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リアエンドの修正でチェーンが外れなくなりました

 フロントをミッド,リアをローにしたときにクランクを逆回転させたときにチェーンが簡単に外れる問題,工具を揃えて対策にチャレンジしました。

 まず最初に私の勉強不足だったのですが,フロントを多段化した場合に逆回転でチェーンが外れるのは割と「当たり前」のことであって,そういう乗り方をしないのがお約束であるというなんだそうです。停車時にフロントをインナー,リアをローにするクセを付けておけという話です。

 原理的に防ぎようがないから,ということらしく,初心者にありがちなクレームとこき下ろしている識者の方もいらっしゃるほど。

 確かにクランクの逆回転は不自然かも知れませんが,自転車を後進させるのも同じ事ですので,それでチェーンが簡単に外れるというのは,実際に不便です。

 そもそも,工業製品としてそれってどうなのよ,と私などは思います。

 私の場合に限ってですが,アウターローで外れるならまだしも,ミッドローで外れる(しかもアウターローでは外れない)んですから,なにかがおかしいはず。

 思い出してみると,2015年にリアディレイラーを交換する時に,ディレイラーを取り付けるリアエンドの変形がある事に気付いていました。目視でわかるほどだったので,かなりひどく曲がっていたんだろうと思いますし,それを手で適当修正しましたから,一番に疑うべきはこれだと言わざるを得ません。

 で,リアエンドってそんなに曲がるものなの?

 これも割に簡単に曲がるらしいです。落車や転倒でディレイラーをぶつけると曲がる物らしいですが,特にアルミやカーボンのフレームの場合には,ここが曲がることでフレームの破損を防ぐらしく,交換式の鉄製のリアエンドになっているということです。

 で,私のようなクロモリのフレームならどうかということ,少々曲がったくらいなら戻せばいいということで,修正用の専用工具が売られています。

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 こんなやつです。5000円もするし,大きいので片付けが面倒くさいし,その上一生に一度か二度しか使わないわけで,かなり迷ったのですが,結局買いました。amazonで届いたこの工具を嫁さんがみて,なにじゃこりゃと思ったそうです。

 変な形ですが,お尻のねじの部分をディレイラー取り付け用のねじ穴にねじ込み,12時(真上ですね)の位置まで工具本体を回します。

 回したら,先端の金属棒がリムにあたるように,長さと棒の飛び出し量を調整し,オレンジ色のゴムの輪っかで印を付けておきます。そして3時,6時,9時の各方向で同じ事を何度か繰り返して,すべての方向で金属棒の飛び出し量が同じくらいになるよう,調整します。

 さらっと調整と書きましたが,これがまた強引で,この工具の先端をぐいっと引っ張るなり押し込むなりして,リアエンドを力尽くで曲げます。力尽くと書きましたが,実際には柔らかいクロモリですので,そんなに力はいりません。

 何度か繰り返し,すべての場所で同じ飛び出し量になればOKです。まあ,そんなに何度もやってしまうとちぎれてしまうので,出来れば一発で決めましょう。

 私の場合,12時と6時でなんと2cmも違ってました。内側に曲がっていたということですね。しかも,最初に曲がったときだと思うのですが,取り付けねじの部分も曲がっていたようで,ネジをきつく締めても下側にやや隙間が出来てしまい,これがグラグラの原因になっていたみたいです。

 今回の工具でネジを締めていくと,一度クキッという手応えがあって,その曲がりの取れたみたいでした。修正を行ってディレイラーを取り付けてみたところ,逆回転でもチェーンが全く外れません。

 上から見ると,上を通るチェーンと下を通るチェーンが綺麗に重なっていて,これまでのように下側だけが内側に入り込んでいるという事がなくなっています。考えてみると上側はリアのスプロケットとフロントのチェーンリングでチェーンの通り道が決まりますが,下側はチェーンリングとディレイラーのプーリーで決まります。

 このプーリーが内側に曲がっているのですから,そりゃ逆位回転で外れるはずです。

 ということで,この工具は本当にもう二度と使うことはないかも知れませんが,これほど気分良と修正が出来て,しかも絶大だったことを考えると,買って良かった工具だと言えると思います。


 さて,先程取り付けたリアディレイラーは,新品のRD-M310です。以前ついていたものと同じですが,すでに10年ほど経過していますので,せっかくですから交換することにします。

 交換してもそれほど劇的に変わるものではないのですが,外したRD-M310を分解して整備すると,随分チェーンが擦れていたみたいです。リアエンドが曲がっていたのですから当たり前の話ですが,それ以外は綺麗ですので捨てずに取っておきましょう。


 そして,これがまた問題だったのですが,ディレイラープロテクターです。

 これだけ大ごとになったのは,結局リアディレイラーをぶつけたことにあるわけで,リアエンドを守るためにも,ディレイラーを守るしかありません。

 そこで,ママチャリでは今でもよく見るディレイラープロテクターを探してみました。クイックリリースで共締め出来るちょっと格好いい物を見つけたので取り付けました。

 しかし結果は最悪で,ディレイラープロテクターのせいでクイックリリースが緩んでしまい,リアの車軸が走行中にズレてしまいました。なんと危険な。ブレーキが離れないので何事かと思いましたが,これでは事故に繋がりかねません。

