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ユーザー「gshoes」の検索結果は以下のとおりです。

MX-10のレストア

  • 2014/11/10 14:51
  • カテゴリー:make:

 エフェクターで有名なBOSSブランドに,一時期BOSS PROというシリーズがありました。

 もともとBOSSは安価なリバーブやディレイなどをハーフラックのサイズに詰め込んだシリーズを出していましたが,この後継という感じで登場したのを覚えています。

 最初に出たのは,記憶違いでなければステレオマルチエフェクターのSE-50だったのですが,BOSSのくせに結構いい値段,PROのくせにノイズが多いという欠点があり,それでもステレオの空間系エフェクターとしては安かったので,私も2台買って使っていました。

 その後出た10chのミキサーMX-10は,複数台のシンセサイザーをステージで使っていた私としては,まさにぴったりの製品に思えたので,すぐに購入して私のラックに収まるようになりました。

 MX-10は10chといいながらも,ch1からch8まではステレオ入力専用で,レベルは2ch分が同時に変化しますし,パンは奇数が左,偶数が右で固定されています。また基本的にラインミキサーですので,マイク入力が可能なのはch9とch10の2つだけです。

 そのch9とch10はマイク入力に対応し,パンも調整可能ですし,レベルもそれぞれ独立したツマミでコントロールできます。

 エフェクトのSENDとRETURMはありますが,EQはありません。だからちゃんとしたミキサーというよりも,キーボードミキサーとして割り切って使うべきものです。

 ただ,8chのミキサーでもステレオだと4台分しかまとまりませんから,やっぱりこれではつらいです。だから,ハーフラックでステレオでも最大5台分が入るMX-10は,結構便利な存在でした。

 現在,RD-700とMicronしか置いていない部屋でも,MX-10だけは実家から持ってきてあり,ここで一度まとめています。ですが,どうも音質的にしっくりこないように感じていました。

 まず,RD-700のヘッドフォン端子から直接聞いた場合と,MX-10を通した場合とで明らかに音が違います。MX-10の方が中低域が大きいというか,高域が不足している感じです。
 
 ケミコンの劣化だろうなと思いつつ分解すると,見えてきたのはオーディオ用に特に気を遣ったような感じの部品が見当たらず,この時期のローランドやBOSSに多用された,三菱の4558互換であるM5218が9つ使われていることがわかりました。

 4558は悪いオペアンプではないのですが,いかんせん設計が古く,今ならもっと良いオペアンプが使えます。ここは1つ,オペアンプもコンデンサも良いものに交換してみることにしました。

 とはいうものの,M5218はよく見かける8ピンDIPではなく,8ピンSIPです。万能基板でささっと変換をしてもよいのですが,さすがに9つもあると面倒です。

 と思って秋月を探すと,やっぱりありました。SOPをSIPに変換する小基板が売られています。25枚セットで750円。1つ30円というのは,安くもなければ高くもないという絶妙な値段です。

 問題はSOPのオペアンプをどうするかですが,これは私がたまたま手持ちで腐るほど持っているOPA2134を使います。数を数えたことはありませんが,300個くらいはあるんじゃないかと思います。

 OPA2134はオーディオ用としては良いオペアンプだと思いますが,地味な音質で,高音質という評価には異論は出ないにせよ,今好まれる音ではないと思いますが,私は好きです。

 コンデンサは,22uFが40本近く使われていました。22uFの電解コンデンサだと一般品でも10円,50V品だと25円くらいです。それが秋月ではオーディオ用の50V品が1つ20円だったので,これにしました。

 何だかんだで多めに買ったので,電解コンデンサばかりで7000円近くもかかってしまいました。とほほ。

 交換前に特性を測っておきます。80kHzのLPFを通して測定した結果,歪率は1kHzで0.04%,周波数特性は20Hzから75kHz,S/Nは85dBと,別におかしくない値です。

 あれ,これでなんでそんなに悪く聞こえたんだろうなあ。

 まあいいです,とりあえず部品の交換です。まずOPA2134を変換基板にハンダ付けして,9つ分のSIP版OPA2134を作ります。

 そしてもともとついていたM5218を外し,交換します。

 この勢いにのり,電解コンデンサを一気に交換します。全部で100本近く交換しましたが,良くパターンを追いかけていくと,どうもピークインジケータのために使われているコンデンサもあるようで,これは音質に影響がないことから,交換するのをやめました。

 最後に,もともとついていなかったのですが,電源とGNDの間に0.1uFのパスコンを入れておきました。ついていないわけではなく,電解コンデンサの10uFがついていますが,高周波特性の良い積層セラミックを一緒に取り付けておくことで,保険をかけようという話です。

 さて,案外簡単に作業が終わり,目視によるチェックをしてから通電です。音を聞く前に準備が済んでいる測定を早速開始しますと,歪率は1kHzで0.03%と下がりました。周波数特性は変化無しで20Hzから75kHzです。

