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Bikke2eのシートポストとハンドルバーを交換

 先日終了したCOM70Mのメンテに続き,日常の足となっている電動アシスト自転車Bikke2eのメンテも,この機会に行うことにしました。

 過去にどんなメンテをやってたかなあと艦長日誌を調べてみたのですが,なんと私としたことが記録を付けていないことが判明,何のために艦長日誌を維持しているのかと己を罵倒しました。

 仕方がありません,調べてみましょう。

 まず,購入は2015年3月。娘の保育園の送り迎え用に買った物で,本格運用が4月からでした。4月には英式バルブを米式バルブにするアダプターを導入し,空気圧の管理が楽になりました。

 同時にLED式のテールランプへの交換を行っているのと,フロントのブレーキシューの購入履歴が見つかりました。まだ1ヶ月ほどしか経過していないので交換までこの時に行ったとは考えにくいですが,すぐに摩耗するなあという印象を持ったことを覚えているので,割に早めに交換したんじゃないかと思います。

 そして2021年7月に,パンクからチューブの交換を前後輪ともに行っています。この時はタイヤまでは交換していません。確かこの時も暑い日で,フロントは速度センサなどでややこしく,後輪は変速機やドラムブレーキでややこしく,炎天下の半日の作業になったことを覚えています。

 この時,チューブに米式バルブを選んだので,先のアダプターは用済みとなりました。

 以後はメンテをやっていないのですが,問題は残っていました。この自転車,とにかくよく倒れるのです。春一番など吹く頃になると,毎日ドカーンと爆音を立てて倒れてしまいます。

 重い自転車ですので衝撃も凄まじく,うちの玄関のタイルは割れたりひびが入ったりしています。これ,公道で倒れたらけが人が出るんじゃないか・・・

 その衝撃はタイルに留まらず,ハンドルバーの左側が内側に曲がってしまっています。カゴのステーも曲がっているので,カゴのセンターがずれていて,まっすぐ走っているのにカゴが斜めになってしまい,脳がバグりそうです。

 なによりハンドルバーです。曲がってしまったものをとりあえず元に戻そうと頑張りましたが,全然動きません。危険だとは思いましたが,修理も面倒でそのまま放置していました。

 さて,娘の入院で毎日使うようになったこの電動アシスト自転車bikke2eですが,COM70Mとは違ってさすがに電動アシストがとにかく楽で,平坦な道はともかく上り坂は本当にありがたいです。こうなると問題はアシストがきかない速度域での快適性で,何か出来ることはないかといろいろ考えてみました。


(1)サドルの高さ

 一般に,サドルの高さは自転車を止めたときに,片足でつま先がようやくつくくらいの高さが良いとされています。ママチャリに良くある両足がつくとか,足がべたっとつく程度の高さでは,速度も出なければ疲労も大きく,長距離の移動は難しいです。

 そこでサドルの高さを上げるのですが,これ以上上げたらあかんよ,というマークがでてしまい,最適な高さに出来ません。

 きっと同じ悩みの人もいるに違いないと調べてみると,シートポストというサドルの筒の部分だけ売られていました。実際に長いものに交換している人もいるようです。

 調べてみるとシートポストには0.2mm刻みで様々な太さと長さがあるようで,互換性がないという恐ろしさ。早速うちのBikke2eを調べてみると,太さは28.6mm,長さは270mmでした。

 amazonで見つけたのはアルミ製で28.6mm x 350mmのもの。アルミ製というのがちょっとひっかかったのですが,まあ大丈夫でしょう。

 注文して心配になったのはむしろ長さで,この長さだとシートポストが完全に引っ込まず,一番低く出来ないんじゃないかという不安です。うちの嫁さんは身長が低いので,一番低いところで乗りたいそうですが,嬉々として勝手にいじり回している私を不安そうに見ています。

 果たして結果は,問題なしでした。ちゃんと一番低いところまでシートポストが入り込んでくれますし,私に合わせた高さにも問題なく調整出来る長さでした。これでかなり快適です。


(2)ブレーキシュー

 かなりすり減っていたので交換しました。これまでと同じ物です。なにせ自転車の重量が大きいのでブレーキもよく減るんでしょう。

 交換作業はとても簡単で,10分ほどで終了です。肝心のブレーキの利きには変化ありませんが,安心感はちがいます。


(3)ハンドルバー

 さて大本命,ハンドルバーです。

 これ,まさか自分で交換出来るとは思ってなかったのです。でもamazonを見ていると,安く買えることがわかりました,ママチャリ用のものなら1000円ほどです。

 面倒なのはハンドルに取り付けられたいろいろな部品をどうするかです。電動アシスト自転車はスイッチやらハンドルの固定レバーやらいろいろついてますので,これがそのまま移植出来るかどうかが分かれ道でしょう。

 届いた軽快車用のハンドルバーは形もそっくりで,ブレーキや変速機のワイヤーには問題なし。ただ取り外しとなれば話はちょっと変わって来て,ハンドルからこれらを抜き取るためにワイヤーを緩めないといけないかも知れません。そうなると調整も必要になるので面倒です。

