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今年の花火2

 花火の続きです。

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 今年はちょっといつもと違っていて,毎年友人宅にて,友人と友人の妹さんと私の3人で見るようにしていたのですが,今年は妹さんは花火の時に出かけていてたぶん不在,それならと友人はうちで過ごす,という話になりました。

 ところが,花火が終わってから友人が妹さんと連絡を取ると,なんと妹さんは花火に間に合うように帰宅してくれていたというのです。妹さんには,友人がうちにくることが伝わっていなかったようで,かわいそうに一人で花火を見ることになってしまいました。

 この顛末を聞いて私は大変残念に思いました。自分がそういう状態になったら,どんなにがっかりするだろうかと。さらに妹さんは,友人と私にそれぞれ,出かけた先でプレゼントまでわざわざ買ってきてくれていたのです。

 これはもう,花火どころの話ではありません。妹さんと私は滅多に顔を合わせることがないので,妹さんは今回久々に会う機会をちゃんと考慮してくれていたんだと思います。本当に悪いことをしました。

 友人から聞いた,「べっ別に・・・」というツンデレ風味の妹さんからの伝言が,胸に刺さります。

 今度大阪に戻ったとき,妹さんだけに551の豚まんチルド4個入りを買ってこようと思います。

今年の花火1

 今年も多摩川の花火大会が,さる8月22日に行われました。

 世田谷区と川崎市の共催になったことは昨年と同様なのですが,世田谷側の打ち上げ場所にほど近い友人宅には今年は都合で行かず,友人をうちに招くことになりました。

 うちはもともと見やすい場所にあるわけではなく,花火は見えないのではないかと思って,花火の音を聞きながら焼き肉でもするか,と食材を買い込んでいたわけですが,始まってみると結構ちゃんと見る事ができました。

 高い位置から見るわけでもなく,さりとて低いところから見るにはちょっと遠いという中途半端な立地で,何の用意もせずにあわてて持ち出したデジカメの準備不足もあり,撮影した写真はなんとも心のこもっていない,つまらないものになってしまいました。

 が,せっかくですので10枚ほど上げておきます。

 今年ははじめてK10Dを使ってみました。レンズはFA35mmF2です。手持ちですので派手にぶれています。

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 次,なにやら動物の顔らしいのですが,さっぱりわかりません。

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やるべきこと

 このところ活動が鈍ってしまい,張りのない生活に甘んじているわけですが,D-70の修理とリモコンの修理(どちらもフレキの破損)に区切りを付けて以降,これといって仕掛かりの案件もなく,暑さも手伝ってだらけている毎日です。

 とはいえ,いろいろ頭の中では「やらねばならぬ事」が浮かんでいるわけで,まとまった時間が取れたらぜひやろうと画策しています。

(1)カセットデッキの不安

 私はA&D(というかAKAI)のGX-Z9100EVというカセットデッキを新品で買って以来,ずっと手元に置いてきました。さすがに最近は年に一度か二度かという程度の通電ですが,ピーク時には毎日のように使っていた記憶があります。その割には故障もなく,現在まで(感覚的には)初期の性能を維持できているように思われます。

 しかし購入後18年も経過すれば,さすがにおかしくなっていないわけがなく,とりあえず音がちゃんと出てくるというだけでも大したものだと自画自賛したくなります。裏を返すと,いつ壊れてもおかしくないわけで,その時の準備をしておく必要があると考えています。

 1つには,いわゆる持病と呼ばれる壊れやすい場所の把握です。GX-F91以降のカセットデッキのメカの場合,どうやら左側のピンチローラーの固着が持病らしく,これが起こるとピンチローラーとテープガイドを外さないといけないらしいのです。