 S/Nは改善し,92dBになっています。これはなかなかよいですね。

 ということで,音を聞いてみますが,以前よりもずっと良くなっています。4558はザラザラした音が華やかなオペアンプですが,OPA2134はきめ細かい一方で元気がないおとなしいオペアンプという印象を私は持っていますが,その印象どおりのMX-10になっていると思います。

 ただですね,電源かいろの発熱が大きく,オペアンプ自身も随分発熱しているようなのです。触れないほどではないですから,正常動作範囲だと思いますが,M5218の時にどれくらいのい発熱があったかを調べていませんので,これで正しく動作しているかどうかは,もうわかりません。

 ざっと調べた限り,発振もしていませんし,おかしな電圧もかかっていません。なにより無理に動かせば測定値が急激に悪くなるものですけど,以前よりも改善しているわけですから,回路そのものは動作していると考えてよいと思います。

 ということで,実はあまりレストアする意味はなかったのかもしれないのですが,電解コンデンサのような寿命が短い部品を20年経って交換したことは意味があり,もう10年くらいは問題なく使えるようになったと思います。

 
 

私の夢,300dpi

  • 2014/11/05 16:39
  • カテゴリー:散財

 Kindleの2014年モデルの最上位機種,Kindle Voyageを買いました。幸いないことに発売日である11月4日に届きました。

 購入したのは最も安価なモデルである,WiFiモデルでキャンペーン表示ありのものです。それでも価格は21480円です。

 ここのところの円安と消費税アップという2つの要因で,この手のガジェットの値頃感が変わって来つつあるなあと思う昨今ですが,海外で$199のこのモデルが,日本でこの値段というのであれば,私は非常に良心的だと思います。

 なんだかんだで毎年Kindleを買っている私ですが,今回のKindle Voyageはまさに躊躇なく購入に至ったモデルです。十分な性能を持つKindle Paperwhiteの価格の2倍もする高額な電子書籍端末で,見送りという人がちらほらといる中で,私が迷わず購入した理由は,300dpiが私の夢だったから,です。

 いや,すでにLCDの解像度が300dpiを越えていることは承知しています。ですが,高コントラスト,紙と同じ反射型のデバイスである電子ペーパーで300dpiというのは,1つの目標だったと思うのです。

 電子ペーパーが世に出たとき,それは名前の通り紙を置き換えるものという期待が込められていました。色にしてもコントラストにしても,反射型であることも含め,そのスペックは紙,当時でも新聞紙程度の性能は持っていたのです。

 しかし,唯一紙にかなわず,そして当面紙を越えられないであろうと思われたのが,解像度でした。

 人間の目の分解能は,300dpi程度の解像度の印刷物で飽和するそうで,それ以上解像度を上げてもあまり意味がないと言われています。そもそも,180dpiという解像度が10ポイントで漢字を省略せずにきちんと表現出来るギリギリの解像度として選択されたものでしたが,この300dpiという数字は人間の視覚から選ばれた数字なのです。

 当時の電子ペーパーは300dpiは言うに及ばず,180dpiにさえも手が届かないものでした。こうなると,いかに紙に近いディスプレイと言われてても,印刷物には到底及ばないわけで,最初からユーザーに「我慢と妥協」を強いるものになったいたのです。

 さらに悪いことに,この解像度は電子ペーパーそのものの物理的な制約と言うよりは,電子ペーパーをドットマトリクスで駆動するための仕組みに起因していました。簡単に言うと,この仕組みはLCDのものと同じなのです。当時のLCDの最高解像度がようやく300dpiを越えるかどうかというレベルでしたから,これが電子ペーパーにおりてくるのは絶望的でした。

 あれから10年,ようやく私は300dpiの電子ペーパーを持つ電子書籍端末を手にしました。実に感慨深いです。そう,この電子書籍端末は,やっと紙に印刷された「印刷物」に並んだのです。これは本当に,私の夢でした。

 この間,電子ペーパーは解像度だけではなく,表示品質を高め,さらにコントラストも向上させ,十分に紙の代わりになりうるだけのポテンシャルを手に入れています。これらと相まって,おそらくKindle Voyageは私の期待に応えてくれるはずと,予約開始と同時に注文をしたというわけです。

 6インチのディスプレイで300dpiということですの,ピクセル数は1440x1080ドットです。数字だけを見るとHD解像度にも達していませんが,6インチなら文庫本は十分収まります。つまり文庫本を300dpiでスキャンすれば,そのままドットバイドットで表示出来てしまうだけの能力を持っています。コミックもそうですね。

 ハードカバーの文芸書も,余白を切り落とせばほぼ収まります。これが300dpiで表現出来るのですから,Kindle Voyageは持ち歩きが現実的に可能な本の大半を,印刷物と同じと見なしていいだけの表示品質で扱えるようになったといえます。

 高品質なベクトルフォントをこの電子ペーパーに表示することは,つまりレーザープリンターで印刷物を作ることと同じです。スキャナーで取り込んだ本をこの電子ペーパーで表示することは,つまりコピーを取ることと同じです。

