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象印のコーヒーメーカー

  • 2015/01/06 13:51
  • カテゴリー:散財

 年末,習慣となっている朝のインスタントコーヒーを飲もうと思ったら,切れていました。買い置きの新しいものを棚から出して封を切ってみると,なんとそれはレギュラーコーヒーでした。

 いやはや,まいりました。キャンペーン中で安いと思って買ったコーヒーが,まさかレギュラーコーヒーだったとは。しかも2袋もあります・・・

 かといって,うちにはコーヒーメーカーもサイフォンも,ドリッパーのような簡単な道具さえも全くなく,無論ペーパーフィルターもありません。

 これは,そもそも私がレギュラーコーヒーを好まないという,変な嗜好を持っているからです。10年ほど前,無印でコーヒーメーカーを買いましたが,これが不衛生で手入れも面倒,その上美味しくないということで,すっかり毛嫌いするようになってしまったのです。

 以来,うちはインスタントです。いや,インスタントでも十分おいしいですよ。

 しかし,合計で800gもあるレギュラーコーヒーの粉を前にして,これはどうにか使わないといけないと,腕を組んで考えたのです。

 平日なら速攻で通販サイトを探したでしょうが,幸か不幸か冬休み。せっかくですから店頭で品定めをし,ワクワクしながら持って帰るのを楽しめる機会ですので,他の用事のついでに買ってみようということにしたのです。

 さて,用事が終わって,周辺のお店をウロウロします。怪しげなディスカウントショップがあったのでとりあえず入ってみます。

 コーヒーメーカーは売っていましたが,1980円と微妙なお値段。しかもぱっと見ると日本のパチモンメーカーのロゴなのですが,よく見るとそのさらに偽物です。

 どうせパクるならもっと一流のメーカーをパクれよと,ツッコミを入れつつ手に取ってみると,これで入れたコーヒーにはおかしな有機化合物や重金属でジュブジュブと染み出してくるんじゃないかと思われるような危険な香りがします。

 なんか,急激に「馬鹿にするなよ」という気分が頭をもたげて,他の商品を探してみます。

 一応、国産ブランドのコーヒーメーカーもあるのですが,いいなと思うものは品切れだったりして,ここで買うのはやめました。

 コーヒー専門店に行けばなにかあるだろうとぶらっと見ていると,ドリッパーは案外安いようです。しかしうちにはコーヒーサーバーもありません。そういえばヤカンもないです。いろいろ買いそろえると結構な値段になりそうで,あきらめることにします。

 お,サイフォンもあるじゃないか。いっちょやってみるか!

 実家では一時期,サイフォンを使っていたので,一私も使おうと思えば使えるのですが,値段がそれなりにすることを見てから萎えてしまいました。それに危険ですしそこまでこだわるわけではありません。これは,手間をあえて楽しむものですからね。

 となると,電気のコーヒーメーカーになります。しかし,この店には売っていないようです。残念。やっぱりコーヒー専門店には,コーヒー用品のメーカーのものしか売っていないようです。

 仕方がないので,家電を扱っているというスーパーマーケットに行ってみました。いや,こういうなんでもありのスーパーって,久しく行ってなかったので,とても新鮮な気分でした。食料品はもちろん,衣料品やオモチャもあります。このワンストップで揃う便利さは,小売店としての大きな魅力の1つだと思います。

 家電もそこそこ揃っています。コーヒーメーカーも何種類もあり,値段もそれなりに頑張っているようです。

 ほー,いろいろあるなあ。

 コーヒーメーカーは原理的には簡単ですし,随分昔からある家電品ですが,炊飯器がこれほど美味しくなっているこのご時世,調理家電の進化の波がコーヒーメーカーに波及していないというのは考えにくいわけで,私の期待はそこに並んだポップの文言に,否応なく高まっていきます。

 とはいえ,所詮はコーヒーメーカー。高いものを買っても仕方がないので,いろいろ悩んだ結果EC-AK60という象印のものにしました。なにやら濃度調整ができるらしいです。値段は3980円だったと思います。

 在庫無し,とプライスカードに貼られていたのに,その棚には在庫らしきものがあります。展示品かなあと思って見てみると,未開封の新品です。店員さんに聞こうと思いましたが,この広いフロアに一人しかいない上,お年寄りにつかまって走り回っています。

 仕方がないのでこれを手にとってレジに向かいます。レジも複数のお年寄りの攻撃を受けて修羅場と化しています。なんだか場違いな感じがしてきました。

 レジの近くにオモチャ売り場があり,娘へのお土産として「アナと雪の女王」のオラフの小さいぬいぐるみを手にとってレジに並びます。支払い前に「これ,勝手に取ってきましたが,いいですよね?」と一言確認すると,もちろんですと,いいお返事です。

