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ユーザー「gshoes」の検索結果は以下のとおりです。

EPSONタイマー

 私が現在使っているプリンタが,EPSONのPM-G850です。

 随分古いプリンタで,インク代だけで随分EPSONさんを儲けさせてしまったと思っているわけですが,ちょうどこの機種の世代,インクカードリッジで言えば50シリーズあたりで,画質向上などプリンタ本来の性能アップが収束し,複合機の時代がやってきました。

 ですから,PM-G850から買い換えを行っても,印刷,とりわけ写真印刷という用途から見て,それ程メリットがないというのがとても残念な所で,この骨董品をしぶとく使い続けている理由になっています。

 コストは別にして,画質そのものはほぼ満足出来るレベルであり,性能向上が著しいデジカメやレンズの違いを印刷結果に表現出来るだけのものを持っていますし,カラーマッチングや明るさの調整を追い込んでこなれているだけに,むしろ積極的にこの機種を使い続けていたいと思っています。

 もっとも,プロ用,あるいはセミプロ用に用意された,写真印刷用のプリンタはさらに高画質ですし,大きな紙に印刷できます。こういうものは長く使われるので,サポート面も心配は少ないでしょう。しかし,これらは高価です。現行機種の発売時期が比較的古いことも気になります。

 ついでにいうと,このプリンタを買ったときには,すったもんだがありました。同梱インクの不良で動かなかったんですが,初期不良交換を拒否した販売店と交渉中にその販売店が倒産しており,もし不良品を送り返していたら代品が届くことなく,私はこの騒動の被害者になっていただろうと思います。

 以後は特に大きな故障もなく,「写真は紙に焼いて完成」というポリシーを貫くための道具として,度重なる引っ越しにもめげずに付き従ってくれました。

 ですが,おそるべしEPSON。

 生みの親であるEPSONは,プリンタに自爆装置を取り付け,我々の意志に関係なく,二人の関係を破壊しようとしたのです。

 といいますのも,EPSONのプリンタには,廃インクパッドなるものが内蔵されており,これがいっぱいになると交換の必要があるのですが,その警告が出ると,もう動かなくなってしまうのです。

 実際に廃インクパッドの状態を監視しているわけではなく,印刷枚数や稼働時間というものから間接的に警告を出していると思うのですが,厄介なのかここからです。

 交換しろとメッセージ出ただけなら,インクカートリッジのごとく交換すれば良いだけの話ですが,問題はユーザーが手元で交換出来るわけではなく,メーカーに修理依頼をすることで交換されるようになっていることです。

 交換費用は4000円ほどと言いますから,別に法外なものではありません。

 いやいや,あわてず聞いて下さい。修理扱いですから,その部品は製造終了後6年間は用意されますが,その後は部品が確保されていない場合が多く,そうなると修理不可能になってしまうのです。

 事実,PM-G850の廃インクパッドは部品が払拭しており,交換は出来なくなっているそうです。

 必ず交換が必要となる消耗品で,交換しないと動かなくしてしまうようなきついロックをかけておきながら,その部品が他の部品と同じくらいの間しか供給されないなんて,あまりにひどいと思いませんか。

 かりにも,ユーザーの所有物ですよ。それを勝手に動かないようにしておきながら,それを解除する方法は現在提供していません,なんて,勝手な話にも程があります。

 私には「もっと生きたかった」という,彼女の力なきつぶやきが聞こえました。そこには,もっと働きたいという無念さと,自分を生んでくれた親が自らに課した仕打ちに対する絶望が,滲み出ていました。

 考えてみて下さい。

 今でこそ,50シリーズのインクカートリッジはどこでも買うことが出来ます。しかし,EPSONとしては,いつまでこのインクを消耗品として供給し続けないといけないのでしょうか。古いインクを現行品として作って売り続けるのは負担も大きく,さりとてユーザーがいるのにインクが買えないというのは,社会的責任上そうそう許されるものではありません。

 望ましいのは,ユーザーが減り,インクが売れなくなって,それを理由に生産中止にすることです。でも,どうやってユーザーを減らすのか。私のように画質や性能に不足を感じない人を,どうやって新機種に誘導するのか。中には10年も20年も使い続ける人がいるんじゃなかろうか。