 ようやくここまできました。

 で,早速使ってみました。先に書きますが,素晴らしいです。高価な端末なので持ち歩くのは当面ひかえようかと思いましたが,その表示品質の高さに私は虜になり,もう2013年モデルのKindle Paperwhiteを使う気にならなくなってしまいました。

(1)表示品質

 300dpiのCatraは,やはり伊達ではありません。216dpiのPaperwhiteと比べて見るまでもなく,文字の潰れがほとんどなく,線がくっきりと出て本当に印刷物のようです。

 Paperwhiteでは画数の多い漢字は潰れてしまい,一部濃淡で表現している部分もあるのですが,この濃淡が全体のコントラストを下げる要因になっています。これがVoyageでは濃淡で潰れた線をごまかすことなく,きちんと線として表現出来るので,無理に濃淡に頼ることがありません。従って,全体のコントラストの低下もありません。

 普通に使ってもその違いはよく分かりますが,ルーペで拡大するとさらによくわかります。もう紙を見ているような錯覚に陥るほどの表示です。


 そして,色調も良く整えられ,ムラもほとんどなくなったフロントライトも,表示品質の向上に大きく貢献しています。Paperwhiteも2012年モデルと2013年モデルで色が違っていたりしましたが,Voyageのフロントライトはこれまでのもののなかで,最高のものだと思います。色は限りなく純白に近く,輝度ムラもありません。

 電子パーパーにおけるフロントライトは,暗いところで明るくする補助光ではなく,白をさらに白くする,コントラスト向上のためのものです。ですから,明るいところでは明るく,暗いところでは暗く点灯するように設定します。

 ですが,この輝度の調整がなかなか難しく,周囲の明るさと紙の反射率から我々の目に入ってきた時の明るさにあわせ込むのがなかなか面倒です。しかも周囲の明るさが変わると極端に見え方も変わって来ますから,こまめな調整も必要です。

 フロントライトの基本性能の向上と共に,私がよいと思ったのはフロントライトの輝度調整が自動になったことです。この手の自動調整というのは案外使い物にならないもので,結局手動調整に頼ることになるのが常ですが,今回は違います。

 周囲の明るさが変化しても,紙に近い見やすさを維持出来ており,寝室でも屋外でも自動で調整してくれることがとても便利です。

 もう1つ,表示品質に貢献しているのが,段差のないフラットな画面です。フレームと画面の間の段差がなくなり,1枚のノングレアのガラス板になりました。

 ディスプレイも奥に引っ込んでおらず,表面の硝子の真下にある感じです。これが,まるで店頭展示用のモックに紙を貼り付けたものと見間違うほどのリアリティを生んでいます。特に少し斜めから見たときの表示品質の高さには感激します。

 このこのことによる没入感は想像以上のものがあり,Kindle Voyageをテーブルにおいて離れて眺めてみると,それはもう印刷物といっても見分けがつきません。

 本当に素晴らしいです。


(2)全体の質感

 軽くなりましたし,やや小さくなりました。薄くなった事もあって,手で持つのが随分楽になりました。Paperwhiteに比べると剛性感がなくなって,倍の価格の商品として少々がっかりしますが,決して悪くはありません。

 悲しいのは背面の上部にある,つやつやのプラスチック部品です。おそらくWiFiや3Gのアンテナが収まっているのだと思いますが,指紋も目立つし,傷も付くのでわざわざつやありにしない方がよいなと思いました。

 私の場合,この部品に成形時のヒケがあり,つやがあることで余計に目立ってしまいます。これは残念です。

(3)データの作り方

 ダウンロードコンテンツはよいとして,私の場合自炊したコンテンツを読む事も多いので,そのデータの作り方が非常に重要です。

 Kindle Paperwhiteのころから,私は「かんたんPDFダイエット」を使っています。かつては頻繁にアップデートがあったのですが,ここしばらくは更新されず,昨年10月のバージョンか最新のままです。

 正直なところ,アップデートによってついた機能が邪魔だったり,画像の品質が落ちたりと,更新を素直に受け入れることが出来なかったのですが,この1年はそういうこともなく平和でした。

 ですが,設定に最新の端末が追加されない状況はちょっとだけ問題で,仕方がないので自分でKindle Voyage用の設定を組み込みました。といっても,解像度に1440x1080を加えただけです。

 ただ,この1440x1080という解像度は,amazonの公式資料にはなく,いくつかの記事に出ていた推測の値に過ぎません。実は1439ピクセルだったり1081ピクセルだったりするかも知れず,そういう場合はドットバイドットでは表示されないことになるので,表示品質が大きく低下する可能性があります。

 あれこれ悩んでいても仕方がないので,とにかくこの設定で処理をしてものをKindle Voyageで表示させてみました。結果は上々で,おそらくですが,きちんとドットバイドットで表示されています。階調の表示の適切で,まさに紙に印刷したかのような美しさです。

