SP15-30mmF2.8もやっぱり修理に
- 2018/02/13 15:20
- カテゴリー:カメラに関する濃いはなし
我が家にやってきたタムロンの広角ズーム,SP15-30F2.8(A012)ですが,詳しく見ていくとちょっと使えないなあと言う印象で,修理に出しました。現段階では,2度の修理を行ったトキナーのAT-X16-w8F2.8の足下にも及びません。
(1)テレ端でのAF精度
30mmのテレ端でのAFが後ピンになります。測距点中央でボディのAF補正値が-20と補正限界目一杯で,それでも後ピンが少し残っています。
(2)測距点が中央以外でひどいピンボケ
私としてはこれが一番頭が痛いのですが,測距点が中央から離れるに従って後ピンの傾向が強くなり,ポートレートを撮影しても背景のカーテンにピントが合ってしまいます。
ピントがあっていないからでしょうが,画像がひどく流れてしまい,全く解像度が出ていません。これだけひどいと,実質的に中央部の測距点しか使えない事になり,D850の153点AFが死んでしまいます。
ATX-16-28F2.8ではこんなにひどいことはありませんでした。
(3)その他
片ボケを私は確認出来なかったのですが,広角レンズですからありがちなトラブルですので,点検をお願いしました。
また,絞りを開放にしたときと,絞ったときで露出が0.5段ほど違っています。違っていることは問題ではないのですが,F4やF5.6が本当にF4やF5.6になっているかどうかを点検してもらうことにしました。
とまあ,最初は(1)だけが気になったのですが,ひどい後ピンが出ることに気が付いたのが測距点に中央以外を選んだときで,その後測距点を中央にしてデータを取ると,案外補正範囲に入ってきたりしましたから,ちょっと混乱していました。
測距点を中央に固定して,AFロックで構図を決めることにしようかと思いましたが,広角レンズとはいえ,背景がぼけるほど寄って撮影する以上はコサイン誤差も無視できません。
せっかく153点AFが楽しくて,構図に制約がなくなってのびのび撮影しているのに,この窮屈さはなんなのでしょう・・・AT-X16-28F2.8が恋しいのは,きっとこのせい
そんなわけで,タムロンに電話をして,なんとかならんかと相談してみましたところ,とても丁寧に修理しますので着払いで送って下さい,とご指示頂きました。
そこで,先日の月曜日,着払いの宅急便で発送しました。
まあ,レンズメーカーの安価なレンズは,修理や調整に一度も出さずに本気を出すことはまれで覚悟はしていたのですが,さすがに最短で10日も手元を離れてしまうと,さみしいものです。
AT-X16-28F2.8が昨年の11月に届き,年が明けた2月になっても広角ズームに決着がつかず,なんだかもう飽きてきましたよ。
まあ,それでも10日くらいで返してくれるというのですから,昔に比べれば随分早くなったものです。2週間として2月下旬まで,焦らず待つことにしましょう。
これでスパッとAFが合焦し,どの測距点でもビリッと解像してくれればうれしいのですが,「やっぱり買い換えないでAT-X16-28F2.8を使っていればよかったなあ」ということになってしまわないか,気がかりです。
そうこうしているうちに,シグマがArtシリーズに14-24mmF2.8を開発していると発表,完全にニコン純正を狙い撃ちしているようです。これが10万円を切るなら「早まった!」と悔しがらねばなりません。
でも,ニコンはニコンで,純正14-24mmF2.8をリニューアルする予定なはずで,手ぶれ補正は当然として,噂ではテレ端が28mmまで伸びるという話もあります。
価格は30万円コースでしょうが,14-24mmF2.8の中古品がどどーっと出てくるわけで,これを10万円前半で狙ってみるのも,良かったかもしれないなあと思います。
以前も書きましたが,どうも私はタムロンには縁がなく,28-75mmF2.8はボケボケで純正24-70mmF2.8を買って売却しましたし,SP90mmF2.8もどうも気に入らずに,防湿庫の肥やしになっています。
今のところ,純正でハズレを引いたことはなく,純正への安心感は崩れていませんし,レンズメーカーに対する「過度な期待を抑える気持ち」についても,シグマの35mmF1.4が開放からキレキレで,気が付いたら信頼しきっている状態ですから,私の中ではシグマだけは頭一つ飛び出している感じです。
とにかく,戻ってくることを待ちます。もし規定範囲内です,なんて話になったらどうしましょうかねえ。