 EPSONは,ここでやってはならないことをしました。使える時間を決めてしまったのです。いわば,このプリンタを「レンタル」にしたのです。

 でも,表だって動かなくしてしまうのは問題です。そこで消耗品の交換時期が来たらs動作を止めるようにしておき,しかしその消耗品の供給を断ってしまったのです。そうすれば,稼働するプリンタは確実に減っていき,インクカートリッジの供給を止めても問題にならなくなります。

 こんな馬鹿な話がありますか。いくらなんでもやりすぎです。

 こんな消費者を小馬鹿にした話が事実であるはずがないと思っていたところ,随分昔から行われている事だと,知りました。そして,この横暴に果敢に挑んだ勇者が世界中にいることも,知りました。
 
 やるべき事は2つ。1つは動作のロックを解除すること。もう1つはいっぱいになっているであろう廃インクパッドを交換することです。

 まず,ロックの解除は,廃インクパッドの寿命を決めている印刷枚数のカウンタをリセットすることで可能になります。他機種ではツールが配布されていましたが,PM-G850には未対応らしく,他のツールを探し出し,試行錯誤を繰り返したところ,なんとかリセットが出来ました。

 そのツールは,他機種では自動でリセットが出来るようになっているのですが,PM-G850の対応版は手動で行わねばならず,ちょっと手間になりますが問題はありません。

 電源を入れ直せば,何事もなかったように動くようになりました。

 まずは成功。次に廃インクパッドを交換する作業です。これはなかなか大変でした。PM-G850のサービスマニュアルを見ながら,交換する部品がどんなもので,どうやって交換するかをよく見ておきます。

 1つは向かって右端にある,繊維を詰め込んだ白い箱です。ここはおそらく,ヘッドの掃除を行った時に出る廃インクを吸収しているのでしょう。私の場合,3/4ほど染み込んでいました。

 もう1つがややこしいのですが,縁なし印刷を行うときに出る廃インクで,これはプリンタメカの下,ちょうどプリンタのヘッドが走る部分の真下にあります。私の場合,右側のパッドがほぼ満タンになっていました。

 さて,交換です。一応消耗品なんだし簡単に交換出来るようになっているだろうと思っていたのですが,それは間違いでした。再調整が必要になるプリンタメカの分解こそ必要はありませんが,メカ全体を筐体から完全に取り外してしまわないとアクセス出来ない場所に廃インクパッドがあるので,かなり深い部分まで分解する必要がありました。

 分解したところで,交換するパッドがないと駄目ですよね。私の場合,嫁さんが大量に買いだめをしたキッチンタオルを分けてもらって,これを切って重ねて作りました。

 脱脂綿は油が残っており,実は水をあまり吸い込みません。自動車のオイル交換に使う処理箱を使うという手もありますが,これもわざわざ買いに行かないと行けません。

 その点,このキッチンタオルは優秀です。紙と言うより繊維で,よく水を吸い,フカフカしていて,しかも水を吸った後にボロボロのなったりしません。

 手を汚しながら,大きさを揃えて切り出し,重ねてはめ込みます。案外簡単に交換が終わり,元のように組み立てます。

 途中でPCにつなぎ,動作を確認します。ヘッドを動かして作業をしていたので目詰まりがあるかと思っていましたがそれもなく,クリーニングをしてやれば元通りです。

 さて,ここからが私らしいのですが,ビスを締めているときに,ぽろっと内部に落ちてしまいました。取り出そうと揺すっていると,なにやらバネも一緒にポロッと出てきてしまったのです。

 どっかから外れたのならわかるのですが,なにぶんビスと一緒に出てきたバネです。元々どこについていたのかさっぱりわかりません。ぱっとそれらしい場所を探しましたが見当たらず,結局これは取り付けないままにしました。それでも動いているので,まあいいことにしましょう。

 ということで,PM-G850はまた動き出しました。次に廃インクパッドを交換することはさすがにないと思います。前述のように廃インクパッドの交換時期がきたことを示す警告のせいで,プリンタを使っている人は買い換えをして,このプリンタ用のインクは売れなくなりますし,使わない人は警告こそ出ませんが,そもそもこういう人はインクを買いませんし,買えなくなっても困りません。

 故に,インクが供給される時期は,案外短いはずです。サードパーティの互換インクという手はありますが,色も耐久性も,本体への影響度も変わって来ますから,話はそんなに簡単ではありません。

