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ニッケル水素電池,その後

  • 2017/05/31 09:40
  • カテゴリー:make:


 先日の秋月電子八潮店の激安ニッケル水素電池ですが,進展がありました。

・充電可能だった11本について

 最初から充電が可能だった11本については,その後の放電と充電の繰り返しで,1Aで1時間ほど引ける程度の復活をしてくれました。仕様上は2500mAhの電池が,1000mAh位だという事ですから半分以下の容量しかないのですが,まあ安いですし,それはあきらめましょう。


・カツ入れで充電出来るようになった電池

 残った9本の電圧を測定すると,完全にゼロ。意味があるかないかは別にして,直流抵抗を測定すればこれも完全にゼロになるという,もうどうしようもない状態でした。

 そこで,ダメモトで俗に「カツ入れ」というやつをやってみました。

 5Aくらいの電流を一気に流し込むと復活することがあるんだそうですが,うちにはそんな電源はありませんし,仮に出来ても5Aという大電流ですから,爆発がこわいです。

 とりあえず,手持ちの電源器の限界である3A(2.7A)で試してみます。最初は0,2Vとか0.3Vで電流がリミットに引っかかるくらいだったのですが,徐々に電圧があがり,1.5Vで1Aくらいになった電池も出てきました。

 電圧を測定すると,1.2Vくらい出ています。こうなってくると充電器で充電をスタートできるはずなので,早速充電開始です。

 すると,10分で充電が終わるものもあれば,3時間ほどかかるものも出てきました。長時間の充電がなされたものはさすがに発熱が大きかったのですが,これも放電特性を調べると40分くらいで放電してしまう程度に,充電が出来ていました。

 何度か充電と放電を繰り返し,とりあえずまともに使えそうな感じになった電池の本数が,6本です。このうち1本はあやしく,すぐに放電しきってしまうのですが,もう少し充放電をくりかえしてみようと思います。


・いよいよだめだった電池

 さて,カツ入れもダメだった電池が3本残りました。このうち1本は,カツ入れをすると電圧も上昇し,もしかすると充電可能かと思わせるのですが,電源を外すと急激に電圧が下がり,数秒でゼロになってしまいます。

 内部ショートか,プラスとマイナスの電極の隙間に電解質の結晶かサビが付いているのかもしれません。

 後の2本は全然ダメで,カツ入れもなんのその,全然電圧が上がってきません。これも内部ショートかも知れないです。

 それこそ,もっと大きな電流をバチンと流せば復活するかも知れませんが,逆にボカンと爆発するかも知れず,そうなると怖いし面倒なので,もうこの3本はあきらめます。


 すでに,11本の充電出来た電池と,6本の無理に充電した電池の管理だけで手一杯で,どの電池がどのくらい放電したかとか,どのくらい充電時間を確保出来たかなど,もうわからなくなってきています。

 きっと,厳密なデータを取るとがっかりしますし,適当な所でもう実戦配備して,駄目になったらさっさと捨てることにしようかと,そんな風に思っています。

 思えば,初めて手に入れたニッカド電池も,9本組みのジャンクでした。この時も9本もある,こんなにたくさんどうしよう,ムフフ,などと皮算用していたのですが,結局どれも使い物にならず,ニッカド電池ってよく分からないという印象を植え付けたにとどまりました。

 ドリルや掃除機に内蔵されたニッカド電池についてもその印象はあまり変わらず,エネループを使うようになってから,ようやくこの手の二次電池が生活の中に違和感なく入ってきたという感じがしました。

 ニッケル水素もそうなのですが,なかなか初期投資や充電の手間をペイするほど,繰り返して使う事って難しいものです。素直に安いアルカリ電池を使った方が安く付くし面倒な事を考えなくていいし,それがアルカリ電池がまだまだ電池の主役にいる理由になっていると思います。

 私の場合,高価なアルカリ電池はもったいない用途が多く,かといって安いアルカリ電池は簡単に液漏れがおこってしまうので,使えません。

 そこでニッケル水素なわけですが,さすがに危険性のある電池だけに,液漏れについてはしっかりと対策がされ,普通に放電で使っている限り,液漏れで困るという事はありませんでした。

 ですので,ニッケル水素を使う理由として,大電流が引けるということ以外に,小さい電流での液漏れが少ないことをあげてもよいのではないかと思います。

 しかし,仮に17本全部の電池が実用的に使えるようになったとしても,そんなにたくさんのニッケル水素電池を,どこにどうやって使おうかと,ちょっと考え込んでしまいます。

 容量は半分以下で1000mAh程度,自己放電も大きく,劣化の個体差が予想され,混在して使って大丈夫かどうかも怪しいこの17本の電池。もうなんだか面倒になってきました。

秋月電子の八潮店に行ってきました

  • 2017/05/29 14:45
  • カテゴリー:make:

