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データブックには酒の肴がいっぱい

 最近は特に登録も必要なく,誰でも半導体のデータシートを無料で手に入れる事が出来るようになりました。データシートで儲けようと考えるメーカーなどないわけですし,そういう点で言えば本来無料で提供されてもよさそうなものですが,印刷物になると実費が当然かかるわけで,かつてはその部品を使うプロの技術者に限定した配布物という性格の強いものでした。

 大きな会社に属する技術者の場合は無償でも,中小企業や個人では,仮にプロの技術者であっても有償だったという話は良く耳にしたものでしたが,これもまあ,仕様書を作る側の言い分としては,決して安くはない分厚い本を,無尽蔵に配るわけにもいかないわけですから,一定の歯止めをかけるという意味で「原則的に」有償配布としていたんだろうと思います。

 もちろん,アマチュアに対しては,無償はもちろん,有償でも配布対象にはなっていませんでした。当時はそれが当たり前だったのです。

 ところがその仕様書を書籍として出版社が販売するようになると,アマチュアだろうが子供だろうが,誰でも買うことが出来ますし,全国どこでも本屋さんを経由して手に入れる事が出来ます。その代わり,出版社はちゃんと儲けないといけませんから,手間のかかる分厚い本にふさわしい価格で販売することになります。

 だから,半導体のデータブックは,誠文堂新光社やCQ出版社からかなりの種類が販売されていましたが,いずれも高価でした。

 これが大きく変化したのはインターネットが一般化した1990年代後半ですが,この時を境に,配布方法はインターネット,費用は無償という方法が普通になりました。

 学生と言うだけで邪気に扱われた苦い思い出がある私にとっては,いい時代が来たものだなあと思ったものです。

 ところが,この配布方法にもちょっと問題が出てきました。

 配布する半導体メーカーが,製造中止にした部品の仕様書の配布をやめるようになったのです。もちろん当たり前のことですし,紙の本の時代から製造中止の部品は掲載されなくなっていましたが,紙の場合は多くの部品が集まったデータ集として手元に残るので,昔の半導体のデータも残っていて,必要な時に見ることが出来るわけです。

 しかし,インターネットで配布されたPDFファイルの場合,多くはお目当ての部品のデータだけをダウンロードして終わりにします。何千とある部品の全てを「将来見るかも知れない」でダウンロードするような人はいないし,また迷惑な話でもあります。

 だから,「まあいつでも見ることができるしね」と油断していると,突然見る事が出来なくなっていることに気付いて慌てることになるのです。

 出来れば,半導体メーカーには,昔の半導体でもデータシートを配布して欲しいなあと思うのですが,これもメーカーの立場で言えば,仕様書を配っているということは,今でも供給されていると解釈されたり,配布物に対するサポートが必要になったりと,配布するだけでその行為に対する責任が発生するわけですから,やっぱり不必要なものは配りたくないのが本音の所でしょう。

 メーカーが自分の判断で配布をやめる場合などはまだいいのですが,吸収や合併,あるいは撤退などで,そのメーカーのデータシートが根こそぎ消えてしまうことがあります。例えば,DRAMのデータシートは日本のメーカーのデータシートがなかなか読みやすくて勉強にもなったのですが,今や東芝も日立もNECも三菱も,DRAMはやっていません。

 なぜそんなに古いデータシートにこだわるかと言えば,1つに歴史的資料という側面があります。例えば,初期のゲルマニウムトランジスタの仕様書をみて,その特性が現在のトランジスタに比べてどう違うかを比較すると,トランジスタの進化の歴史や,そのトランジスタを使う製品の歴史が見えてきます。

 もう1つは,いい教科書になるということです。DRAMの話を例に出しましたが,今配布されているデータシートを見れば全てが分かるかといえばそうではなく,分かっている人向けに書かれている書類だけに,昔から続く基礎的な技術についての話などは省略されている場合も多いのです。

 ところが,その種類の部品が登場した頃の仕様書だと,その当時は最新の珍しい部品ですから,とても詳しく書かれています。これを読んでおくということは,今の仕様書を読むことをとても簡単にしてくれるのです。

 また,この手のデータブックには,個別の部品の情報以外に,必ずその動作原理や基礎理論,使い方のノウハウや応用回路例,信頼性に対する考え方などの,共通した情報がかなり詳しく書かれています。専門書を1冊買って読むほどの内容だと私は思うのですが,半導体を作る人がその専門知識で簡潔に書く解説は,とてもわかりやすくて信憑性も高いものだと思っています。

 これが読めるだけでも,データブックを手に入れる価値があるというものです。


 で,前置きが長くなりましたが,私も最近,古いデータブックを読むのが楽しくて,いくつか買うようになりました。歳を取ったのだと言われればそれまでですが,どちらかというと私が生まれる前の本を読むのが面白く,少なくとも私が目にすることなどなかったはずのデータブックを見てみたいと思うようになっています。