 しかも,ディレイラープロテクターがディレイラーにぶつかっていたらしく,新品のディレイラープロテクターの角がへこんでいました。プロテクターが傷つけてどうすんねん。

 傷がつくほどですから,リアエンドがまた曲がっているかも知れません。もう一度修正からやり直したところ,やっぱり曲がっていました。もうこのディレイラープロテクターは二度と使いません。

 そこで今度は,フレームのダボ穴に取り付けるタイプを探して取り付けました。形はよく見る丸い奴ですが,取付が車軸と共締めの物ではなく,フレームに取り付けるので安心です。

 ただ,これも結構飛び出しがありますし,ディスプレイスタンドにあたってしまうので,やはり100点満点というわけにはいきません。とはいえ,本来の目的であるリアディレイラーの反故は十分に出来そうですので,これで大丈夫でしょう。


 ということで,一気に走行系の問題が解決しました。今週はもう1つハンドルの交換もやっていますし,他にももう1つ2つ交換のメニューの用意をしました。その過程で三ヶ島のペダルが700円も値下がりしていたの気付いてめまいがしました・・・

一気に自転車の整備を片付けたつもり

 先日の土曜日に,一気に自転車のメンテを加速しました。

・ボトムブラケット交換

 固着していたボトムブラケットをなんとか外さないと先に進みません。そこで新兵器の投入,まずはM8のボルトです。M8のボルトなんて珍しくもなんともないと私も思っていたのですが,よく見るのはピッチが1.25mmのもので,今回の必要な物はピッチ1.0mmです。こんなの存在するのか?

 amazonで探すとネジの専門店が扱っていることがわかり,少々高価でしたがポチりました。短いといやなので60mmのものを手に入れたのですが,届いてみると長すぎました。

 届いたボルトはネジを半分くらいしか切っていないものだったので,長すぎると工具を締めることができないのです。そこで古いソケットレンチのソケットを探し,これをスペーサーが代わりにして締め込みました。これでBBツールがしっかり固定できました。

 もう1つの秘密兵器が,先日も使ったラスペネです。これを作業の前日にたっぷり吹き付けておきました。

 翌日,早速ボトムブラケットを外す作業です。ここで失敗したら詰みです。

 まずは左側から外します。BBツールをボルトで締め,24mmのメガネレンチをかけて,

 BB-UN300 D-NLが届きました。最初の目標にしていたボトムブラケットの交換ですので,とても楽しみながら作業を進めることにします。

 まずは左側から。こちらのネジは正ネジですので,左回りに力をかけます。私は足で踏んづけましたが,びくともしなかったボトムブラケットが,あっさりと緩んでくれました。ウソみたいです。

 続いて右側です。こちらは逆ネジですので,右回りに力をかけます。こちらもウソのように緩みました。ラスペネすごいです。

 ボトムブラケットを抜き取ると,真っ赤な錆の粉が溜まっていました。フレームの中に入り込んだ水が,内側をサビさせてしまったのでしょう。

 ウエスで拭って油をスプレーし,特にネジ山にはゴミがないようにしてグリスをぬっておきます。そしてボトムブラケットの取り付けに進みます。

 取付は左側からです。左側に輪っか(アダプターといいます)の方を先に手ではめ込んでおきますが,行って戻してを繰り返して少しずつ繰り返して,無理のないように締め込んでいきます。

 終わったら今度は右側です。ボトムブラケットを差し込んで締めていきます。

 終わってみれば,あっという間に作業が終わりました。こうやってスムーズに作業が進むと本当に楽しいものです。


・クランクセットの取り付け

 ボトムブラケットが取り付けられたら,次はクランクです。これはとても簡単。左右どちらでもいいので,グリスを塗ってから軽くはめ込み,ネジで締め込むだけです。


・フロントディレイラー新設

 交換ではない新設ですので,ここが一番不安でもありました。FC-M310の取説をよく読んで,フレームに取り付けます。アウターのギアとの隙間が1mm程度になるように,かつ並行になるように位置が決まったら,フレーム固定します。


・フロントシフトレバーとシフトケーブルの新設

 幸いCOM70Mのフレームにはフロントのシフトケーブルを引き回すガイドがあったので,これに従ってケーブルを回しつつ,シフトレバーをハンドルに固定します。初めての作業ですので引き回しに失敗したりと試行錯誤をしましたが,最終的には取り付け完了です。この段階でHとLのリミッターをある程度合わせておきます。


・チェーンの調整

 現在はフロントが36Tですので,48Tの新しいチェーンリングでは短すぎます。チェーンカッターでチェーンを切って,長さ調整をします。

 長さは,フロントをアウター(一番外側の重たいギア)と,リアがトップ(一番外側で一番重たいギア)にかけたときに,リアディレイラーのプーリーが地面に垂直になる長さ,だそうです。

