プレのRealForce(89U,テンキーレス)があります。

 おそらくもう20年は使っていると思いますが,相変わらずPCを使う時の相棒です。時々掃除をする程度ですが,故障がないのはもちろん感触の変化もそんなに感じません。

 仕事に使うキーボードを選ぶにあたって,どうしても静電形の感触が忘れられず,選んだのがRealForceでした。当時としては高価な2万円だったと思います。(ちなみに買ったのは今はなき秋葉原のクレバリーでした。合掌)

 静電形と言うことになると,HappyHackingKeyboardがもう1つの選択肢となるわけですが,これはコンパクトで格好良く,しかもUS配列ですのでかなり迷ったのですが,更に高価だったことに加えてカーソルキーなどの特殊キーは残しておきたかったこともあって,RealForceのテンキーなしになりました。

 ただ,当時のRealForceのテンキーなしモデルには,USキーボードの配列がなく(もともとなかったのかお店で扱ってなかっただけなのかわかりませんが,どっちにしてもそのとき選べなかったことは確かです),本当はUS配列が欲しかったのに,日本語配列でもどうにかなるだろうと,諦めてJISキーボードモデルを買ったのでした。

 20年も使うと,こんな風に黄ばんできます。キーの表面も減ってテカリが出てきています。なんやかんやで一番長く付き合っているのが,仕方なく選んだJISキーボードというのも,人生どうなるわからんもんです。

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 これまでにも書きましたが,USキーボードにはJISにはない特徴があり,慣れの問題とは言いながらも私はやっぱりUSキーボードの方がしっくりきます。

 括弧は()も[]も{}も,左右に並んでいるのがいいです。JISは[]と{}が上下なので面倒です。()もUSはJISに比べて1つ右にずれていますので,実はJISとUSで同じ指ではタイピング出来ませんし。

 ;と:をSHIFTで打ち分けるというのも心地よいですね。その点で言えば'と"も同じです。ああ,=と+も-と_も\と|も同様です。

 そして真打ち,@です。@など昔は出番のない記号だったのに,atと発音が同じという理由で今や引っ張りだこ。毎日のように使う記号だけに,さっとSHIFTを小指が押してから「ああこれはJISだった」とはっとすることも多く,やっぱりUSキーボードの方が楽だなあと思います。

 一方で,USキーボードにはRETURNが1段分の高さしかないことが私には不満で,JISのように大きな面積のキーでもいいと思っています。海外のマシンにもそういうキーボードは多かったですしね。

 なにより,JISはキーの数が多すぎます。そんなに使いません。日本語の変換にかんするキーが多すぎて,スペースバーが小さくなっています。これじゃスペースキーじゃないですか。スペースはバーであるべきなのです。

 しかし,Windowsはキーボードを切り替える機能がありません。macOSは差し込んだキーボードごとに配列を覚えておいてくれるのですが,Windowsにそんな気の利いたことを期待するのも間違っています。

 だから,PCはJISで,それ以外はUSでという棲み分けが私の中にはずっとありました。

 しかし,先日からUSキーボードを改めて使ってみると,やっぱり使い心地がよいのです。気になって調べてみると,今はJISとUSを一発で切り替えられるアプリケーションがフリーで存在することもわかりました(ULE4JISと言います。素晴らしいソフトをありがとうございます>作者の方)

 HappyHackingKeyboardProはさらに高価になり,今や3万円を越えるキーボードになってしまいました。そこで,RealForceを和洋折衷のキーボードにするべく,ちょっと改造を考えてみました。

 といっても大した事ではなく,HappyHackingKeyboardProのキートップを,RealForceに移植するだけです。ひらがなの刻印がなくなり格好良くなるだけではなく,@や;いったキートップもUSのものになります。

 そんなキートップを都合良く買えるのかというと,これが簡単に買えます。PFUの直販サイトで7000円弱です。昔は4000円ちょっとだったと思うのですが,これも値上がりしましたね,仕方がないことですが・・・

 RealForceとの互換性ですが,全く問題ありません。接続部分も大きさや厚みなども全く同じですので,交換可能です。

 ただ,特殊キーの一部やスペースバーについては大きさが異なるので,これは交換出来ません。あと,グレーの色合いが異なるので,特殊キーは交換前後で色が変わってしまいます。一般キーのホワイトは同じ色ですので問題ありません。

 ということで,交換作業をさくっと終わらせます。

 どうですか,交換後のキーボードは。

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 ・・・
 ・・・

 ・・・正直,あまり変わらないなあ。もっと格好良くなるかと思ったんですが,そうでもないですね。やっぱUSキーボードの格好良さは,Enterキーとスペースバーが「らしさ」を作るんでしょう。

 でも,使い心地は激変です。こっちの方が抜群に使いやすくて,自分はUS配列が体に染み込んでいるのだなあと思った次第。運転の上手な人は右ハンドルでも左ハンドルでも問題なく乗りこなしますが,私はそういう人ではないようです。

 残念なのは,まれにULE4JISがいつの間にかJIS配列に戻ってしまっていることがあり,再起動をしないといけなくなることでしょうか。なにがきっかけで戻ってしまうのかさえわかればいいのですが,これは注意しておかねばならないでしょう。

 そうそう,もう1つ大事な事を書き忘れていました。キートップを交換したら,キーの感触も改善し,まるで新品のような打ち心地になったのです。

 1つは表面がすり減って指先のツルツルした感じが元のようにザラザラになったことで,新品のような気分になったこと(キートップは新品ですから当たり前か),もう1つは,キーによっては音が静かになったことがあると思います。

 静かになる理由はわからないのですが,最近キートップの微妙な重さの違いや精度の違いが感触に大きく左右するのではという仮説を立てている私としては,すっと飲み込める現象です。

 まあ,それは気のせいかも知れないですが,キートップがすり減ったことを消耗した,あるいは劣化したと考えるならば,それを交換するのは正しいメンテナンスのあり方でしょう。20年も使えばそりゃすり減るものも無理はありません。

 キースイッチそのものが相変わらず元気というのはさすが東プレですが,本当は軸の部分などもメンテすると使い心地が甦るんだろうと思います。そこまでするかどうかは別として,すでに体の一部となったこのキーボード,黄ばみもすり減りも勲章として,今後も胸を張って使い続けていくんのでしょう。

 

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