 それら古いデータブックに記載されている部品は,私が子供の頃に部品屋さんで手に取ったり,雑誌で見たりしたものでしたが,その部品の一次情報を手に入れる事など当時は考え及ばなかったわけで,これは私にとっては全く新しい体験なのです。

 ただ,そういうデータブックというのは,得てして高価です。趣味で買うには高価ですし,手に入れた本はボロボロでとても汚く,加えて十中八九,たばこ臭いです。

 そんな汚いものを大事に本棚にいれて置かねばならないわけで,端から見ると嫌で嫌でしようがないんじゃないかと思います。でも,その面白さは一度開くと何時間でも時間がつぶせてしまうほどのものなので,もうあきらめるしかありません。

 データブックはおろか,カタログ類だって簡単にもらうことにできなかった学生時代,当時のエレクトロニクスショーで面倒くさそうに追っ払われた10代の少年は,「どうぞどうぞ」と気持ちよく渡してもらえる仕事に就こうと,その時強く思ったものでした。

 そんな記憶の反動でしょうか,見たことも手に取ったこともないはずの昔のデータブックに,なんとなく懐かしさがあるのです。


・NEC・エレクトロニックス・データブック1964
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 1964年のNECのデータブックです。誠文堂新光社から出ています。当時のNECが扱っている電子部品がほぼすべて網羅されている1200ページ近い分厚い本で,製本上の問題から次の号からは製品ごとに分けると書かれています。

 当時主役だったテレビやラジオ用の真空管に始まり,衛星通信に欠かせない進行波管などの特殊電子管,ゲルマニウムからシリコンに移行しつつあったトランジスタ,そして最先端のエレクトロニクスの象徴だったIC,リレーや真空ポンプなど,巨大メーカーが高度経済成長期に繰り出したパンチの数と重さに,腰が立たなくなる一冊です。

 巻頭の折り込みには,多摩川下流に広がる広大な玉川事業所の全景写真が掲載されており,電子管と半導体,そしてコンピュータ開発の聖地であった当時の様子を見ることが出来ます。

 そしてなにを隠そう,私がこの本を手にしたのは16歳の時。当時バイトをしていた大阪のジャンク屋デジットにあったこの本を休み時間に眺めていたのですが,その面白さにすっかりはまってしまい,店長にしばらく貸して欲しいとお願いしたのです。

 店長はニコニコしながら,「ええよー,でもかえしてな」と許可をくれたのですが,現在も私の手にあるという事は,つまりその,お返しできていないということです。

 当時は他のデータブックと同じく,お店の備品と思っていたのですが(それでも悪いことには違いない),冷静に考えると1964年にデジットがあるはずもなく,きっと店長の私物だったんだろうなあと思います。

 そういえば,当時の売り物に,進行波管がありました。おそらくこれの仕様か何かを調べて,そのまま店頭に置かれていたんでしょうね。

 あくまで「まだ借りている」本ですが,それでも私の宝物の1つです。


・NECエレクトロニクスデータブック1961
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 手帳型のポケットデータブックです。かさばらずポケットに入れておくことが可能なデータブックです。最近古本屋で購入しました。1000円という値段につられて買いましたが,あまりに程度が悪く,食べこぼしなどもあって,さすがに保存には抵抗があって,スキャンして捨てました。

 ポケットサイズとはいえ,かなり広範囲の品種を網羅していて,1964年版のデータブックに近い内容になっていますが,いかんせん文字も図も小さすぎてかなり見にくいです。

 また,真空管については特性の一覧とピン配置が確認出来る程度の資料であり,特性曲線などは掲載されていませんので,まさに現場でさっと確認という目的で作られたものでしょう。

 掲載品種はテレビやラジオ用のメジャーな真空管はもちろんのこと,水冷の送信管やクライストロン,進行波管といったNECの得意技を始め,撮像管,ブラウン管もテレビ用からレーダー用,みんな大好きニキシー管やリレー放電管,光電管まで幅広く,様々な品種のデータが記載されています。

 参考回路もさすが真空管時代の最後のピークといえて,熱陰極グリッド放電管による位相制御,計数管によるカウンタなどが掲載されています。

 半導体は本当に初期のものが掲載されていますが,真空管と違い,特性曲線などの詳細なデータも記載されています。あと,この時すでにバリキャップがラインナップされているんですね。セレン整流器やゲルマニウムの整流ダイオードがまだ現役だった時代ですから,ちょっと驚きました。

 そして,さすがポケットデータブックだなと思うのは,単位の換算表,ギリシア文字の読み方や元素の周期表,三角関数表や摂氏と華氏の換算表,当時のテレビとラジオの周波数と送信電力の一覧,各国の時差と通貨のレート(当時は1ドル360円の固定相場制です)などの便利データが用意されています。