 この日はカードで支払うと引き落とし時に5%引きになるキャンペーンをやっていたので,もう200円ほど安く買えたことになります。楽天あたりで買うのと同じ値段になるというのですが,スーパーもなかなか侮りがたいですよ。

 さて,このEC-AK60ですが,買って帰って「良く出来てるなあ」と何度も感心しました。

 とにかく黙って1度作ってみます。お,まずくない。これなら全然大丈夫です。

 2度3度と使っているうちに,便利だなと,よく考えているなと思う所がポロポロ出てきます。

(1)水を入れるタンクが外せる

 水を入れるタンクが外れるので水を入れるのがとても楽です。これまではサーバーに水を入れてタンクに注いでいたのですが,こぼしてしまうこともありました。


(2)フィルターのカップが外せる

 これは素晴らしいです。フィルターのカップが本体から外せるので,フィルターをセットする,豆を入れる,後始末もとても楽で,汚れる部分だけ取り外せて洗えるので衛生的と,この仕組みだけでもこの商品を買って良かったと思いました。


(3)サーバーを外してもカップからコーヒーが落ちてこない

 これも細かい事ですが結構感心しました。コーヒーが出来上がった時にサーバーを取り外すと,コーヒーのしずくがぽたぽたと落ちて,保温プレートを汚してしまうのが,私はとても嫌でした。

 この機種では,サーバーを外すと蓋が閉じて,カップからコーヒーが出なくなります。安全ですし,汚れません。素晴らしいです。


(4)マグカップ対応

 対応,といっても大げさなものではなく,タンクやサーバーの目盛りや,計量スプーンにマグカップ用のものが用意されているだけの話です。ですが,小さいコーヒーカップでちびちび飲むのは私の趣味ではなく,そこも従来のコーヒーメーカーを気に入らなかった理由だったりします。

 マグカップの目盛りがあることで,失敗なく量を調整出来るのはありがたいです。


(5)なかなかおいしい

 そして最後に,なかなかおいしいと思います。なにやらおいしくコーヒーを炒れるための工夫があるそうですが,私にはそれがどれほど貢献しているのかわかりません。しかし4000円という値段で,手軽に簡単にできるコーヒーとしては,十分においしいと思います。

 というか,コーヒーメーカーも,ここまで来てたのかという感じです。


 で,年末年始の間,朝とおやつの時間にコーヒーメーカーで炒れたコーヒーを飲む習慣が出来ました。娘の昼寝に付き合うとついつい一緒に寝てしまうのですが,2時間程度の睡眠の後の気だるい体をしゃきっとさせるのにちょうどいいんです。

 とはいえ,準備や片付けが面倒だとなかなか続かないものですけど,このコーヒーメーカーの進化の方向として,簡単手軽と言うのは,案外正しいなあと思いました。

 実のところ,このことで年末年始に飲むと思って大量に準備したビールがちっとも減らないという事態が起こっています。朝から飲むビールは,それはそれでおいしいものなのですが,飲んだ後の時間が使い物にならないという点で,コーヒーの良さを改めて見直した次第です。

久々のG-SHOESのさっと一品

 2008年に3Lの圧力鍋,WMFのパーフェクトプラスを手に入れてから6年,圧力鍋は私の良き相棒になってくれています。

 毎日使うほどではないにせよ,圧力鍋でないとできない料理もあるし,圧力鍋を使えば楽の出来る料理もあるので,手放せません。

 しかし,問題が1つ。3Lでは大きさが足りないのです。

 家族が増えた,翌日も食べるなど,作る量を増やさねばならなく鳴ったことが直接の原因ですが,じゃがいもなどを丸ごと入れる事が出来ずに,切る必要があったことも,やはり一回り大きな,深い圧力鍋が欲しいと思っていた理由です。

 ちょうど,パーフェクトプラスのパッキンや取っ手が劣化してきたこともあり,その部品を交換する時に,一緒にサイズの大きなものを検討してみました。

 すると,パーフェクトSという1ランクしたのものであれば,4.5Lのものが17000円ちょっとで買えるんですね。これは驚きでした。

 上位機種のパーフェクトプラスと比べて見ると,取っ手の材質が違うことと,付属品にスノコがつかないという点が大きいのですが,それ以外の基本性能に全く差はありません。使い方もお手入れ方法も一緒です。

 安全バルブは,2012年から日本仕様に変更されているという事で,おそらくパーフェクトプラスも変更されているのではないでしょうか。その点ではクラスによる差はほとんどないと言っていいでしょう。