 ということで,次はEPSONをやめようと思います。性能とか値段とか,そういう問題ではありません。気に入ったもの,私にとって良い結果が得られるものを,こんな方法で採り上げてしまう,その横暴さが許せないからです。わかっていたら。EPSONのプリンタなんて,最初から選びません。

Woooに1TBのHDDを内蔵する

  • 2014/05/19 14:32
  • カテゴリー:make:

 我が家のテレビはWoooのプラズマ42型です。P42-XP035というモデルで,03シリーズに該当します。

 もともと,P42-XP03というモデルがあり,これに内蔵されたHDDを500GBに増量したものがXP035らしいのですが,購入は2010年の春ですので,もう4年になるんですね。

 アナログテレビの時代にはHDDレコーダでとりあえず番組を録画しておき,そのままにしておくとHDDがあっという間にいっぱいになるので適当にDVDに待避しながら,運用していました。

 結果として,DVD-Rに残った懐かしい番組が発掘されるという事が起きるのですが,地デジになってからはこうしたアーカイブを行うことは全くなくなりました。

 HDDが500GBもあるので別に待避しなくてもよいし,そもそも待避するための環境がありません。やってできなくはないですが,出費も必要だし,ネットワーク経由で録画することになったりするので,相性の問題とかありそうです。

 真面目にやってみようということさえ考えなくなっていますが,一番の理由はそうまでして見ようと思う番組がなくなっている,残そうなどと全く思わなくなっているということなんじゃないかと,思います。

 しかし,なんだかんだで4年もすればHDDはいっぱいになるものですし,そもそもHDDには寿命があります。ニュースのタイムシフトで毎日便利に使っている我々としては,HDDがいっぱいになりつつあるいまこそ,予防的な交換という意味も込めて,HDDを交換するのにベストな機会だと言えるでしょう。

 幸いにして,Woooの内蔵HDDは交換可能であることが知られています。ただ,どんなものでも交換出来るというわけではありません。そこはそこ,著作権にがんじがらめになっている地デジを録画するのですから,専用のHDDでなければなりません。

 Woooには,iDVRというカセット式のHDDが使えるようになっていますが,実はこの規格のうち,著作権対応のものが本体の内蔵用にも使われているのです。

 内蔵HDDがいっぱいになっても,あるいは壊れても,カセットでいいじゃないか,と思うところもありますが,それでも内蔵なら便利なのは事実であり,交換することにしました。

 ちょうど,1TBのiDVRが9000円弱で売られていたので,これを購入。カセット分解して中身だけ取り出し,これをWooo内蔵のHDDの換装用に使います。お約束ですが,あくまで私が試みた方法を書くだけであり,もし試みられるのであれば,自己責任でお願い致します。

 まず,カセットを分解し中身を取り出します。ネジにはトルクスが使われているので,ドライバーを持っていない人は買ってきましょう。

 分解したら,HDDの周囲に巻き付いているゴムのクッションを外し,SATAのコネクタに刺さっているコネクタを外しておきます。

 次にWoooの分解です。今内蔵されているHDDのデータは,後でカセットに入れればそのまま利用出来ますので,特にバックアップは必要ありませんが,作業中に破損するのが怖い人は,ちゃんとコピーしておいて下さい。

 背面のコネクタに繋がっているケーブルを全部外し,電源を抜いてしばらく放置してから背面のビスを外してカバーを外します。この機種については,立てたままでもカバーを外して作業ができますので,スタンドを外したり,寝かしたりする必要はありません。

 外すビスは,カバーに矢印が書かれているものです。使われているビスの種類は私が見たところ3種類です。心配な人は場所を記録しておいてください。

 ところで,立てて作業をしていますので,ビスを外す順番をうまく考えないと,突然カバーがストンと落下してしまいます。下手をすると大けがをするので気をつける必要があるのですが,感心したのが下の写真です。

ファイル 693-1.jpg

 これは右上の端っこの部分ですが,矢印のある穴が,すでにビスの取り外されたねじ穴です。注目すべきはこの下にあるフックで,ビスを迂闊に外してもここに引っかかるおかげで,カバーが落下するのを防いでくれるのです。

