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Lightroomのスタンドアロン版が終息に

 先日のAdobe Maxで,今後のLightroomに関する発表がありました。

 Lightroomは本格的なクライドベースに移行し,LightroomCCとなります。
また,これまでのLightroomCCは,Lightroom Classic CCと名称が変わります。サブスクリプションサービスであるCreative Cloudのメンバーになると,常に最新版を入手出来るわけです。

 そして,CCのメンバーにならずとも永久にライセンスを保有できる,スタンドアロン番のLightroomですが・・・とうとう現在のLightroom6で廃止されることになりました。Lightroom Classic CCに相当するスタンドアロンバージョンは,出ないと明言されました。

 数年前の話ですが,アドビの売り上げが落ちていて,根本的な対策を取らないとまずいという状態になりました。ソフトの商売というのはなかなか難しいものがあり,膨大な開発費をまかなうにはソフトを売るしかないわけですが,一度行き渡ってしまうとなかなか安定した売り上げにならず,新バージョンの提供で一気に稼ぎたくとも,多くの場合アップグレード価格が適用されてしまいます。

 見方を変えると,新規に購入した人が,過去に購入した人の代金を一部肩代わりしているような感じにもなるわけで,この極端な例が,無償のアップグレードだったりします。

 無償のアップグレードでは,まさに新規顧客が過去の顧客にかかった費用を負担しているようなもので,こうした不公平感はむしろソフト開発の側に強いように思います。

 Adobeも,ソフトが売れるほど次のバージョンで入ってくる収入が減るという構図になるわけで,私にいわせればそれも作戦のうちだろうと思う訳ですが,フリーのソフトやクラウドベースで十分な機能を果たす現状や,PCの衰退という将来性の問題から,サブスクリプションという安定した収入を確実に手にできる方法に舵を切ることは,無理もないと思います。

 ただ,使わなくても毎月必ず出費があるサブスクリプションには,ユーザー側の抵抗もあるにはあって,この抵抗感を越えて納得してもらえるだけのサービスかどうかが,問題です。

 果たしてアドビは,見事にサブスクリプションを根付かせることに成功しました。

 そうなると,スタンドアロンをやめる話は当然ですし,一方でよりサブスクリプションのユーザーにメリットを感じてもらうことは必要不可欠です。ですから,サーバー側で処理を行って,端末側は表示と操作だけにするという,新しいLightroomCCには,あらゆる端末とあらゆる環境で,文字通りどこででも同じ作業が遂行できるメリットこそが,次に進む道だと考えたのでしょう。

 とまあ,ここまでは分かったとしますが,サブスクリプションの最大の問題は,契約解除後にそのソフトを使う権利が失われることにあります。毎月1000円なら1年で12000円ですが,12000円で購入したソフトは10年後も使用する権利を持っています。この差は大きいと私は思っています。

 もっとも,10年後に同じソフトを使いたいかといえばそんなことはほとんどないのも経験上知っていますし,常に最新のソフトを使い続けるための投資まで考えると,一概に損だとは言い切れません。

 しかし,私が懸念するのは,そのソフトの使用と不使用を,使う側である我々が決めるのではなく,メーカーが決めてしまえることにあります。ソフトのメーカーが,やっぱりやめたといえばそこでもう使えなくなります。

 お前が気に入らないといわれて退会させられれば,使いたくても使えなくなりますし,もっとありうる可能性として,メーカーが潰れてしまったり,買収されて業務内容が変わってしまった場合は,もうどうすることも出来ません。

 それを見越しておけばいいのかも知れませんが,それはつまり,そのソフトへの依存度を下げるという事に繋がるわけで,乱暴な言い方をすれば信用しないという事と同義になってしまいます。世の中,そういう厚い信頼をもって使いたい人だったいると思うのですよ。

