RaspberryPi4を買う口実
- 2020/08/06 14:39
- カテゴリー:散財, マニアックなおはなし
RaspberryPi3で初めてラズパイの世界を体験し,Zeroで余りの安さと手軽さに驚嘆した私は,Zeroでネットワークオーディオプレイヤー(Volumio)と家庭内LANのネームサーバーを立ち上げて運用しています。
結局raspberryPi3は性能と消費電力で使い道がなくなり,現在は休止中なのですが,先日ふと思い立ってゲームマシンにするという事を思いつきました。
そう,MAMEなどのエミュレータの統合マシンとして使うのです。
とはいえ,あんまり本気でやるようなものでもないですし,あまったラズパイで暇つぶしくらいで始めたところ,これがまあ結構面白いのです。
あまり真面目にやるのも面倒くさかったので,当初は定番のRetroPieを使ってみたのですが,全般的に設定が面倒で,とりわけコントローラ周りの設定が上手くいかず,試行錯誤の時間ももったいないので,さっさとあきらめLakkaを使うことにしました。
Lakkaだとイメージを焼くだけでほぼそのまま動いてしまう簡単さが売りなのですが,それでも懐かしいゲームがそれなりに動いてくれます。
Easy設定でコンティニューしまくってクリアとか,そういう無駄な時間を過ごしていると,中にはコマ落ちしたり,音がおかしかったりするものが目に付き始めます。
もうちょっと処理能力があればなあ,と思うシーンがいくつか出てくると,これをなんとかしたいと思うのも仕方のないところです。
あるじゃないか,3の上に4が。
そう,性能向上版のraspberryPi4が出ているのですから,これを買えば何の苦労もしないで改善されるはずです。お金があるっていいなあ。
RaspberryPi4は,数字上のスペックは地味な進化ながらも,足腰を鍛えて実力をアップし骨太な進化をとげた数値以上に優秀なモデルです。せいぜい1割か2割程度の性能向上でしょ,と言うなかれ,体感では倍速になったような軽さも感じることがあります。
USBからの給電の宿命として,常に電力不足にあえいでいたRaspberryPiも,type-Cになったことでその制約から解放されました。安定性と高速性を高めることも出来ましたが,これは同時に消費電力の増加を抑えるブレーキがなくなったことも意味するので,特に発熱について何らかの対策をしなければいけなくなりました。
ということで7月に注文したRaspberryPi4の4GB版ですが,すでに品薄は解消しており入手に何の問題もありません。64GBのmicroSDカードを用意し,Lakkaのインストールから始めます。
初期設定もさっさと終わらせ,実際に動かし始めるともう完全に別物です。パーソナルコンピュータの黎明期に,まるで羽が生えたように動作が軽くなったことに感動することが,買い換え時のお祭りの1つだったことを思い起こさせます。進化に当事者として立ち会えるという事のうれしさを思い出します。
コマ落ちも激減,音楽も安定してきます。出来ないゲームが出来るようになるというのは,2割増しとか30%アップとか,そういう細かい数字で語る物とは次元が違います。出来れば100%,出来なければ0%です。
ファン付きのケースを買いましたし,電源も3Aの物を用意してあります。先程type-Cになって電源の制約がなくなったと書きましたが,そのことで発熱への対応は必須になったことは,こうして冷却を前提にしたケースに集約されることで解決していくでしょうから,むしろはっきりして良かったということかも知れません。
そんなわけで,RaspberryPi4は非常に良く出来たハードウェアだと思います。またしてもRaspberryPi3が余ってしまったのですが・・・まあそのうち何かに使えるでしょうから,とっておきます。
そうそう,この時偶然amazonで目にしたのが,往年のゲームボーイそっくりなRaspberryPi用ケースでした。GPiCASEといい,1年ほど前にそっち系の人達の間で軽い祭りになっていたようです。
価格は9000円ほどで安くはないのですが,箱つぶれで500円ほど安い新品同様の物があったので,ちょっと迷いましたが買いました。余っているRaspberryPi ZeroWもあるので,ちょうど面白い事が出来そうだという目論見です。
この話は後日に。