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PC-386BookLのバックアップ電池を単3に

 PC-386BookLの最後の改修を行いました。バッテリバックアップの電池を,これまでの単4から単3にしました。

 先日,PC-376BookLを立ち上げようとしたら,起動しません。原因はメモリスイッチが初期化されてしまったからで,このマシンはIDEからのブートでは,セクタサイズをデフォルトの256バイトから512バイトに変更しないといけません。

 バッテリが切れるとメモリスイッチが初期化されてしまい,セクタサイズが256バイトに戻ってしまうので,起動できなくなってしまうのです。なんと面倒な。

 こういうメモリスイッチは低消費電力でバックアップされるものなので,下手をすれば何年も無事なものなわけですが,PC-386BookLではなんと500uAも消費し,しかも電圧が6Vと破格のものが必要です。バックアップに3mWもの電力が必要ってなんなのよ。

 しかもこの電力をカバーするための大きさを持つNi-Cd電池から派手な液漏れがあって(サイズがでかいと当然中野電解液もたくさん入っていますのでね)基板は壊れるしで,ろくなことがありません。

 一般的なマシンは3.6Vの小型のNi-Cdか,コイン電池を使うことが多いバッテリバックアップの電池ですが,PC-386BookLの場合はおそらく,5Vのマイコンを常時動かしているのではないかと推測しています。PC-386BookLではなんと当時としては画期的なレジューム機能を搭載しているのですが,これのために単なるCMOS-SRAMではなく,マイコンを使っているんじゃないかと思っています。

 当時のマイコンは低消費電力のC-MOSでも5Vが当たり前でしたので,6Vということになったんじゃないのかな,と思います。そうなるとマイコン内蔵のRTCがまた結構な電力を食うので,500uAというのもあり得るかなと言うのが私の結論です。

 それはまあいいとして,問題はそんなでかい電池をどこに格納するのかという問題です。もともとバッテリでの駆動はあきらめていますので,駆動用の電池のスペースに入れればそれで済むと言う気もするのですが,それはちょっと美しくありません。

 なので,これまではLスロットの空きに押し込めるサイズとして単4のNi-MHを5本しまい込んでいました。700mAhの電池ですので,ざっと1400時間のバックアップが可能です。だいたい2ヶ月です。

 しかし,歳を取ると2ヶ月なんてのは2週間くらいに感じるものです。あっというまに切れてしまい,起動不能になったというわけです。

 この問題を解決するには,さらに大容量のバッテリを使うしかありません。そこで考えたのが単3への換装でした。これだと2400mAhですので4800時間,実に半年以上もバックアップ可能です。

 考えてみると,駆動用電池でさえもこれ以下の容量しかありませんでした。もちろん数時間しか使えないものでしたが,それをバックアップ用にあてがうというのですから,そりゃ長持ちするでしょう。

 さらにいうと単4のNi-MHは劣化が早く,すぐに充電出来なくなります。これが単3だと長く使えるのでありがたいです。

 問題は収納場所ですが,電池ケースを工夫すると元の場所に上手く格納出来る事もわかりました。さっと分解して問題なく改造が済みました。

 当然ながら起動も日時も正常で,これが最後の改造になると思います。

 しかしながら,200日というのは,長いようで短いような・・・

 

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