 ただ,スプロケットのローが32T以上の場合はこの方法は当てはまりません。私の場合28Tですので,この方j法でよいようです。

 採取的な長さは微調整をして,ちょうど良い長さで繋ぎます。これでチェーンは完了です。


・ディレイラーの調整

 これがなかなか難しいです。フロントは割に簡単。しかしリアはどうしてもアウタートップやインナーローでチェーンが斜めになるため,綺麗に変速するような調整がなかなか出来ません。

 試行錯誤の結果,一応綺麗に変速できるようにはなったのですが,今後はクランクを逆回しするとチェーンが外れてしまうというトラブルが発生しました。

 おかしいことに,フロントをミッド,リアをローにしたときに,外れやすいのです。チェーンの位置を上から覗き込むと,上側は綺麗にチェーンリングの上に乗っていますが,下側はチェーンリングの内側にあります。上と下とでチェーンの通り道が違うというのは予想していなかったのですが,これはリアディレイラーのプーリーが内側に向いてしまっているからでしょう。

 とりあえず様子見としましたが,原因に心当たりがあります。2015年にリアディレイラーを交換したとき,取付部(リアエンド)が内側に曲がっていたのを,手で強引に曲げて取り付けたのでした。

 この時,綺麗に曲がりが修正されなかったのでしょう。専用工具が必要ということですが,持ってない物は仕方がありません。とりあえずこれで作業を進めることにしましょう。

 なお,ここで改めて思ったのですが,交換後数年だと思っていたリアディレイラーも,9年半も使っていたことになります。そこで同じ物に交換することにしました。今回もRD-M310ですが,お値段は1000円ほどアップしています。10年の年月を感じます。

 そして,少々高価だったのですが,リアエンドの修正工具も買うことにしました。ここは安全面でも重要ですし,曲がった物をそのままにすることも出来ません。轍のフレームでないと使えませんから,一生に一度しか使わないことは分かっていますが,これはもう諦めて買うことにしました。

 しかし,リアディレイラーがグラグラしているのです。これが原因でプーリーが内側に入り込んでいるように思うのですが,とにかく工具が届いてから考える事にしましょう。


・ブレーキワイヤーの交換

 ブレーキワイヤーの交換を23年間も怠っていましたので,これは問答無用で交換です。元の長さにアウターとインナーの長さを切って,アウターにグリスを充填して,元通り組み直すだけです。

 滑らかにブレークが動くようになりましたが,カンチレバーブレーキも分解してグリスアップし,再調整です。ブレーキシューがしっかりリムから離れてくれるようになりました。


・シフトケーブルのアウターを交換

 こちらも23年間無交換ですので,フロントの新設と同時にリアのアウターも交換しておきます。


・ハンドルグリップ交換

 これまではハンドルバーに押し込むタイプだったのですが,今回は前後をストッパで固定する物にしました。毎回毎回切って捨てるのももったいないですし,手で触った感触もお気に入りです。


・ペダル交換

 三ヶ島のAlwaysというちょっと高めの物にしました。これはペダルレンチでなくても,アレンキーで締め付けることができるので,作業が捗ります。


 とまあ,こんな感じで一気に作業を済ませました。やめ積みになっていた部品が綺麗になくなり,工具も工具箱に片付いて,久々に自室にスペースが出来ています。

 雨が上がった翌日,試走に出かけまました。途中,後輪が上手く固定されておらずロックしてしまうというトラブルはありましたが,スムーズに走ることが出来ました。

 ハブのグリスアップ,ボトムブラケット交換,ペダル交換ですから,そりゃ軽くはなるでしょうが,ハイギアードになったこともあって,平坦での巡航がとにかく楽になりました。

 坂道でも最適なギア比を見つけることが出来るようになったので,速度を維持しながら疲れを少なくして走行できるようになり,以前のように息が上がることがなくなりました。いくらでも走れそうな感じです。

 ペダルがとてもよいです。うれしいのがペダルの表面に出ているスパイクで,これが靴底に食い込んで,踏む力というより回す力でクランクを回転させることができます。ペダル1つでこれだけ違うものなんですね。

 さて,こんな感じでまずまずな自転車になったことはうれしいのですが,チェーンが外れるというのは致命的で,これを解決すべく,リアディレイラーの交換とリアエンドの修正を行います。これは1週間後ですね。

ボスフリースプロケットの交換とハブのグリスアップ

 クロスバイクCOM-70Mのメンテの続き,今回はスプロケットとリアのハブです。

 まず,COM-70Mの後輪のギア,スプロケットは7段のボスフリーです。一方方向にしか回転しないラチェットをスプロケットに組み込んで,ホイールにスプロケットをねじ込んであるものをボスフリースプロケットというそうですが,安価なママチャリを含めてほとんどの自転車がこれだそうです。

 7段なら7つ,8段なら8つのギアはひとまとまりになっているので,ギア単位で外したり交換したりは出来ませんが,安価ですのでよく使われているんだそうです。

 で,これを外すにはボスフリースプロケット抜きという特殊工具が必要で,それも何種類かあるそうです。たぶんこれだろうと思うものを買っておいたのですが,既に届いている新品のシマノのMF-TZ510-7という安物に交換するのが今回の作戦です。