 並行輸入物の可能性もあったのですが,結論からいうと,私が手に入れたものは国内正規品でした。もうこれだと何の問題もありません。

 ただし,パッキンは旧仕様のものがついてきました。現行のパッキンは形状と材質が改良され,さらに機密性が上がっています。これだけ別に買い直しても2000円ちょっとですので,私は早速部品を注文して交換しました。

 ということで,新しくついてきたレシピブックから,早速1つ作ってみたので,紹介しましょう。

 

・豚肉とごぼうの味噌煮(4人分)

[用意するもの]
 豚肩肉・・・300g
 ごぼう・・・150g(1本から1本半)
 しょうが・・・ひとかけら
 和風だし・・・300ml
 味噌・・・大さじ2
 みりん・・・大さじ2
 醤油・・・大さじ1
 酒・・・大さじ1
 砂糖・・・大さじ1


[作り方]
 1.豚肉は一口サイズに切る。肩肉ってこんなに脂がすごいとは知りませんでした。
 2.ごぼうを2cm程度の輪切りし,水にさらす。しょうがは千切り。
 3.材料を全部投入。フタをして中火で圧が上がるまで待つ。
 4.圧力が「強」になったら,5分間加圧。
 5.自然冷却が終われば,もうすぐに食べられる!

[注意]
 肩肉は脂がすごいので,間違っても汁をご飯にかけて食べたりしないこと。
 あと,和風だしは味を決める要素だが,普通にほんだしを水に溶かしてもよい。

 

 そういえば,五目豆のレシピも出ていましたが,以前ついてきたレシピとは違うものでした。新しいレシピでも作って見たのですが,これは以前の方が断然美味しかったです。

 あと,ビーフシチューを作ってみたのですが,いくらでも入るからと調子に乗ってじゃがいもを入れすぎました。水は1Lしか入れていないのに,じゃがいもがとけてしまい,1L以上の水かさになっていたのですが,おかげでシチュー味のマッシュポテトになってしまいました。何事もほどほどにしないといけません。


 大きさの違う圧力鍋を揃えたことで,いろいろ便利になることは間違いないでしょう。娘は小さいくせにごぼうが好きなのですが,圧力鍋で柔らかくしたごぼうは特に美味しいといって,食べてくれました。

 2つの圧力鍋を上手に使って,美味しく,効率よく,料理をしたいものです。

EWIデビュー

  • 2014/12/15 14:48
  • カテゴリー:散財

 何か新しい事をしたい,そういう刺激が欲しい時ってあります。しかし,迂闊に手を出すと,「やらなきゃ」という気持ちが負担になり,しんどくなるのも事実です。

 新しい事を楽しむには,2つの方法があることに気が付きます。

 1つは,すでに扱う事が出来る技術を持っている場合に,新しいものを買い,そのものが持つ面白さを堪能するもの。

 もう1つは,扱う技術も持っておらず,その習熟から始めねばならないもの。

 前者は,大人の楽しみ方ですね。経験豊富で出来る事もたくさんあるから,道具を買い換えてその違いを楽しむというやつです。自動車の買い換えなどはこれにあたるでしょうか。すでに習熟しているのですから,手に入れたらすぐに楽しめます。

 後者は子供の頃には,何をするにもこういう状態だったことを思い出します。見る物聞くものみな新しいもので,それはワクワクするものあれば,イライラしたり,がっかりしたりと,いろいろです。

 これを大人になってからやるというのは,なかなか冒険です。まとまった時間が必要で,しかもどれだけの時間がかかるか分かりません。

 久々に,そういうワクワクが欲しいと思った時に,私が選んだのが,新しい楽器の練習です。

 私は管楽器には全く手を出しておらず,知識として知っているだけで体験した事はありません。義務教育でリコーダーをやったくらいです。

 以前から,管楽器をやってみたいなと思っていましたが,高価だし音は大きいしアンサンブルをするチャンスもないしで,結局ここまで機会に恵まれませんでした。

 そんなある日,たまたまEWIが安くなっていることを知ってしまったのです。

 EWIはアカイが電子楽器をやっていた時代から作っているウインドシンセサイザーです。海外メーカーが撤退し,アカイが電子楽器を別会社に移管してからも,ヤマハと共にウインドシンセサイザーを続けています。

 かつては高価で扱いにくかったウインドシンセサイザーですが,今は音源も内蔵され,電池で動いて,軽くて扱いやすいものになっているんですね。

 EWIについては,最新のEWI5000というモデルがありますが,これはPCM音源にワイヤレス機能を持つと言うことで,専用のアナログシンセサイザー音源と一体で使う事が前提だったEWIとしては,新しい世代のものになった感があります。

 1つ前のEWI4000Sは,3000シリーズまでのアナログ音源をデジタルのモデリング音源にして内蔵したという,言ってみれば従来型EWIの最終形態と言えるものですが,どうも商品の入れ替え時期と重なっているようで,価格改定されて6万円という値段に下がっています。