 面白いのは,旅行用品のチェックリストで,19品目書かれています。こうもり傘とか空気枕,みやげというのがちょっとほほえましいですね。

 そして最後に,1961年と1962年のカレンダーと住所録,本籍地や家族の生年月日を書く個人メモ欄で終わっています。いやー,当時の日本人の合理性というか,幕の内弁当っぷりを見せつけられた気がします。


・NEC電子デバイスデータブック〈半導体・集積回路編 1972〉 (1972年)
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 誠文堂新光社刊のデータブックで,A4サイズで1000ページを越える大型本です。1970年代の半導体を見てみたくて,買いました。書き込みからどこかの大学の研究室に置かれていたもののようで,古本屋で最近買いました。確か5000円ほどだったように思います。

 内容はかなり充実しています。本当にこれが1972年のデータブックなのかと思うほどおなじみの部品が出ています。NECは業界でも早くにゲルマニウムからシリコンに移行した半導体メーカーとして知られていますが,その結果完全にゲルマニウムトランジスタは過去のものになっています。

 でも1972年だなあと思うのは,やはりこの頃品種を増やしつつあったICです。TTLが主役になりつつある時代で,まだDTLも使われている時代です。カラーテレビがIC化される時期でもあって,今はもう見る事のない古い世代のICが目白押しです。

 個人的には,uPA63Hなどが登場するもう少し後のデータブックだとよかったのですが,まあ贅沢はいえません。


・東芝半導体ハンドブック1
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 これも誠文堂新光社刊で,昭和37年といいますから,1962年のデータブックです。前書きには,これまで真空管なども全てまとめていたが,掲載品目が増えたので半導体だけ分けたとあります。古本屋で3500円くらいで買った記憶があります。

 この本を買った最大の理由は,ゲルマニウムトランジスタのデータを見たかったからです。東芝は比較的遅くまでゲルマニウムトランジスタを作っていましたし,2SB56などの定番も持っていたメーカーでしたが,よく考えるとそれらのデータを私は見たことがありませんでした。

 そこで手に入れて見たのですが,2SA52,2SB56などの定番とその後継ゲルマニウムトランジスタ,出たばかりのシリコントランジスタ,ダイオードや初期のサイリスタなど,もうウハウハ宝の山という感じです。(現物がないのに宝の山とはいいません)

 はっきりいって,この本の価値は,ゲルマニウムトランジスタ全盛期のデータブックということに尽きます。

 ただし,半導体といいつつ,ICはまだ1つも掲載がありません。1961年のNECのデータブックにも記載はなく,1964年には初期のものが少し登場しているので,まあそんなものという感じでしょう。

 その代わり,B級プッシュプルでは必ず目にした温度補償用のサーミスタやCdSなどが掲載されており,当時の回路と部品の有りようがよく分かります。


・東芝半導体データブック トランジスタ 1980年
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 メーカーから直接配布されていたと思われるデータブックで,緑色の表紙のものです。1980年1月のものですから,実際の内容は1970年代後半で,日本の電子技術がいよいよ世界に勝負を挑む,そんな勢いを感じます。

 このころの東芝は,とっくにトランジスタのシリコン化を終えていまして,ゲルマニウムトランジスタは全く登場しません。また,この段階ですでに2SC1815と2SA1015というスーパーデュオが掲載されていますので,古いという印象は受けません。

 それに,俗に言う「袴つき」のパッケージはもう消え失せています。2SC372も2SA495も,全部TO92です。

 残念なのは,このデータブックがトランジスタに限定されていることです。東芝と言えば国内でも屈指の品種を誇るICメーカーで,1980年代の自社の家電を支えた立役者なわけですが,この頃既にICだけで別のデータブックが出来てしまうくらいの品種が揃っていたのです。

 後にトランジスタでさえ小信号トランジスタだけで分けられてしまうのですが,この頃は民生用のリニアICが百花繚乱絢爛豪華な時代ですから,そんな個性的なICの仕様をこの分厚さの本で見ることが出来たら,枯れることのない泉を止むことなく汲み上げるかのような,満ち足りた気分を味わうことが出来ただろうにと,悔やまれます。


・半導体技術資料 電界効果トランジスタ(FET)第2版1984

 メーカーが配布したものですが,データブックというよりはその名の通りFETに関する技術資料です。この当時,FETといえばオーディオか高周波で,品種も接合型が主役で,一部高周波用には4本足のMOS-FETが少し使われているような時代でした。

 そんな頃のFETだけでまとまった資料はとても詳しく,個別の部品のデータを調べるための資料性の高さに加えて,FETを使うとこんな幸せになるよ,という解説にも主眼が置かれています。