 先日,友人に誘われて,秋月電子の八潮店に行ってきました。

 関東では東京と神奈川しか行ったことがない大阪生まれの私にとって,つくばエキスプレスは銀河鉄道999ですし,八潮なる場所はアンドロメダ終着駅のようなものでした。

 ですが,そこは機械の体ならぬ電子部品の宝島と伝え聞きます。そう,秋葉原の店頭でも,通販でも手に入れる事の出来ない,八潮店の店頭にしかない掘り出し物があるのです。

 しかし,他に八潮に用事もなく,わざわざ通販でも十分ありがたい秋月電子に,片道500円の電車賃と時間と労力をかけるというのも気が進まず,ついぞ出向く機会に恵まれませんでした。

 そんな話を友人にしたところ,んじゃいくかい,という話になったわけですが,彼も同じ気持ちだったらしく,私にいつ声をかけようかと考えあぐねていたところでした。なんというか,まるでラブコメですわね。

 それはともかく,10時半過ぎにつくばエクスプレスの秋葉原駅を出発,八潮には約20分後に到着しました。当日は夏日となり,雲一つない快晴でしたが,八潮は太陽を遮るものがなく,ジリジリと照りつける太陽に,少々困惑して歩いていました。

 友人も私も方向音痴で,結局たどり着けないという事態も覚悟したのですが,幸い道順がわかりやすく,また見通しもよかったので,迷うことはありませんでした。

 なにやら既視感があるなあとおもっていたら,私の実家の周辺の雰囲気によく似ています。郊外の地方都市なんてのは,どこでもこんなもんなんでしょう。人口も似たような数ですし。

 遠くから見えたお店がどんどん近づいていきます。写真でしか見たことがなかったお店に到着すると,おっさん二人のテンションは最高潮です。聖地巡礼というのはこういう感激があるものです。

 そこからは,あまり覚えていないくらい,高揚した気分で買い物を楽しみました。気が付くと1時間半ほどお店の中をウロウロしたのですが,全然長く感じませんでしたし,疲れたという感じもなかったです。まさにワンダーランド。

 すべてではありませんが,買ったものを書いてみます。


・ニッケル水素電池

 単三2本を組にしたニッケル水素の電池パックが1つ50円でした。容量は2500mAと高容量です。組電池として使うもよし,ばらして使うもよし,1本あたり25円ですので,悔しくありません。

 欲張って10個も買ってきました。全部ばらして使うつもりで,20本もどうしようかなムフフと思っていたところ,いざばらして充電すると,全く充電出来ないものが多数出てきました。

 そう,電池の劣化の可能性をうっかり考えていなかったのです。

 この手のジャンク電池で安いものは,概ね死んでいると思っているべきなのに,舞い上がってすっかり忘れていました。バカですねぇ。

 結局,すべてばらして作った20本のうち,充電可能になったものはわずか11本でした。それでもまあ1本50円くらいですので悔しくはないのですが,これでどれだけの寿命があるのか,そもそも自己放電がどのくらいあるのものなのか,さっぱりわかりません。

 使い方が限られるでしょうが,リモコンくらいなら使い物になりますかね。


・温度計

 入り口の脇に置いてあったのですが,1つ100円で電子温度計が売っていました。3つ買ってきましたが,動くのかどうか,まだ試せていません。

 電池の電極が腐食していたり,電池の蓋がなかったりするから100円なんだそうです。電池はAG9という電池らしく,おそらくLR1130のことでしょう。

 家にLR1130がたくさんあると思っていたのですが全くなく,せっかく秋月にいったんだから買ってくれば良かったと後悔しました。

 で,手元にあった電池を入れて見たのですが,どういう訳だか1つは壊れていて,値がパラパラとでたらめな数字を表示します。

 分解すると,C2というコンデンサが割れていました。

 他のものに電池をいれ,まともな数字が出るものを分解してC2の値を計ると,2200pFでした。同じ値のものに故障したものを交換しますが,やっぱり直りません。

 これはもうあきらめようと,正常に動いていたものを元に戻しますが,組み立て終わって電池を入れると,動きません。おかしな値がパラパラでます。同じような壊れ方をしてしまいました。

 あわててもう1つだけ残ったものに電池を入れて見たら,これはそれらしい数字が出てきます。

 3個のうちちゃんと動くのは1個だけだったという,なんとも歩留まりの悪い結果になり,やっぱりこういうのはゴミだと思って買うべきだなあとつくづく思った次第です。


・ガラエポの基板

 A5サイズのスルーホール万能基板が10枚で2000円でした。これは安い。仕様変更かなにかの処分品なんですが,10枚も多いなと思っていると,友人が「山分けしませんか」とありがたい申し出をくれました。

 これで5枚を1000円で買うことが出来ます。電子部品の買い物などという,極めて個人的な作業においても,友人と一緒に来ることのメリットは,こうした山分けが出来る事があると思います。

