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変態テレビアンテナ配線と笑えない俺

 先日,テレビのアンテナの話を書きました。結局ブースタを使う事なく,なんとかなったと言う話でした。

 ところが,その後録画に失敗していることがチラホラ出てくるようになりました。そういうこともあるよと気軽に考えていたのですが,どうも気持ちが悪いので,真面目に調べてみました。

 結論から言うと,やはりレベルの不足が原因でした。

 レベルそのものは大丈夫だったはずです。しかし,ダブルチューナーの機材を繋いだ場合には内部で分配を行っているので減衰があること,しかも私の機材は2つのチューナーで感度差があることを忘れていました。ただの劣化なのかも知れませんが・・・

 それで,感度の低い方のチューナーに,出力の弱い地方UHF局が割り当てられた場合に,録画に失敗するという事が起きたようなのです。

 うーん,これはさすがにわからんなあ。

 そこで,チューナーの手前にブースタを置いて見たところ,2つのチューナーのレベルがちゃんと稼げるようによって,録画にも失敗しなくなりました。やはり,ブースタは必要という結論になりそうです。

 くっそー,あの素人電気屋めっ,と今頃ジタバタしても仕方がありませんし,ごねるのも面倒なので,ここから先は自分で頑張って見ます。

 まずブースタをどこに設置するか,です。チューナーの直前に設置すると,ブースタを室内に置くことが出来ます。各部屋の分配器が設置されている屋根裏は,5月だというのに灼熱地獄です。もし私がケミコンだったなら,すでに臓物を吹き出して死んでいたことでしょう。

 しかし,ふと思い出すと,和室のレベルはもっと低かったんですね。ここだと普通のテレビもアウトかも知れません。そうすると,やはり各部屋への分配が行われている屋根裏にブースタを置き,和室もレベルアップして上げた方がよさそうです。

 一方で,リビングはブースタをいれる必要がありません。ここは単独で分配されているので,そんなに減衰していないはずですし,レベルも十分確保出来ています。

 ところが,私が持っているブースタは,VHFの信号を通過させません。ということは,せっかく混合したFMの信号が通らなくなってしまうということです。ですから,UHFとFMを混合する前に,UHFだけブースタを通して増幅しておかねばならないということになります。

 むー,ややこしい。

 試行錯誤を行った結果,結局以下の通りになりました。

・UHFアンテナから2分配器に繋ぐ。出力の1つはリビングへそのまま送る。

・もう1つの出力をブースタに入れる。ブースタはアンテナ取り付けタイプのDPW02を使用する。これを使った理由は,電源部が別になっていること。

・ブースタの出力を混合器のUHF入力に入れ,FMアンテナを混合器のVHF入力に入れる。

・出力を和室に送る。和室からは分岐器で検討部屋に送られる。

・検討部屋では,2分配器を使って,1つは地デジチューナーに繋ぐ。もう1つは間に電源ユニットをはさみ,FMチューナーに繋ぐ。


 これで,FMには影響を与えず,地デジのレベルアップが出来ました。もちろん小さかった和室も他の部屋並みのレベルになっています。これならもう大丈夫でしょう。

 しかも,電源器を室内に置くことにしましたので,屋根裏の書くな環境から守ってやることができそうです。もちろんブースタ本体は屋根裏にありますが,もともと屋外設置用のものなので,そこそこタフなはずです。熱に弱い部品も入っていないでしょう。

 ですが電源部は熱に弱く,わざわざ屋内用と書かれているほどです。すぐに壊れるわけではなくても,10年持つところが,3年で壊れるなどいうことが起きるのが,環境の悪さです。

 なんだか釈然としませんが,地デジチューナーを遠慮なく増やせる気分的なゆとりや,和室でも問題なくテレビが見られそうだという安心感もありますので,もうこれはこれでよいことにしましょう。

 

新居のテレビアンテナがこんなにおかしいわけがない

 先日,テレビのアンテナの顛末を書きましたが,これには後日談があります。

 当初,アンテナから3つの部屋に分岐させるため,3分岐器を使っていましたが,このうち検討部屋への配線が途中でショートしてしまい,使えなくなりました。

 そこで,和室から分岐させ,検討部屋へ持って来るという対策を行ったまでが,前回までのお話です。

(1)念願の多素子FMアンテナ

 一連の作業の過程で,屋根裏を覗いてみたのですが,案外広いのです。さすがに人が入れるほどの高さもないし,木くずだらけですので積極的に入ろうとは思いませんが,ここを屋外とみなせば,念願のFMアンテナを設置できる事に気が付きました。