 リアのホイールを外し,自宅の玄関に持ち込みます。外で作業すると蚊に刺されるし近所の目もあるし,夜は作業できないしで困るものですから・・・

 このスプロケット抜きですが,スプロケットの中央部に差し込んでメガネレンチ(24mm)をかけて回そうとしても,力が斜めに入ってしまいスプロケットから外れてうまく力がかかりません。

 そこで先人達は,スプロケット抜きをスプロケットに差し込んだあとに,クイックリリースで締めてスプロケットから外れないようにするという知恵を授けてくれました。

 これで力が存分にかかるのですが,やっぱり固着してびくともしません。またもや自転車のメンテは体力勝負だと痛感させられたのですが,ここで新兵器登場です。

 ワコーズのラスペネです。錆びたり固着したネジを緩めるために生まれた潤滑剤で,556でダメでもこれなら外れるんだそうです。

 ほんまかいなと思っていたのですが,絶賛のレビューを試してみることにしました。どのみちボトムブラケットも固着していることですし,もう試せることはなんでも試してみます。

 これ吹きつけ30分ほど悪戦苦闘しました。インパクトドライバを使ったり足で蹴ってみたりといろいろやりましたが,最後があっけなく,普通に腕に体重をかけて押し下げると,スルっと緩んでくれました。ラスペネ恐るべし。

 こうして外してみると,子どもの頃からの疑問が少しずつほどけてきます。男の子はいくつになっても分解が大好きなんですよ。

 さて,このまま新しいスプロケットに交換してもいいんですが,せっかくですのでハブのグリスアップをしましょう。左右の車軸のナットにレンチをかけて回すと,左右どちらかのナットが緩みます。

 ナットを外したらコーンと呼ばれるベアリングを押さえる部品を車軸から抜き取ります。この時ホイールを寝かしておかないと,ベアリングがボロボロとこぼれてしまいますので要注意です。

 すぐに変形してしまうような柔なキャップを慎重に外してやると,ベアリングが顔を出します。今回は9つのボールが出てきました。グリスはまだ残っているようですが,真っ黒けです。

 ボールを取りだして清掃,続けてハブ側のカップ部分のグリスを拭い,清掃します。

 車軸を抜かないようにホイールを裏返してから,車軸を抜き,キャップを外して,同じように清掃です。

 終わったらシマノ純正のプレミアムグリスをカップに充填,洗ったばかりのベアリングを埋め込んでカバーを掛け,車軸と一緒にコーンを押し込みます。ここで片側の車軸からコーンを抜かなかったのは位置がずれてしまうことを避けるためです。

 終わったら裏返して同じようにグリスの充填,ベアリングをおいてキャップをします。今度はコーンを車軸にねじ込み,仮留めをします。そしてコーンを固定するナットを締めながら,コーンの位置を調整して,スムーズに回りつつガタが小さくなるような位置にして,ナットを締めて完成です。

 後で同じ要領でフロントのホイールのハブもグリスアップしたのですが,これでスムーズに転がるようになったはずです。

 ここまでで来たらいよいよスプロケットを取り付けます。正ネジですので右回りでいいのですが,ラチェットのおかげでスプロケットが空回りしますから,最後には先程のスプロケット抜きを使って締め込みます。

 この時,ハブとスプロケットの両側に薄くグリスを塗っておくのが良いそうです。

 さあ,これで完成です。別に作業を済ませておいたフロントと一緒に自転車に取り付けて問題がなければ次に進みましょう。楽しみですね。

コッタレスクランク抜きの話

 いきなりタイトルが専門用語で特殊工具の名前で恐縮ですが,1ヶ月前の私の記憶にも残っていなかった言葉なのに,ここで書いてみようと思ったにはそれなりの理由がありました。

 夏頃から自転車のメンテを続けている話は備忘録も兼ねてここにも書いているのですが,いじればいじるほどあちこち悪いところが目については,調べてみると案外自分でなんとかなりそうだったりするので,キリがない状態が続いています。

 これはもう素人を超えた領域だと割り切っても,部品も安く手に入り,作業もそんなに難しくないとわかれば手を出したくなるのが人情というもの。かくして我が家には交換用の部品が一山出来ている状態です。

 先日はチェーンを交換したわけですが,なにせどの部品も20年以上前のものです。無条件に交換が必要なものだと思っていますので,(技術的にも経済的にも気分的にも)気になるものはさっさと交換するに限ります。

 それに,ギア比については以前からずっと気になっていて,ちょっと低すぎて平坦な道で速度がのってきているときに,漕ぐ回数(ケイデンスというそうです)が多すぎて疲れていました。

 現状のギアの歯数を調べてみたところ,前は36,後ろは14から28でした。ギア比は一番軽いところで1.286,一番重いところで2.571とやはり低めです。一漕ぎで2.5回転ではそりゃ漕ぎまくりですよ。

