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カテゴリー「カメラに関する濃いはなし」の検索結果は以下のとおりです。

今度はPlanar50mm/F1.4ZF

 撮りためたフィルムを現像しまくって過ごした1週間でしたが,ようやく終わりになりました。
 今回はPlanar50mm/F1.4ZFに感心したというお話です。

 先日からお見せしている猫を,F3とPlanar50mm/F1.4ZFの組み合わせで撮影したのがこれからお見せする写真です。今日スキャンが終わりました。

ファイル 7-1.jpg
 
 同じように,こちらの様子をややうかがっているようです。
 
ファイル 7-2.jpg

 同じように,見上げてみます。口がかわいいですね,口が。

ファイル 7-3.jpg

 同じように,メンチきられました。

 相変わらずスキャナが駄目なのでこんな程度の画像ではありますが,先日のNoktonClassicなんかと違って,やはりコントラスト重視といいますが,解像度の高さが違うなあと思いませんか。

 そういうレンズなんだから当然なのですが,腐ってもPlanar,腐ってもCarlZeiss。同じコシナが作ってもこれだけの差がつくんだなあとしみじみ思いました。

 あと,やっぱり基本性能の高さとしてF3を見直しました。扱いやすさもそうですし,確実に動作することがなにより素晴らしく,クラシックカメラにうつつを抜かしていた自分に反省です。

 猫ばっかりではなんですので,おまけ。

ファイル 7-4.jpg

 ちょっと珍しいですよ,このレンズは。Ai-MicroNikkor55mm/F3.5です。

 MicroNikkorの55mmなんか珍しくもなんともない,そう思うでしょ。でもメジャーなのはF2.8のもの。これはF3.5です。暗いレンズをわざわざ自慢されても,と思うでしょうが,レンズの構成が全く違うのです。

 F2.8は変形ガウス型,要するに標準レンズの発展型です。一方のF3.5はクセノター(クセノタールともいうようです)型。詳しい説明は省きますが,このクセノター型というのはとにかくカリカリのシャープさが自慢で,味もボケもあったもんじゃない。ただただ,解像度を上げることだけに心血を注いだレンズなのです。

 事実,このF3.5が生まれた頃はモノクロのフィルムが主流であり,カラーで花を撮影するなど考えなくても良かった時代です。用途は文献の複写。つまりあのややこしい日本語の漢字がきちんと解像されることが最優先だったのです。そういうこともあってか,ポスターの撮影にはこのレンズは必需品だったとも聞きます。

 だからこの写真もカリカリですよね。美しいトーンもありません。ボケもほめられたものではありませんよね。でも,やっぱMicroNikkorはこうでなくっちゃ,とちょっと思わせるものがあったりします。

 このレンズ,安いんですよ,不人気らしく。私も5000円ほどで買いましたが,いい買い物だったと思います。デジタルではさすがにちょっと厳しいのですが,もし見つけられたら,シャレで買ってみられても後悔しないと思います。

ねこ

 15mmという画角の難しさは先日から書いているとおりなのですが,これも私の自宅の近所で,いつも見かける三毛猫を撮ったものです。

ファイル 6-1.jpg

 確かに15mmでなければ撮影できないものだとは思いますが,右側の空間に無駄が多く,せっかく地面すれすれをねらったのに,それが無駄になっているなと感じます。いやいや,難しい。

 ですが,この猫,友人曰く「ブラックジャックみたいやな」とのこと。あまりに面白かったのでここにのせることにしました。

 ところでES2,また調子が悪くなってきました。今日恐る恐るシャッターボタンを押してみると,また露出計の指針が張り付きます。そんなことが2,3度あったかと思うと,何食わぬ顔で適正露出を示すようになりましました。もちろんシャッターも正しく動作しています。

 メモリブロックの問題はこれで完全に解決したようですが,やはりどっかが接触不良か断線をしているようですね。これを確認するにはかなりばらさないといけないので,時間も必要だし精神的なゆとりも必要なので,修理をするのはもう少し後になりそうです。

NoktonClassic40mm/F1.4

 現像とスキャンをどんどんすすめています。

 昨日,ウルトラワイドヘリアー15mm/F3.5の話をしたわけですが,この時に撮影した猫を,ノクトンクラシック40mm/F1.4でも撮影していました。

 このレンズはCLEの修理が出来たときに,最初の1本として選んだ標準レンズでした。今時のレンズではなく,あえて昔ながらの収差を残したという思想にもピピッと来るものがありましたが,正直に言うと40mmというCLEにベストマッチ(ブライトフレームがCLEは40mmなんです)ということと,あと安かったというのが理由でした。

 しかし,そういう後ろ向きな理由は結果を見て驚かされます。このレンズで私はレンジファインダーの面白さにとりつかれたといってもいいのですが,それは別にレンジファインダーだからではなく,レンズが面白かったに過ぎません。大いなる勘違い,ですね。

 40mmは私にとってはとても扱いやすいレンズです。もともと標準レンズで育った貧乏人でしたから,今でもこのくらいが自分の感覚にフィットしているのかも知れません。とにかくシャッターを切るのが楽しい。考えて撮影する感覚があるのは,このエリアでしょうか。