 外したら。右上にあるHDDを取り出します。XP03ではビスで固定されていて,これが原因で録画できないというトラブルが頻発したそうですが,XP035についてはビスで固定されておらず,プラスチック製のブラケットで挟んであるだけです。

 取り外すコネクタはありません。余計な事をして壊してしまわないように気をつけましょう。

 HDDが外れたら,新しいHDDを元のように取り付けます。

 本当はいけないのですが,カバーを閉じると失敗したときに面倒なので,開けたままテストです。電源を入れて,HDDの認識が失敗したことを確認しておきます。この時,リモコンの残量表示ボタンを押して,録画可能時間がゼロになっていることを確認しておきます。電源が入らないとか,HDDから異音がするとか,そういうややこしいことが起きていないかどうかをもう一度確認してから,カバーを閉じます。

 実は,この段階では,HDDが本体に紐付けられておらず,録画用に使うことができません。そこで,HDDを本体に登録して,内蔵HDDとして扱えるようにします。

 が,その方法は少々xxxでyyyなので,ここには書きません。ちょっと調べればすぐに出てくると思うので,調べてみて下さい。

 作業が終わったら,一度電源を抜いて下さい。抜かないと録画用として認識されませんので,慌てないで下さい。

 そして電源を再投入すると,内蔵HDDとして認識しているはずです。

ファイル 693-2.jpg

 そして最後に,内蔵されていた500GBのHDDをカセットにつめて,データのコピーやムーブをします。ダビング10の情報も含めて正常にコピー出来,特に制約もありませんので,時間はかかりますが気の済むまでデータの管理をしてください。

 P42-XP035はマイナー機種らしく,HDDを入れ替えたという成功例を探すことが出来ませんでした。しかし,実際にこうして内蔵HDDを1TBにすることが出来ました。

 1TBという空間を広々感じる事もそうですが,速度の向上も良かったと思う点です。やっぱ新しいHDDというのはいいものですね。

 生産を終了し,すでにディスプレイデバイスとしては通過点になってしまったプラズマディスプレイですが,消費電力が大きいという問題はあるものの,その利点は数多く,今でもこのテレビを買ったことをよかったなと思っています。

 日立という真面目なメーカーが作ったプラズマテレビで,チューナーを2つ搭載してHDDで録画しながら別番組を見ることができて,サクサクとしたUIにD端子,S端子,コンポジットと昔のゲーム機を繋ぐにも困らない豊富な入力端子,DLNAのサーバーにもクライアントになるネットワーク親和性に,発色と速度に秀でたプラズマディスプレイと,とりあえずこれ以上を私は望みません。

 使えば使うほどすり減っていくのがプラズマディスプレイですから,大事に使っていこうと思っています。

電気のスイッチとUI

  • 2014/05/16 11:51
  • カテゴリー:make:

 大きな電気工事のメニューはこれで全部なのですが,小さいところでスイッチの交換というのがあります。

 うちのスイッチは,パナソニックの主力商品であるコスモシリーズワイド21というシリーズです。大きなスイッチは私も大変気に入っていますが,残念な事はすべてがプッシュ式であり,視覚的に現在のスイッチの状態がONなのかOFFなのかがわからないようになっています。

 この点,少なからず気に入らないという人がいるようで,操作部の大きさが同じである東芝のシリーズを,従来のような波動スイッチであるという理由で評価する人もいます。

 私はもうプッシュ式に慣れてしまったし,両手がふさがったときにも操作ができるメリットもあって,交換するつもりはありませんが,プッシュ式故に今の状態をどうやって示すのかというUI的な面から,課題を感じていました。

 このスイッチには,小さい窓のあるものがあります。ここが光ったり光らなかったり,浸る場合も緑だったり赤だったりします。しかし,どういう時に光るのか,どういう時に光らないのか,どういう時に色が変わるのかがなかなかわかりにくく,飲み込むには結構な時間がかかりました。嫁さんに至っては今でもさっぱりわからん,とこぼしています。

 整理してみると,

(1)ランプなし
(2)OFFで消灯,ONで赤いランプが点灯
(3)OFFで緑のランプが点灯,ONで消灯
(4)OFFで緑のランプが点灯,ONで赤のランプが点灯

 の4種類のスイッチがありました。

 (1)は通常のスイッチ,(2)はパイロットランプ付き,(3)はほたるスイッチ,(4)はほたる&パイロットランプ付き,ということになるのですが,緑はほたる,赤はパイロットなんていうのは,作った人が行った定義であり,使う人は言われなければわかりません。