 テープガイドを外してしまうと,テープパスの調整が必須となるわけで,そのためにはテストテープが必要になる・・・てなわけですが,このテストテープというのが現在宝物級の貴重品です。素人には入手不可能,しかもこれらは消耗品です。現在でも製造と販売は行われていますが,国内では実質1社だけがやっているような感じです。需要がなくなれば作られなくなるのは明白ですから,あと何年テストテープが市場に出されるのかと,不安になります。

 いずれにせよ,素人には販売されていませんので,オークションや海外からの輸入を行って手に入れるしかないようですが,もし信頼できるよいカセットデッキがあるなら,これで信号を録音してテストテープとしてもなんとかなります。

 幸いなことに,現在はPCをオーディオ用のオシレータとして使い,十分使い物になる信号を用意できるようになったので,これを録音すればなかなかよさそうです。

 問題は信頼できるカセットデッキですが,結局私の場合,現状を1つの基準としてテストテープを作るしかありません。ただ,仮に故障して調整を今作ったテストテープで行った場合でも,少なくとも現在と同じ水準までは戻せるということになります。これは大きいです。

 GX-Z9100EVはクオーツロックによるキャプスタンモータの回転制御を行っているので,ベルトの劣化がない限りテープ速度は狂いません。ヘッドの摩耗や劣化は基本的にフェライト製であるスーパーGXヘッドですから心配なし。バイアスが狂ってしまうことも問題ですが,そこは3ヘッドでバイアス調整機能があるので,これも問題なし。

 アジマスやヘッドの位置,テープパスはさすがに初期位置のままというわけにはいかないでしょうが,10年前に録音したカセットテープの音が,CDと聞き比べて大きく変化していないということなら,十分実用レベルにあると考えて良いでしょう。

 テストテープにふさわしい新品のテープを選ぶ作業が悩ましいですが,サービスマニュアルを見て考えたところ,とりあえずヘッドの高さ調整に1kHz,アジマスとイコライザの調整に10kHz,再生出力レベル調整に315Hzを用意し,ついでにテープ速度調整の3150Hzを作っておこうと思います。

 2ヘッド機だと録音レベルと再生レベルの一致が面倒な訳ですが,3ヘッドの場合には出力レベルが狙ったところに来るように,録音レベルを合わせれば良いわけですから,現在のカセットデッキのコンディションを「記録」するには,ぴったりのシステムだと思います。

 高温多湿の季節のまっただ中で,春頃にやっておけば良かったと反省しきりですが,近いうちにとにかく現状におけるテストテープを4本作ろうと思います。


(2)ゴムベルトの不安

 カセットデッキ繋がりでもあるのですが,なにせディスクとかテープとか,回転ものというのはゴムベルトの世話になるものです。このゴムベルトというやつ,経年変化で伸びるは溶けるわで,必ず劣化するものです。

 個人的に思うのは,プラスチックとゴムによって作られた部品が多く使われた製品は,安くて初期性能も良いのですが,5年もすれば必ず壊れます。金属部品の多かった昔の製品は,10年くらいは壊れずにいたし,壊れてもなんとか修理が出来たものです。こうした有機物に頼る製品というのは,必ず壊れる運命にあります。

 私が長く使っている旧式のDVDレコーダもそうですが,ドライブのトレイが出てこなくなり,分解するとやはりゴムベルトが伸びてスリップしていました。その時は偶然交換出来るゴムベルトが手元にあったので修理が出来たわけですが,太さ,長さが一致するベルトが手元にある可能性など,ほとんどありません。

 しかし,真っ先にダメになるのはゴムベルトです。

 手軽に交換が出来れば別によいのですが,実のところ入手が案外難しいのです。秋葉原で数件取り扱いのある店がありますが,ここもいつもあるというわけではなく,欲しいサイズが必ずあるとは限りません。

 それに,交換してもまた数年でダメになるわけですから,なんだか馬鹿馬鹿しくなってきます。

 根本的には,もう回転ものは買わない,と言うことになるのですが,今あるものでお気に入りのものは,なんとか維持しなければなりませんが,生命線であるゴムベルトの確保に,数年前から決定打と思われる素材が手に入るようになりました。

