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子供用ママチャリを大人用に改造する(2) サドルとハンドル

 子供用24インチを大人用に改造プロジェクト,一発目はサドルとハンドルです。

 サドルはシートポストを300mmのものにすると共に,サドルも一緒に交換しなければなりませんでした。届いた部品をさっと組み立ててシートポストにグリスを塗って,フレームに取り付けてみます。

 やや上向きになっていたのでこれを戻し,適切な高さになることを確認して終了。これは簡単でした。

 問題はハンドルの高さです。今の物は220mmという普通のハンドルステムでしたが,子供用という事でハンドルの位置が低いです。そこでハンドルステムを長いものに交換して高さを上げます。

 300mmあればいいだろうと買ったのはいいんですが,届いたものを取り付けてみると,思った以上に下げ切りません。よく見るとステムが入る筒(操縦管というそうです)の長さが他に比べて短いので,調整範囲が狭いのです。

 ステンレスのパイプですのでカットすればいいかと思いましたが,先端を斜めにカットしないといけないのでパイプカッターでは切断できず,のこぎりで切るしかありません。

 しかし相手はステンレスですし,しっかり固定できるバイスもありません。一応嫁さんに試してもらって,最も低くしたところでも大丈夫かどうかを聞いたところ,大丈夫という返答をもらったのでとりあえず切らずに,このまま進めることにします。

 しかし,先端がフロントのブレーキの軸に操縦管お内部でぶつかっているはずですので,固着したときにハンマーで叩いたりするとブレーキを壊してしまうかも知れません。要注意です。

 ハンドルステムがついたので,ハンドルバーを差し込みます。ちょうどよい角度に仮留めしてブレーキハンドルを取り付けようとしますが,予想通りワイヤーが短すぎて取り付けできません。

 予想通りと書きましたが,アホな私はブレーキワイヤーを買っていませんでした。ここで作業が止まるのも悔しいので,近所の自転車屋さんに出抜いて,ブレーキワイヤーを買ってきました。

 アウターはオリジナルと同じグレーの物が手に入り,インナーは前後で2本買ってきましたが,これにディレイラーのアウターをいれてしめて3500円。ちょっと高いですよね。でも背に腹は代えられません。

 帰ってきて作業続行。ブレーキレバーを取り付け(先にシフターを取り付けておく),アウターケーブルを適切な長さでカットし,グリスを充填してからインナーを通します。ブレーキが上手く効くところで仮留めしワイヤーをカットし,終了です。ワイヤーは綺麗なままなので流用を考えますが,使えるのは長めのリアだけでしょう。

 ディレイラーのアウターはちょっと変で,元のアウターはブレーキのアウターが使われていました。ディレイラーとブレーキのアウターは太さが違うのでわかるのですが,元の自転車は同じなのです。

 今回買ってきたディレイラーのアウターとして買ってきた物は想定通り細い物だったので,やはり元の自転車がブレーキワイヤーを流用した物だったのだと思います。

 ということで正しくディレイラーのアウターを使うことにしますが,アウターを適当な長さに切断しグリスを注入,すでに取り付けたソフターから出て行くケーブルを通してこの作業もおしまいです。

 最後にグリップを取り付けて終わりです。心配事と言えばやはりハンドルステムをこれ以上に下げられないこと,固着した場合にボルトを叩いて固着を外すことが出来ないと言うことでしょうか。

 次は7速化の顛末です。

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