 加えて,うちのトイレは人感センサが器具についていて,スイッチは常時ONですが,トイレから出るとしばらくして自動的に消灯します。

 パイロットランプはONで点灯ということを書きましたが,実際には負荷に流れる電流をセンスし,その電流でLEDを点灯させています。ですから,厳密に言えばスイッチのONで点灯するのではなく,負荷が動作すると点灯する,文字通りのパイロットランプなのです。

 しかし,ここでまたややこしい話が出てきます。ランプで示される状態が,また増えてしまうのです。

 ほたるとパイロットが入っているスイッチと人感センサ付きの照明を組み合わせた場合を考えてみると,

緑のランプ・・・スイッチがOFF状態でトイレに入っても照明はつかない
赤のランプ・・・スイッチがON状態で,現在トイレの照明はついている
いずれも消灯・・・スイッチはON状態だがトイレの照明は消えている

 ということになります。つまり,スイッチの状態と実際の状態が一致しなくなったので,赤いランプがどちらの状態をしているかが不明になってしまうのです。

 つまり,赤も緑も点灯してないスイッチは,スイッチがOFFになっているのか,スイッチはONなんだけど機器が動作していないのか,どちらかわからないのです。

 そこで,ランプの点灯と消灯,そして点灯時の色によってどういう状態になっているのかが一意に求められるようになっていることが理想的なわけですから,出来るだけそうなるように,ルールを作ってスイッチを交換したいと考えました。

 ありがちなのは,「このスイッチはこういうランプがつく」という風に,それぞれのスイッチごとに状態を覚えることなのですが,これは結果を観察しただけの話であり,スイッチごとに丸暗記というのは負担です。

 そうではなく,汎用性のあるルールを作り,これを覚えて置きさえすればどんなスイッチにも当てはまる,と言う具合にしておくと,ユーザーの負担は減ります。

 そこで,こういうルールを決めました

(1)赤のランプが点灯しているときは,機器は動作している
(2)緑のランプが点灯しているときは,スイッチはOFFになっている
(3)ランプが消灯しているときは,スイッチはONでも機器は動作していない
(4)機器の動作が目で見てわかる場合は,これらのルールに従わない

 これを実現するために必要な事は2つあり,1つはパイロットランプだけというスイッチを廃止し,パイロットランプがついたスイッチには必ずほたるも内蔵するようにしておく,というもの,もう1つは暗闇のスイッチは原則すべてほたるスイッチにするということです。

 この結果,以下のようになります。

 機器の動作が目に見えて,かつ暗闇ではない場所のスイッチは,ランプはありません。明るい場所にある手元灯などがこれに該当します。

 暗闇にあるスイッチは,緑ならOFFになっているので,押せば機器が動作します。スイッチの場所が暗闇でもわかるという本来の目的は果たせますし,機器が目で見えるので機器の動作もわかります。廊下や階段の照明がこれに該当しますね。

 目で見えない場所にある機器については,赤のランプを持つスイッチを使いますが,これはスイッチの状態を示すのではなく,機器が実際に動作しているかどうかを示します。ですから,スイッチはONなんだけど機器が動作していない状態は消灯します。

 そして,これが重要なのですが,スイッチがOFFになっている場合は,必ず緑のランプが点灯します。これまでは,ランプが消えている場合にスイッチがOFFなのか,スイッチはONだけど機器が動作していないのか区別出来なかったのですが,これで区別が出来るようになります。

 このルールでは,緑ならスイッチがOFF,つまり機器も動作していないことが確定しますし,赤なら機器が動作していることが確定します。消えていて欲しい場所で赤が点灯していたら消し忘れですし,ついていて欲しいところで緑が点灯していたら付け忘れです。

 スイッチの交換はとても簡単ですが,特殊なスイッチなので例えば4路スイッチのほたるなんかは800円を超えますし,ほたるとパイロットを持つスイッチは1000円を超えます。数が必要になると,結構胃お金がかかります。

 しかし,とにかくランプが緑なのか赤なのか消灯なのかを見れば,危機の状態を一意に決定出来ることは,まだややこしいとはいうものの,問題の解決にはなったと思います。

これはやりすぎ

  • 2014/05/15 15:43
  • カテゴリー:make:

