2025年の散財を振り返る
- 2026/01/20 10:45
- カテゴリー:散財
毎年この時期に行っている,昨年1年間に買った物を思い出し,反省を自ら促す,昨年買った物2025です。
買いたい物がないよなーなどといいつつ,昨年はそれなりにお金を使ってしまいました。大きな買い物もありましたが,実のところ価値のある出費だったと思いますので,結果としてはよかったんじゃないかなと思ったりしています。
・MacBook Air 2025 M4
昨年の買い物で一番は,やっぱこれでしょう。高価だったとはいえ,全く無駄に思えません。M1のMacBook Airと比べて,処理速度が上がったこと以外にも細かい部分でアップデートが行われていて,ストレージが512GBあることも幸いし使い心地は非常に良いです。
その後,Amazonのセールでかなり安くなりましたが,私の買ったものはUSキーボード仕様であるため,セールとは無縁の世界です。それでも納得のマシンだと思います。
残念なのは購入直後につけてしまったLCDのキズで,最近でこそあまり気にならなくなってきましたが,やはりキズですから,目に付くのは事実です。このまま気にしないようにするのがいいのか,悩みどころです。
・Charmera
散財と言うほどでもないのでしょうが,ちょっとブームになっているCharmeraが手に入りそうだったので,家族の分も含めて買うことにしました。小さく軽く,軽快に写真撮影が出来るスナップ写真の原点を垣間見た気がしますが,その画質は私の目から見ると,残すほどの価値のないものに見えてしまいます。
もちろん,そんな画質でもないよりましで,きっと10年,20年後には懐かしいと思うのでしょうが,同じ残すなら高画質なものがいいですよね。だからというのではないですが,稼働率は低めです。家族の誰も使っていないように思いますから,これは完全に失敗だったと思います。
・Nintendo Switch2
奇跡的にヨドバシ.COMの抽選販売にあたったことで発売日に入手出来ました。Switchに比べると何もかも改善されていましたし,妥当な価格と言うこともあって,ゲームをやらなくなった私でも,満足度は非常に高いです。
マリオカートワールドは散々遊びましたが,基本的にゲーマーではない我々家族においては,徐々に稼働率も落ちてしまい,てこ入れとして購入したカービィのエアライダーも,面白いのですが,一度画面に酔ってしまい,その後遠ざかってしまいました。
あまり詳しく書きませんが,AIブームのせいでDRAMの価格が激しく上昇しています。深刻なのは,値段の上下以上に手に入らなくなってしまうかもしれないことでしょう。そうなると,せっかく抽選販売から店頭販売になりつつあるSwitch2が,また抽選販売に戻ってしまうかもしれず,しかも価格はどーんと上がることになるでしょう。
それでも買えるだけましというという話もあって,完全に生産できなくなってしまって全く買えなくなってしまう可能性も否定できなくなっています。
これはなにもSwitch2の話に限らず,PS5も,スマートフォンも,PCも,テレビもデジカメも,およそデジタル家電のすべてが該当します。
日本に限って言えば,すっかり円安が定着してしまい,どうしても輸入に頼らざるを得ないデジタル家電はますます割高になっていきます。
今のDRAM不足はAI学習のためのデータセンターで消費されるDRAMに全振りしているからなわけですが,そのAIを実際に利用するための端末が,どれもDRAM不足で値上がりもしくは入手困難な状態になったら,誰がAIをするんでしょう?
それって,膨大なAIへの投資が回収できなくなるということになりませんか?