 まあ,心配していてもこのまま使い続けるわけにも行きませんから,ぱぱっと分解です。まず,グリップを外します。bikke2eのグリップはよくあるゴム製の物を押し込む物ではなく,パイプの両端を輪っかで固定するタイプのものです。

 ところが,この輪っかを緩める前に,ハンドルの端っこの蓋の部分を外す必要があります。これがトルクスでとまっているのですが,外してみて私は困ってしまいました。ハンドルの両端が鉄板で塞がれていて,ここにネジが切ってあったからです。

 私が買ったハンドルバーは両端がそのまま中空になっているもので,どうがんばってもネジで固定できるような仕組みはありません。これは困った。

 ただ,だからといって使わないという話もないので,どうするかは後で考えるとして作業を続行します。

 グリップをはずしたらブレーキレバーなどを外していきます。幸いにしてワイヤー類も十分な長さがあったので,そのまま引き抜くことができました。

 ここまでくるとあとは楽勝。ハンドルバーを交換して新しい物を仮留めします。後で角度を調整する必要があるからですが,仮留めが終わったらレバーなどを元のように取り付けます。

 ハンドルバーの角度を調整したらレバーも本締めして動作確認。ブレーキも変速機も問題なく動作します。

 ところで,レバーの取り付けがまずくて,ワイヤーの取り回しがおかしいものがあるのに後で気が付いたのですが,もう一度レバーを外すのも面倒で悩みました。よく観察すると,ハンドルに固定する部分が半分に割れて,その場で付け外しが出来るものになっていて助かりました。

 さて,ここまでくると,ハンドルバーの両端の始末です。ここまでの作業は30分ほどで,とても簡単だったのですが結論からいうと,この端っこの処理でなんと3時間ほどかかってしまいました。

 さっさと普通のグリップを買って来れば済んだ話なのですが,今の純正のグリップは気に入っていたので出来れば流用したいところです。端っこをそのままむき出しで使う方法あるのですが,それだと雨水も心配ですし,グリップが短めになるので乗りにくそうです。

 ハンドルバーの内径にフィットするパイプなどを探しましたが見つからず,万策尽きたところで古い木のまな板を少し太めに切り出して,これを押し込む事にしました。端っこには穴を開けて,ビス留めできるようにしておきます。

 1回目は削りすぎて失敗,2回目でちょうどよい太さに出来て完成です。木ですから経年変化も心配ですが,その時はまたその時です。

 試運転をしたのですが,ちょっと角度が悪く,再調整を行ったところ,ベストポジションになりました。前のハンドルバーよりも湾曲が大きいようで,やや高さも稼げています。サドルを高い位置にしたので,ハンドルの低さも気になっていたところ,偶然ですが上手く調整ができたと思います。


(4)サイクルコンピュータ

 と,ここまでで基本的なメンテは終わって快適に走れるようになったわけですが,サイクルコンピュータが不調なままでした。

 CATS EYEのVELO9というモデルですが,全く動きません。いろいろ調べたところ,本体には問題はなく,センサーか配線に問題があるようです。

 どうせ断線だろうと高をくくっていましたがさにあらず,故障箇所はなんとセンサーでした。

 センサーを分解すると磁石で接点がON/OFFするリードスイッチが入っているのですが,これが悪いようです。

 ただ,磁石を近づければONになるので故障と判断するのが難しかったのですが,本来ならONになる距離でもONにならなくなっていたので,こういう劣化もあるんだなと思った次第。おそらくですが,倒れた時の衝撃で壊れてしまったのでしょう。

 ということで新品のリードスイッチに交換すると元のようにちゃんと動作するようになりました。これでもうしばらく使えそうです。

 

 さて,たったこれだけのメニューですが,その快適性は想像以上。20km/hまでは強力にアシストしてくれて坂道も疲れ知らずですし,座面が高くなったことで20km/h以上でも足の負担が小さくなりました。さらにハンドルの高さもちょうど良くなったので,不自然な姿勢で乗ることもなくなり,背中も腕も楽になりました。

 いってみればママチャリなわけですが,そこは電動アシスト自転車,多少のことは電気の力で補ってくれます。発進も2速からで全然問題なしですし,坂道も3速のまま登っていけます。

 速度が20km/hくらいだと,体を起こした姿勢の方が楽ですし,そもそも子どもを前後に2名乗せることの出来る自転車だけに頑丈で,剛性感も半端ないです。重くても電気でアシストしてくれるので羽の生えたように加速しますし,前カゴにはしっかり荷物も載ります。時速20km/hで定速運転するならこれ一択かなと思います。

 ということで,手間をかけて復活させたプジョーのCOM70Mが走る機会は,Bikke2eが快適になってしまったことでまた失われてしまいました。こうなってくるとギアチェンジも面倒くさいし,姿勢もしんどいので,うちの主力はBikke2eに落ち着きそうです。

 

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