 バンドー化学(そう,かの有名なBANDOです)の,バンコードというものです。

 私は日本橋のお店で買いましたが,問い合わせが多いのか,今は東急ハンズでも買えるようです。

 これは熱可塑性ポリウレタンで出来たオレンジ色の紐で,直径は一番細い品種が1.5mmです。

 結局の所,ゴムベルトというのは,ベルトとして機能するために輪っかになっていないといけないわけですが,そのサイズが様々なので,入手も難しい訳です。代用が利きませんからね。

 なら,必要な大きさのベルトを作れるようにすればいい,という話になるわけで,この夢のような作戦を実現するのが,バンコードなのです。

 バンコードを必要な長さに切り,両端をハンダゴテなどで溶かします。素早く両端をくっつけ,1分ほど固定します。

 冷えるとちゃんとくっついているのですが,まだ完全にくっついているわけではないので,焦らず一晩放置すると,引っ張っても簡単には取れないくらいの強度になります。

 溶着部の盛り上がったところを削ってなめらかにすると完成,ということですが,実は私は数年前に購入し,一度もうまくいったことがありません。

 基本的に鈍くさい私は,失敗ばかりです。

 熱し方が下手なのかうまくくっつかない,くっついてもまっすぐ繋がっていない,今度こそ出来たと思ったら少しねじれていた,もう一度頑張ってみたらぽろっと溶着部が外れてしまった,今度こそ完璧だ!と喜んでいたらちょっとサイズが小さかった・・・等々,なかなかうまくいかないのです。

 そんなこんなであきらめて,とにかく機会があるごとに様々な太さや大きさのゴムベルトを集めるようにしてここまで乗り切ってきましたが,それもさすがに不安になってきました。これからどんどんベルトが劣化してくる機材が列をなしています。

 目下の問題は,Walkmanです。テープ式のWalkmanなどもう使う事はありませんが,やはり完動品として手元に置いておきたいものです。WM-EX60という当時もWalkmanのなkでは廉価版だったモデルですが,これがもう惨めなくらいゴムベルトが伸びていて,どうにもならないまま放置してあるのです。

 交換したいのですが,非常に細いゴムなので,簡単に手に入る1.0mm程度のベルトではちょっと無理があるようです。

 0.8mm位のベルトを自作出来ればいいんですが,いろいろなアイデアを考え中です。糸ドライブなんてのはどうですかね,高トルクにはスリップして耐えられないだろうし,そもそも糸をどうやって結ぶのか・・・いやー,難しいものです。

 0.8mmの厚さのゴムシートを切り抜いて作るというのもいいアイデアだと思ったのですが,残念な事に内周と外周の間が1.0mm以下に出来るほど,私は器用ではありません・・・

 アルミの板にコンパスでV字の溝を彫り込み,ここにゴムを流し込んで作ってみると良いかもしれません。問題はどんなゴムを使うか,ですね。

 どっちにしても,一筋縄ではいきそうにありません。


(3)フィルム現像の不安

 カメラやレンズの修理からちょっと遠ざかっていたことと,すっかり引きこもりになってしまったことで,フィルムの消費量が激減したため,ようやく半年以上経過した現在,10本ほどの未現像フィルムがたまりました。

 カラー現像キットは薬品を作ると2週間ほどで使い切らないといけないわけで,出来るだけ現像液の寿命に達するだけのフィルムをためないと,もったいないです。

 そうこうしているうちに半年近くも経過してしまえば,撮影済みフィルムが劣化してしまいますよね,困ったものです。しかも,修理や調整の最終テストに使ったフィルムが大半なわけで,現在に至るまでそれらの結果をみていないというのは,非常に問題があると自分でも思います。

 特に,先日のオリンパスPENです。どれくらい映っているのかまったく分からないまま,現在防湿庫に鎮座しているわけですから,もし現像後の結果が芳しくないならどうしようかと,不安になるものです。

