MacBookProにSSDをのせる
- 2013/07/08 16:17
- カテゴリー:散財
1週間前の話になりますが,未だにうちのワークステーションであるMacBookPro(Early2008)を,SSDに換装しました。
ScanSnapで自炊をするときも,D800の画像をLightroomでいじるときも,H.264AVCへのエンコードも,VirtualBoxでWindowsを起動するときも,このマシンが活躍します。ネットへのアクセスと言うより,データが生み出されるマシンです。
メモリはトータル6GBと少なく,2.5GHzのCore2DuoというCPUスペックよりも厳しいわけですが,おかげでスワップが連発し,20秒ほどレインボーサークルが回りっぱなしということが頻発するようになりました。
これはさすがに快適とは言いがたく,マシンの買い換えも視野に入れて少し考えてみました。
すると,最近はSSDが安くなっているんですね。256GBのSSDなんか10万円もしていた時代を知る人としては,15000円ほどで買えることを知った時,なにかの間違いかと思ったほどです。こういうPCパーツの世界に,すっかり疎くなってしまいました。
amazonで,サンディスクの256GB(UltraPlus)が16000円でした。よく分かりませんが,高速,安い,信頼性抜群,という言葉を信じ,あまり調べもせずこれを買ってMacBookProを快適にしようと目論んで,ぽちりました。
後日知ったのですが,アキバではサムスンのSSDがわけのわからんサーファーのマネキンが出動すると,もっと安く買えたんですね。16000円は決して安いものではなく,またサンディスク製とは言え,そんなに高級なものでもなければ,市場の評価が高いものでもないということも,わかりました。
そんなこんなで届いたSSDですが,随分軽いんですね。これをさっさと使えるようにし,「速さは力」とつぶやきたいところです。
ところが,思いの外手こずりました。
まず,MacBookProをバックアップです。USBで繋いだHDDにTimeMachineでバックアップです。これをSSDに書き戻すというのが基本的な作戦です。これは前日までに済ませてあったので,まあよいです。
次にMacBookProを分解です。嫁さんが子供を寝かしつけている間に急いで作業をしたのですが,これが失敗でした。いつもなら慎重にばらしかたを調べて始めるんですが,今回は横着をしました。
ビスを外しますが,外し忘れたのが1つ,すべて外した後も爪の位置が分からず,無理にこじあけて,上ケースのネジの部分を壊してしまいました。
まあ,いいや・・・
HDDを取り外し,SSDに交換します。これはそんなに大変ではありません。上ケースの壊れた部分をエポキシ系の接着剤で補修してから組み付けるのですが,どうも余計なところに接着剤がついたようで,ちゃんと閉まりません。削っているうちに補修箇所が取れてしまいました。
まあ,いいや・・・
ビスを締めてバックアップから書き戻す作業に入ります。しかしここでもはまってしまいました。
HDDを外してSSDにしましたので,インストール用にOSXを立ち上げることは出来ません。DVDから立ち上げると10.6まで遡ることになります。そこで,10.7で作ったDVDから起動しますが,長い時間がかかったあげくに,正しく起動しません。
仕方がないのでMacBookAirに付属のUSB目盛りからブートしますが,これも失敗。キーボードがききません。
仕方がないので,10.6のDVDから時間をかけて起動します。DVDを読み込まなくなったりといろいろくだらないトラブルがありましたが,なんとか起動します。そしてTimeMachineからのバックアップを書き戻します。
ところが,容量不足で書き戻せないと言われます。そんなことあるかいな,データを削除し180GBくらいの容量になるよう,調整してバックアップしたはずです。
ここで万策尽きました。もう一度分解し,HDDに戻します。
そして起動し,最新の10.8をダウンロードし直します。(保存していませんでした)
SSDをUSBで繋いでディスクユーティリティでフォーマット。ダウンロードが終わった10.8のインストーラを起動して,10.8をSSDにインストールします。
終わったらSSDを本体に戻し,再起動。移行アシスタントが起動しますので,TimeMachineのバックアップを書き戻します。
どういうわけだか,今度は書き戻しが出来ました。再起動をかけると,ちゃんと環境も戻っています。さらに容量も大幅に減っており,残りが100GB以上余っています。
面倒なので,これでよいことにします。
今度こそとMacBookProを閉じて,再起動です。
ここから,TRIMコマンドへの対応を行います。
MacOSXは,SSDのTRIMコマンドに対応しているのですが,あくまでそれはApple純正のSSDでの話。他のメーカーの非純正SSDでは,TRIMコマンドに対応したSSDを繋いでも,イネーブルにはなりません。
そこで,TRIM Enablerなるアプリを使って,TRIMコマンドをイネーブルにします。駄目な場合もあるということでしたが,私の場合あっさり出来てしまい,これでMacBookProのSSD換装は終了したのでした。
起動はもともと遅くはなかったのですが,SSDにするとさらに早くなっています。Safariの起動もすぐですし,ATOKもすぐにロードされるので,待ち時間は減ったと思います。しかし,MaBookAirの快適性にはほど遠いものがあります。
Lightroom5も早く起動しますし,PhotoshopCS5も高速です。全体にキビキビ動くのは結構なのですが,期待した程の改善はありません。やっぱりEarly2008では時代遅れか・・・
ただ,発熱と騒音は減りました。左手のパームレストあたりが冷たくなっているのは大変ありがたいです。
SSDの性能を出し切れないようで,ちょっと残念ですが,16000円の投資としてはまあこんなものかも知れません。とはいえ,レインボーサークルが回ることは劇的に減りましたので,やっと普通に使えるようになった,という感じです。
衝撃や熱に強いことは安心材料ですが,もうちょっとわかりやすい高速性があるといいなあと思いました。
容量は256GBと限られていますので,上手に使って延命して,いずれやってくる本体の買い換えに備えたいと思います。