 厚みもあり,いい基板でした。


・超硬ドリルとルータービット

 秋月と言えば,超硬ドリル。かつて10本300円で売られていた超定番品で,アマチュアの基板作りには欠かせないものでした。1mmのドリルは高価な上に折れやすく,作業中に折れてしまい,作業が止まってしまうことの悔しさといったらありません。

 そこへ秋月のドリルです。チャックがくわえる部分は3.15mmでブレも出ず,切れ味も良く,万が一折れても安いので気にしない,という夢のような存在だったのですが,たしか2000年頃までに姿を消してしまいました。そういえば,日本の製造拠点がどんどん海外に出て行った時期でした。

 私はその後も,10本で1500円ほどで似たようなドリルを買ってしのいでいたのですが,ありがたいことに八潮店で復活していました。値段は高くなっていましたが,それでも10本で1000円です。数がないから通販には出来ないんでしょう。

 残念な事に1.0mmな売り切れていたので0.95mmを買ってきました。それと,いろいろなサイズが入って10本組みになったものも1200円で売られていたので,これも買ってきました。1.5mmとか2.15mmとか,便利なんですよ。

 これらの超硬ドリルは再研磨品です。かつての300円のドリルは再研磨品ではなかったように思います。

 もう1つ,ルータービットが10本400円で出ていました。これも超硬タイプで,1.0mmでもこの値段ですから安いと思って買いました。でも,ドリルじゃありませんし,先端の形状から再研磨できないので,400円は妥当な金額かも知れません。

 
・リレー

 電子工作ではほとんど使わなくなった部品の1つに,リレーがあります。昔はなにかというとリレーを使ったものですが,最近は半導体がほとんどで,リレーを使うことは本当になくなりました。

 欲しい時には欲しい部品であることに変わりはないのですが,以前ほど入手も簡単ではなくなってきましたし,高価であることは変わりません。ちょっとした用途で使えるようにストックを持っておこうとも思いますが,やっぱり値段がネックです。

 八潮店の店頭限定で,標準的な大きさのものが40円,小型のものが50円で売られていたので,5個ほど買っておきました。まだきちんと確認をしていませんが,こういうのは欲しい時には急にいるものだったりするので一安心です。


・JF1033B

 モトローラの高周波用JFETで,パッケージこそTO-92ですが,リードは金メッキで,背面にランクを示したカラーコードが手描きされているという,なにやらビンテージ色が濃いものです。

 4個入って200円だったので買ってきたのですが,高周波用のJFETのようです。1984年のモトローラのデータブックを見ていると,今でも使われるベストセラーJ310の次のページに書かれています。

 J310はUHF用とありますが,残念ながらJF1033Bは高周波用と書かれているだけで,NFの周波数は100MHzです。これはちょっと厳しいですね。そのNFも2.5dBですので,無理にこれを使わないといけないケースは少ないように思います。

 もう少し詳細を見ていないとなんとも言えませんが,修理や保守に使えればと思って買いましたが,他でも代替可能で,しかも性能アップになっちゃいそうな,中途半端なFETという印象です。


・トグルスイッチ

 サトーパーツの3Pトグルスイッチで,レバーが短いものですが,これが1つ80円。確かに安いのですが,別に大安売りというわけではありませんし,中国製で良ければこのくらいの値段で買えたりします。

 ただ,そこはサトーパーツのスイッチだという事で,2使っておきました。

 もう1つ,6Pのトグルスイッチなんですが,基板取り付け型で,パネル用のネジが付属していません。そのかわり1つ50円と大特価でした。


・ミゼットヒューズのホルダー

 これもサトーパーツのものですが,私がよく使うミゼットヒューズのホルダーです。確か1つ50円じゃなかったかなあ。

 お店にいたときはうろ覚えで,ミゼットヒューズのホルダーがディスコンになったことを思い出しました。一部の商品だけかも知れませんが,もし本当にディスコンになていたら悔しいので,6個ほど買っておきました。大きなヒューズは面倒だし,かといって付けないわけにはいきませんから,うちはミゼットヒューズで統一しています。

 で,後日調べて見ると,別にディスコンになったわけではないようです。ただ,ラインナップがかなり整理されてしまったようなので,入手はちょっと難しくなるかも知れません。そういう点で言えば,買っておいて正解です。


・多回転ボリュームとバーニアダイアルのセット

 5kΩのもので,ボリュームはバーンズのもの,ツマミはドイツ製のものでした。少々古いもののようでしたが,セットで1000円です。これ,今買うと1500円するので,確かに安いと言えば安いです。

 こういう精度をメカに任せるような仕組みって,今どきではないなと思うのですが,個人的には好きですし,楽だったりするので,安いときに買っておくのは特だろうと思って買いました。それでも1000円ですからね,本当に使うのかこれ,という感じです。