 ただし,データの量は2倍近くになりました。解像度が300dpiになったことで約1.4倍,これがピクセル数で縦と横にかかってきますので約1.96倍。計算通りです。

 データの量が2倍になったと言うことは,同じストレージに半分しか入らないという事になりますので,ここはとても残念です。

 せっかく高価な最高級の電子書籍端末として登場したのですから,データの増加分にあわせてストレージも倍にして欲しかったと思います。今どき8GB位のストレージを積むのに,そんなにお金もかからないと思います。唯一の不満です。


(4)操作について

 電源ボタンの位置が下端から背面右側に大きく移動しました。別にこんな部分に動かす必要性はないと思うのですが,利便性ではなくなにか別の理由,設計上の制約などで動いたんじゃないかと思います。慣れればなんということはないですが,あまり便利とは思いません。

 従来通り,画面のスワイプで操作もできますが,Kindle Voyageの特徴の1つとして,専用の送り/戻しのエリアが出来た事があります。

 送りと戻しのエリアが画面の左と右それぞれに用意されています。左利きでも右利きでも不便にならないようにという配慮は,かつてのKindle同様で好ましいです。

 面白いのは,このエリアを押してやると,バイブレータがぶるっと振動して,フィードバックがあることです。

 それも,回転型の振動モーターなどではなく,スマートフォンによく使われるようになった,リニアアクチュエータです。なかなか良い反応で,邪魔になりません。本をめくるときに振動とは,今ひとつピンと来ないものがありますが,もともとここにはクリック感のあるボタンを使いたかったのでしょうね。

 それが証拠に,画面をスワイプしてページをめくったときには,振動はおきません。

 個人的には,こんな振動はあってもなくてもよいと思うのですが,もし振動をさせるのであれば画面のスワイプでも振動して欲しかったなと思います。振動がボタンのクリックの代わりに限定されるというのは,ちょっと理解が難しいのではないでしょうか。

 ところでこの送り/戻しエリアの操作感ですが,悪くはありません。単なるタッチセンサかと思っていたので,触れれば反応すると思っていたのですが,さすがにそれではスイッチの代わりにならないと思ったのか,あるいは使いにくくなると思ったのか,結構正確な場所をぐぐっと押し込まないと,反応しません。

 こういう押圧を検知する仕組みは,それなりに普及してきたとはいえ,広く一般的に使われていて,ユーザーの習熟度が高まっているとは言えません。結局使いこなせず,画面のスワイプで済ませてしまう人が多いのではないかと思います。


(5)キャンペーンについて

 今回初めてキャンペーン表示ありのモデルを買いました。amazonのポリシーとしては,この手の広告を本文に入れたりして,本来の役割である読書を妨げるようなことはしないというのがあり,私はそれを信じたのです。

 確かに偽りなしで,読書中にキャンペーンの広告に患わされることは全くありません。これで何千円か安くなるなら全然構わないのですが,1つだけ気になる事があります。

 それは,電源投入時の操作です。パスワードによるロックを設定すると,電源投入時にパスワードの入力が必要ですが,この後さらに広告を飛ばすためにスワイプが必要になるのです。

 キャンペーンなしのモデルなら,パスワードの解除だけですぐに本文が表示されますが,ここに1つ操作が入ってくるわけで,これは気分的に結構重たいものがあります。

 まあ,今の段階では,その広告にも有用なものがあったりするので(1000円以下のkindle本の半額を割り引くクーポンの案内とか),必ずしも悪いものではないと思うのですが,これがamazonではなく他の業者の,下品な広告になってくると,追加料金を支払ってでも見ないようにする方法が欲しくなるかもしれません。


 ということで,Kindle Voyageですが,確かに価格は高いと思いますし,この値段でタブレットを買えばもっといろいろ出来ると言うもわかります。ただ,紙に印刷した本にこれほど肉薄した機器を,我々はかつて手にしたことがないわけで,全く新しい体験を期待するなら,この金額は実に意味のあるものになると私は思います。

AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED 買いました

  • 2014/10/30 12:14
  • カテゴリー:散財

 昨年から続けていた500円玉貯金forレンズがいっぱいになったことを受け,新しいレンズを買うことにしました。

 この貯金を始めたことは,評判のいいAF-S micro Nikkor60mmF2.8を買おうと思っていたのですが,PENTAX Q7と08レンズという超広角でキレのある写真の面白さに気が付いて,D800でも広角の整備をしようと思ったのです。

 とはいえ,この分野全くノーマークでしたが,あるカメラ屋さんのツイートで,安くて軽くて良く写るという広角ズームが紹介されており,これだと思ったので早速購入することにしたわけです。

 それが,今回購入した。AF-S Nikkor 18-35/F3.5-4.5です。

 400gを切る軽さに短さ,広角端が18mmというのも私には十分で,少々暗いとはいえ,その写りに悪い評判がありません。しかも値段が安く,最近は66000円台まで下がっています。ニコン純正の最新設計の広角ズームがこの値段で買えるなんて,うれしいじゃありませんか。