 アドビは大きな会社ですので,それなりのゆとりを我々に与えてくれてはいます。Lightroomのスタンドアロンは廃止されますが,D850という特に要望の高いカメラへの対応は,Lightroom6.13というバージョンを10月26日にリリースすると発表しています。

 そして,Lightroomのスタンドアロンは,これが最後のバージョンになります。

 さて,私としては,とりあえずD850がLightroomのスタンドアロンで使えて良かったと,ほっとしています。Lightroom7が出たら買おうかなあと思っていたので,それがないのは残念ではありますが,正直なところLightroom6でも十分自分のイメージの沿った写真を作る事が出来るので,アップグレードがなくても今は構わないです。

 

 だから,バージョンアップするかどうかに悩むことも今後はなくなるし,常に最新版を使っているという割り切りに似た安心感も手に入るので,短期的にはこれでよかったとも思います。

 

 ただ,今後新しいカメラを買ったりした場合には対応しなくなってしまうので,CCへの以降を考えるか,そのカメラを買うのをやめるかという選択になるでしょう。

 あまり話題にならない小さな事件ではありますが,私にとってはカメラ趣味の新しい時代の到来と,後に思い出すことになるかも知れません。

 

XC-HM86の修理~その1

 この春に購入したパイオニアのネットワークオーディオ,XC-HM86ですが,故障したので修理に出しました。

 9月中頃の話です。嫁さんがCDを聴こうとトレイを開けるボタンを押したのに,うんともすんとも言わないと言い出しました。

 あれ,トレイが開かないような条件ってそんなに複雑だったっけな?

 おおむね,ベルトが切れたか,ギアが引っかかってしまったか,まあそんなところでしょう。

 しかし,本当にうんともすんとも言いません。ベルトが切れるなりギアが引っかかったりしたなら,モーターの唸る音や振動が出ているはずなのに,全く動いている気配がないのです。

 トレイが開かない条件も調べて見ましたが,そんなものはなさそうです。

 保証期間が過ぎていれば自分で調べて見るのですが,これはまだ半年しか使っていない,保証期間内のものです。自分でいじくって壊してしまうのもバカバカしいので,サービスセンターに電話してみました。

 いろいろやりとりがあったのですが,パイオニアのオーディオ製品は持ち込み修理が基本なので,販売店もしくはサービスセンターへの持ち込みをして欲しいということです。遠方や時間がないなどの事情で配送を使うことも出来ますが,その場合往復の送料は保証期間内でも,ユーザーが負担しなければなりません。それも3000円近い負担だったと思います。

 いやまあ,これは20年前なら当たり前なんですけど,外資系のメーカーはもちろんだし,ニコンなども保証期間内は無償だったりした記憶があるので,今どきのサービスは物流込みで考えるものだと,そんな風に暗黙で思っていたのです。

 そういえば,ヤマト運輸が新しい商材として,メーカーのサービスの集配を代行するサービスを展開していました。ゆくゆくはサービスのものも請け負うというものでした。

 これは,ユーザーにしかメリットがないもののように思いますが,そうでもありません。メーカーに取っては,全国にサービスセンターを配置して維持する必要がなくなります。修理のための部品や道具,資料はもちろん,人もサービスセンターの分だけ必要になるので,とても重たいです。

 しかし,配送が使えればサービスセンターは1箇所でも,全国のユーザーに同じレベルのサービスが提供出来ます。

 もちろん販売店経由で送ってもらえばサービスセンターは1つでも良いのですが,販売店経由だと時間もかかるし,販売店の仕事も増えますし保管場所も必要になりますから,あまり喜ばれません。無論,販売店もただでやっているわけではないので,当然手数料を支払うわけですけど,結局メーカーも販売店も,ついでにいうと時間もかかるし,販売店が近くになかったりすると,ユーザーにとってもうれしくない方法です。