 同じ猫さんを撮影したのですが,実に様々な表情を切り取れています。

ファイル 5-1.jpg
 前のめりの香箱ですが,けだるいですね。

ファイル 5-2.jpg
 わりと標準的な居眠りのポーズ。なんか最近のプジョーみたいです。

ファイル 5-3.jpg
 こちらを少し意識しているようです。

ファイル 5-4.jpg
 見上げてみました。男前です。

ファイル 5-5.jpg
 メンチきられました。

 かように距離感といい,主題の浮かび上がらせ方といい,私の好みなのです。

 それでもこのレンズ,ちょっとだけかさばるし,重いのです。手軽さで28mmや15mmにはかないません。そこを使い分けるのも,また面白さなんでしょうね。

 ・・・この写真を見ていて気になったのですが,かなり前ピンですねえ。距離計の調整をしないといけないようです。とほほ。

コシナの15mm

 6月にコシナの15mm/F3.5を手に入れて,100枚ほど撮影したのですが,最近ようやく現像をしました。結果を見て,15mmの難しさを思い知らされました。

 写り込む範囲が広いということは,それだけ露出が難しくなると言うことなんだと実感。どうも,ノーファインダーで撮影するのが当たり前と思いこんだ節があり,ついつい露出もおろそかにしましたが,CLEが自動露出だからでしょうか,その辺の丁寧さに欠けた写真がたくさん出来てしまいました。

 先日,うちの庭によく来る猫をモデルにしたのがこの写真です。

ファイル 4-1.jpg

 15mmでなくてもいいような構図,むしろ15mmに振り回されてるような写真でお恥ずかしいのですが,現像が終わってスキャンが済んだなかでは,これが一番ましというのが,なんとも悲しいところです。

ファイル 4-2.jpg

 これなんかは15mmでないと撮影できない写真だとは思いますが,だからといって面白いかといえばそんなことはないですよね。というより,さっぱり駄作だと思います。最終結果をまだきちんと頭の中で整理できていないからこんなことになるんでしょう。

  スキャナがどうもしようもない性能の悪いものなのでレンズの実力が出ていませんが,実際のネガはかなりの実力を持っていると思います。コシナはこういう個性的なレンズを作ることが,大変に面白いのです。最近はZeissだなんだと騒がしいですが,原点に返ってもらえるとうれしいなあと思います。

 そういえば,タムロンがMFのレンズの生産中止を決定しました。時間の問題だと思っていましたし,実質的には数年前に生産中止に近い状態でしたから今更驚きもしませんが,改めて言われると残念です。

ES2が大ピンチ

 暑いですねー。
 
 この暑さはクラシックカメラにとっても厳しいようで,私が修理した第一号のPENTAX ES2が壊れました。
 
 先週はきちんと動いていたのですが,昨日動かしてみると,露出計が動きません。動かないと言うより,低速側に振り切ってしまいます。これは開放測光対応のレンズを取り付けない場合の挙動と同じです。

 底板を外して中身を見てみましたが目視ではおかしな所はなし。思い当たるのは絞りに連動する摺動抵抗かそこから出てくるリード線だろうと思うのですが,これはあいにく軍艦部を外さないといけません。面倒でしたが,さくっと外してみます。

 ここも目視では問題はなく,現象も出ています。しかし,なんだかいじっているうちに直ってしまいました。非常に不思議な気分だったのですが,まあ直ったのだからよしとしましょう。こういうのって,後で必ず再現するものなのですが・・・

 今日,直ったと思って調子を見ていると,スローシャッターが切れていないことに気がつきました。数回に一度,最高速で切れているのです。まさにES2の定番故障の1つ,オート不良です。

 ES2はレンズを外してシャッターを切ると,ミラーが上がりっぱなしになる仕様なのですが,もしもソレノイドの位置がずれているという問題であるなら,このミラーも保持できずに,すぐに戻ってしまいます。試してみると,確実にミラーが保持されるので,どうも前回修理したところが壊れたわけではなさそうです。

 ということは,他が壊れたんですね。基板だったらもうだめだと思ったのですが,コネクタとの接触不良を疑っていると,見事にコネクタが割れています。原因が分かったと喜んでいたのですが,コネクタを使わず直接ハンダ付けをしても,やはり改善はされません。

 多くの場合で正しい動作をし,時々最高速でシャッターが切れるというのですから,基板が壊れているわけではなさそうです。

 そうこうしているうち,指針が2秒を示していても1秒程度のシャッター速度になっていることに気がついて,ピンと来ました。メモリブロックの破損です。

ファイル 3-1.jpg

 これがそのメモリブロックです。自動露出の一眼レフカメラは,シャッターが落ちる直前の露出を記憶する必要があり,ES2のような黎明期のアナログ方式では,電圧値をコンデンサで記憶しています。これはその役割を担うモジュールで,精度の良いコンデンサとFETからなっています。

 ここが壊れている話はあまりないそうなのですが,症状から言うとここの問題に間違いなさそうです。そこで,部品取りのES2から移植してみると,さくっと直ってしまいました。

 部品取りのES2を持っていてよかったとつくづく思うのですが,今後のこともあるので出来ればこのメモリブロックも修理しておきたいところです。それと,ジャンクのES2は見つけ次第捕獲しないといかんと考えました。

 今のところ正常ですが,なのせ30年以上も前の電子制御カメラです。いつ壊れてもおかしくないわけですが,以前書いたようにこれには特別なお思い入れもあり,壊れてしまったでは済まされません。なんとか直して使い続けていきたいものです。

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