・多回転半固定抵抗

 もはや八潮店名物となった,多回転タイプの半固定抵抗です。いろいろな抵抗値が混ざっているので,どれでも1個20円と破格値です。

 多回転型の半固定抵抗って,一度使うと調整が楽で,従来の半固定抵抗に戻れなくなってしまいます。温度特性もよく,経年変化もある程度考慮されているので,値段次第ではどんどん使いたいものです。

 20円ですから,普通の半固定抵抗よりも安いくらいですが,もし本当に性能が出ていたらお得です。逆に水がかかったとか,変なガスにまみれたとか,そういう話になっていると20円でも価値はなくなります。

 まあ,細かい事を気にしていたらダメですね,私も運試しで,ひとつかみ買ってきました。もっと値が偏るかと思いましたが,案外ばらけるもので,こんな事ならもうひとつかみ買ってくれば良かったです。


 とまあ,ざっと思い出すものを書いてみたら,こんな感じです。2SA1015とか2SA970とか,通販でも買える物はわざわざ書いていませんし,結構楽しみにしていた「お楽しみ袋」も在庫はあったのですが,どうも中身が今ひとつで,結局買わずに帰りました。

 秋月くらいのお店になると,使い物にならない物を高い値段で売るというような阿漕なことはしないので,まともなものは高い(といっても普通という意味ですが),層でないものは安いと,とても公平で正直です。

 言い方を変えると,そんなにお買い得なものはないよ,ということです。先程のニッケル水素電池パックでも,10個買ってきて,もしもばらした1本だけしか生きた電池が出てこなかったら,1本500円になったわけで,これだと大損です。安いには安いなりの理由があり,秋月はそこは儲けもしないけど損もしない,というまっとうな商売をしているということだと思います。

 とにかく,通販をしていない,店頭のみの特価品というのは本当に訳ありで,しかも激安のものも多くあります。こういうのは意味が分かる人しか使えないですし,通販で売ってしまうとクレームだらけになるんだろうと思います。

 つまり,これって在りし日のジャンク屋さんの姿そのものなのですね。それで,店頭に1時間半もいて,とても楽しい時間を過ごせたのだろうと思います。


DSO Shell DIY kit を買ってみた

  • 2017/05/12 10:46
  • カテゴリー:make:

20170512105027.jpg

 秋月で買いたいものが少し溜まってきたので,そろそろ通販をお願いするかとカートにポンポン部品を入れていた時のこと,概ね片付いてから,他に面白いものはないかなといろいろ見ていたら,ミニオシロのキットに面白そうなものを見つけました。

 5年ほど前にちょっとブームになったミニオシロか,モノクロLCDの基板上バラックキットか,そのくらいのもんだろうとスルーしかかったんですが,なかにきちんとしたケースに入ったキットが目に付きました。

 DSO Shell DIY kit (15001K)と書いてあります。


 白くて丸い上品なケースに,今どき4:3の小さなカラーLCD,入力端子はBNCで汎用のプローブやケーブルが使えそうで,電池駆動もOK。

 それで値段が3500円ということで,これまで完全に見逃していました。

 惜しいのは1現象なことくらいで,帯域の狭さは値段相応と割り切れるポイントです。調べて見ると1年くらい前からその界隈では話題になっていたもののようで,もともと基板キットだったものをリファインし,ケースまで用意したもののようです。

 基板キットというのは工夫の余地がありそうに見えて,昔と違って基板を分割したり回路を分けたり出来ないので,結局適当なケースに収めることも出来ず,実用性が落ちてしまうものですが,今回のキットは基板も筐体に合わせた専用設計をやり直しているようですので,使いやすく小さく収まり,テスター代わりになると考えても3500円なら買ってみてもよいでしょう。

 てことでカートに入れて決済完了。果たして連休直前に届きました。

 連休中はなかなか取りかかることも出来ず,伸ばし伸ばしになっていたのですが,目ざとく見つけた5歳の娘が毎日のように「オシロスコープ作った?作った?作った?」と聞いてくるので,プレッシャーに負けて,連休終盤の夜中に作る事にしました。

 久々ですね,こういう完成して当たり前の工作をするのは。説明書をよく読んで,決められた部品を取り付けていく楽しさ。これはこれで夢中になるものがあります。

 組み立て前の確認から完成まで2時間程度。幸いミスもなく一発で動いてくれました。上下ケースもきちんと勘合してくれて,ネジバカになったネジが1つだけ出てきた事は残念としても,それ以外はとてもうまくまとまってくれました。

 調整は高域と低域のレスポンスをトリマコンデンサであわせ込むのですが,完成させてからでは調整は出来ないので,何度も慎重にやったつもりでしたが,完成してみると高域がちょっと落ちていてしまいました。

 余っていた60MHzのプローブを繋いで矩形波で調整をしてみますが,これも調整出来るところまで追い込めず,いまいちな結果となりました。10:1のプローブが使えると,使い道が随分と広がるんですけどねえ。

 電源はACアダプタでは面倒なので,これも余っていた006P型のNi-MH電池を使うことにしました。内蔵できないので背面にベルクロで張り付けています。でもなかなか収まりが良いです。

 早速娘に見せると,ふふふと笑いながらボタンをおして,つまみを回し,遊んでいます。なにがおもしろいのやらと思うのですが,こういうものに免疫がないというのはさすがに子供らしく,これで1つの関門を越えたかなと思いました。(なんの関門だ?)