 ここに商機があると思ったヤマト運輸はすごいですよね。感心します。

 こうすると,販売店は売ることに専念出来るし,ユーザーは全国どこでも家にいながらサービスを受けられるし,メーカーはサービス拠点を減らせる上,投資を集中して1箇所のサービスセンターを強力なものに出来るしで,みんなハッピーになります。

 だから,パイオニアくらいの会社なら,当然やってると思っていた訳です。しかしそうではなかったと言う事実をしり,なんだかさみしくなりました。

 そんなことをいっていても仕方がないので,いよいよ修理をお願いし,引き取りの手配までお願いしようとしたとき,電話の向こうの担当者が,ついぽろっとこんなことを言いました。

 「10月1日から,サービスが新しい会社に移管されるのですよ。」

 そう,パイオニアの音響機器部門は,オンキョーに譲渡されました。しかしサービスの統合はまだ行われていなかったのです。そしていよいよ,今年の10月から統合されるという話だったのです。

 「うーんと,それはつまり,修理の条件や仕組みは,オンキョーさんに準じたものになるということですか?」

 と,全然つまりになっていないような質問を,私はしれっとしてみたんですが,答えは「そういうことになります」でした。

 むむむ,実はオンキョーはサービスについては進んでいて。メールと配送でのやりとりがメインで,保証期間内は往復の送料もかからないのです。

 ここで私は少し考えてから,「そういうことなら,ややこしいので,修理を10月1日以降にします。」と話して,その場での手配を取りやめました。

 そして10月初旬。時間が出来たあるとき,パイオニア製品のサービスのホームページのリンクを探し,サービスの依頼をしました。するとオンキョーのサービスに飛んでいきました。メールで依頼できるようです。

 当然のように依頼をすると,すぐに「これはパイオニア製品なのでこのメールでは受けられない,このURLに書かれているところに電話しろ」と返事が来ました。

 URLはさっき私が見ていたホームページです。

 でたよ,たらい回し・・・

 悔しいので,電話をしました。

 事情を説明すると,先方は落ち着いて「お客様はメールでやりとりをされたいのですよね?」というので,いや,メールにこだわっていないが,保証期間内の配送料は無料だと書かれているので,それに準じて欲しいのだというと,それはすでにやっています,との返事。

 そういうことなら文句はありません。さっさと引き取り日時を決めました。そして最後に,

「ところで最初に伺うべきだったのですが,何が壊れたんですか?」

 というオチまで付いて,この電話は終了です。

 後日,指定した日に壊れたXC-HM86を引き渡して10日経過,トレイのモーターの駆動用ICが壊れていたそうで,保証期間内だから基板ごと交換しますと電話がありました。配送料も含め,私の負担は一切ありませんとのありがたいお話。

 9月に頼んだか,あるいは10月まで待ったかで,これだけの差が出てしまうことに,知る事と知らないことの差というのは大きいものがあるなあとつくづく思いました。

 細かい話をすると,実は9月中はフリーダイアルだったので,電話代はかかりませんでした。しかし,10月になるとナビダイアルになるので,1分で20円もかかります。都合15分ほど電話をしたので,電話代は300円ほどかかってしまいました。

 だから完全に無償になったわけではありませんが,配送によって全国どこでも同じサービスが提供されるには,全国どこでも電話が同じ料金でかけられねばなりません。

 ここをフリーダイアルにするのも手ですが,必ずしも保証期間内の話ではないわけで,電話をナビダイアルにするのは理にかなっています。

 戻ってきたXC-HM86は,当たり前のようにきちんと治っていることを期待していました。しかし・・・

 

 この顛末は,後日に。ちょっとだけ書いておくと,傷だらけ,指紋だらけ,ACコードの組み付けミス,LCDの傷と,一瞬自分のものとは思えないほど,変わり果てた姿で戻ってきました。さて・・・


 ・・・ここでちょっと思い出を。

 オンキョーのサービスについては,大昔,30年ほど前にもお世話になっています。

 中学生だった私は,父親がどこからか見つけてきた,古いシステムコンポを安価で買うことになりました。オンキョーのライセンスというシリーズで,下から2番目の4000シリーズというものでした。

