大三元2つ,いよいよリーチ
- 2015/03/13 13:48
- カテゴリー:散財
やってしまいました。
すごい買い物をしてしまいました。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II です。
そう,大三元の1つ,ニコンが誇る高画質な望遠ズームです。価格は定価で30万円。実売で20万円前後という感じの,写真に本気で取り組む人しか買えないし,そもそも欲しいとも思わない,高級なレンズです。
4段分の手ぶれをカバーするVR,逆光にめっぽう強いナノクリスタルコートという最新兵器を装備した,F2.8通しの望遠ズームレンズは,ニコンを代表するレンズであり,他社ユーザーをして「ニコンユーザーが羨ましい」といわしめ,多くのプロやハイアマチュアに支持されてきました。
開放から使える高画質と手ぶれ補正で室内のスポーツ競技の撮影はもちろん,自然なぼけでポートレートにも使える,高い次元でその性能をバランスさせた万能レンズです。
この値段でこの性能なら,文句の出るはずもないのですが,実売ベースでも多くのボディより高価なレンズですから,おいそれと手を出すわけにはいきません。かくいう私もかなり悩みました。何ヶ月も悩みました。
私の(まともな)レンズのラインナップは,広角ズームがAF-S18-35mm/F3.5-4.5,標準ズームがAF-S24-70mm/F2.8,望遠がAF-S300mm/F4で,ちょうど70mmから200mmくらいの間が抜けています。
そんなに使用頻度も高くないし,そもそも外に出ない私が望遠を欲しいと思うことなどなく,どうしても必要な時は300mm/F4を使うか,AF-S18-200mmDXを引っ張り出そうかと思っていたくらいです。
しかし,ここで私は悩みました。300mmにしても,18-200にしても,暗いんです。18-200はVRがあるとはいえ,被写体ブレは防げません。そして,この悩みに対して答えを出す期限が,3月末です。
そう,3月末には,娘の卒園式がひかえています。たかが卒園式,しかもB型保育園の卒園式ですから,本来ないはずの,卒園式です。わざわざ写真に残すようなイベントでもないと,私も思います。
思いますが,我々家族にとっての,初めての公式行事であることから,目をそらせません。七五三などは公式行事と言うより内輪のイベントですから,撮影をするにしても我々の都合でどうとでもなります。
しかし,卒園式は我々だけで行うものではなく,撮影には自ずと制約がついて回ります。暗い,遠い,タイミングなど,はるかに難易度が高いです。
こういう難易度の高さを乗り越えるために,テクノロジーがあります。暗い室内には大口径レンズに手ぶれ補正,そして高感度撮影が,距離の遠さには望遠レンズが,用意されているのです。
昨今,F4くらいのレンズであっても,ボディの高感度かのおかげで十分実用になります。だから,70-200のF4にするべきかどうか,これもまた随分悩みました。
しかし,F4の値段が比較的高止まりしていること,確かに良く写るレンズなんだけどもやっぱりF2.8を越えられないことから,悩みをF2.8を買うかどうかに絞り込むことは,早いうちから可能でした。
もちろん,F2.8は高いだけではなく,大きく重いのですが,おおきいといっても手持ちが出来ないレベルではなく,思いと言っても1.5kgくらいです。ボディとあわせて3kgくらいなら,もう大した差ではありません。
あとは価格ですが,実はちょっとした臨時収入が10万円ちょっとありました。これはあぶく銭ですので,大事に残すようなお金と言うよりも,さっさと値打ちのある品物に買えてしまった方が生きるお金です。
このお金でF4を買うか,このお金にさらに10万円を足してF2.8を買うか。
本来F4しか買えない10万円を用意するだけで,F2.8が買えてしまうと考えれば,もう悩むことはありません。しかも今なら,キャッシュバックで1万円戻ってきますから,実質的に20万円以下で買うことが出来ます。
高価な買い物です。嫁さんにもさりげなく許可を取り付け,信用のおけるカメラ屋さんにオーダーして,届いたのが今週の火曜日です。
あいにく,私はこの日,娘からうつされた風邪がもっともひどい状態で,翌日会社を休んでしまうことになりました。おかげでボロボロで,開梱して軽く動作確認をするのが精一杯。
しかし,試し撮りをした画像に,私は息をのみました。すごい。
同じ大三元でも,24-70は良く写るんだけども,平凡すぎて特にすごいところはないという,いい意味でも悪い意味でも「良く出来た」レンズでした。
しかし,この70-200は違います。本当にすごいです。切れ味,コントラスト,色のりと,とても室内とは思えない描写です。
VRも,角に効くと言うよりも自然に手ぶれを防いでくれるので,違和感もありません。重いとはいえ,重量バランスはよいので,手持ちも可能です。
新しいレンズは,新しいボディを買うのと同じくらいに,使い慣れないといけません。まだ少しだけ時間があります。出来るだけこのレンズを使うようにして,慣れていこうと思います。