 マルチパス妨害を防ぐには,指向性の鋭いビームアンテナが効果的です。指向性が鋭いほど効果がありますし,ゲインを稼げばそれだけS/Nも上がります。

 とはいえ,屋根裏に設置できないほど大きなアンテナでは困ります。さすがに位相給電型や3素子八木程度ではもったいないのですが,5素子八木はちょっと大きすぎて不安があります。

 すると4素子八木というのがあるんですね。安いし,これにしようと思っていたのですが,どうも評判がよろしくありません。見れば,サイズがFMの周波数に対してかなり小さいのです。

 しかも,メーカーの公開しているスペックに,ゲインが出ていません。サイズを無理に小さくしてテレビのアンテナ並にした結果,ゲインが皆目取れなくなったんじゃないでしょうか。レビューを見ても3素子の方がましだという意見があるほど散々です。

 うーん,かなり危険が伴いますが,これはもう5素子八木にトライするしかありません。実家にいたころに上げたアンテナと同じです。大きさは2mを越えます。

 ですが,迷っていても仕方がないので,早速注文。FMとUHFの混合器も一緒に注文しました。最近,この手のVHFとUHFの混合器って少なくなっているんですね。需要がないから当たり前でしょうけども,こうして気が付かないうちに,当たり前だったパーツがなくなっていくのです。

 さて,まるで×××なビデオを注文して準備万端受け取りを待っていたら,ちょっとトイレにいった隙に嫁さんに受け取られてしまって,大変バツが悪かったのと同じように,今回の巨大なアンテナも嫁さんにちらっと見られてしまい,「どーすんのよ」と詰め寄られる一幕はありましたが,こういうときは視界から消し去ることが肝要,さっさと屋根裏に運びました。

 そして組み立てしてとりあえずスカイツリーの方向に向けて設置してみました。うん,大丈夫です。十分なスペースがあります。八木アンテナは大きいですが,骨組みだけですので,そんなに容積があるわけではありません。工夫次第でどうにかなるものです。

 そして,FMチューナーを持ち込んで,アンテナの向きの調整です。Sメーターが大きく振れ,マルチパスが出ないところを探して設置します。FMアンテナはほとんどHNK-FMのために設置するようなものですが,成果は上々です。

 これとUHFを混合器で混合,そして分配器を繋ぎます。Sメーターが1つ下がりますが,問題ないレベルです。

 チューナーを検討部屋に持って行き,ここで受信してみますが問題なし。さらに地デジも確認しますが,混合器によるロスが2dBほどある以外は,問題なしです。

 そして分配器を使ってFMと地デジを繋ぎます。さらに3dBほど下がりますが,やむを得ません。地デジはギリギリ大丈夫な感じです。もう3dBほど欲しいですところですが,まあ大丈夫でしょう。

 後日書きますが,実はFMチューナーであるF-757の性能を生かすため,SSGを中古で買ったのです。これで調整をすれば,現在私が思いつく環境としては,まずまずのものになるはずです。


(2)3分配器でええのんか?

 ある日,ふと思ったのですが,検討部屋への配線が死んでいるため,屋根裏にある3分配器の出力が1つあいているんです。これって無駄ですよね。

 分配器は,一口あたり2dBの減衰があるとされています。2分配なら4dB,3分配なら6dB,8分配なら8dB,それぞれの口から出る電波は減衰します。

 ですから,使っていないのに3分配なんてことをしておくと,2dBも損をします。うーん,これくらいのこと電気屋さんも気が付けよなぁ。

 仕方がないのでじぶんでやります。金属ケースに入った2分配器をamazonで探すと,数百円で買えるようです。早速注文し,届くのを待ちます。

 連休中に届きましたので,早速作業開始です。といっても,屋根裏の分配器をこう関すだけの話ですので,5分で終わりです。

 結果,2dBアップしました。地デジはマージンも確保出来たし,FMもSメーターがMAXになりました。


(3)分岐器でええのんか?