 1970年代の製品で,もともと安価なものだったので,アンプもサンヨーの厚膜ハイブリッドICですし,カセットデッキもドルビーすらなく,チューナーも平凡なバリコン式でした。ターンテーブルもDCモーターによるベルトドライブで,ゴロとひらうよな安物でした。

 スピーカーも今思えば大したものではなく,音も特に印象に残っていないほどなのですが,それでも25cmと10cmの2ウェイはうちでは一番良いものだったので,アンプを自作しても使い続けていたのです。

 その自作アンプを調整中に,うっかりDCを出してしまい,片側のウーファーを焼き切ってしまったのです。

 さあ困った。それなりに気に入って使っていましたし,代わりののものに買い換えるほど経済的にゆとりはありません。それに,今ほど小型スピーカーの性能が良くなくて,良いものは大きいという常識がまかり取っていた時代でもありましたから,このくらいのスピーカーには選択肢が少なかったのです。

 そこで,ダメモトで修理を相談してみたのです。

 ビンテージでもなく,高価でもなく,廉価なシスコンのセット商品の,しかも古いものの片側のウーファーが断線したスピーカーを,修理してくれるはずはありません。

 当時高校生だった私が電話をしてみると,すでに交換用のスピーカーユニットは在庫がなく,通常の修理は出来ませんが,ちょっと検討してみるので,折り返しますというお話です。

 しばらくして,折り返しの電話を頂きました。しわがれた職人気質っぽい声の主は,私に信じられない事を言いました。

 ボイスコイルを巻き直すので,ユニットだけ外して近所のお店に持っていって下さい,と。

 ただし,できるだけ頑張りますけど,左右で音が若干変わってしまうことはご容赦下さい,と付け加えます。

 費用はいくらですか,と聞けば,5000円だといいます。

 ボイスコイルを巻き直す修理が可能なことも驚きですし,それをこんな安価に,しかも安物のスピーカーにほど越してくれることも,そしてユニットだけ送ってくれればいいという話も,なにもかも想像を超えた提案でした。

 私は即座に了解し,隣町の量販店にスピーカーを持ち込みました。店員さんの不思議そうな顔を今でも覚えています。

 そして2週間ほどして修理が完了。引き取って元の箱に組み込み直して音を出してみますが,全く以前と同じです。

 ここに,私の不注意で壊してしまったスピーカーは,職人の手で修理されたのでした。

 オンキョーがスピーカーに定評のあるメーカーである事は当時も知られていましたが,ちゃんとボイスコイルを巻き直す事が出来るメーカーである事も分かりましたし,それをそこらへんの高校生の依頼で行う体質に,私は深い感銘を受けました。

 こうしてオンキョーの社風に非常に良い印象を持った私は,就職先にオンキョーを選ぶのですが,私の時は就職難という事もあり,オンキョーから今年は採用しないと,丁寧なお返事を頂きました。

 結局違うメーカーで働く事になった私ですが,地元の企業だったということもあり,今に至るまでオンキョーにはとても良い印象を持っているのです。

 当時のシスコンもすべて廃棄し,取説の一部と,これも無理を言って送ってもらった当時のカタログくらいしか手元に残っていません。思い出深いそのスピーカーも,実家の建て替えに伴い,廃棄しました。

 その後,結局あまり縁がなくて,オンキョーの製品を買うことはなかったわけですが,こうしてまたサービスのお世話になったことに,私はなんだかうれしいものを感じました。

 今回も,サービスの担当をしている人から電話を頂きました。相変わらずしわがれた声の,職人のような声で,ぶっきらぼうですが親切な電話でした。昔々の事を,私はふと思い出しました。

 