 完成後,きちんとした評価はしておらず,測定結果が信用出来るか,どのくらいの範囲で使えそうかがはっきりしていないので,実戦投入はしていません。感触では,オーディオ帯域でもややあやしく,出てきた波形がどれくらい実際と異なっているかを心得ておく必要があると思っているのですが,それはまた後日。

 機能的なところで,随分良く出来ているなと思ったところも多かったので,それをいくつか書いておきます。

 まずそのコンパクトさです。以前からLCDを使った簡易オシロは,キットや完成品を問わず出ていたのですが,綺麗にまとまったオシロとしてはかなり小さい部類でしょう。手のひらサイズでどこにでも置けて,さっと片付けることもできます。

 小さい割にはUIも良く出てきており,操作に困りません。操作感も悪くなく,サクサクと動いてくれます。画面も見やすくて,楽しく測定できると思います。(この楽しくと言う要素はとても重要で,楽しくない,苦痛という事態は,あらゆる作業の質を低下させますし,意欲を削ぐものです。)

 で,基本機能ですが,帯域が狭いことを除けば,いっちょ前に通常のオシロスコープと変わりません。入力はAC/DC/GNDの切り替えが可能ですし,垂直感度は5mV/DIVですので,特に困ることもないでしょう。

 水平軸は10us/DIVが最小なのですが,これだと50kHzから100kHzくらいの波形を確認するのが精一杯でしょう。

 帯域幅が200kHzということですが,実力はもう少し低い印象です。矩形波の観測ではざっくり10倍の帯域がいりますので,前述の掃引速度からも,用途としてやっぱり20kHz程度の音声帯域の観測に限定されるのではないかと思います。

 しかし,トリガは結構切れ味が良くて,UpとDownのエッジも切り替え可能,トリガレベルももちろん可変できるので,欲しい波形をスパッと取り込めます。これでノイズ除去や高域除去があれば本格的だったんですがねえ。

 もちろんノーマル,シングル,オートの3つのモードを選べますので,単発現象も拾えます。

 波形の取り込みを止めることも出来るので,デジタルオシロの便利さは損なっていません。トリガボタンの長押しで,トリガレベルを50%にする機能があるのは,実際に使ってみるととても便利な機能で,よく考えてあるなあと思いました。

 プローブ調整用の1kHzの矩形波も出ているので,きちんとした波形を見ることが出来ますし,なにより,測定前には調整するという基本的な習慣を身につけることができるところが,こういうところをおそろかにしないという点で好感が持てます。

 使っていると,リードアウトとカーソルがないことにがっかりして,これでこれはもうゴミだなあと思っていたのですが,説明書を読むと電圧や周波数の測定値の表示が出来る事がわかりました。

 試してみると,やや波形にかぶりがちですが,とても綺麗にまとまっており,一発で波形と各種測定値が一覧できる便利さに,最近のオシロと同じ利便性の高さを感じました。

 実際,カーソル機能は,こうした測定値を手動で見るために使われていたケースが多いので,最初から一覧で出してくれれば,そんなに必要になることはありません。確かに,オマケでいいからカーソルは欲しいのですが,これはまあ,将来に期待しましょう。

 それと,セットアップの保存が出来ません。これは結構残念で,前回の測定状態が再現されることと,測定を新たに仕切り直ししようとした時を,両立するために有益な機能だったりします。

 これも簡単な機能なので,アップデートされるかもしれないですね。

 写真は,ファンクションジェネレータで生成した「ハート型」の波形を,TDS3054Bとこのミニオシロで表示させたものです。生意気に,けどけなげに,同じ波形を出してくれていますよね。感心感心。

 さて,可愛い外観にしっかりそろった基本機能と使いやすさで,なかなか見込みのあるこのミニオシロキットですが,実用性はと問われると,やっぱりちょっと疑問符が出ます。

 これは私に限った話なのかも知れませんが,音声帯域で波形を見たい事って,あんまりないのです。デジタル回路では最低でも10MHzくらいきちんと見えてくれないといけないし,トリガの条件もあれこれと駆使しますので,これでは物足りません。

 音声帯域で波形を見るのは,発振の有無を確かめるとか,ノイズや歪みをぱっと見るくらいなのですが,発振を見るには20kHzでは全然足りませんし,ノイズや歪みは波形で見るより定量化できるオーディオアナライザを使いますから,あんまりうれしくありません。