 評判からハズレ無しと判断した私は,大手量販店の通販で購入。ポイントまで考えると,ぱっと探して見つかった範囲で最安でした。

 届いてみると,確かに軽いです。D800に取り付けてみましたが,収まりの良さは文句なしです。

 ファインダーをのぞいてみると,確かに広角の世界です。しかし,特別な感慨はありません。昔,20mmの単焦点を買った時には「うむー」とうなってしまいましたが,そういう換装が出ないくらい,このくらいの広角レンズはもう当たり前の時代なんでしょうね。

 撮影を開始しますが,やはり暗いのは致し方ないというのが第一印象です。そりゃそうです。それまでつかっていたのが,35mm/F1.4なんですから。

 室内での撮影はかなり厳しいですが,ちょっと明るいところで撮影すれば,いやはや,良く写りますよ。

 18mmで被写体にぐぐっと近寄ってみれば,開放でもちゃんと色も乗っているし,解像しています。レンズの暗さからくる,湿っぽいイメージは完全に払拭されました。

 ただ,周辺光量の低下がかなり派手に出てきます。絞れば格段に改善しますが,私は個人的に周辺光量の低下が嫌いではないですから,18mmでこのくらいの落ち方だったら,絞りでコントロールして積極的に使ってみようかと思うくらいです。

 誰も試さないと思うのであえて書きますが,内蔵ストロボでは完全にけられて使い物になりません。

 軽くて小さいレンズで,手にすぽっとおさまるので,手ぶれにも強く,なかなかよいレンズです。この描写力でこの値段で純正なら,レンズメーカーはきっと苦労するだろうという発売当時のレビューがありましたが,まさにその通りだと思います。

 もちろん,この明るさですから室内は厳しく,観光目的の旅行にはぴったりかも知れません。欲を言えば,広角側を16mmくらいまで広げてくれると全然違う世界がもう1つ手に入ったになということくらいでしょうか。

 常用しているシグマの35mm/F1.4は本当に素晴らしく,F1.4という明るさで,しかも開放から使えるくらいの高画質です。このレンズとの比較は全く意味がありませんが,後で後悔したくなければ35mm/F1.4,手軽さとチャンスを生かすことを狙うなら,この18-35mmかなと思います。なんといっても20mm以下の世界は,おもしろいですし。

 最近のデジタル一眼レフは高感度化が進んでおり,シャッター速度を稼ぐという目的で明るいレンズを使う必要性は,かなり減っていると思います。というより,その必要性が一番強かったことを考えると,明るいレンズというのは特殊な領域のものになってくるんじゃないかとさえ思います。

 F4前後のズームレンズは,明るさから見ると物足りないかも知れませんが,大きさと価格,そして設計に無理をしない点において,実はとても良いレンズを作る事の出来るエリアです。

 以前は価格優先でしたが,最近は本当にいい設計のレンズばかりになりました。高感度化とあわせて考えると,もうこのクラスのレンズを積極的に選んでもよいんじゃないかと思います。

 ということで,明るいレンズに漠然とした憧れをしていましたし,24-70/F2.8も35mm/F1.4でも,その憧れにふさわしい結果に満足していましたが,そこは明るいレンズの個性ときちんと考えて,F4クラスのレンズもちゃんと評価したいと思います。

 私は,70-200の望遠ズームを持っていません。ここに奮発してF2.8というのもあったでしょうが,F4をまず狙っていこうと,思います。

CLIPHITを買いました。が,

  • 2014/09/30 17:02
  • カテゴリー:散財

 コルグが先日発売した,「CLIPHIT」。いや,これは革命ですよ。

 センサを仕込んだクリップが3つ接続可能,これでどんなものでも,クリップで挟んでしまえば,あっという間に打楽器に早変わり。

 ペダルも最大2つまで取り付けられ,バスドラム,スネアドラム,ハイハットにシンバルという,最低限度のドラムセットをこれで再現出来るようになります。

 これまでの電子打楽器ってのは,ちゃんとした電子ドラムだとスタンドを組み立てて取り付けるので結局かさばりますし,そうでないものはドラムの代わりにならないので,結局ただのオモシロ打楽器に成り下がります。

 それが,このCLIPHITは,ちゃんとドラムセットになるように考えてつくってあります。

 ミソは,クリップ式のセンサーです。これを何かに挟んで,その何かを叩けば,CLIPHITがあらかじめアサインされた音をドンと出してくれるのです。ほとんどのものに取り付け可能で,変な話,指にクリップをはさんで手を叩けば,それでもう音が出ます。

 ということで,長年にわたり,ドラムを叩いてみたいと思っていた私は,飛びついたのです。

 これまで20年来,キーボーディストとはいえ,リズムキープは重要ですし,ドラムセット言う打楽器を実際に叩いてみないと,本来なら叩けないはずのフレーズを打ち込んでしまうというミスは防げないと考えて,何度かドラムを買うことを考えたのです。