 そこで,前のギアをもう少し歯数が多いものに交換することを考えました。COM70MのクランクはPCD110mmの5穴スパイダーですから,これに適合するギア(チェーンリングと言うそうです)を探します。

 amazonをみていると,シマノの46Tが2000円ほどで買えるのでこれを注文しました。チェーンカバーがなくてズボンの裾が汚れそうですが,カバーは追々考えましょう。チェーンの長さも変わるかも知れないので,ピンも予備を買っておきます。

 さて,これらの部品が届くまでに,とりあえずチェーンリングを外しておこうと,クランクに固定しているチェーンボルトを緩めて,チェーンリングとチェーンカバーを外してみることにしました。

 しかし1本だけボルトが固着していてなかなか外れず,これはもうクランクごと外してしまうのがいいんじゃないかと,クランクを外すことに方針変更です。

 ここで必ず必要になるのが,冒頭のコッタレスクランク抜き,なのです。

 多くの自転車はクランクの端っこに四角い穴があいていて,ここに軸が圧入されています。これを抜くのは簡単ではありません。簡単に抜けたら危ないですよね。

 そこで,クランクに切ってあるネジにはめ込み,四角い穴の内側から軸を別のネジで押し込んでクランクを軸から抜くという特殊工具を用意します。これをコッタレスクランク抜きといいます。

 「コッタレス」ってのがなにやら気になるわけですが,cotterとはくさびのことで,昔の自転車はくさびを打ち込んでクランクを固定していたそうです。これがいらない仕組みとして一般化したのがコッタレスクランクというもので,これを抜くのがコッタレスクランク抜きというわけです。

 ただ,このコッタレスクランク抜きは失敗がつきものらしく,クランクにこの工具をねじ込むのに失敗してネジ山を潰してしまえば,二度とクランクが抜けなくなります。

 なので,精度の高い信頼性のあるしっかりした工具を買う必要があるのですが,私は数年前(そう,リアディレイラーを交換したときです)に,こんなこともあるかもとシマノのTL-FC10を買ってありました。

 正直なところ買ったことすら忘れていて,工具箱に転がった見慣れない,一度も使ったことがない工具をみて,これなんだっけ?という感じだったわけですが,今回こんな所で出番が来るとは思ってませんでした。

 で,早速使ってみることにしたのですが,なんとクランクにねじ込めません。錆やゴミで回りにくいのかもと力を入れてねじ込むとポロッと外れて,ネジ山が削れていました。

 これはこのまま続けるとえらいことになると,反対側のクランクで試しますが同じです。他の自転車で試してみると,固いですが一応最後までねじ込むことが出来ますので,工具の不良ではなさそうです。

 仕方がないのでチェーンボルトを緩める作戦にもう一度トライ。なんとか外してチェーンリングとチェーンカバーを取り外しました。

 しかし,やっぱり気持ち悪いですよね。なので,amazonで安いコッタレスクランク抜きを買ってみました。シマノの工具で失敗したという話は皆無でしたので,ダメモトです。

 左がシマノのTL-FC10,右がamazonで買った安い奴です。

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 届いた翌日,早速安い工具で試してみました。確かに固いのですが,しっかりかかっている感じがするので,ネジを切る要領で進めて戻してを繰り返し少しずつ回し進めると,最後までねじ込むことが出来ました。これは意外な結果です。シマノの工具ではダメだったものが,amazonの安物で可能になりました。こういうことがいやだったので,高いけどシマノの工具を買ったんだけどなあ。

 このまま軸を押し出すネジを回して抜いてしまおうと考えたのですが,これが固くて回りません。あまり無理をすると工具やクランクを壊してしまいます。

 よく見ると,安い工具のネジの先端にはなにもついておらず,シマノの工具は先端に軽く回る分厚いワッシャのようなものがついていて,軽く回るようになっています。

 そこで安い工具を抜き,シマノの工具をはめ込んでみます。すると,一度工具がねじ込めたからでしょうが,あれほど入りにくかったシマノの工具もねじ込めるようになっているではありませんか。

 しっかりねじ込めたことを確認して,恐る恐る軸を抜くネジを回していくと,実に軽くまわって,やがてクランクがあっさり抜けてくれました。簡単すぎてびっくりです。

 反対側のクランクも同じように抜いて,難関だったクランク抜きが終わりました。同じ役割の特殊工具を2つも買わないといけなくなるとは思ってませんでしたが,シマノの工具だけではダメだったというのは,ちょっと意外な経験でした。

 シマノの工具は精度も高く,ネジの山も綺麗に整っています。一方,安い工具はガタも多く,ネジの山も単純です。おそらくですが,アルミ製のクランクのネジ山が錆びて窮屈になり,精度の高いシマノの工具でははまらず,精度の低い安い工具だからこそねじ込めたのでしょう。

 一度ねじ込めれば,ネジ山も綺麗に整いますので,これでシマノの工具もねじ込むことが出来たというわけです。まるでねじ切りのタップみたいです。

 さて,チェーンリングの交換作業を外したクランクで進めようと眺めていたら,やっぱりチェーンカバーが必要だよなあと言うことになり,改めてamazonを調べみました。2000円ほどでPCD110mmのカバーが見つかったのですが,3000円ちょっとでカバー付きのチェーンリングとクランクのセットがあるじゃありませんか。MTB用だとこんなに安いのですね。