・PocketMaster
安いのでここに書くほどでもないかと思うのですが,話題のPocketMasterも面白いアイテムでした。マルチエフェクタとしては小さいけどそれなりに使えて,なにより演奏が楽しくなるエフェクタだと思うのですが,私にとってはIRを初めて体験できたことが印象深いです。
ギターを楽曲に取り入れるのにも使えると期待しましたが,実際の所ギターの腕前がさっぱりで,録音に耐えられるものではないことから,あくまでお遊びに留まっています。
・Behringer PRO-800
昨年はDigitalPerformerを使って音楽作りを真面目に始めたこともあり,楽器関係への投資がそれなりにあったのですが,珍しいハードウェアへの投資として,PRO-800がありました。
本音を言うと,別にProphetでないとだめだということはなかったのです。ただ,みんなProphetは別物だとか,SCIでなければ意味がないとか,3014と3012でないと出ない音があるとか,Dave Smithは神様だとか言うもんだから,どれほどのものかと思って気になってはいました。
そんななか,一番安価にそれらを試せるのがPRO-800だとわかって思い切って買ってみたわけです。しかし,今もって使いこなせていませんし,Prophetでないとダメな音を出したことも目指したこともありません。その点で言えば,後述するMercury-6の方が余程自分の欲しい音が出てきていると思います。
Prophetの,Prophetたらしめているのがポリモジュレーションだと言われます。しかし,PRO-800はProphet5に比べて制限がありますし,仮に制限がなかったとしてもポリモジュレーションで作られる音が私に必要な音かと言えばそうでもなかったというのが正直な感想で,実のところどうしたものかと思っています。
・SynthesizerV
歌声合成もここまで来たと感激したのが,このソフトでした。特別高価なわけでもないのに,ベタ打ちでもこの表現力はなんだと思いましたし,実際に使ってみたら,専属のボーカリストがそばにいつもいるような錯覚を覚えるほどの楽しさです。自分に出来ない事を,簡単な指示で勝手にやってくれることの面白さは,さすがAIというところでしょうか。
うちには娘が使う初音ミクV4がありますが,こっちはこっちで初音ミクという仮想ボーカリストとして,上手い下手,リアルかどうかは関係なくキャラクターとして確立していて,明らかにSynthesizertVとは別の道を歩んでいます。もともとリアルな歌声合成ソフトを目指していたはずなのに,不完全なことがかえって受けているというのは皮肉な物です。
個人的には,リアルタイム演奏による入力機能をもっと充実させて欲しいなと思っています。ピッチベンドでしゃくったり,モジュレーションでビブラート自在にコントロール出来れば,きっと自分の歌のクセのようなものが記録出来るし,下手なところも含めて人間らしさが再現出来るんじゃないかなと思うんです。
・ソフトシンセ
Mercury-6
M1
CollaB3-V2-PRO
T2L piano
Melodyne5
Mercury-6はJupiter-6のソフトシンセということで,安いのですが,楽曲に良く馴染む音で,私はよく使っています。ただ,知っている人に言わせると,安いなりのものでJupiter-6には似ても似つかないものなのだそうです。
CollaB3-V2-PROはフリー版がなかなかよかったからアップグレードしたのですが,これももっと良い音源があるそうです。B3ですもんね,そりゃそうか。
ハモンドオルガンを完全に再現しているわけではありませんし,例えばリークなんかもちょっと大げさすぎやしないかと思う所はあります。とはいえ,レスリーのマイクの位置を調整出来たりしますし,演奏していて楽しいと言う点では,私にとって十分B3です。
T2L Pianoは画期的でした。音の良さ,そして様々なピアノの個性を表現している点でも興味深く,これも演奏していたの強い音源でした。安いですしね。
ただ,あまりに個性が強く,ギラギラしているので他の楽器とはあまり馴染まないように思います。使い方が難しいピアノだなと思ったのですが,電子ピアノでモデリングと言えば日本のメーカーが先頭を走っていると思い込んでいただけに,世界は広いなと思い知らされた音源でした。
M1はM1Leからのアップグレードで買った物ですが,当時M1に憧れつつも買えなかった高校生が,今になってようやくM1を触る機会に恵まれたということで,ひととおり触って見たわけです。