NintendoSwitchを買った

  • 2017/10/17 13:55
  • カテゴリー:散財

 3月の発売以来品薄が続いていたNintendo Switchを,買うことが出来ました。

 いや,正確には,定価で買うことが出来ました,です。

 よく知られているように,Nintendo SwitchはWiiUに続く任天堂の据え置きゲーム機の最新モデルで,今年の3月に発売になったのですが大人気で品薄状態がずっと続いており,欲しい人全員に行き渡っていない状態です。

 増産すればいいと思うのですが,部品の調達の関係でそうも行かないのでしょう,少しましになってきたような印象はありますが,相変わらず店頭にはちっとも並ばず,予約ですらいつも受け付けていない,当然転売で一儲けを目論む人達が何万円も上乗せして足下を見る,という状況が常態化しています。異常です。

 もちろん任天堂も対策を考えていて,根本的には増産することなわけですが,任天堂だけの頑張りで増産できるものでもありませんし,聞けばかなりの数を生産しているのに,乾いた砂に水をまくようなもので,ちっとも品薄が解決しないようです。

 過去に品薄はありましたが,ここまで長く続く品薄も珍しいんじゃないでしょうか。個人的には任天堂のハードがこれほど売れている事をとても良いことだと思っていますが,それにしても転売が長く続くようだと,任天堂そのものの信用にまで傷か付くような気がしてなりません。

 さて,私は,長い歴史のある任天堂の据え置きゲーム機を買うのは,実は初めてです。ファミコンの時はPC-6001,スーパーファミコンの時はメガドライブ,N64の時はセガサターン,ゲームキューブの時はドリームキャスト,Wiiの時はPS3でした。

 WiiUには興味もなかったのですが,話題になっていたスプラトゥーンをやってみようと思っていたら,すでにWiiUは入手が難しい状態でした。そのうちにと思っていたら発売が中止になってしまい,結局NintendoSwitchまで待つしかなかったというわけです。

 ところが,ようやく出たと思ったNintendoSwitchは全然買うことが出来ずに,よくよく任天堂のハードには縁がないんだなあと思っていたところ,偶然にもamazonに在庫があり,買うことが出来たのでした。

 このあたりの下り,元々スーパーマリオオデッセイ同梱セットが10月末に出るという事で,スプラトゥーン2との抱き合わせ商品予約をしていたあるお店に予約を入れた事から始まりました。11月初旬に届くという事で楽しみにしていた反面,ソフト2本にポーチなどが含まれて全部47000円もしていました。セガサターンの登場時のような違和感を感じた価格でした。

 ところがその数時間後,amazonを見ていると,なんとスプラトゥーン2とのセットの在庫が復活しているではありませんか。価格は38000円,ソフトはダウンロードですが,私は全然OKです。

 この値段ならありがたいと,先の予約をキャンセルし,amazonの在庫を速攻で購入。数日後には発送されて,先日の日曜日に受け取ることが出来ました。

 というわけで,新しいガジェットを手に入れたからにはレビューをするのが好例なんですが,なにせ久々に買ったゲーム機ですし,ソフトもスプラトゥーン2しかない状態で,レビューもなにもあったもんじゃありません。

 限られた知識と情報だけで思いついた事を簡単に書くのが限界なのですが,大きく美しい画面にハプティクスに対応したJoyConがついた,携帯ゲーム機スタイルが私にはぴったりだと思いました。しかし,携帯ゲーム機にファンと廃熱口があるというのも,どえらい時代になったもんだと,思います。

 PS3くらいの処理能力のゲームマシンにLCDとUSBtype-Cを取り付け,BluetoothやWiFiといった無線技術をふんだんに使ってバランスを取って組み上げたマシンというのが,NintendoSwitchのハードウェアだと思います。

 しかし,そうしたハードウェアのポテンシャルではなく,あくまでそれで何をするのかに軸足を置くのが任天堂流です。確かに文字は見やすく,随所に優しさや使いやすさ,そして安心感が漂っています。