 和室にある分岐器は,私の希望としては分配器でした。そうでないと,和室での損失が大きすぎると思ったからです。

 結局分配器なのか分岐器なのかはっきりしなかったので,和室のコンセントを開けて中を見てみました。すると,金属製の分岐器が出てきました。

 ほぼ同じ大きさの2分配器を買ったので,これに交換して試してみましょう。

 結果,和室は6dB以上のアップ。一方の検討部屋は4dBほどダウンします。

 ここで冷静に考えます。和室は現在テレビを設置していません。仮に設置しても,テレビしか設置しないので,分岐器でも大丈夫でしょう。

 一方で検討部屋は,地デジとFMチューナーに分配を行っています。タダでさえロスが大きいのに,入ってくる時点でさらに小さくなってしまうと言うのは,ちょっとまずいです。

 そこで,しゃくですが分岐器に戻しました。


 というわけで,ようやくアンテナの件は解決です。いろいろ大変でしたが,最終的にはテレビもFMも満足できる形にまとまりました。FMなんてのはかなり大型のアンテナが必要ですし,設置が大変な割には結局「ラジオ」ですから,なかなか普通は用意しようなどと思いません。

 しかし,設置が大変な分,その効果は絶大であり,FMが好きな人にとって,いつかは手にしたいものの一つです。アパートだからマンションだから,とあきらめていた私も,今ようやく気兼ねなく設置できることになり,素直にうれしいです。

やはり新居のテレビアンテナは間違っている

 新居での生活が始まって早くも1ヶ月が経過しました。ずっと昔から住んでいたような居心地の良さと,最新の設備に支えられた快適さがあり,とても良い感じで生活をしているのですが,裏を返すと真新しさというか,新鮮さというか,そういう緊張感があまりなく,もうちょっとドキドキしても良いのになと思います。

 さて,そんな新居ですが,人がこしらえるものですので,なにかとミスが付きものです。いちいち指摘していたらきりがありませんが,自分ではどうにもならない問題は,きちんと面倒を見てもらわねばなりません。

 私のケースでは,テレビのアンテナが問題を起こしていました。

 うちはBSもCSもCATVも必要としておらず,地デジが入ってくれればそれでよいのです。それで,壁面取り付け型の枕型のテレビアンテナを取り付けてもらったのです。屋根の上に取り付けるアンテナは,台風で倒れるのが心配ですし,3階建ての屋根の上にぴゅーんと伸びた魚の骨のようなアンテナは,いかにも不格好です。

 それで,実家に取り付けて好評だった壁面取り付け型を指定しました。

 アンテナ端子はリビング,検討部屋,和室の3箇所に出しておきました。各部屋に出しても無駄でしょう。

 引っ越し後に試してみたところ,リビングのテレビはばっちり。しかし検討部屋はほとんど受信出来ません。慌てた私は和室を調べてみましたが,ここはばっちりです。

 うーん・・・ということは,検討部屋の配線が死んでいるということでしょうか。

 レベルを調べると,ほとんど出てきていないくらいに小さなものです。そしてテスターで芯線と網線をあたってみると,見事にショートしています。

 小屋裏にあがって,ここにブースターがあると説明を受けていたハッチを開けると,中からは3分配器が出てきました。なにがブースター込みの工事費用です,だ。

 ハウスメーカーの営業は適当な仕事をやっているとつくづく呆れたわけですが,気を取り直して検討部屋への配線を外し,再度テスターで調べてみますと,やはりショートしています。

 これは,両端をオープンにしているのにショートですから,これはもう配線の問題ですね。私があれこれいじるとかえって良くないので,引っ越し翌日の朝に私の担当の現場監督に電話して,電気屋さんにきてもらいました。

 調べてもらったところ,やはりレベルが全然上がらないとのこと。私がショートしていると伝えると,自分では調べもせずに私の言葉を鵜呑みにし,きっと釘かなにかでショートしたんでしょうと,簡単に結論を出しました。

 私は,このショートした配線をそっくり交換するものだと思っていたのですが,そういうことではないらしいのです。LANや電話は配管を使うのですが,テレビのアンテナの配線は壁の内側にそのまま通してあるらしく,壁を取り付けてしまうともうアクセス出来ないのだそうです。

 そこで電気屋さんが考えたのが,2階のリビングのアンテナを「分岐器」で分岐させ,2階リビングからLANの配管を利用して,1階の検討部屋に同軸ケーブルを通すという作戦でした。

 この日の夕方5時にやってきた電気屋さんは,6時頃から作業をスタート。しかしなかなか同軸ケーブルが配管を通らず,四苦八苦しています。私が,同じ1階の和室から引っ張った方がまだましなんじゃないのか,と言うと,さくっとその方法でトライしています。