 さて,最後の電気工事は,私の検討部屋にコンセントを増設する話です。狭い部屋ですのでコンセントの増設などしなくていいと思いきや,実は数ではなくて場所だったりするのです。

 なにせ,今あるコンセントは,すべて棚の裏側にあります。数は足りていますが,ちょっと掃除機を使いたい,ちょっと電池を充電したいと言うときに,壁に出ているコンセントがありません。だから,いつも廊下にあるコンセントから電源をとっていたのです。

 さすがにこれは面倒で,棚のないところ,具体的には部屋の照明のスイッチの下側に,コンセントを付けようというのが,今回の作戦です。

 壁の裏側に配線を回してコンセントを増設することになるわけですが,この場合柱があったりすると柱に穴を開けなければなりません。ところが壁にドリルを突っ込んで穴を開けることが困難な場合,行き詰まってしまいます。

 壁の裏側を調べる探知機によると,なんと柱が15cmほどあると示しています。そんなにごっつい柱はないと穴を開けてみると,なるほど3cm程の柱はありそうです。

 ドリルで穴を開けますが,いくらあけても木くずが出ます。なかなか貫通しません。

 おかしいなあと思ったのですが,3時間作業をしていよいよ万策尽きたところで,石膏ボードに溝を掘ることにしました。もう最後の手段ですよね。

 なんだか涙目になりながら石膏ボードを切り進むと,なるほど15cmほどの柱が走っていましたが,3cmほどの木を5つほど重ねてありました。こんなの,開けてみるまでわかりません。

 やってしまったものは仕方がありません。溝にケーブルをいれパテでふさぎ,固まった頃にクロスを貼ってごまかします。

 ところが,この作業がとにかくしんどかったです。今回こそは駄目か,と何度もくじけそうになりました。

 石膏ボードの厚みは12mmです。幅15mm,長さ200mm程の溝を掘り,ここに3芯のVVFをはめ込んで,パテで埋めるという作戦ですが,なにせ10mm近い厚みをパテで埋めるわけですから,そうそう簡単ではありません。

 東急ハンズでパテを買ってきましたが,いずれも水なりシンナーなりが蒸発することで固まるタイプで,翌日になってもちっとも乾きません。しかも乾いたところはひび割れて肉痩せしています。少し触るとポロポロと剥がれてしまい,何時間もかけた作業が全部無駄になることが何度もありました。

 この厚みですから,そもそも乾くことで固まるパテを使うのが間違いで,ここは化学反応で硬化するタイプ,エポキシ系のパテを使うのが正解です。

 いや,一応試したのですが,どうもかたくてうまく塗り広げることが出来ずに,あきらめたのです。そこで今回は別の品種で試して見ます。

 すると,なんとか綺麗に塗ることが出来ました。1時間もすると硬化して,ヤスリがけが出来るようになっていました。いやー,助かりました,

 穴がふさがって平面が出れば,あとはクロスの切り貼りです。これは先日,クロス屋さんにやり方を教えてもらいましたから,なんとかなります。

 クロスと石膏ボードの間には,何枚も紙が挟まっています。この紙の枚数をちゃんと合わさないと,新しく貼った部分に段差が出てしまい,不細工になります。しかし,今回は作業が手こずったことで石膏ボード側の紙がはがれてしまい,うまく厚みを調整出来ませんでした。だから,触ればもちろん分かりますし,見ただけでも結構ばれてしまう仕上がりです。

 
 まあ素人がやったことですし,今回ははっきりいってやり過ぎました。こんなことはもう二度としないように気をつけないといけませんが,おかげさまで電源については非常に便利になりました。邪魔なテーブルタップもなくなりましたし,これはqこれで万々歳なのですが,やはり調子に乗ってやり過ぎたなあと,後悔しています。

電気工事の続き

  • 2014/05/14 14:38
  • カテゴリー:make:

 さて,前回GW中の電気工事について書きましたが,壁や天井に穴を開けるというのは大きなリスクを伴い,失敗すると取り返しがつきません。特に建築後だったり部屋に荷物を置いてからになると,途端に作業が出来なくなったりリスクが上がったりしますので,慎重にしないといけません。