確かにその当時,この音が手に入ったらすごかっただろうなと思いますし,当時私が使っていたD-20よりもずっと楽しめただろうと思います。後年価格改定が行われて安くなった時に買っておいても良かったかなと思う一方で,でも当時はD-70を使っていましたから,まあM1とは縁がなかったと言うことなんだなと思いました。
だけど,ピアノも今聞けば大した事はありませんし,オルガンもVintageKeysに比べたら薄いです。キラキラ系はさすがと思いますが,そんなのはあまり出番もありませんし。
結果,現在使う音源ではありません。ほぼ死蔵しています。もったいない。
もったいないといえば,Melodyne5のEssentialにアップグレードしました。別にボーカルを扱うつもりはないのですが,リード楽器やギターソロで使えるかなと思った事と,アップグレードの価格がキャンペーンで下がったことが理由です。
でも,使っていません。そんな時間はないですしね。
・MDR-M1
MDR-M1STに比べて随分高価になったモニターヘッドフォンですが,よく調べてみるとM1STがプロ向けで保証なしであるのに対し,M1は通常の商品の扱いで保証も1年間あるんですね。こういうところの違いもあって,価格や販路に違いがあるのでしょう。パッケージもM1STが簡素な箱であるのに対し,M1は普通に化粧箱でしたし。
音はもう全然違います。M1でJupiter-Xmを鳴らしてみたとき,VCFのパラメータをいじったかなと思ったほどです。解像度も高く,なにより着け心地が大きく改善され,長時間の使用でも全く苦にならなくなったのはありがたいのですが,これだけ音が違ってくるとどうしたものかと思います。
どう違うかについてはなかなか言語化しにくいのですが,先のJupiter-Xmの時には,カットオフを結構あげましたから,高い方が出ないのだと思いますし,同時にレゾンナスもいじったかなと思うような印象を受けたので,カットオフ周波数の付近にクセもあったのではないかと思います。
それが分かってからは,M1をあまり使わなくなってしまいました。やはり安全なのは,長い時間使ってきたモニターですし,今から乗り換えるのもしんどいなと思います。
・そして旅行
ここにも詳しく書きましたが,富山への家族旅行で随分お金を使いました。嫁さんとも話をしていましたが,我々はこうした機会がなかなかなく,結果としてお金を使うことをしてきませんでした。これは今後もそう変わらないだろうと思いますが,思い立って機会を得た今こそ,ちゃんとお金を使いましょうということで,多少の無理をしたという自覚があります。
結果は書いた通りとても良かったわけですが,この金額で得た物が手元に残らず,しかもわずか3日で消費されるというのは,なかなかすごいことだと思います。コト消費などと呼ばれて久しいですが,確かに物が残ることにこだわり続けたこれまでと違い,記憶に残ることにも目を向けてみようと思います。
ということで,ざっと思いついた買い物を並べてみました。昨年はDAW関連でいろいろお金を使ったように思います。MacBook Airの買い換えも動機はDAWにありましたし,とにかく見るもの聞くものどれも珍しく新鮮で,いろいろ触って試して一喜一憂する楽しみを久々に思い出しました。
レンズやカメラに比べて安価で済む事も,ありがたいやら無駄遣いになるやらで,考えてみると私が学生だった頃は,同じような体験をするのに何十万円も用意する必要があったんだなあと思うと,ソフトウェアシンセサイザーというのはつくづくい低コストな世界だなと思いました。果たしていいことなのか悪いことなのか。
他にも小さい出費はチラホラありましたし,実は部品の買いだめとかで散財をしています。単価が安いのであまり表に出てきませんが,積み上げるとなかなかの散財になるんじゃないかと恐ろしい気もします。
これまでに買った物で楽しむのもいいですが,やはり新しい物を手に入れて新しい体験をすることも大切かも知れません。惜しいのは,欲しいものが減ってきていること,あるいは欲しいものがあっても手に入りにくくなってきていることでしょうか。
もしも,GRIVの抽選販売に当選していたらここにも書くことになっていたんだと思いますが,幸か不幸かさっぱりあたりません。欲しいものが少ないうえに,欲しいものは全然買えない,出費の増加は食べ物の値上がり分・・・使うお金が増えても全然楽しくないじゃないですか。この状況って健全なのかなあと,どうにも腑に落ちません,