Woooに1TBのHDDを内蔵する
- 2014/05/19 14:32
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我が家のテレビはWoooのプラズマ42型です。P42-XP035というモデルで,03シリーズに該当します。
もともと,P42-XP03というモデルがあり,これに内蔵されたHDDを500GBに増量したものがXP035らしいのですが,購入は2010年の春ですので,もう4年になるんですね。
アナログテレビの時代にはHDDレコーダでとりあえず番組を録画しておき,そのままにしておくとHDDがあっという間にいっぱいになるので適当にDVDに待避しながら,運用していました。
結果として,DVD-Rに残った懐かしい番組が発掘されるという事が起きるのですが,地デジになってからはこうしたアーカイブを行うことは全くなくなりました。
HDDが500GBもあるので別に待避しなくてもよいし,そもそも待避するための環境がありません。やってできなくはないですが,出費も必要だし,ネットワーク経由で録画することになったりするので,相性の問題とかありそうです。
真面目にやってみようということさえ考えなくなっていますが,一番の理由はそうまでして見ようと思う番組がなくなっている,残そうなどと全く思わなくなっているということなんじゃないかと,思います。
しかし,なんだかんだで4年もすればHDDはいっぱいになるものですし,そもそもHDDには寿命があります。ニュースのタイムシフトで毎日便利に使っている我々としては,HDDがいっぱいになりつつあるいまこそ,予防的な交換という意味も込めて,HDDを交換するのにベストな機会だと言えるでしょう。
幸いにして,Woooの内蔵HDDは交換可能であることが知られています。ただ,どんなものでも交換出来るというわけではありません。そこはそこ,著作権にがんじがらめになっている地デジを録画するのですから,専用のHDDでなければなりません。
Woooには,iDVRというカセット式のHDDが使えるようになっていますが,実はこの規格のうち,著作権対応のものが本体の内蔵用にも使われているのです。
内蔵HDDがいっぱいになっても,あるいは壊れても,カセットでいいじゃないか,と思うところもありますが,それでも内蔵なら便利なのは事実であり,交換することにしました。
ちょうど,1TBのiDVRが9000円弱で売られていたので,これを購入。カセット分解して中身だけ取り出し,これをWooo内蔵のHDDの換装用に使います。お約束ですが,あくまで私が試みた方法を書くだけであり,もし試みられるのであれば,自己責任でお願い致します。
まず,カセットを分解し中身を取り出します。ネジにはトルクスが使われているので,ドライバーを持っていない人は買ってきましょう。
分解したら,HDDの周囲に巻き付いているゴムのクッションを外し,SATAのコネクタに刺さっているコネクタを外しておきます。
次にWoooの分解です。今内蔵されているHDDのデータは,後でカセットに入れればそのまま利用出来ますので,特にバックアップは必要ありませんが,作業中に破損するのが怖い人は,ちゃんとコピーしておいて下さい。
背面のコネクタに繋がっているケーブルを全部外し,電源を抜いてしばらく放置してから背面のビスを外してカバーを外します。この機種については,立てたままでもカバーを外して作業ができますので,スタンドを外したり,寝かしたりする必要はありません。
外すビスは,カバーに矢印が書かれているものです。使われているビスの種類は私が見たところ3種類です。心配な人は場所を記録しておいてください。
ところで,立てて作業をしていますので,ビスを外す順番をうまく考えないと,突然カバーがストンと落下してしまいます。下手をすると大けがをするので気をつける必要があるのですが,感心したのが下の写真です。
これは右上の端っこの部分ですが,矢印のある穴が,すでにビスの取り外されたねじ穴です。注目すべきはこの下にあるフックで,ビスを迂闊に外してもここに引っかかるおかげで,カバーが落下するのを防いでくれるのです。
外したら。右上にあるHDDを取り出します。XP03ではビスで固定されていて,これが原因で録画できないというトラブルが頻発したそうですが,XP035についてはビスで固定されておらず,プラスチック製のブラケットで挟んであるだけです。
取り外すコネクタはありません。余計な事をして壊してしまわないように気をつけましょう。
HDDが外れたら,新しいHDDを元のように取り付けます。
本当はいけないのですが,カバーを閉じると失敗したときに面倒なので,開けたままテストです。電源を入れて,HDDの認識が失敗したことを確認しておきます。この時,リモコンの残量表示ボタンを押して,録画可能時間がゼロになっていることを確認しておきます。電源が入らないとか,HDDから異音がするとか,そういうややこしいことが起きていないかどうかをもう一度確認してから,カバーを閉じます。
実は,この段階では,HDDが本体に紐付けられておらず,録画用に使うことができません。そこで,HDDを本体に登録して,内蔵HDDとして扱えるようにします。
が,その方法は少々xxxでyyyなので,ここには書きません。ちょっと調べればすぐに出てくると思うので,調べてみて下さい。
作業が終わったら,一度電源を抜いて下さい。抜かないと録画用として認識されませんので,慌てないで下さい。
そして電源を再投入すると,内蔵HDDとして認識しているはずです。
そして最後に,内蔵されていた500GBのHDDをカセットにつめて,データのコピーやムーブをします。ダビング10の情報も含めて正常にコピー出来,特に制約もありませんので,時間はかかりますが気の済むまでデータの管理をしてください。
P42-XP035はマイナー機種らしく,HDDを入れ替えたという成功例を探すことが出来ませんでした。しかし,実際にこうして内蔵HDDを1TBにすることが出来ました。
1TBという空間を広々感じる事もそうですが,速度の向上も良かったと思う点です。やっぱ新しいHDDというのはいいものですね。
生産を終了し,すでにディスプレイデバイスとしては通過点になってしまったプラズマディスプレイですが,消費電力が大きいという問題はあるものの,その利点は数多く,今でもこのテレビを買ったことをよかったなと思っています。
日立という真面目なメーカーが作ったプラズマテレビで,チューナーを2つ搭載してHDDで録画しながら別番組を見ることができて,サクサクとしたUIにD端子,S端子,コンポジットと昔のゲーム機を繋ぐにも困らない豊富な入力端子,DLNAのサーバーにもクライアントになるネットワーク親和性に,発色と速度に秀でたプラズマディスプレイと,とりあえずこれ以上を私は望みません。
使えば使うほどすり減っていくのがプラズマディスプレイですから,大事に使っていこうと思っています。