 調べてみると,昨年あたり,円高の影響もあってか並行輸入物が5万円台で入ってきたことで,10万円で売っていた国内代理店がだいぶ困ったとのこと。新製品が出たタイミングで,値段を引き下げるというのは,私から見るとなんと自然で良心的なものかと思います。

 59800円という価格も安くなったなあと言う印象ですが,これがカメラ量販店だとさらに10%のポイントがつくので,実質54000円ほどです。これなら並行輸入物の値段にも十分張り合えるんじゃないでしょうか。

 ということで,しばらく悩んだのですが,結局買うなら今だろうという事で,ぽちってしまいました。土曜日の午前中に注文,日曜日の午前中に届くという感じでした。

 まだ数時間しか触っていない状態ですが,ファーストインプレッションとしては,思っていた以上に吹ける,ということでした。

 EWIの先輩方がいろいろとアドバイスを書いて下さっていますが,私も相応の覚悟をしていたのです。しかし実際には案外なんとななってしまっています。


(1)息が抜けない

 本物のサックスをやっていらっしゃる方からすれば,EWIの息の抜けなさはかなり大変らしく,マウスピースを噛んだ唇の両側に隙間を作って,ここから息を抜くというテクニックが必要となるんだそうです。

 で,ここからよだれがボトボトでるということで,これを吸い込むようなゴムバンドを取り付けたりするプレイヤーもいるという話ですが,私はどういうわけだか,最初からこれが自然に出来ていて,息が吐けずに苦しい事もなく,唇の隙間から息を適度に抜くことも出来ていて,よだれも全然出てきません。

 その代わり,マウスピースを噛んでビブラートをかけるのがちょっと難しいなあと感じています。


(2)オクターブローラー

 EWIに定番の壁として,オクターブローラーに慣れることがあります。確かに,オクターブローラーには常時触れていないといけないですし,オクターブローラーの操作無しで演奏出来る音域が狭いことを考えると,これはマスターしないといけないものです。

 とまあ,心して練習を始めて見ましたが,案外どうにかなるものです。まず基準となるオクターブにしっかり固定できるように,1オクターブ分の運指をひたすら練習。

 その後,範囲をオクターブ広げてさらに練習。この時オクターブローラーをスムーズに操作できるように繰り返し練習します。

 また,Cスケールだけではなく,FスケールとGスケールも練習し,必ずオクターブローラーを操作するようにします。

 こうしていくと,それなりに吹けるようになりました。


(3)タッチセンサ

 本物のサックスを吹く人にとっては,キーがタッチセンサ担っていることに違和感があるんだそうです。指を置くだけでONになるのですから,キーから指を放さないといけないというEWIは,確かにサックスとは違う流儀が必要になりそうです。

 しかし,これもリコーダーと比べてみれば,触っていればONになるという点で,同じなんですね。実際リコーダーの感覚だと,本当に違和感がありませんでした。

 もちろん,まだまだ速く吹くことは出来ません。しかし,タンギングとうまく同期させれば,結構楽しく吹けるものです。


(4)ピッチベンド

 実は,ピッチベンドは簡単にできるものと思っていました。キーボードでサックスやリードシンセをプレイするときに,ピッチベンドをつかって演奏することに何の抵抗も障害も感じていないし,頭の中で鳴っている音を再現するのに手が勝手に動くくらいの感じになっているので,きっとEWIでも大丈夫だろうと思ったのです。

 ところが,これが思った以上に厳しいのです。

 もちろん,その操作が難しい(ピッチベンドプレートに触れるという操作)こともありますが,一番危機的だと思ったのは,ピッチベンドをかけなくても,違和感を感じないという点です。

 その点でいえば,ビブラートもあまり必要性を感じず,どちらかというと息の強弱で変化出来る音量と音色だけを操っていれば,それで問題がないと感じてしまっているのです。

 これは,私の頭の中では,ピッチの変化が鳴っていないということです。

 ということは,私はEWIをピッチの変化する楽器,つまりサックスのようなものではなく,リコーダーのようにピッチの変化がない楽器として吹いているということです。

 これでは,進歩がありません。なんといっても,頭の中で音が鳴っておらず,違和感も感じず,本当はこうしたいのに,という目標も置けずに終わってしまいます。

 そうかといって,頭の中で出ていない音を無理に操作だけで演奏するというのは,どうしても白々しいものになりますから,私の場合練習で解決すると言うよりも,EWIの音と表現力をしっかりすり込むことから始めないといけないです。


(5)音色

 アナログモデリングということで,アナログに近いいい音が出ていると思いますが,これは先輩達が指摘しているように,音の太さはちょっと寂しいです。アンサンブルをしたら,きっとギターに負けてしまうでしょうね。

