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RAW現像の作業スペースを作る

  • 2017/10/13 12:53
  • カテゴリー:散財

 D800のRAW現像もそれなりに重く,MacBookProを買い換えて一番メリットがあったと思うのが,内蔵SSDの高速性から生まれる,快適な作業でした。

 D800のCFは64GBであり,70GBあけておけば問題はなかったのですが,D850のXQDは128GBですし,MacBookProでRAW現像だけをやっているわけではありませんから,根本的な対策としては,やはり作業スペースを増やすことを考えないといけません。

 真っ先に考えるのは内蔵SSDの交換ですが,私のMacBookProはフラッシュメモリが基板にハンダ付けされているので,SSDとして取り外しできません。交換が不可能というのは以前からいわれていたことでしたし,512GBを内蔵するのはどのみち予算的に不可能だったから,別に悔しいとは思いません。

 ならばと外付けのストレージを考えるのですが,これがなかなか速度が遅いわけです。内蔵SSDの高速性を知ってしまうと,ただでさえ巨大なデータであるD850のRAWを外のSSDで処理する事は,やっぱり抵抗があります。

 とまあ,そんなことを考えていると,やっぱりあるんですね,こういう場合の外付けSSDというものが。

 SanDiskのExtreme500という,外付けSSDです。変な形の外部ドライブなのですが,その心はフォトグラファー向けの高速外部SSDで,その速度はUSB接続ながら,内蔵SSDに迫るほど,というレビューもありました。

 値段もそんなに高いわけではなく。500GBで3万円ほどです。

 確かに,今後LightroomがD850に対応し,どんどんデータが処理されるようになると,内蔵のSSDでは容量が不足するように思います。この際,高速の外部SSDを導入した方がよいでしょう。

 いろいろみていると,旧製品の480GBのものは,22000円程で出ています。これ,並行輸入なので国内サポートは受けられませんし,なにより偽物のリスクがあるので怖いのですが,むしろ怖いもの見たさでポチってしまいました。

 後で気付きましたが,現行品の500GBの国内正規品でも,27000円ほどで買えるんですね。わずか5000円の差で旧製品の海外モデルって,あんまりお得ではないような気がします。失敗したかなあ・・・

 届いて早速試しますが,製品登録が出来たのでとりあえず偽物ではなさそうです。速度も十分出ていて,内蔵SSDとの明らかな速度差は感じません。

 これで480GBを確保しました。次の問題は,200GBあいたことで使えるようになった内蔵SSDを作業スペースにするか,今回の外付けSSDを作業スペースにするかです。

 昨日書いたように,それぞれにメリットとデメリットがありますのでうまく使い分けをするのがよいのですが,どっちにしてもLightroomのD850対応まで,までしばらく時間がありそうですから,その間に考える事にします。


 ところで,今回の旧製品のExtreme500の480GBモデルですが,さっとベンチマークを取ってみました。

 まず,開封してすぐの状態で測定しました。フォーマットはexFATです。

Sequential
Uncached Write 374.39 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 320.74 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.86 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 342.39 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 33.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 345.12 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 18.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 194.34 MB/sec [256K blocks]


 おお,これはすごい。USB3.0(3.1Gen1)の5Gbps(実質は4Gbps)の上限が500MB/sであることを考えると,この300MB/sオーバーというのはかなり強烈な数字です。外付けのドライブでもこれだけ速度が出る時代になったんですね。感慨深いです。

 続けて,HFS+にフォーマットしたものです。

Sequential
Uncached Write 413.24 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 295.02 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.74 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 279.31 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 31.71 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 334.38 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 19.48 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 185.07 MB/sec [256K blocks]

 4Kのシーケンシャルライトでちょっとおかしな数字が出ていますが,それ以外はexFATよりも総じて低い数字になっています。ファイルシステムの違いで速度が変わることは良くある事ですし,FAT系はおおむね高速なので,この結果は妥当でしょう。

 それでも落ちるとは言え,300MB/sですからね,十分でしょう。

 参考までに,MacBookPro15inch(Late2016)の内蔵SSDものせておきます。ファイルシステムはAPFSになっています。

Sequential
Uncached Write 208.02 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 1280.52 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 128.35 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 476.54 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 208.66 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 1328.32 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 44.67 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 1039.41 MB/sec [256K blocks]

 いやはや,もう強烈というか,爆速です。256kのランダムなら1GB/sを越える数値を読み書きでたたき出しています。とはいえ,すべての面で圧倒的かといえばそうでもなく,4kのシーケンシャルライトについては逆転されています。

 しかし,内蔵SSDの高速性は疑いようもなく,RAWデータの扱いには最適といえそうです。このあたりをどう考えるかはその人次第だとは思いますが,なんとなくではなくこうして数字ではっきりわかったことは,有意義でした。

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