 FETの基礎,原理に始まり,当時開発されたばかりの内部でカスコード接続されている次世代のMOS-FET,2SK241に詳細な解説が出ています。読み応えはかなりあります。

 実はこれ,数年前にスキャンして捨てようと思った事が何度かありました。A4サイズでしたし,2SA30Aや2SA389,2SK170といったオーディオでは今でも使われるものから,2SK19や2SK241,3SK73などのおなじみのデバイスが出ていたので残して置いたのですが,今にして思うと残して置いて良かったと思います。なにより和文タイプの手作り感が,この頃の東芝のデータシートには漂っています。


・1962ナショナル真空管ハンドブック

 これは半導体ではないですし,それに復刻版で10年ほど前に購入したものです。当時のオリジナルも,復刻版も誠文堂新光社から出ています。

 1962年と言えば,真空管はそろそろ下り坂にさしかかるころです。その頃の松下はフィリップスと提携をしており,アメリカをお手本にしてきた東芝やNECとは一線を画した,ヨーロッパをお手本にした優秀な真空管を多数製造していました。

 ある意味では,この頃のデータブックが一番充実していたとも言えるわけで,それがこうして復刻されたという事に,当時もとてもありがたいと思ったものです。

 実は,昨今の真空管アンプブームは,大抵の真空管のデータをPDFで入手出来る環境を作ってくれました。メジャーな真空管は当たり前ですし,特殊なものであっても,市場に出ているものについては誰かが必ず用意してくれているものです。

 ですから,今はこうしたデータブックのありがたみというのは,それ程ではないのが実情です。しかし,巻頭に書かれた解説などはとても興味深く,勉強になるものですし,当時どんなものがラインナップされていたかを知る貴重な資料です。

 惜しいのは,やっぱりトランジスタも見たいなあということです。

 フィリップスとの提携は真空管だけではなく,トランジスタやダイオードも含まれていました。ですからゲルマニウムダイオードは1N34でも1N60でもなく,OA90なのです。

 また,トランジスタもヨーロッパのOC~という品種の互換品を作って2SB~としていたりと,ちょっと他とは違うメーカーでした。例えば2SB178はOC72だったりします。それに,どういうわけだか,日本で一番長くゲルマニウムトランジスタを製造していたメーカーでもありました。

 そんなパナソニックは,現在でもディスクリートのトランジスタやショットキーダイオードの大メーカーとして知られています。

 てな具合に,古いデータブックを積み上げてみると,なんとも言えぬ幸せ感があります。酒の肴にまさにぴったり。当時の独特の文体である「~に好適であります」といった言い回しなど,くーっ,アルコールと一緒に脳のひだひだに染み渡ります。

 たまりません。

蔵書のデータを復旧

 先日,蔵書管理ソフトのトラブルと操作ミスから,貴重な蔵書リストが失われてしまい,管理をあきらめた事をここに書きました。

 消えたのは自炊してPDFになった蔵書のリストで,これは7月2日までの登録分はWEBに存在していました。

 ところが,どうもあきらめが付かないのです。

 amazonから書誌情報を引っ張ってくることが出来なくなったということであきらめていたのですが,先日試してみると見事にamazonからデータを取ってくるじゃありませんか。

 あのとき,蔵書の登録をしなければ,誤操作によるデータが消えることもなかったろうに・・・そんな風に思ったりもしましたが,それ以上に登録が出来るようになっていることが悔しいです。

 7月2日(前回書いた7月23日というのは間違いでした)までのデータが,形式は別にして情報として残っているのですから,これを読み込めるように加工すればほとんど復活できます。7月2日以降の追加分はたかだか20冊から30冊ほどでしょうから,こんなのはあっという間に処理できます。

 ということで,作戦を立てます。Books for MacOSXという蔵書管理ソフトはすでに開発が止まったソフトで,せっかくだから別のソフトへの移行も検討しましたが,今のところなんとか3.2.5dという最終バージョンで問題は出ていません。ですので引き続きこのソフトを使うことにしましょう。

 また,このソフトはtab切りテキストをインポートする機能があるので,WEBの情報を変換できればなんとかなりそうです。

 そして,ISBNコードをインポートできれば,あとはクイックフィルを使って開いたフィールドをamazonの情報で埋めることができるはずです。後で分かったことですが,このクイックフィルは一括で処理可能ですので,とにもかくにもISBNコードを吸い込むことが最大の関門です。

 ただ,ISBNコードを持たない書籍のインポートが出来ないと困りますので,書籍名とISBNコードの2つをインポートできるようにしてみます。

 Booksで作成したWEB用のデータベースは,書誌データが記されたhtmlファイルと,表紙の写真であるpngファイルは,書籍ごとにフォルダに分けられています。PDFなり紙で残しているものなり,リストを作って整理したものは,フィルタ済みの蔵書リストがhtmlで作られ,それぞれのフォルダに入ったhtmlファイルへのリンクとなっています。