 音色リストとしては,EWI4000SWで新たに追加された音色に素晴らしいものがあります。宮﨑さんが本気で作ったという,彼の名前を冠した音色名はどれも素晴らしく,実践的です。曲名を関したあの音色もよく出来ていて,息の強弱に対する音色の変化が小さいこともあり,初学者の練習にもぴったりのような気がします。

 てな感じです。

 リコーダーと思って吹けば,1時間ほどで吹けるようになる,あとはひたすらいろいろなスケールを繰り返して練習する,そしてそれがまた結構楽しかったりするので,ちょっとした時間で随分遊べるなあというのが,印象です。

 ただし,リコーダーですから,前述のようにピッチの変化を付けて吹こうと思わないので,EWIという楽器で考えてみると,表現力不足があるように思います。これもまあ練習あるのみ,ですね。

 しかしながら,EWIの他の人の演奏を見ていると,ここまで出来ないといかんのか,とため息が出ます。まだ鍵盤で演奏した方がよほど速く演奏が出来るレベルですから,EWIの個性を発揮できるようになるまでは,やっぱり辛抱して練習かなと思います。

 そうそう,そうですよ。そもそも,その練習を楽しもうと思って買ったのに,最初からうまく演奏出来たら,つまらんじゃないですか。

野菜工場を我が家に

  • 2014/12/01 15:44
  • カテゴリー:散財

 生活環境の構築という大きなテーマには,ほぼやるべき事を終えた昨今ですが,何か1つ忘れているような気がしていました。

 水耕栽培です。

 狭い土地なので,庭になにかを植えるという事は出来ないのですが,小さい子供もいることですし,できれば種を蒔き,芽が出て,わさわさ生えてきた葉っぱを食べるという一連の流れを,長い時間軸で体験してもらうことは良いことだろうと,思っていました。

 そもそも水耕栽培は,土の代わりに水を使うものですから,太陽の光が届かないといけないわけですが,これを人工光にするにはお金がかかるため,あまり現実的ではなかったと思うのです。

 白色のLEDの登場は,まさに植物工場における人工太陽を現実にしたといってよく,その低消費電力っぷりと長寿命っぷりで,ようやく実現した世界だと言えます。

 能書きはどうでもよいのですが,数年前に引きこもり達の間でちょっとしたブームになったのが,ユーイングのGreen Farmでした。約2万円の商品ですが,早くしっかり育ち,何度も収穫できるとあって,あちこちで目にしたものです。

 これなど,考え方そのものは最新の野菜工場と同じで,養分を溶かした水をポンプで循環させ,タイマー制御でLEDの点灯と消灯を管理,風の代わりにファンを回して空気を入れ換えるなど,良く出来た機械だなと思っていました。

 ただ,ちょっと大きいというのが私の印象で,もう少し小さなものがあればいいのになと思っていました。

 そうすると見つかるものですね。Green Farmの新機種に,Cubeというのがありました。

 見た目はそう,まるであのPowerMacG4Cubeのようです。

 大きさも30cm四方あれば設置できるようですが,高さが17cmまでという事ですので,背の低い植物しか育てることが出来ません。まあそれは仕方がないでしょうね。

 タイマーは16時間固定で,ファンは回りっぱなし。ポンプはありません。しかし,定期的な水の交換なども必要がないようで,とにかく1ヶ月放置しておけば,収穫出来るというのがすごいです。

 お値段は約1万円。実際には9000円程度で手に入ります。他のモデルとも比較しましたが,割り切って使うならこれが一番と,購入しました。

 届いてすぐに行ったのは動作チェックです。

 電源を入れるとLEDが思った以上に明るく光ります。サングラスをして発光面を見ると,あれ,2箇所LEDが消えている部分があります。不良に当たったと,ここで一気にテンションが下がります。

 こういうことは一人で考えていても解決しないので,メーカーに確認することにします。あいにく土曜日ですので,サポートページのフォームから問い合わせです。きっと月曜日に返事が来るだろうと思っていたら,日曜日に来ていました。

 結構ぶしつけな感じのメールでしたが,要するにこの2箇所は,常夜灯モードで電球色に光るLEDなので,通常モードで光らないのは正常という事でした。うーん,取説に書くか,WEBに書いて置いてくれればいいのになあ。

 実は,回答が来る前にあれこれいじっているうちに,光っていなかったLEDが電球色に光ることを確認していたので,不良ではないことはなんとなくわかっていたのですが,これがはっきりしたという感じでした。