 正弦波か矩形波かなんてのは音を聞けばわかるし,やっぱり音声帯域を可視化することの意味って,あんまり見いだせないのです。

 唯一,シリアルポートの確認に使うことがあるなと思いましたが,これも最近は動く事が当たり前になっているので,波形をみて追いかけることなど,ほとんどしません。

 I2Cでも200kHz以上ですもんね。そう思うと,波形が出ますという面白さと,測定値が一揃い出てきますというテスター的な便利さくらいが,このミニオシロの価値なのかも知れません。

 ただ,3500円とちょっとした組み立ての手間で,ここまでのものが手に入るのは正直驚きです。オシロを学ぶ人にとっては,ここで得た知識と経験が上位のオシロスコープでも必ず役に立ちますので,この値段で初めてのオシロスコープが手に入ってしまうという事そのものが,価値であるのかもしれません。今の若い人は羨ましいです。

 純粋にかわいいし,面白いものです。実用性云々は,野暮ってもんです。

 そういえば,私が始めて手に入れたオシロは,5MHz帯域の1現象で,リードアウトもカーソルもない,単純なものでした。

 当時バイトしていたデジットに入荷したいくつかのジャンク測定器のうち,どれか1つを買って帰りたいと店長に相談したところ,ちょっと高い(とはいえ5000円)けど,これがいいと選んでもらったものでした。

 当時はプローブのことも全然知らず,同期方式の違いもわかってなくて,気が付いたらそれがトリガ同期式だったという感じだったのですが,後日店長にトリガのツマミをどういじるのかを尋ねたところ,これが使いこなせたら一人前とニヤニヤされた覚えがあります。トリガがオシロスコープのキモである事を,その時知ったのでした。

 使いやすいものではなく,結局あまり出番もないまま,2465Aを手に入れてから他の人に譲ってしまったので手元にはありませんが,とても大事にしていた事はよく覚えています。テスターもそうなのですが,最初の1台というのは,心に残るものですね。

54645Dが壊れていた~完結編

  • 2017/04/25 11:07
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 毎日ちょっとずつ進めている54645Dのレストアですが,昨日ようやく終わりました。やり残した事もあるのですが,部品入手の都合もあるので,今回はここで一区切りです。

 まず,ファンの交換。元々のファンは風切り音だけではなく,コリコリというベアリングの劣化が進んできた時の音が耳障りになってきていますし,ファンは消耗品ですので私は積極的に交換するようにしているので,今回も交換することにしたと,前回も書きました。

 最近はPCパーツの静音化のおかげで,静音を意識したファンが簡単に入手出来るため,交換するだけで静かになるというのもありがたいです。

 で,交換したCFZ-80LAというファンは確かに静かだったのですが,風量が足りず,排気の温度が明らかに高くなっていました。それでも動くとは思いますが,コンデンサ類の劣化は言うに及ばず,長い目で見た時にASICの劣化も進むだろうと思いますので,やっぱりこれは風量を増やしておかないとまずいと思いました。

 そこで買い直したのが,高速タイプと銘打ったCFZ-80RAです。2800rpmで41.15CFMの風量で,そのかわり騒音も29.9dBと大きくなります。前回使った標準タイプであるCFZ-80LAでは2000rpm,2911CFM,19.5dBでああったことを考えると,風量アップに期待が持てます。

 交換した結果ですが,風量は期待した程ではなく,数字の上では2倍でも,3割増しくらいの印象です。その割には騒音は思った以上に大きくなり,音量もそうなのですが風切り音が大きくなっただけではなく,モーターが回る音も混じるようになってきました。かなりうるさいという印象です。

 でも,以前の劣化したファンに比べれば随分ましです。風量もオリジナルの方が大きいようで,風切り音ももっとしますから,これでいってみましょう。

 ケースを閉じると,そんな強い排気がでるわけではないのですが,確実に温度は下がっています。1時間ほど放置してみても,温度は上がっていないので,これなら安心です。音はそれなりに大きいので,交換前の「ファンレスか」と勘違いするような静かさはないのですが,オシロスコープで無音というのも違和感があって,私はこれでもよいと思いました。


 そして仕上げです。自己校正です。

 Verticalの校正はトリガの修理の時に出来る事を確認していますが,改めて行います。これも難なく終わり,次にDelayの校正です。やり方がよく分からなかったのでやってなかったのですが,今回はマニュアルをよく見て実行します。

 普段使いのプローブと,ロジックのプローブのCH0を正面の校正用矩形波の端子に取り付けて、校正を開始します。これで3つの入力の遅延のズレ(スキュー)が揃います。

 結果ですが,ばちっと揃いました。AD96687を交換した時には2nsほどのスキューがあったのですが,これが補正されて,CH1とCH2の波形がぴったり重なるようになりました。トリガレベルをCH1とCH2で同じにして,トリガのかかるタイミングを見ても,以前のようなズレが消えていて,綺麗に揃っています。いやはや,完璧です。