 早速スプラトゥーン2もやってみたのですが,知っての通りこれは対戦でないと面白くないゲームです。いわば対戦専用のゲームといっていいわけですが,その対戦は2台以上のSwitchが必要で,1台で二人遊べたりはしないのです。

 そうなると,ローカルで顔の見える相手と対戦をするか,ネットワークを使い,インターネットの向こう側にいる「誰か」と対戦をするしかありません。

 つまり,ネットワークに繋がっていることが前提であり,必須だということです。

 私が思うに,これは,すでにゲームの世界はオンラインゲームが普通になっていて,それを任天堂なりに安全に安価に,お茶の間に展開するために出した答えだと思います。

 言うまでもないことですが,今やゲームのプラットフォームはPCが主役です。据え置きゲーム機が世代ごとに高性能化し,それがゲームを引っ張る様な時代はすでに終わっています。

 しかし,PCでゲームをするにはお金がかかり,メンテナンスなどでも高度な知識が要求されます。およそコタツで遊ぶものではないし,小学生の子供がワイワイと集まってやるようなものでもありません。

 その上,なんでも出来るPCになんでも出来るネットワークですので,危険もあります。危険を避けて安全に遊ぶには,それなりの知識と経験がいるのも,またPCの世界です。

 しかし,これらを乗り越えるに値する魅力があるのがオンラインゲームで,Switchというのは,オンラインゲームというゲーム界での当たり前を,ようやくにして安全に安価に楽しめるものになったのだと,感じました。

 それは,ネットワークに繋げばより楽しめますよ,というものではなく,ネットワークに繋がないとなにも出来ません,と言う強い姿勢です。そして任天堂は,そのネットワークの治安維持に,月300円を徴収することにしたのです。

 言い換えると,オンラインゲームに抵抗があったり,一人でストイックにコツコツゲームをやりたい人には,Switchの面白さは半減するといっていいのかも知れません。

 気軽に安全にオンラインゲームを楽しむプラットフォーム,それがSwitchです。

 でないと,スプラトゥーン2が,ネットワークに繋がっていないと全然面白い遊びが出来ないことに,説明が付きません。

 Nintendo3DSにもWiFiが搭載されていますが,別に繋がっている必要はありません。私はSwitchにも,この程度を予測していました。しかしSwitchはさすがに,あれば便利からないと困るレベルまで,ネットワークの位置付けを引き上げたというわけです。

 この段階で,私は「えらい買い物をしてしもた」と,ちょっと後悔をしました。今さらスプラトゥーン2を見ず知らずの人と対戦しても迷惑をかけるばかりだし,それにやりたいときにぱぱっとやってすぐにやめるという,機械相手だからこそ許されるゲームが,ネットワークを通してとはいえ,人間相手にゲームをするというのですから,気を遣うことも重荷です。

 ただ,ここで認識すべきは,すでにゲームの本質は,ネットワーク上に存在するようになっているという事です。これまで大変だったネットワークのゲームが,こうして子供でも遊べるようになったことこそ,自ら「任天堂の集大成」と言わしめる自信に繋がるでしょう。

 テレビにも繋がり,携帯ゲーム機にもなり,コントローラも取り外せ,まさにあれこれとスイッチ出来る事が,Switchの最大の特徴です。でも,それがどうした,というのがおそらく世間一般の反応だと思っていたので,私はこれほど売れたことが驚きでもあります。私が思う以上に,ゲームのオンライン化が進んでいるということなのでしょう。

 セットアップに30分,スプラトゥーン2のダウンロードに3時間もかかり,ようやく動き始めたSwitchですが,おかげさまであまり遊べていません。

 一方で私はレトロゲームの移植にも期待しています。NEOGEO系はたくさんの移植がありましたし,今後は任天堂のアーケード作品も出てくるそうです。そういうものが遊べることも,ちゃんと出来るマシンというのはありがたいです。