 ということで,とりあえず不良でないとわかりましたから,早速種まきです。

 説明書はとても詳しく,これで失敗する人などいないだろうと思うほど丁寧ですが,決して冗長になっているわけではありません。

 水を容器に入れ,液体肥料を投入します。いかだのような穴の開いたプレートにスポンジをねじ込み,容器の上に浮かべます。

 そして付属のバジルの種を2粒ずつ,スポンジのくぼみに蒔きます。種まきは娘にやってもらいました。

 そして本体を被せて,電源を入れておくだけです。簡単です。

 数時間後には,種が2つに割れていました。水を吸って種を保護している部分が剥がれて,種が露出したのでしょう。これで種にスイッチが入り,光のある方向を目指して芽が出るはずです。

 芽が出るまでと,芽が出てしばらくはゆっくりとした変化らしいのですが,その後グングン成長するという事なので,とても楽しみです。娘にとっても,自分の蒔いた種が芽を出し,やがて食べるようになるという体験は,すぐに意味が分からなくとも,面白いものであると感じるでしょう。

 さて,お試しキットでうまくいくのは,まあ当たり前の話です。

 私の次の目標は,やっぱりミニトマトです。

 最近は背の低い品種があるそうで,これを使えば小さいトマトがもぎたてで食べられるはず。トマトはなんだかんだで高価ですし,備蓄が難しい野菜ですから,必要な時にぱっと収穫し,それをそのまま食べるというのは,実にうまい方法です。

 なにせ相手は生き物です。焦らず楽しくやっていこうと思います。

私の夢,300dpi

  • 2014/11/05 16:39
  • カテゴリー:散財

 Kindleの2014年モデルの最上位機種,Kindle Voyageを買いました。幸いないことに発売日である11月4日に届きました。

 購入したのは最も安価なモデルである,WiFiモデルでキャンペーン表示ありのものです。それでも価格は21480円です。

 ここのところの円安と消費税アップという2つの要因で,この手のガジェットの値頃感が変わって来つつあるなあと思う昨今ですが,海外で$199のこのモデルが,日本でこの値段というのであれば,私は非常に良心的だと思います。

 なんだかんだで毎年Kindleを買っている私ですが,今回のKindle Voyageはまさに躊躇なく購入に至ったモデルです。十分な性能を持つKindle Paperwhiteの価格の2倍もする高額な電子書籍端末で,見送りという人がちらほらといる中で,私が迷わず購入した理由は,300dpiが私の夢だったから,です。

 いや,すでにLCDの解像度が300dpiを越えていることは承知しています。ですが,高コントラスト,紙と同じ反射型のデバイスである電子ペーパーで300dpiというのは,1つの目標だったと思うのです。

 電子ペーパーが世に出たとき,それは名前の通り紙を置き換えるものという期待が込められていました。色にしてもコントラストにしても,反射型であることも含め,そのスペックは紙,当時でも新聞紙程度の性能は持っていたのです。

 しかし,唯一紙にかなわず,そして当面紙を越えられないであろうと思われたのが,解像度でした。

 人間の目の分解能は,300dpi程度の解像度の印刷物で飽和するそうで,それ以上解像度を上げてもあまり意味がないと言われています。そもそも,180dpiという解像度が10ポイントで漢字を省略せずにきちんと表現出来るギリギリの解像度として選択されたものでしたが,この300dpiという数字は人間の視覚から選ばれた数字なのです。

 当時の電子ペーパーは300dpiは言うに及ばず,180dpiにさえも手が届かないものでした。こうなると,いかに紙に近いディスプレイと言われてても,印刷物には到底及ばないわけで,最初からユーザーに「我慢と妥協」を強いるものになったいたのです。

 さらに悪いことに,この解像度は電子ペーパーそのものの物理的な制約と言うよりは,電子ペーパーをドットマトリクスで駆動するための仕組みに起因していました。簡単に言うと,この仕組みはLCDのものと同じなのです。当時のLCDの最高解像度がようやく300dpiを越えるかどうかというレベルでしたから,これが電子ペーパーにおりてくるのは絶望的でした。

 あれから10年,ようやく私は300dpiの電子ペーパーを持つ電子書籍端末を手にしました。実に感慨深いです。そう,この電子書籍端末は,やっと紙に印刷された「印刷物」に並んだのです。これは本当に,私の夢でした。

 この間,電子ペーパーは解像度だけではなく,表示品質を高め,さらにコントラストも向上させ,十分に紙の代わりになりうるだけのポテンシャルを手に入れています。これらと相まって,おそらくKindle Voyageは私の期待に応えてくれるはずと,予約開始と同時に注文をしたというわけです。

 6インチのディスプレイで300dpiということですの,ピクセル数は1440x1080ドットです。数字だけを見るとHD解像度にも達していませんが,6インチなら文庫本は十分収まります。つまり文庫本を300dpiでスキャンすれば,そのままドットバイドットで表示出来てしまうだけの能力を持っています。コミックもそうですね。