 現像は時間がかかる作業です。カラー現像はそれでも短時間で出来るのですが,どんなに効率的に進めても,1時間に3本が限度です。

 ただ,タンクから引き上げ,リールからほどいて,おもりのついたクリップで吊した時に見える「コマ」を見ると,いつでも感激します。やっぱり現像直後に「おお」と感動するのは,我々からは姿を見ることの出来ない,光の届かない世界でずっと生きてきたフィルムが,現像という魔法によって明るい日の光を浴びる世界にその姿を見せるという,まさにその瞬間に立ち会えるからではないかと,思ったりします。

 そう考えると,自動現像機のなんとつまらないことよ。写真から神秘性を奪った張本人かもしれませんが,その自動現像機も絶滅の危機に瀕しているので,もう批判はよしましょう。

 オリンパスPENがどれくらいの状態であるのか,早く知りたいのは山々ですが,これもやっぱり,取りかかり始めるのに勇気が必要なだけに,どうしたものかと思っているわけです。


(4)音楽CDの不安

 若い頃,CDは20年は大丈夫と言われ,まさに永久の命と思えたものですが,あれからすでに20年が経過し,どんなものにも例外なく死はやってくると知ると,なんとかせねばならんと考えるようになります。

 一応,音楽業界としては,我々が支払った対価は音楽そのものではなく,音楽を入れた器に対する対価,と考えているそうで,つまり器にひびが入り,中身がこぼれそうになるから,新しい器に入れ替えよう,と言うごく普通の考えが通らないらしく,私はしっくりきません。

 一応,個人でのバックアップというのは認められているという考えもあるので,それに従い自らの所有物を,可能なうちに守っておこうと考えています。

 我々が知った事は,結局器はいつか壊れてしまう,しかし中身は永遠であるということです。

 従って,その時々の器に,中身を移し替えて維持することは,中身を所有する人間の義務とも言えるかもしれません。

 CDをCD-Rにコピーするのではなく,HDDにデータとして記録しておくこと,もっというと器にはもはや価値はない,というお話です。

 考えてみて欲しいのですが,CDでもレコードでも,「何枚」という単位で数えますよね。ビートルズのCDを3枚持っている,という言い方はごく普通です。

 しかし,これはCDという器にフォーカスした視点であり,その中身を的確に表現しているわけではありません。慣例として,アルバムの単位を「枚」といっているだけです。

 これをHDDにいれてしまうと,ビートルズのアルバムを3タイトル持っている,になるわけで,これこそとっても我々にとっても,またビートルズにとっても,正しい表現であると思えてきませんか。

 我々は工業製品としてのCDではなく,芸術作品としての音楽にお金を支払っているからこそ,同じ規格のCDであっても売れるものと売れないものが出てくるわけで,その対価はCDに対してのものであるという理屈に,どうもしっくり来ないのはこういう理由から,なのです。

 まあそんな理屈はともかく,私のBlizzard of Oz(輸入盤ですでにアルミの蒸着面にポツポツと穴が空いている)が読み取り不能になる前に,手を打たねばなりません。HDDは1GB位を買って来ると間に合います。しかしエンコードはどの形式で行うべきか,管理はどのソフトで行うべきか,悩むべき要素がまだまだ残っています。


(5)歪率計の心配

 歪率計が欲しいと思って数年が経ちました。オーディオ専用の測定器だけに,新製品が出ることも少なく,また高価ですし,ついでにいうとプロの現場でも主力測定器として扱われることが減りました。その証拠に,レンタル落ちの歪率計が出にくくなっているように思いませんか?