 近所迷惑になると困りますから,電子ドラム限定にしていたのですが,それでも音はパンパンと出ますし,なんといっても自分が座る椅子の面積以上に,スタンド類が必要になってしまうことを考えると,何度も考え,何度もやめるということを繰り返してきたのです。

 そこへCLIPHITです。もう買うしかないでしょ。

 しかし,実に甘かったと痛感します。


(1)微妙に足りない

 クリップは3つ,ペダルは1つの合計4つの音が出ます。冷静に考えるとこれ,1つ足りないんですよ。バスドラムはペダルにアサインされていますので,残り3つのセンサーを割り当てるのですが,スネア,ハイハット,シンバルとアサインすると,タムがアサイン出来ません。

 これではフィルインが単調なものになり,つまりません。

 かといってタムをアサインしても,シンバルがなくなりますし,タムだって1つじゃ結局足りません。

 それに,シンバルだってクラッシュシンバルだけではなく,ライドシンバルも欲しいです。リムショットはどうするのか,など,どうも基本的なドラム演奏に使えるようなものではなさそうです。

 ペダルはもう1つ増やせますが,これは基本的にハイハットのオープンとクローズを切り替えるものです。いや,これは大事な機能なんですよ。でも,これよりもタムの数を増やすのが先でしょう。


(2)モノラルだった

 本体のスピーカーはバスレフ式で,アンプのパワーもあるので,びっくりするほどしっかり音が出ます。思わずわらってしまうのですが,ヘッドフォンで聴いてみるとなにか物足りません。

 そう,モノラルだったのです。なにも,それぞれの楽器をステレオでサンプリングしてくれとまではいいません。でも,音源はモノラルであっても,せめてパンニングくらいは,設定して欲しかった思います。

 バスドラムもスネアもシンバルもハイハットも,全部ど真ん中か出ていると言うのは,ドラムを叩く人にとって強烈な違和感があるんじゃないかと思います。

 どの楽器の音も,叩く人のやる気を焚き付けるような,なかなか良い音がするだけに,残念です。


(3)結局場所を取る

 これは当たり前のことなのですが,結局ドラムとして演奏するのであれば,それぞれの楽器の位置にあるものを叩くわけですから,場所は普通のドラムと同じだけ必要になりますわね。

 その場所が確保出来ないからCLIPHITなのに,CLIPHITには場所がいる,なんてのは,今頃気付くようなところではないですよねw


(4)もう配線がイライラ

 クリップが3つあることで想像がついていましたが,絡まってダンゴになっています。まず絡まったコードをほどくところから始めねばならず,「おれ,なにやってんだ」と我に返ってしまうと,もうドラムどころの話ではありません。


(5)結局

 本体を叩くと,スネアドラムの代わりになります。実はこれだけでも結構楽しめます。あまり欲張らず,1万円のオモチャとおもって,割り切れば,宴会芸には好評かもしれません。

ケルヒャーWV75plusで安全確実に窓掃除

  • 2014/09/22 16:41
  • カテゴリー:散財

 現在の家に住み始めて1年半になりますが,これまでタダの一度も窓ガラスを掃除したことがありません。

 普段は雨戸をしているので,そもそも汚れないように気を遣っていたのですが,そうはいっても中と外を仕切るガラスなのですから,汚れて当たり前。それでも掃除をしなかったのには理由があって,それは危険だったから,です。

 うちは3階建てなのですが,窓ガラスの外側を掃除するには身を乗り出して手を伸ばし,拭き取るしかありません。

 洗剤や水をボトボト落とす事も周りに迷惑になりますし,身を乗り出してバランスを崩して落ちてしまえば,痛いどころでは済まないかも知れません。

 しかも,掃除中は窓を開けたままにしないといけないですから,夏の暑いとき,冬の寒いときは出来ません。天気が悪いときも出来ません。

 窓ガラスの掃除は,「今年の汚れ今年のうちに」というキャッチコピーのせいもあり,どうも年末行事という気分がしますが,私に言わせればなにもクソ忙しくクソ寒い12月末に屋外の作業をすることはないはずで,要するにサボったツケです。

 そろそろ窓ガラスの掃除をしたいなあと思いつつ,寒くなる前に片付ける方法はないものかと,ずっと考えていたのです。

 そして考えついたのが,ケルヒャーの窓ガラス用バキュームクリーナーです。

 窓ガラスにびっしりつく結露退治に活躍する真冬には,毎年のように「素晴らしい」というレビューが出てくるこのバキュームクリーナーですが,本来窓ガラス掃除用のものですので,今回の用途にはぴったりではないかと考えたのです。

 というわけで,あまりよく考えずに,ケルヒャーのWV75plusを買いました。7000円くらいなんですね,この機種。ちょっとお安くなっている感じです。

 購入後,商品が配達されて感じたのですが,ケルヒャーといういかにもドイツ語というメーカー名からイメージされる重厚なものではなく,軽くてチャチで,確かにこれは数千円だわ,と言う感じでした。なにより残念なのは,付属品があれこれ多いのに,組み立てた状態では箱に入らないことでしょう。