 ハードカバーの文芸書も,余白を切り落とせばほぼ収まります。これが300dpiで表現出来るのですから,Kindle Voyageは持ち歩きが現実的に可能な本の大半を,印刷物と同じと見なしていいだけの表示品質で扱えるようになったといえます。

 高品質なベクトルフォントをこの電子ペーパーに表示することは,つまりレーザープリンターで印刷物を作ることと同じです。スキャナーで取り込んだ本をこの電子ペーパーで表示することは,つまりコピーを取ることと同じです。

 ようやくここまできました。

 で,早速使ってみました。先に書きますが,素晴らしいです。高価な端末なので持ち歩くのは当面ひかえようかと思いましたが,その表示品質の高さに私は虜になり,もう2013年モデルのKindle Paperwhiteを使う気にならなくなってしまいました。

(1)表示品質

 300dpiのCatraは,やはり伊達ではありません。216dpiのPaperwhiteと比べて見るまでもなく,文字の潰れがほとんどなく,線がくっきりと出て本当に印刷物のようです。

 Paperwhiteでは画数の多い漢字は潰れてしまい,一部濃淡で表現している部分もあるのですが,この濃淡が全体のコントラストを下げる要因になっています。これがVoyageでは濃淡で潰れた線をごまかすことなく,きちんと線として表現出来るので,無理に濃淡に頼ることがありません。従って,全体のコントラストの低下もありません。

 普通に使ってもその違いはよく分かりますが,ルーペで拡大するとさらによくわかります。もう紙を見ているような錯覚に陥るほどの表示です。


 そして,色調も良く整えられ,ムラもほとんどなくなったフロントライトも,表示品質の向上に大きく貢献しています。Paperwhiteも2012年モデルと2013年モデルで色が違っていたりしましたが,Voyageのフロントライトはこれまでのもののなかで,最高のものだと思います。色は限りなく純白に近く,輝度ムラもありません。

 電子パーパーにおけるフロントライトは,暗いところで明るくする補助光ではなく,白をさらに白くする,コントラスト向上のためのものです。ですから,明るいところでは明るく,暗いところでは暗く点灯するように設定します。

 ですが,この輝度の調整がなかなか難しく,周囲の明るさと紙の反射率から我々の目に入ってきた時の明るさにあわせ込むのがなかなか面倒です。しかも周囲の明るさが変わると極端に見え方も変わって来ますから,こまめな調整も必要です。

 フロントライトの基本性能の向上と共に,私がよいと思ったのはフロントライトの輝度調整が自動になったことです。この手の自動調整というのは案外使い物にならないもので,結局手動調整に頼ることになるのが常ですが,今回は違います。

 周囲の明るさが変化しても,紙に近い見やすさを維持出来ており,寝室でも屋外でも自動で調整してくれることがとても便利です。

 もう1つ,表示品質に貢献しているのが,段差のないフラットな画面です。フレームと画面の間の段差がなくなり,1枚のノングレアのガラス板になりました。

 ディスプレイも奥に引っ込んでおらず,表面の硝子の真下にある感じです。これが,まるで店頭展示用のモックに紙を貼り付けたものと見間違うほどのリアリティを生んでいます。特に少し斜めから見たときの表示品質の高さには感激します。

 このこのことによる没入感は想像以上のものがあり,Kindle Voyageをテーブルにおいて離れて眺めてみると,それはもう印刷物といっても見分けがつきません。

 本当に素晴らしいです。


(2)全体の質感

 軽くなりましたし,やや小さくなりました。薄くなった事もあって,手で持つのが随分楽になりました。Paperwhiteに比べると剛性感がなくなって,倍の価格の商品として少々がっかりしますが,決して悪くはありません。

 悲しいのは背面の上部にある,つやつやのプラスチック部品です。おそらくWiFiや3Gのアンテナが収まっているのだと思いますが,指紋も目立つし,傷も付くのでわざわざつやありにしない方がよいなと思いました。

 私の場合,この部品に成形時のヒケがあり,つやがあることで余計に目立ってしまいます。これは残念です。

(3)データの作り方

 ダウンロードコンテンツはよいとして,私の場合自炊したコンテンツを読む事も多いので,そのデータの作り方が非常に重要です。

 Kindle Paperwhiteのころから,私は「かんたんPDFダイエット」を使っています。かつては頻繁にアップデートがあったのですが,ここしばらくは更新されず,昨年10月のバージョンか最新のままです。

 正直なところ,アップデートによってついた機能が邪魔だったり,画像の品質が落ちたりと,更新を素直に受け入れることが出来なかったのですが,この1年はそういうこともなく平和でした。