 さて,これからどんなゲームで遊びましょうかね。

 

RAW現像の作業スペースを作る

  • 2017/10/13 12:53
  • カテゴリー:散財

 D800のRAW現像もそれなりに重く,MacBookProを買い換えて一番メリットがあったと思うのが,内蔵SSDの高速性から生まれる,快適な作業でした。

 D800のCFは64GBであり,70GBあけておけば問題はなかったのですが,D850のXQDは128GBですし,MacBookProでRAW現像だけをやっているわけではありませんから,根本的な対策としては,やはり作業スペースを増やすことを考えないといけません。

 真っ先に考えるのは内蔵SSDの交換ですが,私のMacBookProはフラッシュメモリが基板にハンダ付けされているので,SSDとして取り外しできません。交換が不可能というのは以前からいわれていたことでしたし,512GBを内蔵するのはどのみち予算的に不可能だったから,別に悔しいとは思いません。

 ならばと外付けのストレージを考えるのですが,これがなかなか速度が遅いわけです。内蔵SSDの高速性を知ってしまうと,ただでさえ巨大なデータであるD850のRAWを外のSSDで処理する事は,やっぱり抵抗があります。

 とまあ,そんなことを考えていると,やっぱりあるんですね,こういう場合の外付けSSDというものが。

 SanDiskのExtreme500という,外付けSSDです。変な形の外部ドライブなのですが,その心はフォトグラファー向けの高速外部SSDで,その速度はUSB接続ながら,内蔵SSDに迫るほど,というレビューもありました。

 値段もそんなに高いわけではなく。500GBで3万円ほどです。

 確かに,今後LightroomがD850に対応し,どんどんデータが処理されるようになると,内蔵のSSDでは容量が不足するように思います。この際,高速の外部SSDを導入した方がよいでしょう。

 いろいろみていると,旧製品の480GBのものは,22000円程で出ています。これ,並行輸入なので国内サポートは受けられませんし,なにより偽物のリスクがあるので怖いのですが,むしろ怖いもの見たさでポチってしまいました。

 後で気付きましたが,現行品の500GBの国内正規品でも,27000円ほどで買えるんですね。わずか5000円の差で旧製品の海外モデルって,あんまりお得ではないような気がします。失敗したかなあ・・・

 届いて早速試しますが,製品登録が出来たのでとりあえず偽物ではなさそうです。速度も十分出ていて,内蔵SSDとの明らかな速度差は感じません。

 これで480GBを確保しました。次の問題は,200GBあいたことで使えるようになった内蔵SSDを作業スペースにするか,今回の外付けSSDを作業スペースにするかです。

 昨日書いたように,それぞれにメリットとデメリットがありますのでうまく使い分けをするのがよいのですが,どっちにしてもLightroomのD850対応まで,までしばらく時間がありそうですから,その間に考える事にします。


 ところで,今回の旧製品のExtreme500の480GBモデルですが,さっとベンチマークを取ってみました。

 まず,開封してすぐの状態で測定しました。フォーマットはexFATです。

Sequential
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Uncached Write 320.74 MB/sec [256K blocks]
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Random
Uncached Write 33.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 345.12 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 18.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 194.34 MB/sec [256K blocks]


 おお,これはすごい。USB3.0(3.1Gen1)の5Gbps(実質は4Gbps)の上限が500MB/sであることを考えると,この300MB/sオーバーというのはかなり強烈な数字です。外付けのドライブでもこれだけ速度が出る時代になったんですね。感慨深いです。

 続けて,HFS+にフォーマットしたものです。

Sequential
Uncached Write 413.24 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 295.02 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.74 MB/sec [4K blocks]
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Random
Uncached Write 31.71 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 334.38 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 19.48 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 185.07 MB/sec [256K blocks]