 結局私は,箱を捨てました。

 さて,いつものようにレビューです。

(1)大きさ・重さ・動作

 大きさは一昔前によく見た,自動車用に売られていたハンディクリーナーみたいな感じです。手に持った感じは悪くないし,重くもないので長時間の使用にも負担は軽いでしょう。

 細長い本体の先端に,ブレードを取り付けます。ワイパーのようなゴムのへらが水をかき集め,それを吸い込む仕組みです。

 吸い取った水と空気は,内部で分離されて,水だけタンクに溜まるようになっています。

 だから,本体を逆さまにするとタンクから水が戻り,これが空気の通り道に入り込んでしまいます。当然故障に繋がると思いますし,取説にも「するな」と書いてあるくらいですので,これは避けたいところです。

 一応,IPX4ということで,ちょっとくらいの水は大丈夫だと思いますが,風呂場などで使うのは注意した方がよいかも知れません。


(2)付属品

 大小2種類のブレードはがっちり作られていて,いかにもドイツっぽいのですが,充電器は今どきトランス式のACアダプタですし,オマケくらいの扱いのはずのスプレーのボトルの組み立てが,やたら面倒だったりします。

 どうもこの製品,スプレーと洗浄液が主役のような感じです。

 そのスプレーですが,なんでわざわざついてるのかと思っていたのですが,その頭に幅の広いクリーニングクロスを取り付けられるようになっているあたりから,これはどうも,このスプレーがミソなんだと思うようになりました。

 吸水性の高いものではない,本当に洗浄液を塗り広げるのに適した素材のこのクリーニングクロスが,スプレーと一体化していることで,とても素早く,安全に窓掃除が出来るようになるんですね。


(3)使ってみて

 2つの使い方を試して見ました。1つは窓掃除,1つは風呂の壁の水滴を取る,です。

 まずは窓掃除です。洗浄剤をボトルに入れ,水をいっぱいに入れて溶かします。シュッシュッと窓に吹きかけてから,スプレーの頭のクロスで塗り広げます。ここで汚れが浮き上がるんだそうです。

 慌てなくてもよいのですが,一応乾く前に本体の電源を入れ,ブレードを窓の上部に当てて,一定の速度,一定の力で下に引っ張り,洗浄液を吸い込みます。これを何度か繰り返すと,ほら,窓ガラスがあっという間に綺麗になります。

 室内側はそれほど汚れていないと思いましたがとんでもない。吸い込んだ汚水は真っ黒ですし,クロスも黒く汚れています。何より掃除が済んだ窓ガラスは驚くほど綺麗で,向こうが良く見えます。

 屋外側も試すのですが,窓から身を乗り出して作業をする必要があり,慎重に始めます。しかし,大きく身を乗り出すこともなく,手の届く範囲で洗浄液を吹き付け,広げ,吸い込む事ができ,楽に,安全に作業を終えることが出来ました。

 1つは,水が垂れない,下に落ちないという安心感です。迷惑にもならないし,自分の腕に伝ってくることもありません。

 もう1つは,力をいれて擦ることはない,しかも1回すーっと拭き取ればそれでOKという簡便さです。時間もかからず,腕が疲れてしまうこともありません。多少の吹きムラが残り,筋状に汚れが残るのですが,これをゼロにするのはさすがに至難の業,もともと外にあるものなんですから,ここにこだわってもどうせすぐ汚れます。

 それより,窓ガラス全体の透明度が格段に向上したことを素直に喜ぶ,そういう大らかな気持ちも大切でしょう。

 あっという間に家中の窓ガラスの中と外を掃除できたのですが,これで洗浄液は半分くらい使った感じです。時間も労力もいらず,安全に,しかも綺麗になるということで,大変素晴らしいと思います。

 思うに,この商品の肝は,この洗浄剤です。汚れを浮き立たせる洗浄力はもちろんですが,すぐに乾いてしまわないこと,泡だらけにならないこと,拭き取るときにムラになって筋状の汚れが残らないようになっていることが,この洗浄剤の特殊なポイントです。

 しかも,水拭きやから拭きをしませんし,使用中はどうしても鼻と口から吸い込みますので,有害な物質は使えません。さわやかなシトラスの臭いがあるおかげで,作業そのものが苦にならないことも大事です。

 付属品は1袋で,これでボトル1本分です。私は別売りの4袋1000円のものも一緒に買いましたが,私の場合,窓すべてを掃除するのに125円かかるわけですね。普通の窓用洗剤でもこれくらいの値段はしますので,まあよいのではないかと思います。

 次に,風呂での使用です。

 うちの風呂はツルツルの壁になっていますが,これは水滴を拭き取りやすくして,カビの発生を抑えたいと思ったからです。しかし,その水滴を取る作業というのが結構な重労働です。雑巾で拭くのはさすがに大変と,水切り用のブレードを使っていますが,それでも切った水が自分にかかると,冬は寒いし厄介です。