 ですが,設定に最新の端末が追加されない状況はちょっとだけ問題で,仕方がないので自分でKindle Voyage用の設定を組み込みました。といっても,解像度に1440x1080を加えただけです。

 ただ,この1440x1080という解像度は,amazonの公式資料にはなく,いくつかの記事に出ていた推測の値に過ぎません。実は1439ピクセルだったり1081ピクセルだったりするかも知れず,そういう場合はドットバイドットでは表示されないことになるので,表示品質が大きく低下する可能性があります。

 あれこれ悩んでいても仕方がないので,とにかくこの設定で処理をしてものをKindle Voyageで表示させてみました。結果は上々で,おそらくですが,きちんとドットバイドットで表示されています。階調の表示の適切で,まさに紙に印刷したかのような美しさです。

 ただし,データの量は2倍近くになりました。解像度が300dpiになったことで約1.4倍,これがピクセル数で縦と横にかかってきますので約1.96倍。計算通りです。

 データの量が2倍になったと言うことは,同じストレージに半分しか入らないという事になりますので,ここはとても残念です。

 せっかく高価な最高級の電子書籍端末として登場したのですから,データの増加分にあわせてストレージも倍にして欲しかったと思います。今どき8GB位のストレージを積むのに,そんなにお金もかからないと思います。唯一の不満です。


(4)操作について

 電源ボタンの位置が下端から背面右側に大きく移動しました。別にこんな部分に動かす必要性はないと思うのですが,利便性ではなくなにか別の理由,設計上の制約などで動いたんじゃないかと思います。慣れればなんということはないですが,あまり便利とは思いません。

 従来通り,画面のスワイプで操作もできますが,Kindle Voyageの特徴の1つとして,専用の送り/戻しのエリアが出来た事があります。

 送りと戻しのエリアが画面の左と右それぞれに用意されています。左利きでも右利きでも不便にならないようにという配慮は,かつてのKindle同様で好ましいです。

 面白いのは,このエリアを押してやると,バイブレータがぶるっと振動して,フィードバックがあることです。

 それも,回転型の振動モーターなどではなく,スマートフォンによく使われるようになった,リニアアクチュエータです。なかなか良い反応で,邪魔になりません。本をめくるときに振動とは,今ひとつピンと来ないものがありますが,もともとここにはクリック感のあるボタンを使いたかったのでしょうね。

 それが証拠に,画面をスワイプしてページをめくったときには,振動はおきません。

 個人的には,こんな振動はあってもなくてもよいと思うのですが,もし振動をさせるのであれば画面のスワイプでも振動して欲しかったなと思います。振動がボタンのクリックの代わりに限定されるというのは,ちょっと理解が難しいのではないでしょうか。

 ところでこの送り/戻しエリアの操作感ですが,悪くはありません。単なるタッチセンサかと思っていたので,触れれば反応すると思っていたのですが,さすがにそれではスイッチの代わりにならないと思ったのか,あるいは使いにくくなると思ったのか,結構正確な場所をぐぐっと押し込まないと,反応しません。

 こういう押圧を検知する仕組みは,それなりに普及してきたとはいえ,広く一般的に使われていて,ユーザーの習熟度が高まっているとは言えません。結局使いこなせず,画面のスワイプで済ませてしまう人が多いのではないかと思います。


(5)キャンペーンについて

 今回初めてキャンペーン表示ありのモデルを買いました。amazonのポリシーとしては,この手の広告を本文に入れたりして,本来の役割である読書を妨げるようなことはしないというのがあり,私はそれを信じたのです。

 確かに偽りなしで,読書中にキャンペーンの広告に患わされることは全くありません。これで何千円か安くなるなら全然構わないのですが,1つだけ気になる事があります。

 それは,電源投入時の操作です。パスワードによるロックを設定すると,電源投入時にパスワードの入力が必要ですが,この後さらに広告を飛ばすためにスワイプが必要になるのです。

 キャンペーンなしのモデルなら,パスワードの解除だけですぐに本文が表示されますが,ここに1つ操作が入ってくるわけで,これは気分的に結構重たいものがあります。

 まあ,今の段階では,その広告にも有用なものがあったりするので(1000円以下のkindle本の半額を割り引くクーポンの案内とか),必ずしも悪いものではないと思うのですが,これがamazonではなく他の業者の,下品な広告になってくると,追加料金を支払ってでも見ないようにする方法が欲しくなるかもしれません。


 ということで,Kindle Voyageですが,確かに価格は高いと思いますし,この値段でタブレットを買えばもっといろいろ出来ると言うもわかります。ただ,紙に印刷した本にこれほど肉薄した機器を,我々はかつて手にしたことがないわけで,全く新しい体験を期待するなら,この金額は実に意味のあるものになると私は思います。

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