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REALFORCE RC1 その後

 REALFORCE RC1ですが,いろいろ試した結果,現在はスペーサーが3mm,APCは1.5mmで落ち着いています。

 長くスペーサーを2mm,APCを2.2mmで使っていたのですが,コクっとした反応が返ってきてもキーが入力されていないという状況がどうしても我慢出来なくて,ミスをしないようなタイピングを心がけることでAPCを1.5mmにしました。

 APCを1.5mmにしたのなら,せっかくだからとスペーサーを3mmにしてみたところ,浅いストロークはなかなか快適だとわかりました。

 しかし,落ち着いて考えると,これはすでにREALFORCEとは別物。せっかくの静電容量式の心地よさが死んでいて,果たしてこれでいいのかと疑問がわいてきます。

 ふと思い出すのは,昔々の東プレには,キートップの薄い,ストロークの小さな物があったことです。もうどんなモデルだったか思い出せませんが,私が最初に買った89Uと同じような時期に売られていたものだと思います。今なら,きっとそれを選んでいたことでしょう。

 気が付くのは,確かに良いキーボードを買えば一生物ではありますが,年齢と共に,あるいは用途によって,理想とするキーボードには変化が出てくるという事です。

 用途については用途別に用意することで対応も取れると思いますが,好みが変わることについてはどうにもなりません。私もかつては深いストロークを好み,力一杯タイピングしていましたが,今はそんな派手なことはしません。

 弘法筆を選ばずといいますし,自動車も運転が上手い人というのは,大きな車から小さな車,左ハンドルも右ハンドルも,MTもATも難なく乗りこなします。ユーザーインターフェイスは重要ですが,人間は機械ではなく柔軟な生き物です。

 配列が変わってしまうのは論外かも知れませんが,キーボードによる打鍵感覚の違いを楽しむくらいに,むしろなりたいものです。

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