 そこでこのWV75plusを使ってみようと考えたわけです。

 結果は上々です。とても楽です。壁の水滴がみるみる吸い込まれていきます。作業をしている私は濡れることもなく,また何度も繰り返すことなく綺麗に水を拭うことができます。

 風呂全体で120cc程の水が吸い取れたのですが,これがそのまま風呂場に飛び散るのかと思うと,そりゃ作業者が濡れるのも無理はないなと思いました。

 毎日使うものではないなと思って買ったのですが,結局毎日使うものになってしまいました。


(4)不便なところ

 いい話ばかりではありません。というか,ホントにこれドイツのメーカーのものか?と思うような配慮のなさに辟易します。

 まず,重心が高いので,本体もスプレーも,よく倒れます。これ,高いところで作業をすることが予想される窓掃除においては,致命的なんじゃないでしょうか。

 ブレードを本体の先端に取り付けると,もうそれだけでグラグラとして倒れそうです。少し触ると,簡単に倒れて転がります。

 スプレーもそうですね。先端のクロスが重いので,倒れそうです。

 しかも,スプレーも本体もそうですが,先端がT字ですから,ちょっとしたことで手が引っかかったりするのです。そうなると確実に倒れてしまいます。

 この安定の悪さが,とにかく気に入りません。もっと底面を広げるなり,重量物を下側に持って来るなりしないと,危ないと思います。

 それと,逆さまにして使うとタンクの水が逆流してしまうというのも問題です。原理的に仕方がないのですが,その逆襲した水がどこに行くかといえば,ファンに行くんですね。下側にある空気の吐き出し口から水がバババーと出てきた時には,もう壊れたと思い絶望しました。

 これ,下の方の水を吸うときには,どうしたって本体の下側が地面にぶつかるわけですから,横にしないと吸えません。逆さまは極端としても,水平くらいは制約無しで使えるようにならんかなあと思います。

 それと,タンクの水抜きのためのゴムのフタです。これがよく外れるのです。気が付いたらフタがあいています。ひどいときにはフタそのものが外れて,なくなっていました。

 こうなると,タンクの水抜き穴から汚水がドバドバ出てきてしまいます。私はこれであたりを汚してしまいました。

 そして,外れたフタを探し回ること20分。どこで外れたのかさっぱりわからず,あちこち探し回ってようやく見つけました。

 なんで外れてしまったのかなと考えてみると,このゴムのフタが,サッシの手前にある様々な出っ張り部分に引っかかり,外れてしまうようなのです。それはロックだったり,隣の窓ガラスのサッシだったり,レールの部分についている部品だったりと,いろいろあるんですが,これらが作業中にフタに引っかかると,ぽろっと外れてしまうんですね。

 洗浄液がついてしまうとヌルヌルするのでより簡単に外れるようになりますし,どういうわけだか引っかかりやすい構造になっている(タブが飛び出していたり)上に,曲面のタンクに沿うような形でくっついているゴム製のフタゆえに,ぴったりくっついているわけではないありませんから,引っかかればほぼ確実に外れます。外れた結果が大惨事であるだけに,もう少しなんとかならんのか,と思う点です。

 あとは充電関係でしょうか。連続使用時間が約20分で,充電に3時間かかります。ただ,充電はACアダプタを差し込まねばならず,これがまた不安定で倒れそうです。しかも充電完了後にはACアダプタを抜く事がおすすめされています。

 しかも充電回数が300回しかありません。うちのように毎日使うと,1年くらいでダメになる計算です。うーん,それは余りにもひどくないかい?

 最後に,付属品がいろいろついているのは結構なのですが,これを収納することが全く考慮されていません。折りたためるわけでもない,取り外せるようになっているわけでもない,本体に引っかけたりしてコンパクトに一体化できるわけでもない,とにかくT字になったものがかさばって,しかも不安定で倒れやすいので,まあ面倒なのです。


(5)まとめ

 まず,基本機能として,水滴を吸い込む力は申し分ないです。リチウム電池1本ですのでそんなにパワーはないのですが,どうしてどうして,ちゃんと水を吸い込みます。

 ブレードも良く出来ていますし,裏表使えるので長期間性能を維持できるでしょう。心強いです。大小2つのブレードは面積を取るかこまわりを取るかで選べるのが意外に良くて,少々高くても2つセットのplusを買った方がおすすめです。

 そしてなんといっても,洗浄剤です。我々日本人は,ついつい電気で動く本体への対価と考えてしまいがちですが,この商品は窓掃除を手早く,綺麗に行う「キット」であり,本体はその道具の1つに過ぎないことを,改めて感じさせられました。

 そしてその主役は,やはり最適化された洗浄剤です。そんなにべらぼうに高価なものではありませんし,これはぜひ専用品を使って,その効果を体感して欲しいと思います。

 キットして考えた場合に,7000円はちょっと高いかもしれません。しかし,安全,楽ちん,綺麗とくれば,決して高くはありません。風呂でも毎日使えますから,うちの場合は十分元は取れそうです。

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