 4Kのシーケンシャルライトでちょっとおかしな数字が出ていますが,それ以外はexFATよりも総じて低い数字になっています。ファイルシステムの違いで速度が変わることは良くある事ですし,FAT系はおおむね高速なので,この結果は妥当でしょう。

 それでも落ちるとは言え,300MB/sですからね,十分でしょう。

 参考までに,MacBookPro15inch(Late2016)の内蔵SSDものせておきます。ファイルシステムはAPFSになっています。

Sequential
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Uncached Write 1280.52 MB/sec [256K blocks]
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Random
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Uncached Read 44.67 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 1039.41 MB/sec [256K blocks]

 いやはや,もう強烈というか,爆速です。256kのランダムなら1GB/sを越える数値を読み書きでたたき出しています。とはいえ,すべての面で圧倒的かといえばそうでもなく,4kのシーケンシャルライトについては逆転されています。

 しかし,内蔵SSDの高速性は疑いようもなく,RAWデータの扱いには最適といえそうです。このあたりをどう考えるかはその人次第だとは思いますが,なんとなくではなくこうして数字ではっきりわかったことは,有意義でした。

調子に乗ってMacBookAirもクリーンインストール


 MacBookProをクリーンインストールすると,なんと内蔵SSDの空きが60GBから200GBになったという話をここで書きましたが,使い始めて1年未満で,しかも今まで一度もメジャーアップデートをかけたことがないマシンでさえもこれだけのメリットがあるんだから,6年も使って何度もアップデートをかけたAirでクリーンインストールをやればもうウハウハで,まさに盆と正月がいっぺんに来たみたいだとばかり,いやらしい気持ちがムクムクと起き上がってきました。

 思い立ったら吉日,早速生活マシンのMacBookAirのバックアップを取り,同じ手順でクリーンインストールを進めてみました。

 まず,外付けのドライブにTimeMachineでバックアップを取ります。今回の場合,2時間ほどでバックアップが完了しました。

 終わったらcmd+Rで再起動,ディスクユーティリティを使ってAPFSでSSDを消去し,その後 HighSierraの再インストールをします。1時間半ほどで終わります。

 その後,先程の外付けドライブを接続し,データ類を書き戻します。

 一連の作業は時間のかかる作業ではありますが,放置しても大丈夫なので,その間に私は自分の割り当ての家事をしていきます。

 復元が終わったらログイン,アカウント修正やiCloundの設定をしたり,メールの再構築を行って,これで元通りです。

 さて,その結果ですが・・・

 容量は,確かに増えました。これまでは240GBのSSDに対し183GBの空きに対して,クリーンインストール後は198GBです。

 そんなに増えていませんが(とはいえ15GBもあいたのはすごいかも),もともとシステムで使っていた容量が小さかったこともあり,クリーンインストールでもそんなに変わらない結果になったようです。ま,これは予想していたことではありました。

 次に速度です。以前はもっさりとして,操作と結果がズレていることが当たり前だったのですが,あまり改善されていないように感じました。

 とはいえ,Safariの軽快感は戻ってきたように思いますし,ATOKも普通に使えるようになったのでよかったのですが,劇的な変化というわけではありません。

 これはもう,メモリが4GBと小さい事,CPUパワーも足りなくなっていることが根本原因だと思うので,あきらめるしかないように思います。

 てなわけで,手間の割にはそれほど改善したことがなく,どっちかというとクリーンインストールに失敗したときの被害の大きさに伴うリスクに見合わないなあと思ったわけですが,それでも数回に一度はこうして綺麗にしておくと,気持ちの良いものです。

 特に軽快な動作は,時間と共に失われるものです。基本性能が低い古いAirならなおのこと,ちょっと手間をかけることで維持できる性能があるなら,時間を見つけてやっておくべきだったかなあと思っています。

 なんやかんやで,NASの新調から始まった秋のコンピュータメンテナンス祭りは,これで一通り終了です。こんなことを,昔は毎日のようにやっていたんですよね・・・バカですよね。

 

 

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