 残念な事に,PDFの蔵書のリストはリンクばかりが書かれているだけで,ISBNコードは書かれていないのです。そこで,リンクをたどってファイルをまとめて手に入れる,ダウンローダを使って一括で落とします。

 ダウンロードした各htmlファイルはPDFになっている書籍の書誌情報を持っている訳ですから,これを全部連結します。

 ここから先,perlを使うとか,Cで小さいプログラムをさくっと書けば一発で処理できることは分かっているのですが,ちょっと実行環境が用意出来ないので,置換能力の強力なエディタを駆使して,タイトルとISBNのタグを残して,あとは全部消去します。

 この段階で大半のデータは正常に処理できたのですが,最終的に30冊ほどの情報が消えてしまいました。まあ全部で1200冊ほどある登録情報のうち30冊ですので,大したことはありません。

 そしてこのファイルを書名-tab-ISBN-LFの順番で並べたテキストファイルに加工して,Booksでインポートします。幸い,上手くいったようです。そして一括でクイックフィルを行って,蔵書のデータをとりあえず完成させます。

 あとは,地道に表紙の画像がないものは貼り付け,タイトルで文字化けしているものは修正し,ISBNが間違っているものは正しいものを入れて再度クイックフィル,そして最後に抜けている書籍を登録してWEB版の登録データと突き合わせ,数と内容に狂いがないことを確認します。

 終わったら現在までに増えた書籍を登録して,再度確認。さらにPDFになっていない蔵書との重複を確認します。

 作業は丸1日かかったのですが,登録ミスや重複が結構あり,これらが綺麗になったことで,大変スッキリしました。大変な手間がかかりましたが,それでもやっただけの価値はあったかなあと思うようにしましょう。

 そして今度はちゃんとバックアップを取り,万が一の時に備えないといけないですね。TimeMachineも使う事を真面目に考えるべき時かも知れません。

 

模型と電子部品のパラダイス

 30年ほどの前の初歩のラジオを見ていたら,「ホビー模型店」なるお店の広告に目が止まりました。

 子供の頃にも見た記憶がある広告でしたが,当時東京に縁もゆかりもなかった私にとって,およそ関係ないものだと,大して気に留めることもありませんでした。

 30年経ち,今その広告を見てみると,なんと歩いて行けるような住所です。サトー電気の時もそうでしたが,こうなると実際に言ってみたくなるのが人情というもの。

 しかし,サトー電気と違って現在は広告を見ませんし,個人商店のしかも模型店ですので,現存するとは限りません。

 こういうとき,電話をかけて確かめるのが一番ですが,その前にとりあえずgoogle先生に聞いてみます。

 するとまあ,ちゃんと見つかるじゃありませんか。ただ,基本的には地図が出てくるだけであり,お店のホームページも出てこなければ,blogなどの記事も出てきません。どんなお店かわからないので,ちょっと勇気がいりますね。

 何度か調べてみると,お店のホームページはようやく見つけることが出来ましたが,これがまたお世辞にも良く出来ているとはいえません。一番困ったのは,2009年から更新されていないことです。2年の間にもしかするともしかして・・・と心配になります。

 ホームページには,老体にむち打って頑張ってます,とあります。仮に30年前に40歳だった方ならもう70歳,50歳の方なら80歳です。もちろん25歳なら55歳ですので心配も減りますが,それなら「老体」などとは言いませんわね。

 ということで,お年寄りが細々とやっているお店をイメージして,この日曜日に行ってみることにしました。

 初歩のラジオに広告を出すだけあって,当時から電子部品を扱う模型店であることは分かっていましたが,もしもそれが大したものでなくても,プラモデルや鉄道模型が好きな私には十分楽しめる場所だろうという事と,工具類や塗料などが近所で手に入るということは,いざというとき役に立つだろうという事で,期待して出かけました。

 日曜日のいいお天気の昼下がり,歩くこと10分ちょっとで,お店の前に到着です。なんか,妙に緊張しますね。

 お店の前には,特価のワゴンが列んでいます。電気電子関係ではこういうものを「ジャンク」といいますが,入っているのは電解コンデンサやリード線,電話用のケーブルなどです。特に見る物もないという感じですが,それ以上に雨が盛大にかかっていて,ビニル袋の内側が曇っています。電気関係の部品でこれはまずいですね。

 PC-8001用の高速カセットインターフェースが特価1000円。いやー,いりません。その下にはPS1用のコントローラのジャンクが・・・いりません。

 どれもこれもかなり年季が入っているので,めぼしいものはすでに売れてしまったのでしょう。なにせ30年ですからね,30年。

 さて,外をうろうろしていても始まりません。勇気を出してお店の中に入ってみます。幸い,入り口は全開になっています。

 お店は昔のちょっとした模型屋さんそのものの大きさと雰囲気です。懐かしさも感じますが,単純な模型屋さんと違うのは,商品の半分ほどが電子部品であることです。プラモデルは少なく,そのプラモデルも新しいキットが少ないことに気が付きます。