 せっかくだからと,購入したのはシマノのFC-TY501の48Tの3段です。もともとCOM-70Mはフロントに変速がない自転車ですので,48Tのシングルとして変速なしでいいんじゃないかという発想です。

 一応確認してみると,どうも軸の方も適合する物に交換しないといけないらしいです。この軸の部分を,ボトムブラケットといいます。

 で,交換の評判がとにかく良いのが,このボトムブラケットという部品です。BBと略されることがあるほどメジャーでかつ最重要な部品の1つでです。

 ここが重要な事はわかりますが,回転数は車輪の方が何倍も多いわけで,そんなに乗り心地に影響はないだろうと思っていたのですが,どの人も交換後の乗り心地を絶賛しています。それに,漕いだときのゴリゴリという感触の原因は概ねこの部品の破損にあるそうで,言われてみれば私のCOM70Mもゴリゴリという感触があったりします。

 うーん,これを変えるにはどうすればいいのか・・・みんな気軽に交換してるし。

 調べてみると,またもや専用の工具が必要らしいです。BBツールと言うそうです。

 台湾製の品質の高そうなものが安くありましたのでこれを注文。しかし肝心のボトムブラケットは適合するBB-UN300(D-NL)というタイプが在庫切れで,すぐには手に入りません。

 手をすぐに動かせないフラストレーションから,amazonをダラダラみていると,せっかくだから,せっかくだからと,いろいろな計画が頭に浮かんできます。気が付いたら,フロントの変速を新規に取付てみるとか,ペダルがもう回らないくらいにゴリゴリいってるので真っ先に交換しないといけないのはこれだろうとか,実はすり減っているリアのギアを交換するとか,そもそもブレーキワイヤを一度も交換してないよなとか,フロントの変速レバーを取り付けるにはグリップを壊さないといけないなとか・・・

 調べてみるとどれもなんとかなりそうです。思いつきで部品を購入,翌日から着々と部品が届き,やがて山を作る事になるのでした。

 とまあ,先行してボトムブラケットを外しにかかりますが,固着してびくともしません。軸に工具をしっかり固定するために,M8のボルトを注文しました。ほんとキリがない・・・

 ボルトが届く間に,ペダルを外します。クランクも同時に交換するのですから,ペダルは外さなくてもいいんですが,ちょっと外してみたくなりました。ところがこれが一苦労です。モンキーレンチは分厚くて入らず,プライヤーは固着したネジに負けて変形してしまいました。

 仕方がないのでペダルスパナを注文。翌日に作業を続行するも,なかなか外れずもはや全身運動になりました。苦労の末なんとか外せましたが,再利用するわけでもないので外して終わりという,むなしい結果に終わっています。

 23年間ですからね,もうあちこち固着しているでしょう。すでにシートポストは固着していてサドルの高さは変えられなくなっていますし,毎度の交換作業の最初の難関が固着を緩めることにあるというのはなかなかしんどい話で,自転車屋さんを改めて尊敬しました。

 でもまあ,そこは知恵と工夫です。他人の物ではなく自分の自転車ですから,もうやりたい放題出来ますし,部品もそんなに高価ではありませんから,思い切って作業が出来ます。大きなプラモデルでも作っている感じで楽しいのですが,予想以上に体力が必要で,結構疲れることに後で気が付きます。やっぱ自転車屋さんってすごいです。

 さあ,ボトムブラケットが届いたらすべての部品が揃います。今回のメニューは,

・ボトムブラケット交換(BB-UN300 D-NL)
・クランクセット交換(FC-TY501)
・ペダル交換(三ヶ島)
・フロントディレイラー新設(FD-M310)
・スプロケット交換(MF-TZ510-7)
・前後ハブのグリスアップ
・ハンドルグリップ交換
・ブレーキワイヤ交換

 と盛りだくさんです。気長にコツコツ進めるのがよさそうですね。もはやレストアと言ってもいいような感じになってきました。

 これで3x7の変速で,ギア比は最高3.43,最小1.29と,ようやく今どきの自転車になり,坂道から平坦まで快適になるでしょう。走行に関係するボトムブラケットを交換しますし,ハブにグリスを充填しますので軽く回るようになるでしょうし,ペダルも思い切って評判のいい高級品を調達しましたから,走りは良くなるはずです。

 それから,前回散々苦労したグリップですが,薄いゴム製だったので早くもねちゃねちゃしてきましたし,手触りも良くありません。そこでちょっとお高いものを選びました。寒くなるこれから,グリップの感触が悪いと乗る気もなくなりますし。

 そういえばハンドルの高さも調整したいと思っていますが,必要かどうかも含めてもう少し検討が必要でしょう。

 それにしても,ですが,自転車の工具というのは特殊なものばかりで,自動車で使うものや一般的な大工道具では間に合わないと聞きました。そんなことあるかいな,と思っていたのですが,実際にメンテを続けてみて,つくづくその通りだと思うようになっています。