 買うと高価な割に出番が少なく,しかし他に代用が利かない測定器が,ずばり歪率計です。

 そこで,この際だから作ってしまうか,と考えたのが3年ほど前の話です。作るといっても歪率計を自分で設計するのはちょっと自信がないですから,雑誌の製作記事を探して見ますと,1987年のトランジスタ技術になかなか適当なものが掲載されているようです。

 0.001%が測定出来るようなものはさすがに自作出来ませんが,そもそもそういう測定器は個人で買うのも難しいくらい高価ですし,校正も必要です。まあ0.05%くらいが測定出来れば,素人の真空管アンプ製作には十分です。

 ということで,部品はすでに集めてあるので,作るだけなのですが,これがなかなか取りかかれません。作業にかかると2,3日はこればっかりになると思うのですが,それはそれで楽しそうな反面,相応の覚悟が必要です。


(6)スキャンの心配

 実家から1986年のトランジスタ技術を持ち帰ってあります。目的はもちろん,スキャンのためです。

 もともと,1980年代以前の雑誌はスキャンしないことにしていました。貴重だからと言う意味でですが,トラ技についてはすでに広告が失われていますし,内容も今読んでも面白いものが含まれているので,一応1986年以降をスキャンし廃棄することにしました。

 12冊に加えて他の本も数冊持ち帰ってありますが,これ全部をスキャンすると,実は半日以上かかります。スキャンそのものもより,スキャン後の確認作業に時間と忍耐が必要なのです。

 しかし,持ち帰っている以上ほっとくわけにはいきません。まずこれから処理していくしかないかなあと思っています。


(5)他の心配ごと

 本がたまっています。10巻セットの文庫,2巻セットのビジネス書,技術書が数冊に,毎月出る雑誌に毎週出る「鉄道データファイル」と,こなすべき本が多くて困ったものです。特に鉄道データファイルはいよいよグランドフィナーレに向かっており,残り20号を切りました。

 そのせいでしょうか,途中で随分と駄文を展開したツケがたまっており,1号あたりのページ数が増えています。また,1つ1つの説明も薄くなっており,正直にいって面白くありません。でも,読まないでおくとたまってしまうことはわかりきっているので,とりあえず読むようにするという,この苦しさです。

 そんなに苦しいならやめればよい,それもその通りです。しかし,あと少しで300号をコンプリートするという,その達成感のために,私は頑張っているのです。300号か・・・1冊560円として・・・


 そんなわけで,いろいろ考えているうちが楽しいのかもしれません。なにから片付けるのが幸せでしょうか。

D-70の修理が終わりました・・・つらかったです

 D-70の修理がとうとう終わりました。怪我もしましたし,予備のキーまで接着剤が溶けていたという衝撃の事実まで突きつけられ,さらにフレキの破損や複数箇所のネジバカ,本体データの消失など,今回ほど手を焼いた修理もなかったのですが,とりあえず妥協できるレベルに来ました。

 キーは一箇所だけ反応の悪いものがあり,特にピアニシモで音の出方が違う事があるのですが,ここを深追いすると現状維持さえ難しいと判断し,このままとしました。とはいえ,,実用的には違和感は少なく,以前のような演奏中に不自然さを感じるようなことはありません。

 キーフレキの破損は本当に困った話だったのですが,先日書いたようにステンレスの板を両側で締め付け,バネのようにして接点を圧着する方式にしました。問題はこの締め上げのトルクで,微妙な調整が必要でした。調整後1週間ほど放置して馴染ませた後,塗料でネジロックをおこなってあります。

 底板をネジで締めて,ようやく完成してから演奏をしてみたのですが,かなり元の調子に戻ったのではないかと思います。いつもRD-700ばかり演奏していましたから,D-70の軽い鍵盤は結構演奏しやすく,また聞き慣れた音も心地よくて,なんだかんだで修理出来てよかったなあと実感しました。

 とはいえ,いつまで使えるのか分かりません。特にキーフレキの問題は正しい修理方法ではありませんのでいつおかしくなっても不思議ではありませんし,ネジバカになっている場所が多いという事は,それだけたわみに弱いということですから,バリッと物理的に壊れてしまうことも覚悟しないといけないでしょう。もう腫れ物状態,といえるでしょうね。