 ガラスのケースには鉄道模型が若干,マルイのZゲージセットが涙を誘います。そしてその上にはまたコンデンサややスイッチ,ACラインフィルタなどのジャンクが袋に入って置かれていますし,視線を上げるとまた様々なパーツがぶら下げられています。見渡せば,店中あちこちにぶら下がっています。こういうの楽しいのですよ。

 整理整頓が出来ている感じではなく,わりと雑然とものが列んでいる感じです。色が褪せてしまったプラモデルの箱が痛々しいです。

 お店を一回りすると,確かに30年前のキット(エレキット)が当時の値段のままぶら下がっていますし,部品も古いものが目に付きます。とはいえ,新しい部品が全くないかと言えばそんなことはなく,そういう部品のビニル袋は真新しいです。おお,シーメンスキーなんか久々に見たぞ。

 お値段も,特にぼっている感じはなく,その時々のまま,という感じです。ですから,例えば国産のロータリースイッチが360円というのは,今時の感覚から言うと安いと思いますし,緑色の普通のLEDが80円というのは随分高いなあと思う訳です。

 不思議なことに,ラジオ関係の部品は余り目に付きません。バーアンテナやコイルはあったように思うのですが,あれば買おうと思っていたポリバリコンはなかったように思います。

 さて,こうしたお店で最も期待できるのは,古い部品のデッドストックです。あまり詳しく書くと乱獲され絶滅するかもしれないのであえて意地悪して書きませんが,まず特価品を入れたとおぼしきパーツケースがカウンターの外に出ているので,一声かけてこれを見る事にします。

 えーと,2SH21や2SB56といった稀少品はすでになくなっていますね。残念。2SA495や2SC372などはツバ付きの旧パッケージ,2SK30Aも古いパッケージです。2SK19もありますけど,これらはまだまだ普通に手に入ります。

 2SA52,53互換と書かれた東芝のM8640Aというトランジスタが30円。安い。全部買おう。2SC37も良心的な値段です。2SC1096が120円だったので,これも全部。2SF656があったので数本買うことにします。案外三洋とか日立のトランジスタがあるようです。

 そして初めて目にした,TLG105というダイヤカットのLED。お,TLG103もある。このころの緑色のLEDは,今のLEDとはちょっと波長が違っていて,蛍の発光色のような綺麗な黄緑色なのです。しかし,お値段はTLG105が90円!

 カウンタの店主に声をかけ,これらの部品を買う旨を伝えますが,客は私だけ。まとまった数を買うという話ではなければ,私もくじけていたに違いありません。

 店主は内気そうな方ですが,「老体にむち打って」というほどの年齢には見えません。ただ,あまり気が利かない方のようで,狭いレジカウンタにパーツケースを置く場所がなく,私が手で持っているにもかかわらず,なにやらカタログを広げて両面テープを貼り付けています。

 で,パーツケースから部品を取り出して数量を値段をメモに書いてもらいます。店主なのですからそんなはずはないのですが,あまりお詳しい方ではないように思えてなりません。でも,こちらが話をすれば確実に返事が来ますので,やっぱりお詳しいのでしょうね。

 で,一応店主に聞いてみます。トランジスタはここにあるだけですか?と。すると品番を言ってくれれば出しますよとのこと。2SBの若い番号を聞けば,2SB77はあるということでした。値段も安かったので全部買ってきました。

 他にはちょっとめぼしいものはなし。

 私がトランジスタを選んでいるときに,中学生くらいの男の子が入ってきたのですが,どういう訳だか私が会計を済ませてパーツケースを元の場所に戻すと,その男の子がむさぼるようにそのパーツケースを開いて見ているんですね。私に比べて二回りは若いはずなのに,こんな古いトランジスタを見て目を輝かせているなんて,ちゃんと意味が分かってんのかな,と心配になりました。

 それと,100V-9.2Vの電源トランスが1つ100円だったので2つお願いしました。ガラスケースに入っていたのを取り出してくれるのかと思ったら,地べたに置いてある段ボールから取り出してくれます。,1つはボロボロに風化したゴムがこびりついていて,もう1つは取り付け用の足が曲がっていました。

 お金を払うと,店主がサービスカードは?といいます。始めてきましたからないです,といえば,作りましょうとカードを出してハンコを押してくれます。なになに,100円で1つ,50個たまったら500円引きですか。んー,つまり5000円買ったら500円割引だから,1割引ですか。結構な還元率です。