 
 ということで,これで54645Dの修理は完了です。まだまだしばらく使っていけそうです。今回,あちこち触って見ましたし,普段使わないような機能も動かしてみましたが,やはりいちいち使いやすいです。使っていてジワジワとうれしくなります。


 今回は,よく頑張りました。まさかトリガがかからないデジタルオシロを修理出来るとは思わなかったです。いつも修理が出来ると思うのですが,今回はたまたまラッキーで,次はこうはいかないでしょう。

 そう思ってはいても,成功体験は大きくて,壊れたらとりあえず調べるという癖が付いたことは,ひょっとするとパズルを趣味にしている人と同じ感覚なのかも知れません。

54645Dが壊れていた~一難去ってまた一難編

  • 2017/04/24 13:07
  • カテゴリー:make:

 ここで修理完了としてもよかった,HP54645D。でも,もうちょっと頑張ってより快適に使いたいと思うじゃないですか。そこでここから先,より快適に使うための改造を行う事にします。まあ,やらなきゃ良かったという話になるかも知れませんが・・・

(1)空冷ファンの交換

 54645Dには,12V,80mmのファンが付いています。空気を吸い出すのではなく押し込むタイプで,かなりの風量があります。エアフローはよく考えられていて,電源ユニットやCRTを冷やし,メイン基板のLSIの放熱器の直下にあいた廃熱口にまとまって吐き出されます。温度の低い順番に空気が流れていくように作ってあるのだと思います。

 ですので,外側のケースを外した状態では放熱されず確実にダメージを受けるだろうし,またそのケースに余計な穴が開いていたりすると,空気の流れが変わってアウトでしょう。空冷というのはなかなか奥が深い世界です。

 で,20世紀の商品にありがちなのは,ファンがうるさいということです。2000年以降,PCの世界では「静音」が1つのトレンドとなり,それまで無頓着にブンブン回っていたファンが,静かになるように工夫を重ねてきました。

 回転数を低く抑えて風切り音を小さくすること,回転数を調整してその時々の最低限の風量に制御すること,流体軸受けを使って騒音と振動を押さえること,そして羽根の設計を見直し風切り音を小さくするなど,様々な方法が実用化されています。

 ですので,20年前のファンを交換すると,その騒音の違いにびっくりします。ファンが回っているのかどうか分からない位に静かになり,ファンが作る騒音が以下に集中力を削ぐのかがわかります。

 もともと,20世紀のファンはボールベアリングの軸受で,回転数も大きく,10年も回していればゴロゴロと大きな音を立てるように劣化するものです。常時回転しているものでもありますし,信頼性の要ともいえるファンの交換は,静音化だけではなく故障の防止という大きな意味もあるのです。

 ところが,結構悩ましいのが,先程のファンの風量です。昔のファンの風量は大きいのですが,その風量が本当に必要なのかどうかが,わからないのです。PCパーツがどこでも簡単に買える世の中になったのでファンの入手は楽ですが,そのファンは昨今のPCの低消費電力化と静音化の流れで,どうしても風量が少なめになります。

 私が今回選んだアイネスのCFZ-80シリーズは,なんと4タイプあり,風量と騒音で選ぶ事になっています。秋月で売られていた200円のファンが手元にあったので,先にこれで試したのですが,やはり風量が少なくて不安があったために,CFZ-80シリーズのうち標準タイプを選んでみました。

 結果は,やっぱり風量が足りません。秋月で買ったものよりも少しばかり増えたかなという程度なのですが,あまりうれしくない結果になりました。

 まあこれでいいかと,交換して試して見ました。底面から出てくる排気は非常に熱く,これは心配です。しかし筐体そのものの温度は上がっておらず,きちんと廃熱は行われているようです。

 しかし,これから熱くなる夏場は心配ですし,ラックに押し込んでしまうとなお心配です。熱源はASICですから,ここが熱で劣化したり壊れると,取り返しが付きません。

 どうしたものかと悩んだのですが,結局高速タイプに交換することにしました。高速タイプが届き次第交換します。


(2)ロータリーエンコーダの交換

 CH1の垂直感度と掃引時間の切り替えのロータリーエンコーダの劣化がひどく,なかなか綺麗に切り替えが出来ない事がイライラの原因だったので,これを対策するために分解掃除をしたのが,今回のレストアのきっかけでした。

 エレクトロニッククリーナーのおかげでだいぶ良くなったとは言え,まだまだ快適にはほど遠いです。とはいえ,新品のロータリーエンコーダは入手出来ませんので,なんとかこれで行くしかありません。

 そこで閃いたのが,使用頻度の低いツマミと交換することです。

 早速やってみました。

 接着したフロントパネル固定用の爪がまた折れてしまい,途方に暮れたりしましたが,とりあえず再度接着してなんとかなりました。

 交換の結果は,やっぱり快適です。いいですねえ。

 ただ,交換されてしまった方は,ひどい状態です。使用頻度は低いとは言え,使った時に前後にウロウロされてしまえば,やっぱりイライラします。

 そこで,ダメモトで手持ちのロータリーエンコーダに交換してみました。民生品向けの24クリックのもので,1クリックで2パルス出るため,やたらと動きが速くなるのですが,仕方がありません。