 冷静に考えると,まだ新築後1年なんですよ,それでも躊躇なく穴を開けられる根性というのも大したものだと呆れてしまいます。


(5)ダイニングにダウンライトを

 リビングとダイニングの2部屋は1つに繋がっていて,リビングにはリーシングライトがあり,部屋全体を照らします。一方のダイニングは,食卓用の真上にペンダントがぶら下がり,部分的な照明として機能することを意図しています。

 そうなると,ダイニング全体をどう明るくするかが問題になるわけで,パナソニックの提案はここに小型のシーリングライトを付けることでした。

 ところが,実際に家が出来てみると,まずテーブルのペンダントは十分に明るく,部屋全体が明るくなるくらいです。またシーリングライトがついている位置は階段の踊り場を兼ねていて,結局の所リビングと食卓を繋ぐ廊下のような機能を持つようになっています。

 いわば通り道の天井に突起物があり,それが電球色で光るというのはどうもしっくり来ません。結局ほとんど使わず,見た目に不細工なものがぶら下がっているだけのひどい状況でした。

 ここが通り道ならそれらしくすべきですし,なによりシーリングライトは天井が低く感じられてしまいます。デザインも違和感があり,はっきりいって目障りです。

 そこで,この不細工なシーリングを外して,LEDのダウンライトを取り付けます。

 最初に考えたのは,シーリングライトの場所にそのままダウンライトを付けることです。気をつけるべきは,その場所に桟が通っていないかどうかです。

 なにせ天井裏の話です。見て確認出来ませんから,基本的には一か八かです。壁の裏側を調べる探知機で天井を探りますが,どうも天井の裏側になにかあるようです。

 そこで,別件で家の工事が入った時に,現場監督に効いてみました。まずシーリングライトを外してこの穴を塞ぐこと,そしてダウンライト用の穴を開けるにふさわしい場所を探すことです。

 幸いクロス屋さんが来ていたので,穴を塞ぐのはあっという間に終わりました。問題はどこに新しい穴を開けるかですが,彼と一緒に図面を見ながら検討したところ,彼は「ここだ」と印を付けました。

 彼らが帰った後,私は彼を信じて,100mmの穴を開けました。いや,天助の裏側に何かが存在することを,探知機は示していたのですが・・・

 果たして,出てきたのは太い木でした。これがまさに穴のど真ん中に通っています。私は戦慄しました。これを切断すると,構造上問題があるんじゃないか。でも開けてしまった以上はふさげないし・・・

 しかし,放っておくわけにはいきません。のこぎりでこの木を切断し,なんとかダウンライトの穴を開けました。疑問を持つと切りがないので,決めた以上はもう迷わず作業に全力投球します。

 切断して分かったのは,この木は構造物ではなく,シーリングライトを取り付けるための補強に入っているものだったということです。桟の方向はこの木とは直角方向に走っているのですが,その桟と桟の間に木を渡し,ここにライトを取り付けるようにしてあったようです。

 現場監督がここだ,といって印を付け場所は,まさにそのシーリングライトの取り付け位置からまっすぐにのびたところです。

 強度に影響しない木であればまあいいでしょう。さっさと配線を済ませ,ダウンライトを取り付けました。

 取り付けて見たところ,非常に好都合でした。目障りな突起物はなくなりましたし,色を昼光色にしたのですっきり明るく,ダウンライトですので照射角が狭いために,階段の前がちょうと明るくてよい感じです。

 通り道を照らすという目論見は正解で,このおかげでテーブル上のペンダントの位置をもう10センチほど下げて,さらに局所性を高めることも出来るようになりました。


(6)1階階段の踊り場のライトを独立で

 1階の階段前は,うちは薄暗くてあまりよい環境ではありません。階段には24時間点灯のライトを付けましたので足下も怖くないのですが,踊り場が暗いので印象がよくありません。

 ところが,その踊り場は,1階の廊下の一部と見なされていて,他の廊下のライトと連動して点灯する電球色のダウンライトがついています。出来れば踊り場は階段と同じ扱いで24時間点灯させたいのですが,廊下までは必要ないという状況もあって,なんとかせねばなりませんでした。

 電気の配線図はもらえませんでしたので,私が自分で調べたのが,以下の回路です。

ファイル 690-1.jpg

 L1が階段L2が踊り場,L3が廊下です。SW1とSW2の両方で階段の電気が制御出来ますし,L2とL3はSW3,4,5で制御されます。いろいろな方法が考えられますが,まず必要なのはL2とL3の分離です。その上で,L2をどのスイッチで制御するかが問題になります。