 また来ますね,と声をかけてからお店を後にします。

 最終的に私を入れて4名の客が狭いお店にいましたし,外のジャンクも自転車で通りがかった中学生二人が「まだこのジャンクあるな」といってましたので,この地域ではそれなりに知られたお店のようです。

 案外に不良在庫はなく,ちょっと珍しい部品も少なめです。FCZコイルもないということですし,穴場でもなければ,知る人ぞ知る隠れ家という感じでもなさそうですので,ちょっと拍子抜けという感じです。

 それと,塗料や工具類は揃っています。急に必要になった場合はここに買いに来れば助かりそうです。年中無休で夜は20時30分まで営業,木曜日だけは18時30分で閉店だそうですが,会社の帰りに寄ることだってできそうです。


 帰り道,他のお店で買い物をする時に,おつりをもらう手の指先が真っ黒になっていることに気が付きました。いやー,古い部品を漁ったとき特有の汚れですね。それと,帰宅してからタバコの臭いが強烈です。

 ですが,不思議と嫌な気になりません。まだまだ見尽くした気がしないので,また時間を見つけて行ってこようと思います。

 ところで,東芝ロゴ入りのM8640Aというトランジスタですが,google先生に聞けばすぐに教えてくれると思っていたのに,全然わかりません。NTE158という海外製の現行のゲルマトランジスタの互換リストに掲載されていたので似たような品種だとは思いますが,なにせ膨大な数が書かれている互換リストですから,どんな特性かヒントもなにもあったものじゃありません。

 おそらく海外製のトランジスタがオリジナルなんだと思いますが,東芝が互換品を作っていたということかも知れません。もう少し調べてみたいと思います。

 そうそう,2SF656ですが,これは見事にだまされました。2SF656はマーキングがF6なのですが,今回買ったのはP2とあります。新しいものはP2MやP3Mと書かれるので,おそらく2SF656の次世代品として登場したものなんじゃないでしょうか。どっちにしても小信号用のサイリスタであることは間違いないのですが,それならたくさん在庫がありますしね。2SF656だからこそ買ったのに,残念でした。

蔵書管理をやむなく終了

 
 2009年に始めた蔵書の管理ですが,残念な事に中断せざるを得なくなりました。

 直接の原因は,私が使っているMac用の蔵書管理ソフトであるBooksが,先日からamazonからデータを取得できなくなってしまったことにあります。

 私は詳しくありませんが,どうも10月26日ごろにamazonのAPIが変更になったらしいのです。確かに10月22日頃までは問題がなかったですから,たぶんそうなんじゃないかと思っています。

 Booksなどの蔵書管理ソフトの面白いところは,カメラで撮影したバーコードを読み取り,取得したISBNコードから蔵書のデータをamazonなど(など,と書きましたがほとんどamazonです)から引っ張ってくることが出来るという点です。

 ですので,amazonに登録があればタイトルやISBNコードはもちろん,価格,発売日,表紙の写真,著者,出版社,さらには概要まで自動登録してくれます。

 Booksはもともとクセが強く,例えば新しい書籍を登録する際,新規書籍ボタンを押すととりあえず空の蔵書が1つ登録されていまいます。

 その後,登録と同時に開く詳細登録の画面になにも入れずにクローズしても,新規書籍という書籍の登録は消えませんので,知らず知らずのうちに新規書籍が溜まることがあるのです。

 普通,新規書籍ボタンを押して詳細登録画面から情報を入力し終わったら,そこで初めて書籍が登録されると思うのですが,情報の入力をやめた場合でも蔵書登録が行われているというのは,ちょっと慣れないです。

 ですが,フリーであること,機能も十分で安定していること,htmlへの書き出しが出来る事(しかもFLASH)で使い続けてきました。しかし,主要機能であるamazonからの情報取得が機能しないなら,使い続ける気が起きません。

 Booksのアップデートは2009年に止まっており,よく読んでみると開発は中止しているとのこと。ということは当然amazonへの対応も期待薄です。

 もう1つ,データの一部を消してしまい,すっかりやる気をなくしたのです。

 土曜日,新しい本(そう,スティーブ・ジョブズIです)を登録しようとして新規書籍ボタンを押して,カメラでバーコードを撮影したわけです。しかし何も出てこず,おかしいなと何度か繰り返したのですが,そうしていくつかできた新規書籍を消す時に,どうも左側のペインにカーソルがあることに気が付かず,「PDF」という蔵書リストを丸ごと消してしまったようなのです。

 Booksを閉じる前ならUndo出来たのですが,気が付いたのがアプリを再起動してからでした。もうだめですね。

 Booksの登録ファイルを調べてみたら,もう上書きされていて以前のものは跡形もなく,復活させることはあきらめました。キー1つの誤操作で貴重なデータがスカッと消えてしまうなんてのは,ちょっと恐ろしいです。