 頭ごなしに「素人は黙っていろ」と怒る職人よりはマシですが,素人の意見をホイホイ聞きすぎるのも,また不安のあるものです。

 ところが,和室もなかなか難航し,8時の段階でケーブルさえ通っていないという状況です。さすがに仕切り直しをしようといういことになり,週末にもう一人人を引き連れ,朝の9時から作業開始です。

 いわく,1階の和室からの配線は,床下を通そうという作戦にしたとのことで,早速点検口から床下に潜っていきました。

 作業に入る前に,分岐器ではレベルの低下が大きいから,分配器を使った方がいいんじゃないかと話をすると,レベルを見ながら作業しますとの返事。まあそうしてくれれば結構です。

 1時間ほどで作業は終わり,レベルも確保出来ているので大丈夫でしょう言い残してさっさと帰ろうとするのですが,そのレベルは検討部屋での話。分岐器は分岐するコネクタ側の減衰が大きく,12dBほどあります。今回の場合だと和室のレベルが問題になるのに,1dB程度の減衰しかない検討部屋のレベルを確認したって,駄目なんです。

 それで,やんわり,一応和室のレベルも見ておいて下さい,とお願いすると,大丈夫だと思いますがと,チェッカーを繋いで確認してくれました。

 結果は,あまりに減衰がひどくて,これでは駄目だという結論になりました。

 アンテナ直下で60dBほどあったレベルは,和室のコネクタでは45dBほどに落ちているんです。これは落ちすぎだと電気屋さんはいいます。

 いや,そんなことないです。分岐器で12dBの損失,ケーブルの減衰が3dBとすれば15dBのダウンは計算内です。検討部屋が52dBだということですから,どっちかというとこちらの方が落ちすぎです。

 電気屋さんはどうも分岐器と分配器を逆に覚えているらしく,別ユニットになっている分岐器を探してきますとクルマまで戻っていったのですが,しばらくして「持ってきてません」ということで,作業はここまでということになりました。

 メーカーに発注しないといけないということらしく,数日後の夕方に来てもらうことになったのですが,この時もしレベルが確保出来なかったら,ブースターをつけるので準備をしておきますということでした。

 ブースターが入ってしまうと,余計な電気代もかかっちゃうし,故障や停電の際にテレビが映らなくなるので,あんまりうれしくないんですよ。私としては分配器を使って4dBの減衰で済ませてもらいたいので,分岐器ではなくて,分配器を考えて欲しかったというのが本音の所です。

 果たして,昨日最後の作業が行われました。ブースター無しで大丈夫でした。結果として,和室は52dB,検討部屋は60dB程度とのことでした。なんか計算が合わないなあ。

 まあ,いいです。50dB確保出来ていればテレビは映るという事ですし,もう面倒だからこれでいいです。

 たかが釘一本で大騒ぎです。どれだけ手間とお金がかかったか知れません。電気屋さんが悪いわけではないのですが,結局住宅といえど,建築工事です。細かいところまで気を遣って作業するのは,自ずと限界があるということでしょうか。

 丁寧で確実な作業は,結局手間も時間も短く出来るという事を,つくづく感じた出来事でした。

停止の予告

 アナウンスです。

 引っ越しに伴い,サーバーを4月7日朝から停止するため,この艦長日誌も4月7日朝から見る事が出来なくなります。

 再開は4月10日を予定していますが,ずれ込む可能性もあります。

 

プラズマディスプレイが過去の物になる時

 プラズマディスプレイの「火」が消える時が来ました。

 テレビ事業が重荷になっているパナソニックが,2014年度中のプラズマディスプレイからの撤退を決めたと報道されました。すでに新規の開発は行われていないとのことですので,2014年度中の撤退は急に決まった話ではなく,既定路線だったのでしょう。

 今後は液晶パネルを使ったテレビに一本化し,その液晶パネルも7割ほどを外部から調達するということですので,家電の雄ナショナルの流れを汲むパナソニックも,とうとうここまで後退するのかと残念です。

 ピークの2009年に比べると,ビジネス規模が半分になるという昨今の状況を考えるとやむを得ませんが,かつての基幹部品であったブラウン管を内製できたメーカーが圧倒的な強さを誇った時代は終わり,むしろ負担になって体力が削がれるという状況は,確かに看過できない問題です。