 また,今回は新規に配線を用意出来ません。天井裏には潜れませんし,壁の裏側に配線を這わせることも難しいです。ですから,今通っている配線を利用することしか出来ません。

 いろいろ試行錯誤をしたのですが,最終的に以下のように落ち着きました。

ファイル 690-2.jpg

 我ながらよく考えたと思います。

 L2はL3から分離し,L1と並列に繋がり,SW1とSW2で同時に制御されます。もともと階段の続きで照らして欲しいところにあるライトですから,大変望ましいです。

 さらに,L3の制御は,元の通りSW3,4,5で制御されます。

 これを実現するには,様々な問題がありました。一番難しかったのが,SW4とSW5を繋ぐケーブルを探し当て,この内の1本だけ切断することです。他にもVVFケーブルが数本通っている中,このケーブルを探し当て,切断するのですからドキドキです。

 狭くて手がギリギリ届く場所の作業だったのですが,考えた末に電流の分かっている負荷を繋いで1本だけ通電し,クランプメータで測定して探り当てました。見えないところで他に繋がっていたりすると事故に繋がりますが,それもなさそうでなによりです。

 結果,大変便利になりました。たった1つのライト,それもわずか3.4WのLED電球1つで,随分家の使い勝手が変わって来ます。雰囲気が変わるといってもいいでしょう。1階はまるで倉庫やトイレのような,それこそ薄暗いところで長居はしたくない所だったのですが,明るくなるとそういう抵抗感もなくなって,りっぱな居住空間になるのです。

 実はこの回路は3度目の回路です。最初の回路は,L3を完全に切り離してしまい,SW5は差込コネクタで接点を固定してしまい,L2がSW3とSW4で制御されるようにした単純なものでした。

 SW5は死んでいますし,L3も死んでいます。これはやっぱり不便ですし,不細工ですからもうちょっと考えてみることにします。

 次に試した回路は,L3をSW5で制御するようにしたものです。とはいえ,L3を点灯させるための電源を持ってくる方法が見当たらず,L2とL3の間にSW5を挟むような方法でしのぎました。

 この方法の問題は,L2が点灯しているときでないと,L3も点灯しないという事です。だから,L2は消灯,L3のみ点灯ということが出来ないのです。そうすると,仮に1階の照明がすべて消えているときに,SW5でL3を点灯させようと思った場合に点灯せず,暗闇を歩いてSW4をONにする必要が出てしまうわけで,これではなんのためにSW5があるのかわかりません。

 ということで,ある夜に酒を飲みながらふと思いついたのが,今の回路です。非常にシンプルですし,どうして最初にこれを思いつかなかったのかと思いましたが,配線の状態がはっきりしてきたのは,試行錯誤の結果ですから,仕方がありません。

 これでうまくいったと喜んでいたのですが,実は問題が1つあります。

 オリジナルでは,L1の電源と,L2とL3の電源が別れていますよね。あまり深くは考えなかったのですが,実はL1の電源は2階のリビングから,L2とL3は1階の洋室から撮っていることがわかりました。

 今の回路を眺めてみると,L1もL2も,Lラインは2階リビングからのものですが,NラインについてはL1は2階リビングから,L2は1階洋室から来ているものに繋がっています。

 賢明な皆さんならおわかりでしょうが,ここで1階洋室のブレーカーを落として電源を切断すると,2階リビングのLからL2を通り,1階洋室のNまで繋がってしまうのですね。従って1階の洋室でNとアースを触ると感電します。というか感電しました。

 ですから,2階リビングなり1階洋室なり,どちらかだけブレーカーを落とす場合には,2つのブレーカーを跨ぐ経路を断ち切るためにSW1かSW2を切ってしまう必要があります。これを怠ると,感電したりL1もしくはL2に異常電圧がかかる場合が出てきます。実際,同様の配線ミスで150V近い電圧がかかり,電気器具が壊れたという話も起きているといいますから,危険な配線であることは間違いありません。

 さて困った。ブレーカーをどちらもONにしてあれば危険はありませんし,便利に使えるだけにまあいいかと思うのですが,もう一度考え直してみます。

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