 PDFにした蔵書のリストが消えてしまったショックは大きく,しばらく嫁さんに八つ当たりしていました。ただ,冷静に考えてみると,PDFのファイル全てが登録されているわけではなく,雑誌は未登録(雑誌は書籍ではありませんからね),PDFで入手した本も未登録です。

 要するに紙で購入した本のうち,自炊した本のリストということになります。私にとっては価値のある情報ですが,中途半端と言えば中途半端ですね。とりあえず紙で残してある蔵書については最新の状態でBooksに残っていますから,もういいかと。

 そうやって諦めが付いたところで,ふと思い出したのは,htmlへの書き出しを今年の7月21日に行っていたのです。その後のデータは残っていませんが,どのみちamazonからデータが取ってこれないのですから,これがもう更新されることはありません。

 7月21日現在で,全部で1653冊の登録がありました。このうちPDFは1154冊でした。
現在までに,文庫は11冊,書籍が20冊,新書が2冊の合計33冊が新たにPDFに追加されていますので,PDFの総数は1187冊です。

 ということで,残念ですがBooksの蔵書リストは10月22日で更新停止,htmlの蔵書リストについては7月21日で更新停止となりました。今までコツコツとメンテしてきましたし,実際同じ本を2度買うことを防いだりとそれなりに役立った蔵書管理ですが,これにて終了。

調整びより

 東京はここ数日気温が下がり,室内でも25度を下回る温度でした。

 25度?電子機器の調整にもってこいの気温です。

 ということで,昨日は帰宅後,菊水の1631Bの再調整を急遽行う事にしました。

 1631Bは夏休み中に修理と調整を済ませたはずでしたが,昨日少し動かしてみるとどうも値がレンジによって派手にバラツキ,信用に足りません。それに400kHzで3mVの信号による調整に自信がなく,この点も考えなければなりません。

 DL2050で測定可能な交流電圧の周波数範囲は100kHzあたりまで。400kHzでは正確な実効値を示してくれる測定器は,オシロスコープくらいしかありません。

 そんなわけで,さっさと調整をやり直します。

 細かい事は省略しますが,結論だけ書くと,今回も失敗に終わりました。まず,発振器であるVP7201Aの出力電圧が今ひとつ信用出来ないということ。またノイズが載るので,特に3mV位の微少電圧ではどうも誤差が大きくなるようです。

 また,発振器も1631Bもそうですが,インピーダンスが600Ωですので,これを無視して調整を行うわけにもいきません。3mVを作るのに普通のボリュームを使いましたが,これではインピーダンスが回転角によって変わってしまうので,信用出来ません。

 1時間半ほど頑張って,結局あきらめました。

 今回の成果物は,やっぱりなんちゃってで調整という物はできないということです。ちゃんと治具を作って,真面目に調整をするための計画を練ることにします。

(1)VP7201Aのコンディション

 なにせ,先日適当に調整をしただけの状態ですので,歪みも電圧も無茶苦茶なはずです。歪率計が完成したら,まずはVP7201Aをベストな状態に調整しましょう。

(2)アッテネータを作る

 600Ωのπ型アッテネータを作る必要があります。減衰比を固定しておけるので,入力電圧さえ管理していれば,減衰された電圧は直接測定出来なくても信用して良いはずです。もう1つは,入出力のインピーダンスを600Ωに固定しておけることです。

 この治具を作る際,400kHzを扱うということから,ノイズ対策はもちろん,配線容量による減衰などを考慮しないといけませんから,出来るだけ短い配線を心がけるようにします。

 問題の減衰率ですが,40dBとします。今回欲しい3mVを得るには,入力に0.3Vを入れればよいので,手頃です。

(3)マルチメータとオシロスコープを併用

 マルチメータは高い精度と真の実効値を表示する機能がある一方で,帯域が100kHzまでです。オシロスコープのHP54645Dは演算機能で実効値を計算できますが,あまり精度は高くないようです。しかし帯域は100MHzです。

 そこで,400Hzで0.3Vをマルチメータで測定し,この時の値をオシロスコープでも測定しておきます。実効値でなくても波高値でいいでしょう。この時,アッテネータからは3mVが出ているはずです。

 そして400kHzに切り替えます。マルチメータでは測定出来ない周波数になってしまったので,頼りになるのはオシロスコープです。400Hzの時と同じ波高値になるようにVP7201Aを調整してやると,アッテネータからの出力は3mVになっているはずです。


 今回の目玉は,40dBのアッテネータです。実は,オーディオアンプの測定をしていると,案外アッテネータが欲しいときがあるのです。10,20,40dBのステップ式アッテネータを,この機会に作っておいたほうがいいかもなあ,などと考えているところです。まあ,スイッチなんかで切り替えるとシールドをしないといけないし,帯域も伸びないので,今回は40dB固定のアッテネータにしておきます。

 なんか,ちっとも片付きません・・・

 

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