 ブラウン管テレビの時代は,ブラウン管を「持つ者」と「持たざる者」の差が大きく,ブラウン管を持つメーカーは我が世の春を謳歌していました。

 ブラウン管がプラズマディスプレイなり液晶ディスプレイなりのフラットパネルになるとき,ブラウン管時代の成功体験を持つメーカーは当然,この優位性を維持しようと考えたはずです。

 しかし,結果としては状況の変化を読み誤りました。特に,プラズマディスプレイのような特徴も動作原理も作り方も全く異なるディスプレイは,強みにも弱みになるという好例だったということでしょう。

 富士通,日立,パイオニア,NEC,そしてパナソニック,ちょっと方式は違うのですが類似のものをソニーも開発を手がけていたプラズマディスプレイ。ブラウン管を継ぐディスプレイの本命として,長く開発が続けられていました。

 応答速度の速さに発色の良さ,高いコントラストと視野角の広さという,まさの理想的な薄型テレビとしてようやく市場に投入されましたが,3つの壁が立ちふさがります。

 1つは液晶ディスプレイの高画質化です。プラズマの足下にも及ばないとされていた液晶ディスプレイですが,改良を重ね,もはやプラズマディスプレイとの画質差はないと言っても良いでしょう。

 2つ目はテレビの低価格化です。液晶ディスプレイの価格が強烈に下がり,プラズマディスプレイを使えないほどの安さでテレビが売られるようになりました。プラズマディスプレイの利点に見合うような価格差なら許されるというのがこれまでのメーカーの理屈でしたが,今その利点は,ほとんど見当たりません。

 最後は高精細化です。もともと,プラズマディスプレイは高精細化が苦手なディスプレイで,原理的に大画面化に適しています。液晶は逆で,大画面化が苦手でも,高精細化が得意です。

 一時は無理と言われたフルHDのプラズマディスプレイが登場してなんとか生き残って来ましたが,近い将来確実にやってくる4Kの時代には,もう対応が取れないと判断されたのだと思います。

 大画面化に向けば活路を見いだせたかも知れませんが,すでに液晶ディスプレイも大画面化していますので,プラズマディスプレイのメリットは非現実な大きさでのメリットにしかなりません。これではテレビには使えないです。

 高精細化と低コスト化は,なんとか乗り越えてきました。しかし,もうこれ以上は無理でしょう。公平に見て,プラズマディスプレイは詰みました。

 かくいう私はプラズマディスプレイのファンです。

 ですから今回の決定は,覚悟はしていたものの,とても残念な決定です。

 私は特にAVマニアでもないし,そもそもテレビなどニュースくらいしか見ませんから,それほどテレビにこだわっていません。しかし,少しだけとはいえ,毎日目にする物ですから,見ていて違和感のないものを手に入れたいとは思っていました。そしてそれは液晶テレビではなく,プラズマテレビだったのです。

 液晶テレビの低価格に引き摺られて,プラズマテレビの価格もどんどん下がりました。私も安くなったときに買ったのですが,その先にあったのは,全メーカーのプラズマテレビからの撤退,つまり,プラズマテレビがもう買えなくなるという現実です。

 大量生産の工業製品ですので,儲からないと最終的には買えなくなります。価格が下がることはありがたいことですが,その結果は必ずしもファンの期待に応える物にはならないという話だと思います。

 面白のは,プラズマディスプレイからの撤退をする2014年に,有機ELテレビの発売を目指すと言っていることです。有機ELはプラズマディスプレイと同じ,自発光のデバイスで,消費電力が大きいことと薄く出来ないというプラズマディスプレイの欠点を払拭する,まさにテレビに適したディスプレイです。

 個人的には,有機ELには問題が山積しているので2014年に発売など無理ではないかと思いますし,無理に発売しても,画作りや信頼性,耐久性という面で問題が出て,評判を落としてしまうのではないかと思うのですが,どちらにしてもプラズマディスプレイは有機ELディスプレイに,世代交代をすることになると,私は感じました。

 プラズマテレビを使って3年になりますが,不満どころか,良い買い物をしたなと気に入っています。パナソニックがプラズマディスプレイをやめることで,プラズマディスプレイは完全に過去の技術になってしまうのですが,ほんの10年ほどの間しか買うことの出来なかったこの特徴あるテレビを買うことが出来て,良かったと思います。

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