 プラスドライバーやメガネレンチはほぼ出番がなく,最も使う道具がアレンキーというのが最初の試練で,しかも8mmのアレンキーなんかあまりみませんから,ここでお手上げになったりします。

 もちろんそれ以外に,ペダルスパナ,コッタレスクランク抜き,BBツール,ボスフリースプロケット抜き,チェーンカッターなど,その時しか使わない工具も多数です。そんなに高価ではないのが救いですが,置き場所の問題もありますし,自転車屋さんの存在意義という物を痛感します。

 工具の難しさもありますが,屋外で使用され保管されるされる乗り物ですので,錆や固着も深刻で,その大きさや重さもあって,結局最後は体力勝負になります。

 いつだったか,自転車屋さんは長く続けられない商売だと聞いたことがあるのですが,その理由が腰痛でした。屈んで作業し,力仕事ですから腰を痛めることも多いらしく,しかも屋外での作業は体に応えるので,若いうちにやめざるを得なくなることが多いんだそうです。
 
 それでいて工賃は安いですし,肝心の自転車の販売は量販店はもちろん,スーパーでも,amazonでも買える世の中ゆえ,さっぱりでしょう。安い自転車を他で買われて,メンテだけ安い料金で請け負うというのでは,確かに割が合わないですよね。

 子どもの頃の私にとって,自分の体ほどもある乗り物を楽々分解し組み立てる自転車屋さんは,まさに魔法使いでした。見よう見まねでやってみては失敗し,どうやったら上手くいくのだろうかと思い続けていました。

 工具と部品が手に入り,ノウハウがネットに流れている今になって,その魔法使いになることの出来る時がやってきましたが,これを商売にすることがどれほど難しいか,やってみてわかるというものです。

 

自転車のチェーンを交換してみた

 自転車のチェーンを自分で外したり取り付けたりすることが出来ることを,私は子どもの時から羨ましく思っていました。特殊な工具を使わないメンテナンスや調整は見よう見まねでやってきましたが,チェーンはプロだけが触ることを許される聖域だと思っていました。

 自分でチェーンを付け外ししたいと思った事が何度もあったからそう思ったのでしょうが,自分でやった修理の代表がパンク修理やチューブの交換なわけで,その作業にチェーンを外す必要などなく,なんでそんなことを考えたのか良く思い出せません。

 思い出すのは,1970年代や80年代の一般的な自転車というのは,なにかとメンテがしにくい構造だったなあということです。ママチャリはチェーンカバーがチェーンを完全に覆い隠していてアクセス不能,ブレーキもドラムブレーキなので後輪がさっと外せず,パンクの修理も大変です。

 前輪にはダイナモがついていて,これも修理には(もちろん走行にも)邪魔でしたし,そういえば今や気休めにもならない鍵も前輪についていました。鍵を夜の草むらで落として泣いた覚えが何度もあります・・・

 同じくらいメンテの障害だったものが,部品と工具の入手性です。自転車は街の自転車屋に持っていくのが普通だった時代,部品も工具もそこにしかありません。自分でやってみたいと思う人にも,やむなくプロの世話になっていた人が多かったんじゃないでしょうか。

 そして現在,なんでも通販で買える時代です。工具も部品も自分で選んですぐ届く。しかも安いとくれば,もともと自分でやろうと思っていた人にとってこんなにうれしい話はありません。

 私も自分の自転車(購入後23年)と,電動アシスト自転車(購入後9年)をこの夏にメンテして乗れるようにしたわけですが,部品の入手も簡単になり,メンテの手順もWEBで調べることが出来てと,本当に面白い時代になったと思います。

 そして,ひととおりのメンテが終わったと思ったところに,ふとチェーンの交換を思いつきました。

 チェーンは消耗品です。摩耗するので1000から2000kmごとに交換しないといけませんし,そうでなくても劣化が進むので10年くらいで交換する必要があるものです。とはいえ,交換しなくても乗れますのでいちいち自転車屋に持っていくこともなく,私もこれまで一度も交換したことなどありません。

 しかし,ちょっと調べてみると実に簡単にできることがわかり,やってみようと思い立ったわけです。

 まずは工具から。チェーンカッターが必要な事は分かっていましたが,分かっていなかったのはこの工具についてでした。私はてっきり,大きなハサミのようなものを想像していたのですが,それは「鎖」を断ち切るもので,自転車やバイクの駆動力を伝えるチェーンを切る物とは違いました。

 amazonでチェーンカッターを調べてみると,1000円くらいで手のひらサイズのものがいくらでも見つかります。チェーンのピンを押し込んで抜いてしまうもののようです。

 こんな簡単な工具でいいのか?,チェーンってそんなもんで切れてしまったらかえって危ないんじゃないのか?と思ったのですが,競技用のものでも同じ仕組みのようですので,これでいいんでしょう。ということで,PWTというブランドのBT-15Rというチェーンカッターを選びました。1280円。安い。