 クリックありのものを試して見ると,やはり1クリックで2つ進んでしまいますから,これはさすがにダメです。そこでクリック無しのものを使って交換してみました。

 ちょっとの回転で動いてしまうので,操作感が大きく損なわれた感じはあるのですが,確実に動く事にはかえられません,

 しかし,ロータリーエンコーダは壊れやすく,しかし種類が多くて交換に適したものが毎度毎度手に入らず,困ってしまいます。なんとかならんもんでしょうかね。

 でも,これで気になった点の修理はすべて終わった,はずです。



(3)折れた爪の対策

 先程,フロントパネル固定用の爪が折れてしまい,再度接着したと書きましたが,なかなか大変でした。

 強く接着できるように折れた箇所に接着剤を盛ったのですが,これが邪魔になってフロントパネルがうまく固定できず,削って試して削ってを繰り返して,どうにかしたという,みっともない作戦を繰り広げました。

 これでそれなりに固定できたのですが,パネルに力をかけると,また爪が折れてしまうかも知れません。出来れば別の箇所に金属でパネルとシャシーを固定できれば安全です。

 そこで,キースイッチ基板を固定するビスで1mm厚のアルミのをL字に曲げたアングルを一緒に締め付け,これをシャシーにネジ留めすることにしました。これが非常にうまくいき,パネルのぐらつきもなくなりましたし,剛性感が出てきて気分もいいです。

 ただ,パネルに力がかかるとキースイッチ基板に力がかかりますので,壊れた時の被害が大きいでしょう。注意しないといけないですね。


(4)新しい問題

 自己校正を行って(これは後日書きます),ラックに収納していると,娘が様子を見に来てくれました。オシロスコープの修理が終わった話をすると,あれこれと触りたがっています。

 テストモードにある,キーとツマミのテスト画面に切り替えて,ボタンがあればとりあえず押す,ツマミがあればとりあえず回す,と言う人間の本能的な欲望を満たさせて上げようとしたところ,やはり根源的な欲求にはあらがえず,吸い込まれるようにボタンとツマミを動かし始めました。

 最初は問題なかったのですが,あるとき突然,ボタンが効かなくなったのです。

 おかしいなあと,電源を入れ直したところ,どうも見慣れないメッセージがチラチラと。それでも動いているので気にしなかったのですが,やはり時々ボタンがきかなくなることがあります。

 起動後設定が初期化されていることもあり,なにやらきな臭いです。

 よく見ると,起動直後に「キーが押されて起動された」とメッセージが出ているのに気が付きました。どうもキー周りのトラブルです。

 しばらくしてから修理しようと現象の再現を試みますが,なかなか出てきません。出てきたメッセージと同じ物がでるように,あれこれとボタンを押しながら電源を入れてみますが,同じ物は出てきません。

 ただ,ボタンを押して起動すると,設定が初期化されるんですね。

 しかし,なかなか現象が出ずにいたのですが,もしかするとパネル固定用にアルミのアングルが悪さをしているのかもと思い,分解してみます。大丈夫そうですが,念のためカプトンテープで絶縁して戻したところ,現象が出ました。

 アルミのアングルが原因ではないとして,なにが問題かを考えて見たところ,ロータリーエンコーダの交換に思い当たりました。

 交換した新しいロータリーエンコーダは,ピンの向きが逆だったので,基板に抵抗の足を取り付け,ここにロータリーエンコーダの足をハンダ付けしています。この抵抗の足をハンダで付ける時,ズルズルとパネル側に落ち込んでしまったのかも知れません。

 スイッチ基板を外してみれば,なるほど少し足が飛び出ています。そしてパネル側には,熱で出来たへこみも見つかりました。このパネルは輻射対策で,導電性の塗料が塗られています。テスターで確かめると,ほとんどゼロΩです。

 足を短く切って,さらにカプトンテープで絶縁しました。組み立ててからテスターで確認して,ここに問題がないことを確かめてから組み上げます。

 動かしてみると,問題なし。もう現象も出ません。これでようやく直ったようです。


 とまあ,なかなか一筋縄ではいかないのが,私の修理です。相変わらず鈍くさいなと呆れるのですが,悪くなっては良くなってと,行ったり来たりを繰り返して直っていくのは,楽しみでもあります。

 さて,残りの問題は,風量の大きな高速タイプのファンへの交換と,その状態での自己校正を行うことです。自己校正については,一度行ったところCH1とCH2のスキューも補正されることがわかったので,とても期待をしています。

 あまりいじりすぎると他が壊れてしまいますし,ほどほどにしておかないと・・・次で最後にしましょう。

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