 演奏していて思ったのですが,1990年代前半という時代を色濃く反映した波形やプリセットがD-70の特徴でもあり,「これのどこがJupiter8だ」と今なら言われてしまうような音でも,アンサンブルでは結構馴染むので便利に使えたりします。

 オールラウンドに使えるシンセサイザーではないと思いますし,ユーザーインターフェースは未だに「これはおかしい」と思う仕様になっているのですが,広い鍵盤と特徴のある音は,やっぱり捨ててしまうのは惜しいです。

 名機とまではいいませんし,なにせ物理的に華奢でキーに欠陥があるシンセサイザーはプロの道具にはならないでしょうが,私は毎週毎週これを担いでスタジオに入っていたわけで,やっぱり私の原点なんだなあと,思いました。

LCDにあいた穴

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 先日の土曜日のことです。

 愛用の学習リモコンのキーフレキが壊れてしまったため,なんとか修理をしようと悪戦苦闘していました。

 D-70の修理の件でも書きましたが,とにかくフレキは壊れやすい上に,壊れたら修理する良い作戦が立ちません。結局あきらめることになってしまうわけですが,今回のリモコンはちょっともったいなかったので,穴あき基板にスイッチを並べて,手作業で配線をしてキーボードを自作することを考えました。

 我ながらバカな作戦だと思うのですが,もうこれくらいしか手がありません。幸い,ハンダ付けのスキルと単純作業を厭わない性格が揃っているので,なんとかなると作業を進めていました。

 しかし,私は重要な点を忘れていました。私は鈍くさい上に,机の上がいつも盛大に散らかっているのです。

 ハンダゴテを持ちながら,回路図を確認しようと,手を伸ばしたその時です。買ったばかりの三菱のLCDモニタの表面に,ハンダゴテのコテ先がこつんと当たりました。

 うわ,やってしもた!

 あわてて確認をしますと,コテが当たった部分が0.5mmくらいの穴になって,白い光を放っています。

 LCDの表面に貼り付けてある偏光フィルムが溶けて,その下にあるガラスが見えているんでしょう。

 白い画面ならちょっとした傷くらいに見えるのですが,黒い画面になると輝度の高い白い点がぴかーっと光っています。いや,これは目立ちます。

 私のへこみ具合と言えば,筆舌に尽くしがたい状態です。

 買ったばかりですよ,しかも地デジを見ようと用意したものですよ,それがハンダゴテがあたって穴があくなんて,考えもつかないじゃありませんか。

 0.5mmくらいの穴ですし,黒でなければ目立たないとはいいますが,どうしても「そこ」に目がいってしまいます。そうすると元に戻らない破損を改めて自覚させられるのです。

 試しに偏光フィルムを回しながら,白い点の上に被せてみました。角度によって白い点の明るさが変わるので,小さく切った偏光フィルムを貼り付けてみたのですが,全体に輝度が落ちるだけで,逆に目立ってしまいます。

 結局剥がして,このまま使う事にしました・・・

 もともとLCDに,1つや2つ,白い点があっても不良ではないと言われています。製造者の都合だといえばその通りですが,安価にLCDが買えるのはある程度なら良品であると判断されるからであり,消費者としてはなんとも複雑なところです。

 一昔前のLCDのピッチなら,今回の穴くらいが1ドットといえなくもありません。そうだ,LCDに死んだドットがあるんだと思い込むことにしよう,そうすれば少しは諦めが付く,なぜってメーカーは1つや2つのドットの非動作は「故障」とは見なさないから・・・

 そう信じることにして,もうこの件は終わりにしたいと思います。

 で,そのリモコンですが,なんとか復活しました。しかし,非常に使いにくいです。LCDの貴い犠牲の上に復活したリモコンだけに,無理にでも使い込んでいくしかないと,私は気持ちも新たに誓いました。

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