子供用MP3プレイヤーを作る[その2]
- 2016/08/23 14:37
- カテゴリー:make:
昨日の続きです。
スピーカーの端子に基板をハンダ付け,意外にもがっちり固定できて気をよくした私は,そのまま配線を処理していきます。
2芯シールドでMP3基板からボリュームまでを配線,ボリュームでモノラルにするためにLとRをくっつけ,そこからは単芯シールドでアンプに引っ張り込みました。
LEDはピンク色(というか赤紫ですね)にしたのですが,これが非常にまぶしいため,抵抗をシリーズに入れて輝度を落としました。
電源は昨日書いたように単三ニッケル水素を2本で使います。電池ケースを配線し,試しに電池を入れてみると,ちゃんと音が出ました。シールド線を使い,きちんとGNDの配線も行ったので,ボツボツいうノイズなども聞こえなくなり,一安心です。
ボタンも問題なく動作していますし,定電圧化で気になっていた出力の低下も問題なさそうです。
かなりよくまとまっているのですが,残念なのはやっぱりブリキの缶の剛性のなさで,スピーカーと電池という重量物を支え切れていない感じがしますし,ボタンを押せばたわみます。
加工時に変形してしまったこともあり,見た目も悪く,なんというか,子供の工作のような貧相な感じになってしまいました。アルミのケースでぴしっと作れば,こんなみすぼらしい感じにはならないんですけど・・・
でもまあ,今回は,鯉のぼりの空き缶で作るというのがコンセプトです。もし,ケースが駄目になったら,似たような形のしっかりしたプラケースにでも移し替えましょう。
さて,実際に使ってみて思ったのですが,この薄い鉄板で出来た空き缶,確かに音を出すとビンビンと響いて音が濁るのですが,それでもなかなかしっかりとした音を出してくれます。安物のラジカセや,アクティブスピーカーのようなかまぼこ形の音ではなく,割にフラットで好ましいです。
アンプの素性の良さもよく分かり,全体にきめが細かく,特にボーカルのスムーズさやベースの腰の強さには,ちょっと感心しました。
電流はうるさくない程度の実用的な音量で,ざっと110mAです。2400mAhのニッケル水素だと,20時間ほど連続で動く計算です。まあ,なんとか実用レベルと言うところでしょうか。
あとは,お好きなMP3ファイルを突っ込むだけです。娘は,ホネホネロックとパタパタママが大好きなのでこれは外せませんが,あとは嫁さんに頼んで,揃えてもらうことにしましょう。
4歳の娘が初めて手にした自分だけのオーディオ機器が,父親の自作品というのも可愛そうな気がしますけど,モノラルでMP3で電池駆動でアナログボリュームってのがなかなか世の中にないんだから,まあ仕方がないでしょう。
彼女が本当に自分で欲しいと思ったオーディオ機器が現れるまでの間(あるいは興味を示さなくなって使わなくなるまでの間),使ってもらえればそれでよいことにします。