 チェーンのピッチは今も昔も変わっておらず,種類も1つしかないみたいですが,変速機の多段化で,薄いものがあって,これは互換性がないと言うこともわかりました。

 チェーンを繋ぐことも実は簡単で,変速する自転車の場合はピンを押し込む,変速なしか内装のものはミッシングリンクという専用のコマをCリングのようなクリップで固定するだけ,とわかりました。なーんだ,簡単やないけ。

 ではプジョーのCOM70Mから交換してみましょう。チェーンはシマノの7段用の安い物を調達しました。CN-HG40というもので,リンク数は116。お値段1914円。一昔前は1000円ほどだったそうです。

 届いた新しいチェーンはとても綺麗で,しなやかです。こんなものがamazonで買えて数日で手元に届くなんて,もうなんでもありだなと思いました。

 作業は土曜日の昼前に始めました。まずチェーンカッターで古いチェーンを切ります。テンションが一番小さくなるようにディレイラーを一番重くなるところにセットしておきます。

 次にどれでもいいので適当なピンを自転車の外側から押し込むと簡単に抜けます。チェーンを抜けばおしまいです。

 抜いたチェーンと新しいチェーンのリンク数を同じにするため,新旧2本をリンクごとに並べていきます。長さで揃えてしまうと,古いチェーンが摩耗で伸びてしまっている可能性があるので禁止です。

 同じリンク数のところでチェーンカッターでチェーンを切ります。これで交換の準備は済みました。

 続けて自転車に取り付けます。ディレイラー周りがややこしいのですが,元のようにチェーンを取り回していきます。今回のチェーンには表と裏はありませんのでどちらでも大丈夫です。

 1周したらチェーンクリップでチェーンを引っかけで,新しいチェーンに付属していたピンを差し込んでおきます。

 最終確認を行ったら,そのピンをチェーンカッターで押し込んで完了。綺麗に変速が出来るかどうか確認して終了です。30分ほどで終わるはずです。とても簡単でした。

 Bikke2eのものは,和泉チエンという会社のタフガードを選びました。130リンクのものですが,日本製(というより大阪製)で安く評判もいいので選びました。1808円。

 余談ですが大阪は自転車産業の本場で,堺を中心に自転車やその関連の会社が大小問わずたくさんあります。

  Bikke2eもママチャリですので,面倒なチェーンカバーがついています。これをさっさと外して,チェーンを切るのですが,この時チェーンカッターはいりません。ミッシングリンクを見つけて,ラジオペンチでCリングを外せば簡単に切ることができます。

 忘れないようにチェーンの取り回しを覚えておいたら,先程と同じように新しいチェーンとリンク数をあわせてカットし,取り付けます。こちらも表と裏はありませんが,もともとミッシングリンクを裏から表に差し込んであったので,今回も同じように揃えておきました。

 1周回したら,新しいチェーンに付属していたミッシングリンクで繋ぎます。Cリングもついていますので,これもをラジオペンチ使ってはめ込みます。

 私の場合,ここで少し心配なことがあり,元のチェーンを同じリンク数にした(長さもほとんど同じだった)のに,短くて取り付けにとても苦労しました。それだけテンションがかかるようになっているんだろうと思いますが,最初はリンク数を間違えたか,取り回しを間違ったのかと焦りました。

 どちらも間違いないことを確認したので,力業でチェーンを繋いだのですが,チェーンクリップが強く引っ張られてしまい,少し変形してしまうほどでした。

 チェーンを繋いだ後,テンションをみてみましたが,元のテンションと同じ程度にかかっているし,テンショナーも伸びきっていません。まあこんなもんだろうということで試運転をして終了。こちらも40分ほどで終了しました。

 驚いたのは,どちらの自転車もとても軽くこぐことが出来るようになったことです。COM70Mも軽快ですし,Bikke2eもアシストがなくなったときに大きな差がありました。

 それもそのはず,古いチェーンをみてみると,古い油と錆で固まっていて,しなやかに曲がりません。Bikke2eのものは引っ張らないと関節が伸びてくれないほどです。これはダメだよなあ・・・

 ということで,どちらもチェーン1つでこれほど快適になりました。長距離を乗る人でなければ,2,3年で交換前後の違いはわかりにくいと思いますが,10年も交換していないなら,もう劇的に変わります。まして20年を超えた物はすぐにでも交換したい所です。

 気にしないといけないのは,9段以上の変速の場合にはチェーンが薄くなっていて,裏と表があるとういことと,リンク数を元のチェーンと同じにすることです。着るのも繋ぐのも簡単なのでそこは心配ないですが,取り回しにミスがあって,一度繋いだ物をやり直すことは出来ないので,慎重に,そして最終確認を怠らないことでしょうか。

 自転車さんにお願いしたことはないのですが,2台で4000円ほどで交換が出来たわけで,それでこれほど快適になりました。チェーンの交換は日常的な作業であることを私も認識しておきたいと思います。

 チェーンを交換出来るようになると,ギヤ比を変えることも出来るようになります。COM70Mについては全体に少し重くして速度が出るようにしたいのですが,フロントの歯数を増やすか,リアの歯数を減らせばよいことになります。どちらにしてもチェーンの長さが変わってくるので,今回の交換の経験が役に立つことでしょう。

 

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